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生 活 時 間 と介 護 の社 会 化
小 林 良 二
〈 要 約 〉
本 稿 で は 、 筆 者 が こ こ数 年 取 り組 ん で き た 「生 活 時 間 様 式 」 に よ る 在 宅 介 護 に 関 す る アセ ス メ ン ト と モ ニ タ リ ン グ の 方 式 を介 護 支 援 専 門 員 と の 共 同研 究 に よ っ て 発 展 さ せ 、 「客 観 的 デ ー タ 」 と 「主 観 的 デ ー タ 」 を 用 い た 総 合 的 な 解 釈 方 式 に つ い て 述 べ る 。 こ こで は 、 この 方 式 を 用 い て 作 成 した2事 例 を と りあ げ 、
「介 護 の 社 会 化 」 に つ い て 考 察 し た 。
〈 キ ー ワ ー ド 〉
生活 時 間 、介 護 時 間、 介 護 の社 会 化
は じ め に
筆 者 は こ こ数 年 に わ た っ て 、 「生 活 時 間 様 式 」 を 用 い た 在 宅 ケ ア ニ ー ズ の 総 合 的 把 握 と、 よ り適 切 な サ ー ビ ス 計 画 の 作 成 や モ ニ タ リ ン グ を 可 能 に す る 手 法
に つ い て 研 究 して き た1。
今 回 の 研 究 で は 、 平 成14年 、15年 度 の2年 間 に わ た り、 東 京 都 内 の3箇 所 の 自治 体 と石 川 県 金 沢 市 周 辺 の 介 護 支 援 専 門 員(以 下 、 専 門 員 とす る)の4つ の グ ル ー プ に 参 加 を 依 頼 し、 そ れ ま で 専 門 員 が 扱 っ た 事 例 の う ち 、 「生 活 時 間 様 式 」 を 用 い る こ と で 新 た な 知 見 が 得 ら れ そ う な 要 介 護 度3以 上 の 要 介 護 者 と そ の 家 族 介 護 者 を対 象 とす る イ ン タ ビ ュ ー 調 査 を 実 施 して も ら い 、 そ の 結 果 に つ い て 事 例 検 討 会 を 開 催 し て 意 見 を 取 り ま と め 、 こ れ を再 度 そ れ ぞ れ の 専 門 員 に フ ィー ドバ ック して 検 討 を依 頼 し、 この方 式 の有 効 性 を検 証 す る こ と と した 。
こ の よ う な 研 究 ス タ イ ル を と っ た 理 由 は 、4つ の グ ル ー プ の 実 践 調 査 協 力 者
2
人 文 学 報No.361(社 会 福 祉 学21)2005.3が 、 こ の 様 式 を 用 い た 調 査 の 結 果 と ケ ア プ ラ ン作 成 に 対 す る 意 義 、 さ らに 使 用 した マ ニ ュ ア ル に つ い て の 感 想 を 述 べ て も ら う と と も に 、 そ れ ら の 検 討 を 踏 ま え た デ ー タ の 整 理 ・分 析 、 マ ニ ュ ア ル の 精 緻 化 、 分 析 枠 組 の 提 案 な ど をお こな う こ と に よ っ て 、 実 践 と研 究 と の コ ラ ボ レ ー シ ョ ン(実 践 的 研 究)を 行 お う と した こ と に よ る。
こ の よ うな 研 究 プ ロ セ ス に よ っ て 、4つ の フ ィ ー ル ド全 体 で15回 の 研 究 会 が も た れ 、 全 部 で32事 例 に つ い て の 綿 密 な ケ ー ス 検 討 と これ を 踏 ま え た 活 発 な 意 見 の 交 換 が 行 わ れ た 。
こ の 論 文 で は 、 今 回 用 い られ た研 究 手 法 に つ い て 述 べ る と と も に、 収 集 さ れ た32の 事 例 の う ち 「介 護 の 社 会 化 」 を 検 討 に ふ さ わ し い と 思 わ れ る2事 例 を と
りあ げ 、 こ の 手 法 の 意 義 を検 証 す る こ と に した い2。
1.研 究 の 方 法
ま ず 、 今 回 取 り く ん だf実 践 的研 究 」 に お け る 方 法 上 の 特 徴 に つ い て 述 べ て お く。
(1)様 式2「 生 活 時 間 様 式 」 の 読 み 方
生 活 時 間 様 式 と そ の 記 入 方 法 に つ い て は 、 以 前 発 表 し た 拙 稿 で 詳 し く紹 介 し て い る の で 、 そ ち ら を 参 照 し て い た だ く と して3、 こ の 論 文 で は 、 記 入 さ れ た
「生 活 時 間 表 」(様 式2後 出5頁 、12頁 を 参 照 の こ と)の 「読 み 方 」 に つ い て 解 説 す る こ と に す る。
第1の 段 階 と し て は 、 調 査 の 際 に指 示 され た よ う に 、 生 活 時 間 表 を 「日 内」
生 活 時 間 と 「週 間 」 生 活 時 間 に 区 別 し、 生 活 時 間 の 観 点 か ら見 て 、 調 査 対 象 者 の1週 間 の 生 活 が い くつ の パ タ ー ン に 分 け られ る か を 見 た 上 で 、 そ れ ぞ れ が ど の よ う な 特 徴 を持 っ て い る か に つ い て 報 告 す る こ とが 求 め られ た 。
第2に 、 今 回 の 研 究 で は 、 生 活 時 間 の 解 釈 を 行 う た め の 手 法 と し て 、 「色 塗 り」 法 が 試 み ら れ た 。 これ は 、1日 の 生 活 行 動 を 大 雑 把 に 次 の6つ の 領 域 に 分 け て 「色 塗 り」 を 行 う こ と に よ り、 生 活 全 体 の 特 徴 を 生 活 時 間 の 観 点 か ら把 握 す る と い う方 法 で あ る 。 ま た 、 「枠 付 け 」 を行 う こ と に よ っ て 、 「見 守 り」 の よ う な 拘 束 時 間 が ど の よ う に な っ て い る か に つ い て の 見 解 が 求 め ら れ た 。
生 活 時 間 と介 護 の社 会 化 3
■ 黄 色:家 事
■ 榿 色:介 護
■ 紫 色:仕 事
■ 緑 色:サ ー ビス 利 用
■ 青 色:自 由 時 間
■ 網 掛:睡 眠
■ 太 枠:介 護 者 の 時 間 へ の 拘 束 性
こ の よ う な 「色 塗 り」 を行 う こ と に よ っ て 、1日 あ る い は1週 間 全 体 に つ い て 、 ど の よ う な 介 護 行 為 、 生 活 行 為 に 時 間 を 使 っ て い る か を視 覚 化 で き る と と も に 、 色 塗 りが で き な い 時 間 帯 に つ い て も 、 そ の 意 味 に つ い て の 検 討 が 行 わ れ た 。 例 え ば 、 在 宅 要 介 護 者 に は 「テ レ ビ」 の 時 間 が 多 い が 、 こ れ は 、 「自 由 時 間 」 と 言 え る か と い う と 必 ず し も そ う と は い え ず 、 「テ レ ビ を つ け て い る 」 だ け と い う可 能 性 も あ る。 言 い 換 え れ ば 、 要 介 護 者 に と っ て の 「自 由 時 間 」 と は 何 を 意 味 す る か を考 え る と い う課 題 が 提 起 さ れ た 。
第3に 、 今 回 の 研 究 に お い て は 、 生 活 時 間 と生 活 行 動 を、 一 次 時 間 、 二 次 時 間 、 三 次 時 間 に 分 類 し 、 そ の 観 点 か ら の 解 釈 を 行 う こ と と し た 。 一 次 時 間 は 主 に 生 理 的 必 要 時 間 、 二 次 時 間 は 社 会 的 活 動 時 間 、 三 次 時 間 は 自 由 時 間 を 含 む 創 造 的 な 時 間 と さ れ る が 、 こ う し た 観 点 か ら、 そ れ ぞ れ の 時 間 が ど の よ う に 確 保 さ れ て い る か に つ い て の 検 討 を行 い 、 そ れ ら の バ ラ ン ス か ら、 介 護 時 間 と 生 活 時 間 と の 関 係 を 考 察 す る こ と を も と め た 。
第4に 、 これ ら の 生 活 時 間 と 生 活 行 動 に つ い て の 分 析 を 行 う と と も に、 こ れ ら の 結 果 を 、 様 式3(こ こ で は 省 略 す る)で 整 理 した 本 人 や 家 族 介 護 者 に 関 す る 基 礎 情 報 と あ わ せ て 検 討 し、 解 釈 す る こ と を求 め た 。
(2)様 式4「 考 察 表 」 の 使 用
様 式2と3は 、 サ ー ビ ス 利 用 者 あ る い は 介 護 者 に つ い て の 「客 観 的 」 な デ ー タ で あ る の に 対 し て 、 様 式4は 「主 観 的 」 デ ー タ で あ る(8頁 、15頁 を 参 照 の こ と)。 報 告 者 は 、 調 査 対 象 者 か ら、 介 護 者 や 要 介 護 者 本 人 の 介 護 や そ れ 以 外 の 生 活 に つ い て の 考 え 方 、 親 族 の 援 助 、 サ ー ビ ス の 利 用 や 費 用 に つ い て の 考 え 方 を 聞 く と と も に 、 報 告 者 自 身 の 「解 釈 」 を 記 入 す る こ と が 求 め られ た 。 こ の
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人 文 学 報No361(社 会 福 祉 学21)2005,3よ う に ケ ア マ ネ ジ ャ ー は 、 「客 観 的 デ ー タ 」 と 「主 観 的 デ ー タ 」 の 双 方 を 踏 ま え た 考 察 を行 う こ と に よ っ て 、 サ ー ビ ス 利 用 者 の 状 態 や ケ ア マ ネ ジ ャ ー 自身 の 立 場 を 「立 体 的 に 」 説 明 す る こ とが 求 め られ た 。
2.2つ の 事 例 の 検 討
先 に 述 べ た よ う に 、 本 稿 で は32の 事 例 の う ち 要 介 護 度 が5で 介 護 負 担 が 重 い ケ ー ス で あ り、 介 護 者 も 高 齢 の 単 独 介 護 者 と な っ て い る 事 例 を と りあ げ る。 ま た 、 こ の2つ の 事 例 に は 多 く の 共 通 点 が あ る に も か か わ らず 、 「介 護 の 社 会 化 」 と い う 観 点 か ら見 る と対 照 的 な 事 例 で も あ る 。
〈 事 例A>
(1)要 介 護 者 の 概 要
AHさ ん は70歳 代 後 半 の 男 性 で 要 介 護 度5で あ る 。
AHさ ん は 、10年 前 に パ ー キ ン ソ ン 病 と診 断 さ れ 、 そ の 後 徐 々 に 歩 行 困 難 が 進 ん だ 。 平 成12年 頃 に は 小 刻 み で 伝 い 歩 き が で き て い た が 、 平 成13年 秋 に は 家 の 中 で 車 椅 子 を 使 っ て 移 動 す る よ う に な っ た 。 平 成14年 夏 、 食 欲 不 振 で 体 力 が 低 下 し て か ら は 、 ほ と ん ど 車 椅 子 で 過 ごす よ う に な っ た 。 平 成15年1月 、 風 邪 を き っ か け に在 宅 中 の ほ と ん ど を ベ ッ ドで 過 ごす よ う に な っ た 。 歩 行 困 難 の た め トイ レ が 間 に 合 わ ず 、 現 在 夜 間 は オ ム ツ を 利 用 し、 日 中 は3〜4時 間 お き に 尿 瓶 で 排 尿 誘 導 の 介 助 を 受 け て い る 。
ADLは 、 移 乗 、 排 泄 、 入 浴 、 着 脱 が 全 介 助 、 移 動 、 食 事 は 部 分 介 助 とな っ て い る。 会 話 は 自立 して い る が 、 言 葉 は 出 に く く、 自分 か ら訴 え る こ とは 少 な い 。 聞 か れ た こ と に は 短 い 言 葉 で 応 え る程 度 で あ る 。IADLは す べ て 全 介 助 と な っ て い る 。
居 住 環 境 に つ い て み る と 、12階 建 て マ ン シ ョ ン の7階 の3DKに 済 み 、 浴 室 は マ ン シ ョ ンサ イ ズ で 小 さ め で あ る。
AHさ ん の マ ン シ ョ ン は 駅 か ら数 分 の と こ ろ で 、 周 囲 に は 銀 行 や 商 店 街 が あ り、 日常 生 活 に 必 要 な 用 事 は こ の あ た りで 済 ま せ る こ と が で き る 。 な お 、 マ ン シ ョ ン に は 介 護 者 と 同 世 代 の 入 居 者 が 多 い 。
生 活時 間 と介 護 の社 会 化 5
(2)介 護 者 の 状 況
介 護 者 は 妻(AWさ ん とす る)で70歳 代 前 半 で あ る 。 腰 痛 が あ り、 隣 の 建 物 に あ る 医 院 に週1回 通 院 ・治 療 し て い る 。 親 族 と し て は 、 長 男 夫 婦 が 遠 方 に 在 住 し て お り、 月 に1回 程 度 長 男 が 出 張 の 際 立 ち 寄 る が 、 介 護 に は 慣 れ て い な い の で 、 直 接 の 介 護 援 助 は な い 。 長 男 の 妻 も 介 護 の 援 助 を 行 っ て い な い 。
(3)介 護 時 間 と 生 活 時 間
以 上 を踏 ま え 、 資 料A1に よ っ て 介 護 時 間 と 生 活 時 間 と 生 活 時 間 の 状 況 を 検 討 す る 。
介 護 者 に よ る と 、1週 間 の 生 活 時 間 は 、 月 曜 日、 火 ・木 ・土 曜 日、 水 ・金 曜 日、 日曜 日 の4つ の タ イ プ で あ る と の こ と で あ っ た が 、 大 き く見 る と、 本 人 の デ イ ケ ア の 利 用 が あ る 曜 日(月 ・火 ・木 ・土)と 、 利 用 の な い 曜 日(水 ・金 ・日)
に 分 か れ る 。
① デ イ ケ ア の な い 日(日 曜 日 の 場 合)
介 護 者 は6時30分 に 起 床 、 洗 面 ・身 支 度 を す る 。 本 人 が7時30分 に 起 床 す る の で 、 そ の 後15分 間 程 度 、 排 尿 誘 導 ・オ ム ツ 交 換 お よ び 後 始 末 、 更 衣 、 洗 面 、 口腔 ケ ア の 介 助 を す る 。8時30分 こ ろ か ら朝 食 の 準 備 を し て 、9時 か ら30分 程 度 本 人 の 朝 食 介 助 を 行 い 、 そ の 後 介 護 者 も朝 食 を と る 。 朝 食 後 、 本 人 を ベ ッ ド へ の 移 動 介 助 を 行 っ た 後 、 後 片 付 け 、 掃 除 、 洗 濯 な ど を お こ な う。11時45分 か ら15分 間 程 度 ベ ッ ドで の 尿 瓶 に よ る 排 尿 誘 導 と 後 始 末 を行 う。
12時30分 こ ろ か ら昼 食 の 準 備 を 行 い 、 介 護 者 も 一 緒 に 食 事 を す る 。13時 に 本 人 を テ ー ブ ル へ 移 動 介 助 して 昼 食 の 介 助 を 行 い 、13時40分 頃 昼 食 が 終 了 す る 。 口 を す す い だ 後 、 ベ ッ ドへ の 移 動 介 助 を 行 う 。15時30分 頃 ベ ッ ドで の お や つ が あ り、 そ の 後16時 か ら15分 程 度 排 尿 誘 導 と後 始 末 を す る 。 こ の 後 、 洗 濯 物 の 取 り込 み な ど 家 事 が あ る。
18時15分 頃 か ら 夕 食 の 準 備 を 開 始 し 、18時50分 こ ろ 、 本 人 の テ ー ブ ル へ の 移 動 介 助 を行 い 、19時 か ら夕 食 介 助 と な る 。 本 人 の 夕 食 が 終 わ る19時30分 こ ろ か ら介 護 者 が 食 事 を し 、19時50分 こ ろ に 終 わ る 。20時 こ ろ ベ ッ ドへ の 移 動 介 助 。 食 事 の 後 片 付 け は20時45分 こ ろ ま で に 終 了 す る 。21時30分 こ ろ か ら着 替 え と 口腔 ケ ア を 行 い 、 排 尿 誘 導 と 後 始 末 を 行 う。 そ の 後 介 護 者 は22時 〜22時
No.361(社 会 福 祉 学21)2005.3
人文学報
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生活 時 間 と介 護 の社 会 化 7
30分 こ ろ ま で 入 浴 し 、 身 支 度 を し た 後23時 こ ろ 就 寝 し て い る 。 な お 、 夜 間 に 介 護 で 起 き る こ と は な い よ うで あ る 。
な お 、 水 曜 日、 金 曜 日は 、 午 後15時 〜16時 ま で 入 浴 サ ー ビ ス を 利 用 し て い る 。 こ の 場 合 、 介 護 者 は 更 衣 の た め 浴 室 に 一 緒 に 入 る の み で あ り、 ヘ ル パ ー が 入 浴 介 助 を し て い る 。 こ れ に と も な っ て 、 オ ヤ ツ 介 助 の 時 間 が16時 か ら に な っ て い る が 、 他 に は あ ま り大 き な 変 化 は な い。
② デ イ ケ ア を 利 用 す る 日(月 ・火 ・木 ・土)
本 人 が デ イ ケ ア を 利 用 す る 月 ・火 ・木 ・土 曜 日 の 場 合 、 介 護 者 は 、 午 前 中9 時 か ら 口腔 ケ ア を 行 い 、9時30分 に 夫 を 送 り 出 し た あ と、 午 前 中 、 買 物 、 掃 除 、 洗 濯 等 の 家 事 を行 う。 買 物 は 週3回 で あ る が 、 洗 濯 と 掃 除 は 月 曜 日 を 除 い て 毎 日行 っ て い る 。 月 曜 日の 午 前 中 は 、 腰 痛 の た め 通 院 し て い る 。
12時30分 〜14時30分 に 時 間 帯 を 自 宅 で の 友 人 と の 交 流 に 充 て て い る 。 す な わ ち 、4〜5人 の 友 人 を 家 に 招 き 、 サ ロ ン の よ う な 集 ま り を 持 っ て い る が 、 こ こ に は 、 同 じ集 合 住 宅 に 住 み 、 や は り介 護 中 の 友 達 や 看 護 婦 の 友 人 な ど が 集 ま る と の こ とで あ り、 これ は 「私 の 時 間 で あ る」 と の こ とで あ っ た 。
(4)生 活 時 間 の 特 徴
以 上 を 踏 ま え て 、 事 例Aの 生 活 時 間 の 特 徴 を述 べ る と次 の よ う に な る 。 全 体 を 通 し て 、 要 介 護5の 重 度 介 護 ケ ー ス で あ る が 、 一 次 時 間 に つ い て み る
と 、1週 間 を 通 し て 、 睡 眠 は 夜 間 に 起 き る こ と も な く7時 間 は と れ て い る し、
ま た 、 食 事 時 間 、 入 浴 時 間 、 身 支 度 の 時 間 も ほ ぼ 確 保 で き て い る 。
二 次 時 間 に つ い て み る と、 デ イ ケ ア の な い 日は 、 介 護 時 間 が3〜4時 間 ほ ど に な り、 見 守 りを 考 え る と、1日 中 介 護 及 び 関 連 す る 介 助 と家 事 を し て い る こ と に な る が 、 デ イ ケ ア の あ る 日は 、 介 護 時 間 と家 事 時 間 とが は っ き りわ か れ て い る 。
重 要 な の は 三 次 時 間 で あ る 。 す な わ ち 、Aさ ん は 、 本 人 が デ イ ケ ア を 利 用 し て い る 曜 日 に、 自宅 で 近 隣 の 友 人 と2時 間 ほ どお 茶 な ど の 「私 の 時 間 」 を も ち 、 息 抜 き を して い る 。 これ に よ っ て 、 独 立 し た 三 次 時 間 が と れ て い る こ と が わ か る 。
こ の よ う に み る と、Aさ ん の 生 活 を 全 体 と し て み る と、1週 間 の 生 活 リズ ム
8
人 文 学 報No.361(社 会 福 祉 学21)2005.3が 見 られ る と と も に 、 一 次 、 二 次 、 三 次 の 時 間 が 明 確 に 区 別 さ れ 、 「め り は り」 の 効 い た 生 活 時 間 に な っ て い る と い え る 。
(5)介 護 に つ い て の 考 え 方(資 料A2)
次 に 、 資 料A2を 用 い て 、 介 護 者 や 本 人 の 考 え 方 を 紹 介 す る 。
本 人 の 排 泄 介 助 に つ い て は 介 護 者 の 「意 地 」 が あ っ た と い う 。 介 護 者 は 、 こ の 調 査 の しば ら く 前 ま で 、 ど う し て も本 人 に オ ム ツ で な く、 トイ レ の 使 用 を さ せ た い と考 え て い た 。 し か し、 本 人 が 最 近 風 邪 を ひ い て ベ ッ ドで 過 ごす よ う に な り歩 行 困 難 に な っ た た め 、 ベ ッ ド上 で の 全 面 介 護 に切 り替 え た 。 これ は 、 こ れ 以 上 本 人 を起 こそ う と す る と 、 自 分 が 倒 れ て し ま う か も し れ な い と考 え た か らで あ る と い う。 こ の 結 果 、 介 護 に か か る 時 間 は 短 くな り、 身 体 も気 持 ち も楽 に な っ た 。 本 人 も、 トイ レ を 頑 張 らな くて よ く、 楽 に な っ た よ う で あ り、 在 宅 生 活 を 続 け る に は 妻 が や りや す い 介 護 で よ い と考 え て い る と い う。 こ こ で は 、 排 泄 介 護 を め ぐ る 本 人 と介 護 者 の 考 え 方 に 変 化 が 見 られ た こ と が 重 要 で あ る。
ま た 、 介 護 者 は 、AHさ ん が 週4回 デ イ ケ ア に行 っ て い る の で 、 そ れ 以 外 に は 無 理 に 起 こ さず 体 力 も 低 下 して い る の で 休 息 日 に しよ う と考 え て い る。 ま た 、 AHさ ん も デ イ ケ ア に 通 う の は 楽 し い と い っ て お り、 行 か な い 日は つ い ベ ッ ド で 眠 っ て し ま う と い う。
介 護 者 自 身 の 生 活 時 間 に つ い て の 考 え を 聞 く と 、AWさ ん は 自分 の 都 合 の よ い よ う に 生 活 時 間 を 決 め て い る と の こ と で あ り、 先 に も述 べ た よ う に 、 本 人 の デ イ ケ ア 利 用 時 間 は 、 介 護 者 に と っ て 「息 抜 き」 の 時 間 に な っ て い る と の こ と で あ っ た 。
親 族 の 介 護 に つ い て は 、 息 子 の 家 族 は 遠 距 離 に す ん で い る の で 介 助 は 当 て に して お らず 、 発 症 時 か ら夫 婦 で や りき ろ う と い う決 心 を し て い た と の こ と で あ る 。AHさ ん も、 息 子 は 息 子 の 生 活 を 大 事 に して ほ し い と の こ と で あ っ た 。
サ ー ビ ス の 利 用 に つ い て 聞 い た と こ ろ で は 、 体 力 的 に は 週4回 の デ イ ケ ア が 丁 度 よ く、 ま た 、 ヘ ル パ ー も デ イ ケ ア の ス タ ッ フ も 長 い 付 き 合 い な の で 、 安 心
して 任 せ られ る し、 相 談 や ア ドバ イ ス も 受 け られ る と い う 。 (6)ケ ア マ ネ ジ ャ ー の 評 価(資 料A2)
こ の 事 例 を 担 当 す る ケ ア マ ネ ジ ャ ー の 評 価 に よ る と、 介 護 者 の 妻 は 介 護 方 針
生 活 時 間 と介 護 の 社 会 化 9
資 料A2ア セ ス メ ン ト考 察 表 利 用 者(A.H.)
項 目
介護者
(要介護 者) 調 査 者 対応方 針7.介護 に つ い て の 考 え 方
・ベ ッド上 で の 全 面 介 助 に介 護 方 針 を 変 え た事 で 介 護 に 掛 か る 時 間 が 短 くな った 。
・身 体 も気 持 ちも楽 に なった 。
・頑 張 らなくていいの で楽 になった
・在 宅 生活を続ける ため には妻 のや りや すい介 護でいい
妻 が 介 護 方 針 を常 に しっか り持 ち 、そ れ に 対 して や り切 った 事 で 、 今 、手 間 を省 いた 介 護 を して い る事 を納 得 して い る 。
介 護 者が 常に 「これ で良い」
と思 える援助を続 ける。
2.本 人 の 生 活 に つ い て の 考 え 方
週4回 デ イ に行 って い るの で 、そ れ 以 外 は 無 理 に 起 こさず 、休 息 日 に しよ うと考 えて い る(体 力 低 下 して い るの で)。
・デ イケ アに 通 うの は 摩 しい・行 か な い 日 は っ い
眠 って しまう
臥 床 す るだ け でな く眠 る 事 が 多 くな った 点 か ら、
体 力 低 下 を感 じる。
・今 後 、健 康状 態 の悪 化(肺 炎 等)に 注 意 が 必 要 。
・デ イケ ア 、主 治 医に協 力を 求 め る 。
3.介 護 者 の 生 活 に つ い て の 考 え方
・自 分 の 都 合 の 良 い ように 時 間 を決 め て い る。
・デ イに 行 ってい る 間 は 「私 の 時 間 」として 息 抜 きに 使 って い る 。
介 護 に関わる時間 が 多 い 中で、上 手に気 分転 換 が出 来ている。
介護 者 の健 康状 態 に変化 が 無 けれ ば 、見守 りでよい。
4.家 族/親 族 に っ い て の 考 え 方
・これ でOK 。 ・満 足 して い る
・発 症 時 か ら 夫 婦 で
遷農欝 融轡 雛貿
・夫 婦 共 満 足 して お り 問 題 な い 。
・妻 は 遠 くの 身 内 よ り 近 くの 他 人 を 活 用 出 来 て い る 。
現状 の 維持
5.利 用 サ ー ビ ス の 評 価(種 類 ・内
容 ・時 間 な ど)
・体 力 的 に デ イ ケ ア は 週4回 が ち ょ う ど 良 い 。1
・ヘ ル パ ー も デ イ の ス タ ッ フ も 長 い 付 き 合 い 。 安 心 して 任 せ られ る し 、 相 談 や ア ドバ イ ス も 受 け ら れ る 。
介護 ス タ ッフが 自 分 の事 を良 く理 解
して いるの で安 心 。
妻 は介 護 スタ ッフに精 神 的 に も支 え られ て い
る。
現状 の 維持
6.介 護 費 用 に つ い て の 考 え 方
自分 の年 金 だ けは手
を付 けず に置 きた い妻 に 任 せ る 。 月 の 収 入 の1割 程 度 掛
か っ て い る 。 現 状 の維持
7.そ の 他
O全 体 と しての解 釈 8.この 事 例 を取 り上 げた 理 由
介 護者 が 、か な り濃 厚 な介護 を行 ってい る にもか かわ らず 、 おお らか な様 子 な のは何 故 か 。 また 、介護 者が カが 抜 け る部 分が あれ ば知 りた い。
9.介 護 時 間 と 生 活 時 間 の 重 な り
曜 日によっては介護 者と要介 護者 が ほぼ一 日中居宅 で一緒 に過ごし、介護 時 間と生活 時間 が か なり重 なっているが、要介護 者 が週4回 デイケアを利用 しており、この時 間帯 が介 護 者に は友人 と 交流 したり、家事 をする 自分 の時 間となっている。
10.サ ー ビ ス 利 用 意 向
サ ー ビス の 目的 を明確 に して利 用 して いる 。介護 者が サー ビス を活 用 す る事 十 分出 来 てお り、現 在 のサ ー ビス を続 ける事 が有効 と思わ れ る。
11.生活 の 主 導 権 要介護 者 に規 則的 な生活 を送 って欲 しい とい う妻 の強 い意 向を感 じる。要 介護 者 も満 足 し て いるが 、主 導権 と して は妻が 持 って い る。
12.今 後 の 介 護 の 予 測 と援 助 方 針
活動性 の 低下 、体 力の低 下 のた め 、健 康 状態 が 悪化す る可 能性 が高 い。デ イケ ア ・ス タ ッ フや 主治 医 に経過観 察 を依 頼 し、必 要 に応 じて 医療 系のサ ー ビス を導 入す る。
13.本 様 式 利 用 後 の 理 解 の 変 化
介護 者 と要介 護者 の生 活時 間の 重 な りの 多さ を改め て確認 した。 それ と 同時 に介護 者 の生 活が 要介 護者 の それ と重 なる時 間 と 自由な 自分 の時 間、 家事 時間 とでバ ラ ンスが とれ て い る こ とが わか った。
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人 文 学 報No361(社 会 福 祉 学21)2005.3を 常 に し っ か り持 っ て お り、 こ れ ま で 、 そ の 方 針 を 確 実 に 実 行 し て き た と い え る 。 この た め 、AHさ ん の 体 力 が 落 ち て か ら、 ベ ッ ドの 上 で の 全 面 介 助 に 切 り 替 え 、 以 前 よ りは 手 間 を 省 い た 介 護 に な っ て い る が 、 介 護 者 で あ るAWさ ん は
こ の こ と を 納 得 し て い る と い う 。 ま た 将 来 も、 介 護 者 が 常 に 「これ で 良 い 」 と 思 え る 援 助 を続 け る こ と にす る 方 針 で あ る。
介 護 者 で あ るAWさ ん の 生 活 に つ い て み る と、 介 護 に 関 わ る 時 間 が 多 い 中 で 、 上 手 に 気 分 転 換 を し て い る と い え る 。 本 人 、 介 護 者 と も現 在 の 状 態 に満 足 して お り問 題 な い の で 、 現 在 の 状 態 を 継 続 す る こ と とす る 。
ケ ア マ ネ ジ ャ ー の 今 後 の 方 針 と して は 、AHさ ん は 全 体 的 に 臥 床 す る だ け で な く、 眠 る こ と が 多 くな っ た こ とか ら、 体 力 の 低 下 が 認 め られ る 。 今 後 、 健 康 状 態 の 悪 化(肺 炎 な ど)が 予 想 さ れ る の で 、 注 意 が 必 要 で あ る 。 こ の 点 に つ い て は 、 デ イ ケ ア と主 治 医 に 協 力 を 求 め る 方 針 で あ る。
(7)介 護 時 間 と 生 活 時 間 の 考 察
以 上 の 資 料A1とA2を 踏 ま え て 介 護 時 間 と 生 活 時 間 の 考 察 を 行 う と、 次 の よ う に な る 。
第1に 、AWさ ん とAHさ ん の 生 活 時 間 の 重 な りに つ い て み る と、 水 ・金 ・ 日 曜 日は 、 本 人 と 介 護 者 は ほ ぼ1日 居 宅 で 一一緒 に 過 ご し て い る が 、 月 ・火 ・ 木 ・土 曜 日は 、 本 人 が デ イ ケ ア を 利 用 して お り、 こ の 時 間 帯 に 介 護 者 は 通 院 ・ 買 物 ・洗 濯 ・掃 除 な どの 家 事 時 間 と、 近 隣 の 友 人 と の 交 流 の 時 間 を 持 つ こ とが で き て お り、 あ る 程 度 「自 分 の 時 間 」(三 次 時 間)を 持 つ こ と が 可 能 に な っ て い る 。 そ の意 味 で は 、1週 間 と い う 単位 で は メ リハ リの つ い た 生 活 が で き て い る。
特 に 、 同 じ集 合 住 宅 内 に 多 く の 友 人 が い る た め 、 介 護 者 は あ ま り外 に 出 な い に も 関 わ ら ず 「孤 立 し た 」 介 護 体 制 に な っ て い な い こ と が 在 宅 介 護 の 継 続 に と っ て 重 要 で あ る 。 こ こ に 登 場 す る 近 隣 の 人 々 の 存 在 は 、 介 護 者 が 、 介 護 を 含 む さ ま ざ な 情 報 を 交 換 し 合 い 、 介 護 意 欲 を 継 続 さ せ る 上 で き わ め て 重 要 で あ り、
い わ ば 「地 域 介 護 」 が で き て い る と も い え る 。 こ の こ とが 、 遠 方 に い る 息 子 家 族 へ の 依 存 を求 め て い な い 理 由 に も な っ て い る と も 考 え られ る。
第2に 、 生 活 の 主 導 権 は 介 護 者 で あ るAWさ ん が も っ て お り、AHさ ん に は 規 則 的 な 生 活 を送 っ て ほ し い と い う 強 い 意 向 を 感 じ る 。 しか し本 人 も現 状 に 満
生活 時 間 と介 護 の社 会 化 11
足 して お り、 一 方 的 な 生 活 を 強 い る も の で は な い 。
第3に 、 これ ら を 踏 ま え て サ ー ビ ス の 利 用 を 考 え て み る と 、 目 的 を 明 確 に し た サ ー ビ ス の 利 用(本 人 へ の 介 護 支 援)が 行 な わ れ て お り、 ま た 、 介 護 者 の 生 活 に と っ て も 、 本 人 の デ イ ケ ア の 利 用 が 大 切 な 意 味 を 持 っ て い る。
な お 、 本 人 の デ イ ケ ア 利 用 は4日 間 が 限 度 で あ り、 よ り重 介 護 に な っ た 場 合 の 対 応 に つ い て 検 討 して お く必 要 が あ る と い う ケ ア マ ネ ジ ャ ー の 見 解 が 示 さ れ 、 ま た 、 介 護 者 が 介 護 を 継 続 す る 上 で 、 主 治 医 の 医 院 と デ イ ケ ア が と な り の 建 物 に あ り、 主 治 医 と は 、 長 年 の 付 き 合 い が あ る こ とか ら、 い つ で も 気 軽 に 相 談 で き る こ と が 大 き な 意 味 を 持 っ て い る と い う こ とが 紹 介 さ れ た 。
こ れ らに よ っ て 、 介 護 者 で あ る 妻 は 完 壁 な 介 護 を し よ う と して い る が 、 他 方 で お お らか な 態 度 も み せ て お り、 適 当 に 力 を ぬ く こ と も で き て い る 。 こ う し た 状 況 の 理 解 が 生 活 時 間 様 式 を 用 い る こ と に よ っ て 可 能 に な っ た と さ れ た 。
<事 例B>
(1)要 介 護 者 の 概 況
BMさ ん は 、100歳 を 超 え る 女 性 で 要 介 護5で あ る 。90歳 後 半 に 自 宅 で 転 倒 し、 左 大 腿 骨 頚 部 を 骨 折 し た が 、 退 院 後 、 リハ ビ リ に よ っ て 自宅 内 で は 介 助 歩 行 が 可 能 な ま で に 回 復 し た 。 既 往 に 心 筋 梗 塞 が あ る 。
ADLは 、 移 動 ・入 浴 ・着 脱 が 全 介 助 、 動 作 ・食 事 ・排 泄 は 一 部 介 助 で 、 食 事 は ス プ ー ン で 自 力 摂 取 が 可 能 で あ る 。 会 話 は 可 能 で あ る が 、 難 聴 の た め 、 大
き な 声 で 話 す 必 要 が あ る 。 し か し 自分 の 意 思 は は っ き り と伝 え る こ と が で き る 。 視 力 低 下 が あ り、 形 が ぼ ん や り と見 え る 程 度 で あ る 。 夜 間 頻 尿 の た め 、 … 時 間
半 お き に ポ ー タ ブ ル トイ レ へ 移 動 す る 。 IADLは ほ と ん ど全 介 助 で あ る 。 (2)介 護 者 の 状 況
介 護 者 は 本 人 の 長 女(BDさ ん と す る 〉 で70代 後 半 で あ る 。45年 間 、 教 師 を して い た が 、 現 在 は 無 職 で あ る 。 介 護 者 か らみ て 父 親(既 に 死 亡)の 介 護 も 合 わ せ る と、40年 間 介 護 生 活 を 送 っ て い る 。 現 在 の ケ ア プ ラ ン は 、 介 護 保 険 導 入 前 の 状 態 か ら5年 間 ほ ぼ 変 わ っ て い な い。 ま た 、 他 の 親 族 か ら の 援 助 は な
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人 文 学 報No.361(社 会 福 祉 学21)2005.3い 。
(3)介 護 時 間 と 生 活 時 間(様 式2)
資 料B1に よ る と、1週 間 の 生 活 時 間 の パ タ ー ン は 、 サ ー ビ ス を何 も利 用 し て い な い 月 ・火 ・木 ・土 ・日 と、 訪 問 看 護 や 訪 問 リ ハ ビ リが 入 る 水 ・金 曜 日 の
2つ の パ タ ー ン に 分 け ら れ る 。
① サ ー ビス を 利 用 しな い 曜 日(月 ・火 ・木 ・土 ・日)
介 護 者 は5時 半 に 起 床 し、6時 か ら7時 ま で 、 洗 濯 と外 の 掃 除 を行 う。7時 に 本 人 の 排 泄 の 見 守 りを す る 。7時15分 か ら8時20分 ま で の 間 に 、 朝 食 準 備 と、
本 人 の 洗 面 ・更 衣 の 介 助 を 行 う 。8時20分 に 朝 食 を セ ッ トす る 。9時 か ら、 朝 食 の 片 付 け 、 掃 除 、 着 替 え と 、 夕 食 の 下 ご し ら え を す る 。10時 半 か ら外 出 。 昼 ご は ん に は 、 パ ンな ど簡 単 な も の を セ ッ トし て お く。
午 後 は 、15時 の 帰 宅 ま で 、 買 い 物 ・図 書 館 ・散 策 ・展 覧 会 ・外 食 ・お 茶 な ど、 完 全 な 自 由 時 間 を 過 ごす 。
帰 宅 後 、 一 時 間 ほ ど は 特 に 何 も せ ず 過 ご し 、16時 か ら17時50分 こ ろ ま で 夕 食 の 準 備 を す る 。 本 人 の 移 動 介 助 を し、18時 に 夕 食 。 本 人 の 夕 食 の 見 守 り も行 う。18時40分 に 本 人 の ベ ッ ドへ の 移 動 介 助 を 行 い 、 そ の 後 夕 食 の 後 片 付 け 、 本 人 の 洗 面 介 助 、 口 腔 ケ ア 、 湿 布 貼 り 、 更 衣 の 介 助 を 行 う。21時 か ら22時 半 ま で は 新 聞 やTVや 日 記 を 書 い た りす る な ど の 自 由 時 間 に な る 。22時 半 に 入 浴 し て 、 そ の 後 就 寝 す る 。
就 寝 後 、 夜 間 は1時 間 半 お き に排 泄 の 見 守 りが 必 要 な の で 本 人 の 排 泄 の 見 守 りが あ る た め 、 熟 睡 で き な い 。
② 訪 問 看 護 や 訪 問 リハ ビ リ の サ ー ビ ス の 入 る 曜 日(水 ・金)
水 曜 日 は 、 外 出 時 間 が い つ も よ り 短 く10時 半 か ら12時 と な る 。 帰 宅 後 、 昼 食 を セ ッ ト し 、13時 に 自分 の 昼 食 を と る 。 訪 問 看 護 の 火 曜 日 は 、13時 半 か ら 14時 半 ま で 、 訪 問 看 護 で シ ャ ワ ー 浴 あ る い は 清 拭 を 行 う が 、 介 護 者 も 着 替 え を 用 意 し た り な ど して 手 伝 う。 そ の 後16時 ま で はTVを 観 た りな ど 自 由 に す ご す 。16時 か らは 基 本 パ タ ー ン と 同 じ で あ る 。
金 曜 日は 、17時 か ら17時45分 ま で 訪 問 リハ ビ リ が 入 る 以 外 は 、 水 曜 日 と 同 じ で あ る 。