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コロフ レス I~ ~ 附 パスコ

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(1)

オープンソースを利用した統合型空間分析システム

の開発

著者

村山 祐司, 尾野 久二

雑誌名

筑波大学人文地理学研究

27

ページ

71-105

発行年

2003-03

その他のタイトル

Development of Integrated Spatial Analysis

System Using Open Sources

(2)

オープンソースを利用した統合型空間分析システムの開発

村 山 祐 司 ・ 尾 野 久 二 *

1 はじめに 日 システム担え安 毘 インストール方法 N 機 能 IV-1 コロフ。レス I~ IV-2 グリッド(メッシュ) N-3 カルトグラム N-4 サーフェス(平滑化)ーカーネル密度推 〉こ N-5 検索 N-6 空間解析 N-7 地域分析 N-8 空間的自己相関 V 今後の課題 キーワード:GIS,教育,空間分析システム,オープンソース,統合型 I は じ め に 最近,計量地理学の成果と可視化技術の統合をめざすGeoComputationと呼ばれる分野が GISの世 界で注目を集めている (Longleyet al., 1998;Openshaw & Abrahart, 2000). この方面の研究は多岐にわ たるが,重要な研究課題の lつに空間分析用のプラットホームを構築することがある (Atkinsonand Martin, 2000). SpaceStatを開発した LucAnselinはその先導的役割を果たした一人であるが (Anselin, 1993),最近では英国Leeds大学の CCG (Centre for Computational Geography) や米国ペンシルベニア 州立大学のGeoVIST A Centerなどでも精力的に GeoComputationの研究が進められている.米国カリ フォルニア大学サンタパーバラ校のCSISS (Center for Spatially Integrated Social Science, http://www. csiss.org) の研究プロジェクトも関心を集め,ここでは世界各国で開発された空間分析ツールの情報 を集めインターネット上で公開し 世界的に高い評価を得ている. 人文地理学にとって有用な空間分析の諸手法が次第にGISに取り込まれつつあるが (Fotheringham et al., 2000; Lee & Wong, 2000 ;高阪, 2002),このような欧米の動向を踏まえ,本研究はオープンソー

スを利用した統合型空間分析システムを構築し,自本におけるGISの研究と教育に寄与することをめ ざしている. 本報告では,その第一歩として,筆者らが開発した統合型空間分析システムの試作品を紹介する. このシステムは,地図表示機能と統計解析ソフトを融合させ, GUIによって,面倒なコマンド入力な しに,ユーザが各自のデータを使って分析できるよう設計されている.空間検索,空間解析, TIN, ボロノイ,

O

包,カーネル密度推定法,記述統計,多変量解析, ESDA (探索的空間分析),ポイン

*

~附パスコ

(3)

ト・パターン分析,空間的自己相関分析,ニューラルネット分析などが可能で、ある. 本システムはWindows98

!M

e川T/2000広P上で動作する.用いたソフトはすべてオープンソースの フリーウェアである. ①GIS関連 GeoTools for Java (CCG開発のJava用GISエンジン), JTS (Java Topology Suite)(オーノ Tーレ イ解析モジュール) ②空間分析関連 R言語…統計分析用言語.商用統計分析ソフトSplusの ク ロ ー ン . 多 く の 拡 張 パ ッ ケ ー ジ が 存 在する(渡辺, 1994;上回, 2002 ;ヴェナブルズ, 2001).本システムは,プログラ ム本体(Java言語で作成)とR言語を統合し,以下のツールを利用することにより, GIS機能と空間分析機能とのTightなカップリングを実現する. JCOM…システム本体とRSTATサーバー間の通信ソフト(オープンソース). RSTATサーバー…JCOMとR言諮問の通信(独自関与を). E シ ス テ ム 概 要 第1 @は,開発した統合型空間分析システムの構成を 分析(基本統計量・ 田リ軒子析・園子分析・ クラスタ一分析・ ポイントパターン・ 空間的自己相関・ ニューラルネット) している. J¥ 第1図 システム構成区!

R

Eコ 三五 ロロ

(4)

本システムでは,データとしてESRI社のArcViewシェープファイルを処理できる.シェープファ イルは,以下の

3

つのファイルより構成される. . SHPファイル(拡張子“.shp")…図形情報 . SHXファイル(拡張子“.shx")…インデックス情報 (SHPファイルのインデックス情報) . DBaseファイル(拡張子“.dbf")…属性情報(地理行列) 国 31~情報は,ポイント,ライン,ポリゴンの 2 次元図形を格納している.属性情報は地理行列を DBase形式で格納したものなので, Excelで読み込め,データも容易に変更できる.なお,本システ ムでは, I~ 形情報と属性情報をリンクするために, DBaseファイル内にユニークな(他と重複しない) 整数型のIDのフィールドが含まれていることが必要で、ある. E インストール方法 このシステムは, CPUがPentiumIII以上(推奨),メモリー256MB(推奨512MB)以ヒ, HD20GB 以上のハードウェアで動作する.OSはWindows98

!M

e/NT4. OSP6a/2000広P.

I

統合型空間分析システ ム

J

の動作に必要なソフトウェアとその入手先を第1表に示す. 第1表 統 合 型 空 間 分 析 シ ス テ ム の 動 作 に 必 要 な ソ フ ト ウ ェ ア ソ フ ト ウ ェ ア 名

入 手 先

使用パージョン ]ava2SE

I

http://java.sun.com/j2se/1.3/ja/index.html

.3.1X以 上 R言 語

I

http://www.r-project.orgl

.6.1以 上 RDCOM

I

http://cran.r-project.orglcontrib/extra/dcom

I

0.99 第 21~ は R 言語 (Windows の最新版は,本報告執筆時点では1. 6.1)のホームページであるが,こ こからCRAN (The Comprehensive R Archive Network)(密の丸で囲んだ部分)をダウンロードする. 第2図 R言語のホームページ

(5)

RDCOMは, VisuaIBasicや VC+十などのプログラム言語で作成されたプログラム,あるいは Excelの VBAより, R言語の使用を可能にするアプリケーションである. R言語本体には,すでに多変量解析用のパッケージなどが含まれているが, TINや空間的自己相!誌 などの分析機能を実現するにあたって,いくつかのR言語の追加パッケージが必要になる(第2表). 第2表の 5つのパッケージにおいて, maptools以外は第 2図のサイトにある“contrib" ディレクトリ より入手できる.maptools は,以下のサイトから maptools.zipファイルを入手できる. http://spatial.nhh.no

!

R

I

D

eveV 第2表 統合型空間分析システムに必要なR言 語 の 追 加 パ ッ ケ ー ジ パ ッ ケ ー ジ 名 fields maptools splancs spdep tripack ファイル名 機 ム日レ︼ 付 p z p ‘ 3 ム p h 幻 -m A n . 幻 o s z に ふ 刀 に ひ d d 割 引 出 e a 1 1 i , G D a e 五 P A P A -口 ι u n s s t カ ー ネ ル 密 度 推 定 ArcViewシ ェ ー プ フ ァ イ ル の 読 み 込 み 最近隣法,

K

関数 空間的自己相関,ウェイト・マトリックス作成 TIN.ボロノイ図・凸包作成 以上がインストールされると,

I

統合型空間分析システムj の動作が可能になる.本システムは, 以下の3つのディレクトリより構成されている.なお,①のfactor1.r, fscore.r, varimax2.rは慶懸義塾 大学渡辺利夫教授が開発したものである (http://web.sfc.keio.ac.jp/-watanabe/adstatl.htm). ①ルートディレクトリ (geodbminer) geodbminer.bat

……

統合型空間分析システム実行用バッチファイル jcom.jar, jcom.dll ②)arsディレクトリ ]ava-COM通信用ソフト geodbminer.jar geotools.jar collections.jar support.Jar Jts.Jar Acme.jar jdom.jar 統合型空間分析システム GeoTools GeoTools用collectionsAPI xerces.Jar GeoToolsサポートプログラム ]TS (Java Topology Suite) ]TSサポートプログラム ]TSサポートプログラム ]TSサポートプログラム グラフ表示用パッケージ graph.jar ③rscriptsディレクトリ createMPolygonList.R

……

空間的自己相関用ウェイト・マトリックス作成補助スクリプト factorl.r

……

因子分析スクリプト(主因子法ーによる因子負荷量計算) fscore.r

……

因子分析スクリプト(因子得点計算) get.polys.R 空間的自己相関用ウェイト・マトリックス作成補助スクリプト

(6)
(7)

結びつける

I

D

用のユニークな項目を選択する(第

5

図). 第5留地!玄!とID頃自の選択 第 51~1 で,

r

適用jボタンを押すと,第

6

1

翠の地図が│地図表示

J

ウインドーに表示される.

I

F

し{列」 ウインドーの下には縮尺が表示される. 町一 l コロプレス I~ この機能は,地図データの数値属性の値に基づいて,色の塗りわけが可能なコロプレス!翠を表示す る(第7図). ここで,

r

地図選択j で表示したい地図を,

I

項目選択j で表示したい項目を,

I

表示選択タイプj で「等間隔

J

を,

i

階級数選択jで「階級値

J

を選択すると,第8図のコロプレス!翠が地図表示ウイ ンドーに示され,これに対正、した凡例が凡例表示ウインドーに表示される.表示される値は,各階級 の範

i

主!と度数分布である.なお,

i

表示選択タイプj には,

i

等間隔j のほかに「等サイズ

J

(第9@) と「自然階級分類

J

(第10図)が利用できる.

i

等間隔

J

は,各階級値のi憶を

i

可ーに設定する表示法,

f

等サイズj は lつの階級に収まる偶数を向数に設定する表示法,そして「自然階級分類j は非階層 型クラスター分析の一手法を用いて,各階級内の値と各階級の平均値との差の平方和を最小にする表 示法である. 「地図表示j メニューで,

i

円ドット図

J

メニュー項百を選択すると,円ドット図を作成すること ができる(第

1

1

1

翠).

N-2

グリッド(メッシュ) この機能は,読み込まれたシェープファイルをベースに,グリッドを生成する.

I

地 図 表 示

J

メ ニューで,

i

グリッド(メッシュ)作成j メニュ一項目を選択すると,第

1

2

図の「グリッド(メッ シュ)作成j ウインドーが表示される. 第 12 図のメニューで,地図(グリッド)名と背景地 I~ 名を選択し,次に XY の最小・最大値を入力

(8)

第6図 地図の表示 第8図 コロプレス図「等間隔jの表示 第10図 コロプレス図「自然階級分類jの表示 康匝扇臨調 卦惜の項目遺書竜 ふ る コロプレスo 第7図 「コロプレス図」表示 E盃

o

第9図 コロプレス図「等サイズ」の表示 第11図 円ドット図

(9)

し(デフォルトでは背景地図名のエクステントの値),最後に分割数を入力する.

r

実行

J

ボタンを1"111 す と ,第

1

3

図のグリッドが表示される.グリッドの色は乱数で、生成された値を使って,塗りつぶし たものである. N-3 カルトグラム カルトグラムは多種多様であるが

(

D

o

r

l

i

n

g

1

9

9

6

)

,本システムは連続型面積カルトグラムおよび 非連続型面積カルトグラムを表示する機能を有する(第14図). 「連続型面積カルトグラム」については,第

1

5

1

羽のウインドーで, 也:}

i

玄!と項目を選択し,最後に 1 1又束回数を入力して,

r

適用jボタンを押す.すると,第

16@

の連続型面積カルトグラムが表示され る.カルトグラムの表示までには多少の時間がかかる.第 171;g1 は í~1三連続型面積カルトグラム」ウイ ンドーであり,計算結果は第18図のように表示される.描画はほぼ瞬時である. 1¥1 -4 サーフェスド骨イヒ)ーカーネル密度推定 カーネル密度推定は,観測地点の属性において人口など1)~jí:1技量に適用する手法である.平均気温な ど連続量への適用には向いていない.連続量のポイントデータは 空間半iH1101](ド吋市)を使用する.逆 に,離散量のポイントデータに対して空間補間分析は向いていない.本システムのカーネル密度推定 は,属性のないポイントデータと離散量の属性をもっポイントデータを分析できる(第

1

9

図). 「カーネル密度推定j サブメニューを選択すると,第

2

0

図の「カーネル密度推定

J

ウインドーが 表示される.このウインドーにおいて,

i

地 図 選 択jでターゲットになる地図名を,

I

分布

l

U

1

数jで 「ガウス分布」または「指数分布jを選択する.さらに属性の利用に関して選択か未選択が選べる. 次にバンド111mを選択する.最後に,生成するグリッドの名前,グリッドの分割数,グ1)'/ドのセルサ イズを指定する.第

2

0

図は,ガウス分布で,属性を選択しない例を示したものである.第

2

1

1

z

.

1

に 行結果を示す. IV -5 検索 本システムは,空間検索と属性検索を行なうことができる.空間検索は

2

つのレイヤーを対象にす る.第3表のオペレーターをサポートする.

i

検索」メニューから,

i

空間検索

J

サブメニューを選択 すると,第 221;g1 の「空間検索」ウインドーが 1~8 く.第 231.z1 から第 301豆に,各オペレーターの例を示 す.

(10)

路樹踊翻盛源開嶋田幽圃圃圃曲目自由圃圃圃圃歯固園圃圃圃歯でT湖沼 第12図 グリッド (メッシュ)作成 第13図 グリッドの表示 媛議語調議幅醤副圃白歯 固 幽 圃 園 箇 酋 園 箇 箇 圃 園 町 商主

1

第14図 「カルトグラム」サブメニュー 第15図 「連続型面積カルトグラム」ウインドー 纏鵬臨調施戸司・・圃・・・・白血園自国圃幽幽士1雪作 第 四 国 連続型面積カルトグラム 第17図 「非連続型面積カルトグラム」ウインドー

(11)

第18図 非連続型面積カルトグラム 庭園田国語調 区亙IB 第20図 「カーネル密度推定

J

ウインドー 経遣総踊圃園田園周圃圃圃圃圃圃圃圃圃圃圃圃圃圃圃圃圃圃圃圃・...l.illぷ 第22図 「空間検索j ウインドー 盤轟 轟 韻 語 圏 掴 晶 ・ ・ ・ 田 園 田 園 圃 圃 園 田 園 田平j邸 第19図 「カーネル密度推定」サブメニュー 第21図 カーネル密度推定(ガウス分布,属性選択無し) 第23図 Icon凶insJの例(ターゲッ ト・ レイヤーが「駅」 でサブジェクト・レイヤーが「町丁J,黄色い 部分が選択部分)

(12)

第24図 I containedJの例 (黄色い部分が選択部分) 第25図 「αossJの例 (ターゲット「鉄道J,サブジェ 第26図 IdisjointJの例(ターゲツト 「茨城県J,サブ ジェクト「つくば市J) 理~' 第28図 iintersectsJの例(ターゲッ ト「茨城県J,サ ブジェクト「つくば市J) クト「町丁J) 第27図 IequalsJの例 (ターゲγト「茨城県J,サフ ジエクト「つくば市J) 第 四 図 ItouchesJの例 (ターゲット「茨城県J,サブ ジェクト「つくば市J)

(13)

第3表 空IBl検宗でサポートされているオペレーター オペレーター名 機 112 contams ターゲyト・レイヤーのフイーチャーをサブジェクト・レイヤーのフイーチャーが合む 場合,該当のターゲット レイヤーのフイーチャ を選択 contained ターゲyト・レイヤーのフイーチャーをサブジェクト レイヤーのフイーチャーが含む j揚合,該当のサブジェクト レイヤーのフイーチャーを選択 cross ターゲット・レイヤーのフイーチャーとサブジェクト・レイヤーのフイーチャーが交差 して共通部分をもっ場合,該当のターゲyト・レイヤーのフィーチャーを選択 disjoint ターゲット・レイヤーのフイ チャーとサブジェクト・レイヤーのフイ チャーが交212 もJ妾制!もしない共通部分をもたない場合,該当のターゲット・レイヤーのフイーチャー を選択 equals ターゲyト・レイヤーのフイーチャーとサブジェクト・レイヤーのフイーチャーが等し い場合,該当のターゲット・レイヤーのフィーチャーを選択 mtersects ターゲット レイヤ のフィーチャーとサブジェクト・レイヤ のフイーチャ が交差 して共通部分をもっ場合,該当のターゲット レイヤーのフイーチャーを選択 overlaps ターゲット・レイヤーのフイーチャーとサブジェクト・レイヤーのフイーチャーカ ~j免界 吉1)が接し,かつ,重なり合う場合,該当のターゲット・レイヤーのフイーチャーを選択 touches ターゲット・レイヤーのフィーチャーとサブジェクト・レイヤーのフィーチャーの境界 が接する場合,該当のタ ゲット・レイヤーのフイーチャーを選J尺 within ターゲット・レイヤーのフィーチャーをサブジェクト・レイヤーのフイーチャーが合む 場合,該当のターゲァト・レイヤーのフイーチャーを選択 属 性 検 索 で は , 論 理 式 に 基 づ き , 条 件 に 合 う 検 索 が 可 能 で あ る . 第31lz1の ウ イ ン ド ー で , 地 図 名 ・ 項 目 ・ 条 件 式 を 選 択 後 ,

n

1

主を入力し,

1

:

適用

J

ボ タ ン を

t

r

p

す . す る と , 第

3

2

1

1

1

の 地 図 が

J

前面され, 設 定 さ れ た 条 件 に 合 う 統 計 単 位 が 選 択 さ れ る . 町 一 6 S~11可解析 1 ) オ ー バ ー レ イ 本 シ ス テ ム は , 第4表のオーバーレイfiJIi:析機能をサポートしている.次ページのlZlは,オーバーレ イ の 概 念 を 示 し た も の で あ る .

I

空 閥 解 析

J

の メ ニ ュ ー よ り ,

I

オ ー バ ー レ イ 解 析jの サ ブ メ ニ ュ ー を 選 択 す る と , 第331玄 ! の 「 オ ー バ ー レ イ 解 析jウ イ ン ド ー が 表 示 さ れ る . オペレーター名 mtersectlOn difference symDi百erence 第4表 オーバーレイ解析のオペレーター 訂t nHり ノj umon ターゲァトレイヤーとサブジェクトレイヤーの共通部分 ターゲットレイヤーとサブジェクトレイヤーとの共通しない部分 ターゲットレイヤーとサブジェクトレイヤーとの共通しない古)う1子 ターゲットレイヤーとサブジェクトレイヤーとを結合

(14)

A.intersection(13) A.union(13) A.difference(13) 13.difference(A) A.symDifference(13) オーバーレイ解析の概念)j;()(Vivid Solutions (2002)) 第331翠 で , タ ー ゲ ッ ト お よ び サ ブ ジ ェ ク ト の 地 図 名 お よ び 空 間 オ ペ レ ー タ ー を 選 択 す る . 次 に , 「ファイル保存jボ タ ン を 押 し て 保 存 先 の デ ィ レ ク ト リ と フ ァ イ ル 名 (.shpの 拡 張 子 は タ イ プ し な い ) を タ イ プ し て , 最 後 に 「 適 用jボ タ ン を 押 す . 第34図 は lintersectionJ の 実 行 例 , 第 35[z]は rdi百erenceJ の実行例である. 2 )バッファー この手法は,点・市

R.

f

I

i

i

などの

I

Z

J

7

1

ラから等しい距離にある領域を{確定する.

I

空I7

1

J

jy平析

J

メニュー で, ,-バッファ

-J

メニュー項13を選択すると, Iバッファ -J ウインドーが表示される.地 I~I 名およ び、バッファーサイズ(バッファーの半径)を選択する. 次に,

I

フ ァ イ ル 保 存jボタンを

t

l11し て , 保 存 先 の デ ィ レ ク ト リ と フ ァ イ ル 名 (.shpの拡張子はタ イ プ し な い . タ イ プ し た 場 合 エ ラ ー に な り , 地 図 が 表 示 さ れ な い ) を タ イ プ し て , 最 後 に 「 適 用jボ タンを1"111 す.実行結果の例を第 361~1 (ポイントのバッファー)と第37[z] (ラインのバッファー)に 示す. 3 ) デ イ ゾ ル ブ 「空11¥1解析jメニューで, Iデ イ ゾ ル ブjメ ニ ュ 一 項 目 を 選 択 す る と 「 デ イ ゾ ル ブjウ イ ン ド ー が 表 示 さ れ る . 保 存 先 の デ ィ レ ク ト リ と フ ァ イ ル 名 (.shpの拡張子はタイプしなし¥)をタイプして, 「実行

J

ボタンを

t

1

p

す と , 表 示 さ れ て い る 地 図 の 各 図 形 ( フ イ ー チ ャ ー ) が ひ と つ の 図 形 と し て 結 合

(15)

弱 。 附 出石おおおも。 匿露 器2 ~ 第30図

I

withinJの例(ターゲッ卜 「茨城県J,サブ 第31図 「属性検索」ウインドー ジェクト「つくば市J) 岡圃11!1匝祖国圃圃圃圃園田園圃園田園聞帽圃岡田開園田園~I

碍詩五議結

第32図 条件検索実行後の結果 第33図 「オーバーレイ解析」ウインドー 第34図 lintersectionJの例(ターゲッ ト駅の500mの 第35図 Idi妊erenceJの例(ターゲット「茨城県J,サ バッファー,サフ、ジェク ト世田谷区(赤い部分)) ブジェクト「つくば市J(赤い部分))

(16)

される(第 381~1). 次に,グループごとに図形を結合するには,結合のキーとするフィールドを選択する.ファイル名 をタイプ後(第 391~1) , I実行J ボタンを t'j' すと第 401~1 が表示される. さらに,新規に結合されるレイヤーに,フィーチャーリストで、属性を選択し 加工方法(合計・平 均・最初のレコードの値)を指定して,挿入することができる.また,

I

I

JIラフィーチャーが選択され ていれば,選択フイーチャーのみをデイゾルブの対象にできる. 4) TIN TINとは,地表面の形態を連続的な互いに重なり合わない小3角形の集合で近似するモデルである (地理情報システム学会『地理情報科学用話集.]2000).本システムでは ポイントまたはポリゴンの 中心点よりTINを生成で、きる.I空11'¥JfiJii:析」メニューで, ITINJ メニュ一項目を選択すると,第 411~1

の ITIN表示」ウインドーが表示される.ここで,地図名を選択し, I実 行jボタンを押すと,第42 1翠のTINが表示される. 5 )ボロノイ(ティーセン) 平田仁に分布するn点のうち,任意の点と他の点を結ぶ直線の垂直

2

等分未来を順次引くことによっ て 描 か れ た , 点 の ま わ り の 多 角 形 を テ ィ ー セ ン 図 形 と い い , こ の 図 形 を 作 成 す る 手 続 き を ボ ロ ノ イ (ティーセン)分割と呼ぶ.この手法は勢力関の理論 11!~ な設定(商圏や駅勢 i習など)に)苦しミられる. 地IlI ~J を選択し, I実行J ボタンを押すと,第 431~1 のボロノイ I~I が抗画される.

6) I日包

f

空11¥]解析」メニューで, II~I 包」メニュ一項目を選択すると,第 441翠の II~I 包」ウインドーが表 示される.地!まI~J を選択し,

I

実行

J

ボタンを押すと,第45[~J の凸包がiWî 画される. 日T -7 地域分析 1960年 代 以 降 , 計 量j也

J

W

学 の 発 達 と と も に 地 域 分 析 に 有 用 な さ ま ざ ま な 手 法 や モ デ ル が 開 発 さ れ てきたが

o

丸野, 1997;村

U

J

,1990;村山・尾野, 1996),地j或分析をオペレーショナルにするには, これらをGIS上で実現させることが必要である(村山-尾野, 1993).この「統合型空間分析システ ムjは , 基 本 統 計 量 , 多 変 量 解 析 (IEII帰分析,因子分析,クラスター分析),ポイント・パターン分 析,空I1J]的自己キEI関,ニューラルネット分析などをサポートしている. 1 )基本統計量 総数,最小値,最大値,合計,平均値,標準偏差,分散などの統計量が得られる.

I

分 析jメニュー より,メニュー項目を選択すると,第46図の「恭本統計jウインドーが表示される. ,-地図選択」と IJJ~ I~I 選択」で,基本統計量を得たいデータを指定すると,右側のテーブルに結果が表示される. 2 )多変量解析 ( 1) @帰分析 員0471~1 において, ,-地図選択j で地区

i

を 選 択 し , 従 属 変 数 を 選 択 メ ニ ュ ー よ り 選 ぶ . 独 立 変 数 を 「独立変数用選択項目

J

リストより,項目をマウスで選択後,

I

選 択jボタンを押すと,

I

選択独立変

(17)

第36図 ポ イ ン ト の パ ッ フ ァ ー の 実 行結果(赤い部分) 第37図 ラインのバッファーの実行結果(赤い部分) 院b・-四割・ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー_1ロzxl l主~圃副 Eー一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一_1ロIxl 'f-{')む]

I

立丘三!

直観 組 事 {… 回 目ki蜘 出力量Eフ?イル名

直 平 日 日

第38図 デ ィ ゾ ル ブ の 実 行 結果 第40図 キ ー フ ィ ー ル ド (CITY)を指 定 し た デ イ ゾ ル ブの例 豊択地図名 ~m蜘酬蜘 第39図 キ ー フ ィ ー ル ド (CITY)の 指 定 隣国 値 幅 . _1ロIxl T附平線郷三角形鋼)1 地図名 第41図 TIN表 示 ウ イ ン ド ー

(18)

第42図 T町の表示(茨城県) 第43図 ボロノイ図の表示 t事費 跡 』 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一_1ロIxl

日豆

コ ヨ 訂

第44図 凸包のウインドー 第45図 凸包の表示 医iiIII 臣婦制局

.

"

"

奪鍵鋼色包忽 lm澗 師 照 明 山 由lごγj 位 咽S敦賀周知情psAbaraki.shp 復寓

1

.

陸橋,.告審.. 電線!lJl・R強名 匿匡置罰 ロヨヨI I郷小亮鰍 ・1 .,'"警~叡 基本統計 ロ 地滋車庫揖 jむ 鵬 醐 綱 初 糊S蜘 輔 自

'

:

'

1

~

ロ 第46図 「基本統計」ウイ ンドー

.

.

.

.

.

.

R四分.."項箆憲議ミ li人口 畿2.】島鳶命傷。積回運'"

一 -

1 ~t:..f, 1 ~ 忍根強気lI:要書名リスト 第47図 「回帰分析」ウインドー 孟盃因

(19)

数リスト

J

に,選択された項目が追加される.独立変数は,複数選択できる.選択された変数を取り 消すには,

I

選択独立変数リストj内の選択項目をマウスで選択し,

I

取り消し

J

ボタンを押す. 従属変数および独立変数を選択した後,

I

適 用 」 ボ タ ン を 押 す と , 計 算 が 実 行 さ れ る . 第481Zlの 「回帰分析の計算結果

J

ウインドーが表示され,パラメータ 決定係数および検定の結果が得られる. このウインドーで,一!こにあるタブをマウスでクリックすると,第491Zlの予測値と残差のテーブルが 表 示 さ れ る . そ の 下 に あ る 「 予 測 値 地 図 表 示j ボタンを押すと,第50図の予測値のコロプレスlZlが 表示される. I-jí支差地図表示J ボタンを1"ljIすと,第 511~1 の残差のコロプレス図が表示される. ( 2) 1週子分析 第52図の「因子分析」ウインドーにおいて,左側の「変数選択

J

1)ストより,因子分析にrF

l

しlる 変数をマウスで選ぶ.

I

選 択jボタンを押し,右側にある

l

選択変数リスト

J

に入れる.

I

選択変数リ ストj内にある変数をマウスで選ぶ.

r

取り消し

J

ボタンを押すと,変数の選択が取り消せる. 変数選択後,

r

適用jボタンを

i

.

I

T

I

すと,因子分析(主因子法・パリマックス回転)の計算が実行さ れる.計算終了後,第

5

3

図 の 「 因 子 分 析 の 計 算 結 果

J

ウインドーが表示され,

l

u

l

有佑および累積寄 与平カf待られる.このウインドーで, _I二にある「因子'得点jタブをマウスでクリックすると,第54

i

翠が表示され,

I

z;j子負荷量が得られる(第9

I

z;j子負荷量までに ここで,第54図の下にある「クラスター図表示」ボタンを押すと,クラスタ一分析 (War・d法)の 計算が始まる.結果が「クラスター分析」ウインドーで表示される.このウインドーで,

I

デンドロ グラム表示jウインドーを

i

.

r

p

すと,第55図のデンドログラムが表示される.デンドログラムは,マ ウスを使って,拡大-縮小が可能である.元の表示に戻すには 「再描画jボタンを押す. 第551週中のグループイヒリストで,グループ数を指定し,

I

グループ化jボタンをi"

l

l

l

す.デンドログ ラムがグループ化され(第56図), グ ル ー プ 化 さ れ た 地 図 が 表 示 さ れ る ( 第571Zl).グループ。名は, 白動的にアルファベットカf割りあてられる. I クラスターう子~1í-J ウインドーの「グループO Z:j

J

ボタン を押すと,第58図 の 「 グ ル ー プ 名 指 定

J

ウインドーが表示される.新しいグルーフ。名を入力後に, 「クラス名変更jボタンを押すと,グループ名が変更される.グループ名の変更が終了した後は,

I

閉 じる

J

ボタンを押して,

I

グループ名指定

J

ウインドーを閉じる. ( 3) K-Means 非 lí{~層型クラスター分析 非i{l者層型クラスター分析においては,予め,クラスター数を指定する.本システムでは,ゴ

i

ミ階層型 クラスター分析のうち,代表的なK-Means法 が 利 用 で き る . 階 層 型 ク ラ ス タ ー 分 析 に 比 べ て , こ の 方法は画像処理なとご大量のデータの分析に向いている. 「分析jメニューから,

I

多変量

W

(

:

析jを選択する.サブメニューより「非階層型クラスター分析

J

メニュー漬白を選択すると,第591翠の「ゴ1=li{ま層型クラスター分析jウインドーが表示される.左の 「変数選択

J

リストより,分析したい変数を選択し,グループ数(デフォルトのグループ数は2)を 決める(第60国).分析が終了すると,

r

地図表示jウインドーに第61lZlのように,指定されたグルー プ数で分類された地図が表示される.

(20)

医同刀f魚J)~f司鳴集 控 塑 世

日正

第48図 「回帰分析の計算結果」ウインドー 第49図 予測値と残差のテーフル 第50図 予測値のコロプレス図 第51図 残差のコロプレス図 且... 凪ょ= 因子制斤

同誌器:

i

貯 副S毎度'管制?福岡川翠勝之句.19.8s;l包ゆ B子分間E酎綜i~穿 重短盈~ I!患遺u

寝袋f1潜リスト

官二ケ

。<CtS"育里般""思Imre.sltp "'11鱒分僑<<俣

日 目

日 目

11!I.lI!!l 第52図

1

1

忍子分析」ウインドー 第53図 「因子分析の計算結果」ウインドー

(21)

度障lI!iIiiI霊窓 泌婦翻 露 蕗3 第54図 因子負荷量の表示 陸醤 富 田 A B C D E l i -位企笠笠.'!3~強制はに説J樋画3 題 区3 第56図 クラスター分析によるグループ化の結果 i鈴曲 i匝:&l!謹i" iX

盟 国

第58図 ウイ ンドー 4国 l陸蹟蹟富蔵 4国 凡例 E匙2J 第55図 デンドログラムの表示 晶早田 凡例 第57図 クラスター分析によるグループ化の地図表示 陸路蕗蜜語覇E "事国 雪機智i¥l;Q予:げ削労新 濃毎号燈遺書4医 j():1GtS検事e錫舶南海偽ぽ祉~剖'" 選択11安委びλト

d

u

第59図 K-Means法

(22)

度鼠議離濁器罰 卵、似 v !色 開 愉 : 叩 持母ま曙~.ヲ意見者跡常務 第 印 図 変数の選択 第62図 「散布図」ウインドー ミ-揖~.",;! ~~.f

│ │

633.0 4抽M "ZH.o 第64図 散布図の選択部分 恵国 第61図 K-Means法によるグルーピング 32lP,U

6J3.(.t 1500JJ 作 句J1..(J 第63図 散布図の表示 第65図 地図の散布図で選択された部分に対応する統 計単位

(23)

3

)

ESDA

(探索的空間分析) 散 布 図 を 援 用 し た 探 索13守な空間分析が可能である(村

U

J

, 1996 ; ~;J

U

J

.尾野, 1998).

r

分析」メ ニューから,

r

t~文布 i玄IJ を選択すると,第 621玄!の l 散布図」ウインドーが表示される. Xi![I!iと Yi![I!iの 変数を選択リストで選んで,

r

実 行jボタンを押すと,第631

g

;

1の散布図が表示される.他の地l

;

g

jの属 性を表示したければ,

r

地区

i

名選択リストjより選択する. 表示された散布図で,マウスを任意のポイントの上に重ねるとそれと対応する地区!の統計単位が赤 く内部を塗りつぶされる.逆に地図側で,マウスが重なった統計単位は赤く塗りつぶされ,該当する

i

孜布区

i

のポイントも赤くなる. マウスをドラッグして,任意の点を選択すると,それに対1忘する地図の統計単位が選択される(第 64

I

;g],第651翠). 4 )ポイント・ノ〈ターン分析 ポイント・パターン分析とは,マクロレベルでは都市や集務,交通結節点など,ミクロレベルでは, !到し公共施設,家屋などを点としてみなし,そのばらつき度合い(分布)を判定する手法である.識 別されるのは,ランダム, {;疑集,均等の

3

つの型である.本システムでは,

r

方格法

J

r

最近隣法

J

, rK関数法jの3つの手法がサポートされている. ( 1 )方格法 点が分布する範屈に方格をかぶせ,各方格に含まれる点をカウントし,各方格の点の度数分布に最 も適合する理論的な分布を与える関数を見いだす方法である.

r

分析」メニューから,

r

ポイント・パ ターン分析jを選択する.そのサブメニューより「方格法jメニュ一項目(第66@)を選択すると, 「方絡法jウインドーが表示される.

r

方格法

J

ウインドーで,グJ)'/ド名, ターゲy トの地区!名,グ リッドセルサイズ,グリァドの分割数を指定する.

r

実行

J

ボタンを押すと,

r

方格法

J

ウインドーに 実行結果が表示される(第671翠). 第66函 「ポイント・パターン分析jサブメニュ 第67図 「方格法

Jウ イ ン ド ー と 実 行 結 果

(24)

(

2

)最近隣法 これは点関の距離を利用し,点の分布状態を把握する手法である.

I

最近隣法

J

メニュー項目を選 択すると,第

6

8

留の「最近隣法j ウインドーが表示される.ターゲァトの地図名を指定し,

I

実行

J

ボタンを押すと,

I

最近隣法j ウインドーに実行結果が表示される.

I

最近隣法

J

ウインドーで,

I

最 近隣点表示」ボタンを押すと,第

6

9

図の最近隣点が表示される. 第68図 「最近隣法j ウインドー 第69図 「最近隣点表示j

(

3

)

R

i

p

l

e

y

K

関数法

I

R

i

p

l

e

y

K

関数法

J

メニュ一項目を選択すると,第

7

0

図が表示される.ターゲットの地図名を 選択し,

I

距離

J

お よ び [ 増 分

J

を指定して,

I

実行」ボタンを押す.

I

メッセージ」フィールドに 「計算終了」というメ yセージがでれば,計算が終了する.

I

グラフ表示

J

ボタンを押すと,第71図 のグラフが表示される. i f'$}音信富田富野温罰百i~鶴自íM事裁 云Eイド ~.~f.i...;,別協強 地路公

極 通 説 函 遜

繍 j___l_笠主出法思j激 し」盟主卑芝公 手 村 >Iitii 第70国

i

R

i

p

l

e

y

のK関数法」ウインドー

N-8

空間的自己相関 i拘 置 園 田 園 田 園 田 園 田 園 園 田E 圃 圃 圃 園 田 園 田E 園 田 園 一 明i 第71図

i

R

i

p

l

e

y

のK関数法j のグラフ 空間的自己相関に関する4つの手法,

I

グローパル・モラン統計量j および「グローバル・ギアリ

(25)

統計量

J

I

ローカル・モラン統計量

J

I

ローカルG統計量jおよびlJoin統計量jがサポートされて いる. 1 )グローバル空間的自己相関 ( 1 )グローバル・モラン統計量 グローパル・モラン統計量は空間的自己相関分析の中で,最もよく使用される統計量である.グロー バル・モラン統計量Iは以下の式で求められる(杉浦, 1986;田中, 2000). n

Wij(Xi-i)(xj -i) i ﹃ 一 一 一 1 一 1 一 一 一 一 Im

一 一

F I

w

(Xi一王)2 式① ここで, n Li,観測地点の総数,Wりは,観測地点

i

,j r習の結合関係をあらわすウェイト値, xIは,地 点iの観測値,

X

は観測値xの平均値. W

Wυ ウェイト値の合計(i"*

j

)

i=1 j=1 Moranの検定は以下の式で行われる.

z

=

=

-

I-E

.

J

v

;

αr(l) ただし ,E (1) は, 1の期待値,Var(1) はIの分散で,以下のように定義される. E(J)==_1で

n

- 1 Var(l)==

E

(l2)

一{E

(I)

}

2

期待値は, E(l)

==二

L

(n-1) 有意性の仮定には正規性仮定とランダム化仮定の

2

つがある.正規性仮定の場合,期待値は, ゥ n2S,-nS今 +3W2 E(r-) == ---~つ f WL(nι-1) である.ここで, 51

j

z

(

w門U汁川川十川wκ円川川j

t

=

4

(

W

門附斗

U

+

J

(i

印川川

#吋

ρ

j

) である.ランダム仮定では 以下のようになる. _ n((n2 -3n+3)

-nS2十3W2)-k((n2一 刀)SI-2nS2十6W2)

E

(l2)== (n -l)(n -2)(n -3)W2

(26)

ここで,kはχ1の尖度である(以上は,杉浦1986にもとづく). 各空間パターンとグローバル・モラン統計量Iの値との関係は第5表のようになる (Lee& Wong, 2000) . 第5表 空間jパ タ ー ン と グ ロ ー パ ル ・ モ ラ ン 統 計 量Iの値との関係 空間パターン 空間クラスター(凝集型) ランダム・ノfターン 均等型 ( 2 )グローパル・ギアリ統計量 グローパル・モラン統計量I 1> E(I) 1 ~ = E(I) 1

<

E(l) グローパル・ギアリ統言十量 Cは,式②で求められる. (N -1)

L

wij(xi -

X

;

)

2

C= i=1 2 W

(Xi一王)2 i=l j=l 式 ② 検定方法は,グローパル・モランと同様で,

z

スコアを求める.期待値は,正規仮定およびランダ ム仮定ともに lである.

E

(

C

)

二 l 正規仮定の場合,分散は以下のようになる.

l

(2S

十S

)

(

η-1)-4w21 Var(C)二 ι S 】 ヴ 一 一_ _ J 2(n

+

l)WL ランダム仮定の場合,分散は以下のようになる. (n-l)Slln2 -3n十3-(n-l)k

I

Var(C)二 ・ L J n(n 2)(n -3)W (n

一 明

[n2+3n-6-(n2 -n+2)k] 4n(n -2)(n -3)W2

+同

2{n2-3n+3ー(n-l)k} n(n 2)(η-3)W ここで、,

(Wυ十Wji)2 SI =こI j三! S2

=

(Wi

+

Wi)2

(27)

(Xi一王)4

k

=

r

)

'

第6表に各空間パターンとグローパル・ギアリ統計量 Cの値との関係を示す (Lee

&

Wong, 2000) . 第6表 空 間 パ タ ー ン と グ ロ ー パ ル ・ モ ラ ン 統 計 量Cの 値 と の 関 係 空 間 パ タ ー ン 空 間 ク ラ ス タ ー ( 凝 集 型 ) ランダム・ノfターン 均等~ C 一 日 夜 二 統 一 ア 一 ギ 一 ‘ レ 一 ロ 一 く く グ 一 C 1 C <一一く

ocl

( 3 )モラン・プロット モラン・プロット (MoranPlot) は, Anselin (1995) が考案したESDAの概念を}有いている.モラ ン統計量などによって散布

1

m

を作成し,外れ値 (outliers) を考察する方法である. 式①のグローパル・モラン統計量Iにおいて,yを属性値xの偏差のベクトル,W を行で標準化した ウェイトマトリックスとする.マトリックス形式で表現すると

t

J

、下のようになる. 1= !!__.y'Wry

一 一

W y'y これはyに対ーする日少(空間ラグ)の単回帰式の斜辺をあらわす式で、ある. これより以下の単回帰の式 が導かれる. X二 α十

1

M

うy 式 ③ ここで aは切片であり,

1

は斜j立をあらわす回帰係数(グローバル・モラン統計量1)である.横 方向にX,~:f;É}j 向に空間ラグ円少を取って散布留を描画し,式③で得られる註線を追加したのがモラ ン・プロットである.本システムでは,表示がみやすいように雨軸を標準化している. ( 4 )実行方法 「分析

J

メニューより, r 空間的自己相関 j メニュー項目を選択すると,第 721~1 の「空間的自己相 関j ウインドーが表示される.

I

空間的自己相関(グローバル)J タブを押して,グローパル統計量を 実行可能にする.グローパル・モラン,グローパル・ギアリ,およびモラン・プロットを同B寺に計算 できる. 「地図選択

J

で地留を,

I

項目選択j で項目を,

r

分類手法j で「グローバル・モラン統計量j を選 ぶ.

r

ウェイト・マトリックスタイプ選択」は,現状では,本システムで使用しているRのパッケー ジspdepが「クイーン型

J

に回定されているのにあわせて「クイーン型

J

のみ対ー応、とした.

I

ウェイ ト値計算法指定j では「バイナリ」および「距離逆数j のうち後者を,

r

ウェイト倍加工j では「バ イナリ

J

r

標準化(行の値)

J

I

標準化(すべての値

)

J

のうち,

r

標準化(行の値

)

J

を選択する. 以上を選んだ後,

r

適用

J

ボタンを押すと計算が始まる.シェープファイルより,ウェイト・マト リァクスを求める場合には,時間がかかることがある.計算終了後,

r

空間的自己相関」ウインドー

(28)

の右側に計算結果が表示される(第73図).

国型~空竺c=~~一一一一一-

-

-

"~-一明

手撃倒的.13 第72図 「空間的自己相関Jウ イ ン ド ー 第73菌 グローパル空間統計量の計算結果 第 731~1 の結果をみると,第 5 表からみて I 統計量は期待値より大きく,第 6 表からみて C 統計量は 1より小さいので正の自己相!認を示している.また,検定については,

z

値はIお よ びC統計量とと もにα =0.05 (5 %水準)のZ値1.96より大きいので 帰無仮説は棄却されて有意である.したがっ て空間クラスターが存在することを示している.第

7

4

閣のようにモラン・プロットも同時に表示さ れる. 散布@上で,外れ値をマウスで選択できる.選択結果は地図表示とリンクされており,地図の該当 統計単位が選ばれる(第 75~ ,第 76 図) .選択を取り消すには,散布図の「選択取り消しjボタンを 押す. 強謡魁識 Y重喜 第74霞 モラン・プロフト 第75函 外 れ 値 選 択

(29)

2 )ローカル・モラン統計量 ローカル・モラン統計量乙は以下の式で示される (Anselin,1995) . (Xi一王)エWij(Xj一王) 1i = --_ 11j=¥

(Xi-王)2 期待値は, Mノ E = 一一ーム-(n-1) 分散は, n Var(1

J

=

wi 2 Var(l) ここで ,Var(J)は,ランダム仮定でのグローパル・モラン統計量の分散を示す. 式④ 「空間的自己相関(ローカル )J タブを押し,

i

地図選択」で地図を,

i

項目選択」で項目を, f一分類 手 法

J

で「ローカjレ・モラン統計量

J

を選ぶ.

i

ウェイト値計算方法jで「バイナリ

J

i

標 準 化 ( 行 の値)

J

i

標準化(すべての値

)

J

のいずれかを選択し,

i

適用

J

ボタンを押すと,計算が始まる.計 算が終了すると,第

7

7

図の結果が得られる. 結 果 の 地 図 表 示 に つ い て は , 川 地 図 表 示

J

, iE.1z地 図 表 示

J

, IVar.1 z地 図 表 示jおよび

1

Z.1i地図 表示jの各ボタンを押すと,第

7

8

図から第

8

1

函の地図が描画される. 3 )ローカルGおよびG*統計量 ローカルGお よ びG*統計量は, Getis

&

Ord (1992)による距離統計に基づいたバイナリのウェイ トマトリックスのみを扱う GIお よ びG1*統計量を バイナリ以外のウェイト・マトリックスを扱える ように拡張した統計量である (Ord& Getis, 1995).ローカルG統計量とローカルG*統計量とは,前 者 がi-:f.jであるのに対して,後者はiご jであるのが異なる(張, 2001).以下に,ローカルG統 計 量の式を示す. ) ,.Wげ(d)x;-W; x(i) GjCd)

=

rJ J 、 f

[((n -l)Sli) 一 ~2]

1

s(i)

I

-2-j

1ヲeJ また,ローカルG*統計量の式は以下のようになる. i=jを含む. 式① 式⑥ ここで ,Wzj

(

d

)

は,観測地点iより距離d内にあると定義されたリンクの地点のウェイト・ベクトル である.ローカルG統計量の場合,Wii(d)はOになり,ローカルG本統計量では ,wii(d)はOではな

(30)

司圃

rn

短 掛 町 四 醐 制 時£ 刻 。 岡 トBー附.0+ー200300←→ー←・→切.. 第76図 外れ値に該当する地図表示(黄色の部分) 第78図

4

地図表示 第80図 Var.Ii地図表示 Cコ 仰 “ 』 川1叫的削1ロ2町 Eヨ 伺 仰t帥 2町η,.叫n 圃 .伺"叩』削3珂7η1附 " . 叩 明 悶

E

F刊 川 川0刷 問4伺旬 c 担()_59.(16句問 ωe臼.9.03伺1悶羽 項目毒択

匡韮

;

1

分続-l'決意奴 │ローカルモラン嗣量

ヴxイト マトリックス多イヌ軍総

l

タィー沼 り 4

1

ヴ エ イ ト 制 附 糊 第 l ..躍。珪激 Jヴエイ卜檀o加工 │綴軒目マトリック""'ft_.;1 目立J ~ 第77図 ロ ー カ ル モ ラ ン 統 計 量 第79図 E.li地図表示 第81図 Z.Ii地図表示 事恵国

(31)

l桝 詰 幅 寸 輔 副 首 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一樹 間 刈 ! 建問的自己絡繍{ローカル)rr1l簿一J色 第82図 ローカルG統計量 付 冨段主主

i

1.10S.00:J]!1叫 ρDJ.ll叫1121 {1.1 '.2~'I 陶 α2,"・・1m " " ・4・句" ("申告司附 第83図 ローカルG統計量の地図表 示 (距離20km) 第84図 ローカルG*統計量の地図表示 (距離20km)

(32)

い.ウェイトの合計は,以下のようになる.

=

jWυ(d) j = i Hゲ=~十 W

ij

l手j Sli

=

j

w

;

Sj*i

=

j

w

;

i=jを含む. 各平均は

.,

X 王(i)=竺 ム ム

(

n

-

1

)

Xj l ヲとj i=jを含む. 分散は以下のようになる. S (i)2二生土二一[王(i)]2 (n-1) つ

2

L

x

j

J

s

=

-

- X n l干=J i=jを含む. ( 1 )ローカル G統計量の実行方法 「空間的自己相関(ローカル)

J

タブを押すと第82!翠が表示される.

I

地図選択jで地図を,

I

項目 選択J で項目を,

I

分類手法jで「ローカル G統計量J を選択する.

r

距離j を入力し,

r

適用J ボタ ンを押すと,計算が始まる.言十算が終了すると,第83密の結果が得られる. ( 2 )ローカルG*統計量の実行方法 上記と向様な設定で G*統計量を計算すると,結果は第84図のようになる. 4) Join統計量 Join統計量とは,空間的に隣接する一組のポリゴンやグリッドのセルの間でのクラスタリングまた は分離の度合いを簡単かつ素早く計量的に澱る方法である (Leeand Wong, 2000 , Fotheringham

e

t

al., 2000) .この統計量は名目尺度のみを対象とする. 以下は

2

値(黒と白(存在する場合としない場合))の例を示す.ここで,ポリゴンiの色が黒い 場合が1,色が白い場合は0とする. BB結 合 。oint)

-

j W川 j BB 2

(33)

ww

結 合

Q

o

i

n

t

)

-

jWυ(1-

xJ

(1-

x

;

)

WW 2

BW

結 合

Q

o

i

n

t

)

。ヱ

I

jW(j(XI-Xj)2 一 βw

2

ここで,Wりは観測点iとj間のlまたはOのウェイト値, Xlは観測点1の, XJは観測点1のそれぞれの属 性値を示す.第85図は,

J

o

i

n

統計量の実行方法を示したものである. 「地図選択」で地図を,

i

項自選択j で項目を選択し,

i

適用

J

ボタンを押すと,計算が始まる. 算が終了すると,第

8

6

留が得られる. 庭 環 線 開 [ 1 幽 幽 幽 箇 醐 圃 幽 阻 幽 幽 幽 幽 個 幽 圃 ゴ 志 向 第85函

J

o

i

n

統計量 第86図

J

o

i

n

統計量の計算結果 5 )ニューラルネット分析

i

分 析j メニューより,

i

ニューラルネットj メニュ一項目を選択すると 第

8

7

図の「ニューラル ネットワーク」ウインドーが表示される.

i

地図選択

J

で,ターゲットの地図名を,

1

グループ変数用 項

i

ヨ選択

J

および「説明変数用項呂選択

J

それぞれ該当する変数を選択する.

i

連続回数

J

i

ユニッ ト数j および

1

1

/

又束回数

J

を入力後,

i

適用j ボタンを押すと,計算がはじまる.計算後,

1

ニューラ ルネットワークの計算結果」ウインドーが表示される(第881翠). 第

8

9

図では,

i

計算結果j タブを押すと,ニューラルネットワーク内の各層の各ユニ yト間の結合 荷重値が表示される.

i

予測値・残差」タブを押すと,実測値,予測値と残差のテーブルが表示され る. 残差は,実演1]1患と予測値が一致していれば

0

,一致していない場合は×になる.下にある,

i

予秘 値地図表示

J

ボタンを押すと,第901翠の予測値が描甑される.

(34)

第87図 「ニューラルネットワークjウインドー 第88図 「 ニ ュ ー ラ ル ネ ッ ト ワ ー ク の 計 算 結 果jウイ ンドー 第89図 実測値,予測値と残差のテーブル 第90図 予 測 値 の 地 図 表 示 V 今 後 の 課 題 今後の課題として,以下の9点を検討することが残されている. ( 1 )分析手法の追加, (2) 表示機能の追加, (3) 分析結果の保存機能の強化, (4) 印刷機能の充 実, (5) データベース接続機能の構築, (6) インターネット接続機能の強化, (7) スクリプト機 能のサポートによる処理の自動化, (8)英語版または国際化版の作成, (9) Webアプリケーション

.

(35)

本研究で開発した「統合型空間分析システム

J

は,現在,以下のサイトからダウンロードし,利用 することが可能である.まだ試作版であるが,できるだけ早く上記の課題を克服し,正式に公開する 予定である.

http://land.geo.tsukuba.ac.jp/teacher/murayama/geodbminer/index.html

本研究を遂行するにあたっては,平成14年度文部科学省・データパンク形成事業費[多目的統計データパンクj (研究代表者 黒田 註 ) と 平 成14年 度 科 研 費 ・ 基 盤 研 究 (B)(1)

I

地理教育におけるGISの活用に関する研究j (研究代表者 村 山 祐 司 ) と 平 成14年 度 特 定 領 域 研 究 (A) (2)

I

環 境 ・ 地 学 教 育 に お け る イ ン タ ー ネ ッ トGISの 活 用 に 関 す る 研 究J(研究代表者 村山祐司)の研究費を利用しました.なお,本システムの開発にあたっては, 慶謄義塾大学渡辺利夫教授より,因子分析プログラムの利用許可をいただき,カーネル密度分析, K関 数 法 , ポ

イ ン ト パ タ ー ン 分 析 お よ び 空 間 的 自 己 相 関 のR言 語 パ ッ ケ ー ジ に つ い て は , Economic Geography Section,

Department of Economics, Norwegian School of Economics and Business AdministrationのRogerBivand氏より,懇切 了寧なご教授をいただきました.記して感謝を申し上げます. 参 考 文 献 上 田 太 一 部 (2002): rデ ー タ マ イ ニ ン グ の 極 意 一 ExcelとらPLUSに よ る 実 践 活 用 ガ イ ド-j 共立出 版. ヴェナブルズ, W.N.・リプリー, B.D.著,伊藤幹夫・ 大津泰介・戸瀬信之・中東雅樹訳 (2001) rS-PLUS による統計解析j日本シュプリンガー・フェアラー ク. 奥野隆史(1977):

r

計 量 地 理 学 の 基 礎j大明堂. 高 阪 宏 行 (2002): r地 理 情 報 技 術 ハ ン ド ブ ッ クj朝 倉書!吉. 杉 浦 芳 夫 ( 1986):統計学的方法の基礎.野上道男・ 杉 浦 芳 夫

f

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GeoComputation which attempts to integrate the quantitative geography and spatial visualization technology, has been very popular among GIS communities since the beginning of the 1990s. Especially the construction of platform for spatial analysis is one of the important research topics in the advanced countries. Luc Anselin who made 51うαce5tat,a spatial analysis software, has played a

significant role in the development of GIS, and recentlythe Centre for Com1うutationalGeograJうhyat the

University of Leeds, Geo VI5TA Center at the University of Pennsylvania and Center for

5

戸αtially Integrated 50cial 5cience in the University of California, Santa Barbara have given a great impact on the development of spatial and regional analysis using GIS.

Given this background, this study tries to construct the system of integrated spatial analysis which is useful for the GIS education for geography majors in the university. The functions of this system that was built by using only open sources, in

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1

ude the mapping, spatial search, TIN, overlay,

point pattem analysis, spatial autocorrelation, multivariate analysis such as regression analysis, factor analysis and cluster analysis, neural network, tessellation, and so on. This system works at Windows98/Me/NT/2000/XP.

This software is now available through the following Internet address (http://land.geoおukuba.ac. jp/teacher/murayama/geodbminer/index.html).

Key words: GIS, education, spatial analysis system, open sources, integration

参照

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