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地域総ぐるみの六次産業化で地域資源の付加価値向上! 6 次産業化 とは? 農産物や地域資源を有効に活用した農業者等が加工 販売等の事業の多角化及び高度化する取り組みをいいます また この戦略の中では 農業者と商工業者等が通常の商取引関係を超えて協力し お互いの強みを活かして新商品 新サービスの開発を

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(1)

平成28年9月1日

木島平村 6 次産業推進協議会

木島平村6次産業化

地産地消推進戦略

(2)

地域総ぐるみの六次産業化で地域資源の付加価値向上!

● 6次産業化・・・とは?

・・・農産物や地域資源を有効に活用した農業者等が加工・販売等の事業の多角化及び 高度化する取り組みをいいます。

また、この戦略の中では、農業者と商工業者等が通常の商取引関係を超えて協力 し、お互いの強みを活かして新商品・新サービスの開発を行い、新しい需要開拓を 行う“農商工連携”も含みます。

● 地産地消・・・とは?

・・・地域で生産された農産物をその生産された地域内において消費したり利用した りすることをいいます。

【推進に向けた課題】

◆ 将来避けたい まちの活力が失われていく 悪い循環

◆ 地域活性化のために 取り組むべき課題 人口減少・少子高齢化

後継者不足・担い手不足➡地域産業規模縮小

農村景観の維持が困難 ➡観光客の減少

地域経済規模縮小

木島平村の豊かな地域資源の活用 農産物、自然景観、人、観光施設など

○観光客、購買者の需要動向把握

○新商品、新サービス開発力向上

○販路拡大、支援体制の充実

木島平村6次産業化・地産地消推進戦略

[方向性]

● 地域資源の掘り起こしと活用 ・・・産学官連携による地域資源の掘り起こし ● 六次産業化、農商工連携の促進 ・・・新商品、新サービスの開発支援

● 地産地消等・農産物の地域内利用と交流の促進 ・・・産直、学校給食の地域食材の利用、

道の駅ファームス木島平の魅力向上 ● 販路拡大の促進 ・・・商談会、展示会、産地見学会

● 支援機関の連携・充実 ・・・支援機関の連携、研修会、交流会

(3)

【推進体制】

遠野市六次産業化・地産地消推進協議会 (事務局)遠野市六次産業推進本部

(遠野市農林畜産部農家支援室)

0198-62-2111(内線 850-117)

http://www.city.tono.iwate.jp

◆産業分類の枠組みを超えた支援機関の連携 木島平村六次産業推進協議会

木島平村商工会

木島平村農業振興公社 木島平村農業委員会

JA ながの木島平 農村木島平株式会社

北信農業改良普及センター

下高井農林高等学校 木島平観光株式会社 木島平村観光協会

【専門部】

○構成団体から推薦された部 員によるプロジェクトチーム

公募による部員

※事業計画の実践・検証

木島平村6次産業推進協議会

(事務局)木島平村産業課産業企画係内 TEL0269‐82-3111 内線 134

FAX0269‐82-4121 E‐Mail:[email protected]

(4)

木島平村6次産業化・地産地消推進戦略

≪ はじめに ≫

(1) 戦略策定の趣旨

木島平村6次産業化・地産地消推進戦略は、木島平村第6次総合振興計画の施策14「農業の 6 次産業化の推進」に即し、木島平村の地域資源を活用した生産、加工、販売を一体的に取り組む六 次産業化や農商工連携、地産地消等の取り組みを地域総ぐるみで推進するための方策をまとめたも のであり、地域産業の振興のための道筋を示すものです。

(2) 目標年度

戦略期間 平成 28 年度から平成 31年度まで 目標年度 平成 31年度

(3) 進行管理

木島平村6次産業化・地産地消推進協議会は、地域資源を活用した六次産業化や農商工連携、地 産地消等の取り組みを推進し、木島平村六次産業化・地産地消推進戦略で掲げる成果目標の達成状 況を把握するとともに、必要に応じて見直し改善を図るものとします。

(5)

第1章 現状と課題

(1) 木島平村の概況

木島平村が誕生したのは 1955 年(昭和 30 年)2 月 1 日。穂高村、往郷村、上木島村の 3 村が合併して生まれました。名前の由来は、中 世に木島郷があり、近世にはこの地一帯が木島 平と呼ばれていたことから名付けられました。

これは役場の東経と北緯を示したものですが、

緯度はヨーロッパではギリシアのアテネより やや南、アメリカではサンフランシスコよりや や南にあたります。長野県の北端、千曲川をは さんで飯山市の対岸に位置し、県庁所在地の長 野市からの距離は約 40km です。村の面積は 98.54k ㎡でしたが、昭和 56 年に栄村との境 界確定を経てから 99.31k ㎡となりました。

また平成 27 年 3 月 6 付けで 99.32

に変更 となりました。役場の海抜は 335m。樽川、馬 曲川の扇状地、海抜 320~750m の間に 26 の 集 落 を 形 成 し て い ま す 。 南 に 高 社 山

(1351.5m:写真右)、東南に高標山(1747.9m)、そして東はカヤの平高原、北は毛無山系と三方を 山に囲まれています。気候は内陸性気候で寒暖の差が激しく、年平均気温は 11℃。長野県内でも有数の豪 雪地帯で、冬季間の積雪期間は 110 日間で、積雪深は 1.5~2.0m にも達し、積雪期間の平均降水量は 1,315mm、長野市の 938mm と比較すると 40%も多く、農作物の栽培に適した自然環境をつくりだし ています。

(2)木島平村をとりまく社会動向

人口減少時代、超高齢化社会の到来

1,266 1,203 1,150 1,071 983 835 703 616 543 466 418 387 360 338

4,049 3,871

3,653 3,443 3,264 3,006

2,958 2,733

2,453 2,189

2,005 1,853 1,727 1,552 865 1,003

1,171 1,373

1,603 1,672

1,651 1,590

1,601 1,639

1,580 1,498

1,391 1,322 6,180

6,077 5,974 5,887 5,850

5,513 5,312

4,939 4,597

4,294 4,003

3,738 3,478

3,212

14.0%

16.5%

19.6%

23.3%

27.4%

30.3%

31.1% 32.2%

34.8%

38.2%

39.5% 40.1% 40.0% 41.2%

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

35.0%

40.0%

45.0%

0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000

S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H22 H27 H32 H37 H42 H47 H52

15歳未満 15~64歳 65歳以上 高齢化率

(資料)総務省統計局「国勢調査」、長野県「毎月人口異動調査」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(平成25年3月推計)」 各年10月1日の数値

<予測>

(6)

■人口推移

今から 25 年前の平成2年(1990 年)には、5,887 人でしたが、人口の減少により平成 22 年(2012 年)の国勢調査では、5,000 人を割り 4,939 人となりました。また、今後の推計値では、平成 37 年(2025 年)には 4,000 人に、平成 52 年(2040 年)には 3,212 人に減少することが予測されます。日本全体 を見ても、1 億 2,000 万人の人口が平成 52 年(2040 年)には 1 億 700 万人となり、人口減少と超高 齢化は、全国的な課題です。

■高齢化率

高齢化率は、平成2年(1990 年)には 23.3%でしたが、平成 12 年(2000 年)に 30%を超え、平 成 52 年(2040 年)には 40%を超える見込みとなっています。

■年齢区分別人口

15 歳から 64 歳までの生産年齢人口については、平成2年(1990 年)には 58%でしたが、平成 52 年(2040 年)には 48%に減少する見込みです。一方、老年人口は増加傾向となり、23%から 41%に増 加し、逆に 15 歳未満の幼少人口は 31%から 10%にまで減少することが予測され、少子高齢化が問題と なります。

(3) 木島平村の産業について

木島平村で軸となる産業は、第一次産業ですが、就業人口では、平成 2 年(1990 年)の 1,336 人から 平成 22 年(2010 年)の 659 人と 50.7%も減少し、第三次産業へと変化しています。特に、農業は農 業従事者の高齢化と、担い手不足によって、山間部などの条件不利地域を中心に荒廃化が進行し、深刻な状 況にあります。担い手対策として、平成 24 年(2012 年)から農業後継者奨励金制度を創設し、平成 26 年度(2014 年)まで 6 人の新規就農者に激励金を交付しています。

◆就業人口

産業別 H2

(1990)

H12(2000 )

H22(2010)

総数 15~64 歳 65 歳以上 総数 3,337 人 3,053 人 2,553 人 2,094 人 459 人

第一次産業 40% 32% 26% 16% 72%

第二次産業 34% 26% 23% 26% 5%

第三次産業 26% 42% 51% 58% 23%

出典:「国勢調査結果」より集計

◆農業後継者奨励金交付者

項 目 H24

(2012)

H25 (2013)

H26 (2014) 農業後継者奨励金制度 4 人 1 人 1 人

出典:木島平村「農林振興室調査結果」より集計

(7)

【村内企業数】

出典:経済産業省「RESAS」より

【業種別売上高】

出典:経済産業省「RESAS」より

(8)

【村内事業所数】

出典:経済産業省「RESAS」より

○土地利用について

平成 26 年(2014 年)現在、木島平村の総面積 9,931ha のうち 83%が山林、10.3%が農地、1.5%

が宅地となっています。農用地については、土地の有効利用を図ってきましたが、農業を取り巻く厳しい状 況の中で、平成 21 年(2009 年)から平成 26 年(2014 年)までと比較すると、耕作放棄地が 10.6%

拡大しています。

◆土地利用地目別面積

年度 山林 田 畑 宅地 その他 総面積

平成

02 年(1990 年)

8,226ha 710 ha 456 ha 121 ha 418 ha 9,931 ha 平成

07 年(1995 年) 8,094 ha 699 ha

448 ha 128 ha 562 ha 9,931 ha 平成 12 年(2000 年) 8,067 ha 685 ha 439 ha 136 ha 604 ha 9,931 ha 平成 17 年(2005 年) 8,067 ha 644 ha 393 ha 133 ha 694 ha 9,931 ha 平成 22 年(2010 年) 7,949 ha 638 ha 391 ha 147 ha 806 ha 9,931 ha 平成 26 年(2014 年) 7,949 ha 635 ha 391 ha 136 ha 820 ha 9,931 ha

出典:木島平村「固定資産税概要調書」より集計

◆耕作放棄地の推移

H21 (2009) H22 (2010)

H23 (2011)

H24 (2012)

H25 (2013)

H26(2014)

132ha 132ha 140ha 144ha 146ha 148ha

(9)

○観光地利用について

木島平村の観光地利用者の推移をみると、ピーク時が平成 12 年(2000 年)の約 53 万人となってい ますが、その後、平成 25 年(2013 年)まで、人口推移と同様に緩やかな減少傾向が見受けられます。観 光施設別には、「カヤの平高原」が僅かに増加傾向ですが、「木島平スキー場」、「馬曲温泉」は共に減少傾向 が続いています。

◆観光地利用者推移(単位:百人)

出典:長野県「観光地利用者統計調査結果」より集計

(4) 推進に向けた課題

人口減少による後継者不足によって農林漁業が衰退していくと、木島平らしい農村景観の維持が 困難になり、「農ある風景」を期待する観光客へも影響していきます。人口減少、後継者不足、そして 観光客数の伸び悩みが重なると、村の経済規模が縮小し、村の活力が失われかねません。

地域活性化を図るため、農産物、鉱工業品、自然・文化、風景や観光施設などの遠野の豊かな地域資 源を活用した六次産業化、農商工連携、地産地消等の推進が必要です。

そのためには、観光客や購買者の需要動向を把握しながら、新商品や新サービスの開発力向上と販路 拡大、更に支援体制の充実化が課題となります。

第2章 戦略の目標と方向性

(1) 基本的な考え方

地域総ぐるみの六次産業化で地域資源の価値と魅力を向上

農林水産物、鉱工業品、自然・文化・風景や観光施設などの遠野の豊かな地域資源を有効に活用し、農 業者が生産から加工・販売に進出する取り組みや、農業者と企業等の商工業者との連携による新商品・新 サービスの開発など、地域資源の付加価値を高めようとする取り組みを地域総ぐるみで推進します。

また、農業者と小売業者、消費者の交流を広げ、地域内で生産された農産物の域内利用と交流拡大を促 進します。

(2) 戦略の方向性

木島平村6次産業化・地産地消推進戦略は、木島平村総合振興計画に即し、6つの推進方策と6つの重 点プロジェクトとして推進します。

(10)

● 地域資源の掘り起こしと活用

木島平の豊かな地域資源の活用を促進します。また、産学官連携による地域資源の掘り起こしに 向けた調査研究を推進します。

● 6次産業化、農商工連携の促進

地域資源を活用した新商品・新サービスの開発を促進します。

● 地産地消等・農産物の地域内利用と交流の促進

農産物直売所等と連携し、地元食材の利用拡大を図ります。 また、道の駅「ファームス木島平」

が有する結節点としての拠点機能の充実化を図ります。

● 販路拡大の促進

商談会、展示会等への出展支援や産地見学会の開催等による販路拡大の機会を拡げます。

● 支援機関の連携・充実

6次産業推進協議会を中心に、商品開発や販路開拓等の研修会、交流会、商談会などを通じ、六 次産業化・地産地消を推進する支援体制の充実を図ります。

第3章 6次産業化・地産地消の推進(6つの推進方策)

(1) 地域資源の掘り起こしと活用(企画・検討段階)

○ 地域産業資源の活用

農林水産物、鉱工業品、自然・文化・風景や観光施設などの遠野の豊かな地域資源を活用した 新商品・新サービスの開発・生産を促進します。

特に、地域振興作物に指定された対象品目を活用した新商品開発については、重点的に支援してい きます。

生産振興対象品目 木島平村振興作物

[水稲・転作作物] 米、大豆

[野菜] きゅうり、アスパラガス、 ズッキーニ [果樹] プルーン

[特用林産] キノコ全般

○ 事業シーズ(種)の掘り起こし

大学等地域の高等教育機関による地域志向の教育・研究活動との連携を図り、地域資源を活用 した新たな事業シーズ(種)の掘り起こしなどの調査・研究を推進します。また、試験研究機関 との連携による新商品の分析調査を促進するなど、商品の品質保持を図ります。

(2) 6次産業化・農商工連携の促進(試行・実践段階)

○ 新商品・新サービスの開発力向上

新商品・新サービスの開発に挑む事業者が参画する研修会や相談会を開催するほか、事業計画

(11)

の作成支援を通じて、新商品・新サービスの開発力向上を図ります。

○ 新商品・新サービスの可能性調査

地域資源を活用した新商品・新サービスの市場調査等、事業化可能性調査を支援し、購買者の 需要を意識したイノベーション活動を促進します。

○ 総合化事業計画認定等の促進

国の総合化事業計画をはじめ地域資源を活用した新商品・新サービスの開発に資する各種認定 制度の取得を促進します。

○ 地域食材の利用促進

外食・中食に適した地域食材の調査を実施するほか、事業者に対する情報提供を行います。

○ 商品開発コーディネート機能の充実

地域資源を活用した新たな取り組みに挑戦する事業者の相談窓口の設置のほか、専門的な立場 から商品開発コーディネーターの助言・指導体制の充実化を図ります。

○ 財政支援、金融支援等の活用

補助金等の財政支援や農林漁業成長産業化ファンド等の支援措置を有効に活用するほか、金融 機関とも連携し、事業が円滑に実施できるよう金融支援の活用を図ります。

また、クラウドファンディングなど、新たな資金調達の試みも支援します。

(3) 地産地消の推進(域内利用)

○ 農産物等の地域内利用や生産者と消費者の交流

地域農産物や加工品の販売を行う農産物直売所等の運営や食堂の展開など、生産者と消費者の 交流を推進します。

○ 学校給食における地域農産物の利用拡大

学校給食に地域農産物を使用し、食育の推進を図ります。

○ 姉妹都市・交流都市での物産イベントへの参画

姉妹都市東京都調布市や交流都市である東京都板橋区などの産業まつりや物産イベントなどへの 参画を促進します。

(4) 販路拡大の促進(域外販売)

○ 商談会、展示会等への出展

商談会、展示会等への出展を支援し、新商品の販売先となる流通業者等とのマッチング機会を 作るほか、都市部での市場調査等を支援します。また、外食・中食事業者等を産地見学会等によ り招致を図り、地域農産物の販路拡大を促進します。

○ 新空間への販路開拓

地域農産物や新商品の海外販売促進活動やインターネット等仮想空間での新たな販路開拓への 挑戦を応援します。

(5) 支援機関の連携・充実(支援体制)

○ 地域での創業支援

創業希望者に対する相談窓口の設置や創業支援塾等の開催、信用保証等の金融支援など、地域 での創業を促進します。

○ 小規模事業者の支援

(12)

小規模事業者の経営計画の作成や、創意工夫による販路開拓に向けた取り組みを支援します。

○ 金融支援措置の拡充

チャレンジする六次産業応援資金など、六次産業化・地産地消の事業に対する金融支援を拡充 します。

(6) 6つの重点プロジェクト(6G★プロジェクト)

★ 道の駅「ファームス木島平」魅力UP!

地域活性化の拠点として、六次産業化や地産地消の結節点にふさわしい施設整備を進めるほか、

運営機能の充実化を図ります。

★ 農産物直売所の安全安心対策

地産地消の拠点となる農産物直売所で販売される地域農産物の検査体制を構築するなど、安全 安心対策を向上します。

★ ローカルベンチャースクール

地域おこし協力隊等の意欲ある若者を招致し、商品開発から起業まで、空き店舗の活用も含め たモデル事業として先行実施します。

★ 6次産業化新商品一覧

地域総ぐるみで六次産業化・地産地消を推進するために、市民がいつでも利用できる六次産業 化新商品一覧の整備を進めます。

また、特に優れた新商品・新サービスを高く評価するしくみづくりを検討します。

★ 木島平ゆかりの店

木島平ゆかりの店探しを行い、遠野の地域資源の活用を促すほか、木島平ゆかりの店としての情報 発信に協力します。

★ ふるさと名物応援宣言

地域資源を活用した新商品開発の加速化に向けて、ワンボイスで発信できる「ふるさと名物応 援宣言」を行います。

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