割れ目の卓越した岩盤にも有効な原位置岩盤三軸試験法の開発
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(2) 9.電力施設建設・保全. 試験体作製装置は,ケーシングに取り付けた掘削 モーターで6個の掘削ビットを回転させるとともに, それらを取り付けたケーシングをゴム車輪で回転・ 上下させれることにより円柱試験体を作製する。 作製した試験体はコアパックに収められる。. 掘削モーター. コア パック. ケーシング. 38cm. ゴム車輪 掘削 ビット. 三軸セル. 試 験 体. 試 験 体. 試 験 体. 100cm ①岩盤表面に試験体 作製装置を設置 後,掘削開始. ②試験体がコアパッ クに入った状態で 掘削終了. ③試験体作製装置の 上部およびゴム車 輪を取外す. ④コアパックを着け たまま三軸装置の セルを設置. 油圧ジャッキ他. せん断面. せん断面 試 験 体. 試 験 体. ⑤セルに圧力を加え ながらコアパック を抜く. 試 験 体. 試 験 体. ⑥ジャッキ類を設置 し,三軸試験を実 施. 図2 試験後回収した試験体. ⑦試験終了後,ジャッ キ類を撤去. 割れ目(写真で茶褐色の線が割れ目に 相当)の卓越した岩盤の試験体作製に 成功し,試験終了後には既存の割れ目 等に沿ったせん断面が観察できた。. ⑧試験体作製装置や セルとともに試験 体を回収. 図1 原位置岩盤三軸試験法の手順 ポアソン比 ν. 1. 1.6. 1.4. 0.6 0.4 0.2. 軸力F. 軸力 F. 0. 1. 0. 0.2. 0.4. 0.6. 0.8. 1. せん断応力比 q/ q f d d'. 0.8. ι. 変形係数 E50 (MPa). 軸差応力 q (MPa). 1.2. 試験体No.T- 4 試験体No.T- 5 試験体No.T- 9 ① 試験体No.T- 9 ②. 0.8. ι'. 0.6. 0.4. 0.2. 周ひずみεr. 軸ひずみεa. =(d - d ' )/ d. =(ι- ι')/ ι. 軸ひずみεa. 試験体No.T-4 拘束圧σc:0.2MPa. 周ひずみεr. 350 300 250 200 150. 50 0. 0 -2. -1. 0. 1. 2. 3. 試験体No.T- 4 試験体No.T- 5 試験体No.T- 9 ① 試験体No.T- 9 ②. 100. 0. 0.1. 0.2. 0.3. 0.4. 0.5. 0.6. 0.7. 9 0.8. 拘束圧σ(MPa) c. ひずみ εa ,εr (%). 図3 応力とひずみの関係の一例. 図4 得られた岩盤の力学特性. 従来は計測できなかった割れ目の卓越した岩盤の 応力とひずみの関係を精度よく計測することが可 能となった。. 従来は測定できなかったせん断応力比 q/qf とポアソ ン比νの関係(上図)や拘束圧σcと変形係数 E50 の 関係(下図)を取得することが可能となった。. 121.
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