長周期構造物用転動型制振装置の実験研究
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(2) Ⅰ-36. 第37回土木学会関東支部技術研究発表会. 3.実験方法および結果 実験では,ラーメン構造模型に TRMD を取り付け,制振時と非制振時の自由振動実験を行う.実験は,構造 模型の梁部分を水平方向に引張り,初期変位を与えて,自由振動させる.この時の構造模型の変位応答をレ ーザー変位センサーにより,30 秒間計測する.制振時では,TRMD に取り付ける磁石の個数を変化させ,構 造物の変位応答の変化を6通り計測した.図-3 は非制振時,図-4 は制振時で転動子に取り付けた磁石の個数 を 7 個にしたときの変位応答波形である.図-5 に磁石の個数の変化による構造物の減衰の変化を示してある. 一般に磁石の個数が多くなると直線的に構造物の減衰定数が大きくなるが4).結果は図に示すようになった.. 図-3. 構造模型(非制振時). 図-5. 図-4. 転動子(磁石7個). 転動子の磁石数と減衰定数. 4.結言 本研究では,1Hz 程度で揺れる構造物のための長周期構造物用転動型制振装置を提案し,実験結果から構 造模型におけるこの装置の減衰効果を確認することができた.しかしながらより効果的な構造物減衰を得る ために,磁石の配置,取り付け方法にはさらに工夫が必要であることがわかった.今後,本研究の結果を数 値解析によって最適な減衰を得るための研究を進める計画である. 本研究は東海大学工学部土木工学科,中原. 隆弘,篠田. 洋平及び小室. 貴裕と共に行った.. 【参考文献】 1)池上俊輔,豊田泰史,島崎洋治:3 スパン高架橋のプロップ式ダンパーによる制振解析,東海大学紀要工 学部,Vol.46, No.1,pp.35-38,2006. 2)尾畑守夫,森尻渉,島崎洋治:転動型制振装置の自由振動における制振効果,構造工学論文集,Vol.47A, pp.381-391,2001. 3)河相. 全次郎:「制振・免振技術」,鹿島出版,1996.. 4)武井. 啓充,島崎. 洋治:クレイドル型制振装置における実験と解析,土木学会第 63 回年次学術講演会. 講演概要集,第Ⅰ部門,pp.1189-1190,2008..
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