平成泉橋
計画的な点検と修繕に加え、日常的な維持補修を 実施することで、常に安全・安心な状態に保ちます。
計画による効果
①常に安全・安心に
②長寿に
③低コストに
事後保全型修繕の場合、大規模な修繕を行うこと で一時的に良好な状態に回復しますが、比較的短期 間に再び損傷が進行する傾向があります。
一方、予防保全型修繕は、良好な状態のうちに小 規模な修繕を繰り返すことにより、長寿命化が可能 になります。人間と同様、「軽症のうちに治療する」 ことが重要なのです。
※「健全度」とは…
損傷の進み具合と重大性を総合的に評価し、定量的な値として 算出された指標。「橋梁がどの程度良好か」を表しています。
足立区が管理する主要な橋梁(35橋)※のうち、建設
後50年以上を経過した高齢化橋梁数の割合は、現在の 6%(2橋)から、30年後には54%(19橋)まで急増します。
足立区が管理する橋梁は、今後急速に高齢化するとと もに、一斉にその更新時期を迎えます。このまま従来の 「事後保全型※1」の維持管理を継続すれば、膨大なコス
トを要し、橋梁の安全性・信頼性を確保することが困難 になる恐れがあります。
そこで、この問題を解決するため、区では「橋梁長寿 命化修繕計画」を策定し、「予防保全型※2」の維持管理
により、将来にわたって橋梁の効果的・効率的修繕に努 めていきます。
予防保全型の管理を行うことで、大規模修繕や 架替えに係わる事業費の大規模化を回避し、ライ フサイクルコスト※の縮減を図ることができます。
今後50年間にわたる事後保全型と予防保全 型の事業費を試算・比較してみると、その差は 約85億円となり、削減効果は明らかです。
※「ライフサイクルコスト」とは…
構造物の全生涯(設計・建設・維持管理・解体・廃棄)に要 する費用の総額
せせらぎ歩道橋
足立区は東京23区の北東部に位置し、東は葛飾区、 西は北区、南は墨田区、荒川区、北は埼玉県川口市、 草加市、八潮市と隣接しています。
区内には、隅田川、荒川、綾瀬 川、中川、新芝川、 毛長川など、11の河川が流れています。
また、JR 常磐線、東武伊勢崎線、京成線、東京メトロ、 つくばエクスプレス、日暮里・舎人ライナーが走ってい ます。
このような地域特性から、足立区内には、河川をまた ぐ橋梁(河川橋)が 26 橋 ( 約74%)、鉄道をまたぐ橋 梁(跨線橋)が7橋(約20%)、道路をまたぐ橋梁(跨 道橋)が2橋(約6%)架橋されています。
ふれあい橋
点検結果から橋梁の損傷状態を把握し、修繕の優先 順位・修繕内容を明らかにした上で、計画的に実施し ます。
また、良好な状態の維持と損傷の早期発見のために、 日常的な「道路パトロール」を実施します。比較的作 業が容易な排水桝の清掃や舗装の補修などは、通常の 維持管理により対応します。
「橋梁長寿命化修繕計画」では、1橋ごとに、健全度 に着目した点検・修繕・架替えのための長期計画を策定 します。
健全度は、東京都策定の「橋梁の点検要領」に基づき、 5年に1度の実施を基本とする定期点検により把握して いきます。
定期点検は、足立区の管理体制や損傷実態を考慮し、 簡易・詳細それぞれの点検水準を定めて実施します。