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東京における都市計画道路の整備方針 ( 第四次事業化計画 ) 中間のまとめ 平成 27 年 5 月 東京都 特別区 26 市 2 町

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東京における都市計画道路の整備方針

(第四次事業化計画)

中間のまとめ

平成27年5月

(2)
(3)

はじめに

都市計画道路は、多様な機能を有する都市を形成する最も基本的な

インフラであり、成熟した首都東京の魅力づくりと国際競争力強化、

また防災性の向上の観点から、極めて重要な基盤施設です。

しかし、東京の都市計画道路の完成率は約6割にとどまっており、

都内を走行する交通量に対し、整備が追いついておらず、各所で慢性

的な交通渋滞を引き起こしています。

このことが都市環境の悪化や移動の制約に伴う多大な時間的・経済

的な損失、産業の高コスト構造を招き、東京の国際競争力を低下させ

る一因となっています。

これまでも都市計画道路を計画的、効率的に整備するため、東京都

と特別区及び26市2町は共に連携しながらおおむね10年間で優先的に

整備すべき路線を定めた「事業化計画」を過去3回にわたり策定し、

事業の推進に努めてきました。

しかし、現行の「区部における都市計画道路の整備方針(第三次事

業化計画)」(平成16年度から27年度まで)及び「多摩地域における

都市計画道路の整備方針(第三次事業化計画)」(平成18年度から27

年度まで)の策定以降、東日本大震災の発生など、首都東京を取り巻

く環境や社会経済情勢が大きく変化しています。また、区部、多摩地

域ともに第三次事業化計画の目標年次を平成27年度としており、より

効率的な道路整備とするため、第四次事業化計画では、区部と多摩地

域を統合した東京全体の事業化計画を策定することとし、東京都と特

別区及び26市2町は協働でその策定に向けた調査検討を進めてきまし

た。

首都東京の再生と更なる発展を加速させ「世界一の都市・東京」を

実現していくため、このたび、集約型の地域構造への再編など新たな

視点も取り入れ、東京の都市計画道路が果たすべき役割や整備の基本

的な方向性を示した「東京における都市計画道路の整備方針 中間の

まとめ」として取りまとめました。

今後、更に東京都と特別区及び26市2町が協働で検討を進め、平成

27年度末に「東京における都市計画道路の整備方針」を策定する予定

です。

皆様からの「中間のまとめ」に対する御意見・御提案をお待ちして

おります。

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東京における都市計画道路の整備方針

中間のまとめ 目次

第1章 東京の新しい道路づくりに向けて 1 道路整備を取り巻く社会状況と都市計画道路の現状と課題 (1) 東京の道路整備を取り巻く社会状況 ... 1 (2) 都市計画道路の現状 ... 7 (3) 都市計画道路の整備財源 ... 10 (4) 東京が抱える都市計画道路の課題 ... 12 2 道路整備の「基本理念」と「基本目標」 (1) 東京が目指すべき将来像 ... 18 (2) 道路整備の「基本理念」 ... 22 (3) 道路整備の「基本目標」 ... 23 第2章 東京の今後の道路整備に向けた考え方 1 東京における都市計画道路の整備方針について (1) 整備方針策定の流れ ... 24 (2) 計画期間 ... 24 2 将来都市計画道路ネットワークの検証 (1) 将来都市計画道路ネットワークの検証における考え方 ... 25 (2) 検証項目の内容 ... 26 3 優先整備路線の選定(第四次事業化計画) (1) 優先整備路線の選定における考え方 ... 32 (2) 今後 10 年間の整備の方向性の内容 ... 33 4 今後の予定 ... 35 <検討体制> <お問合せ先>

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1

第1章 東京の新しい道路づくりに向けて

1 道路整備を取り巻く社会状況と都市計画道路の現状と課題

(1) 東京の道路整備を取り巻く社会状況 ア 人口の動向 我が国は人口減少時代を迎えていますが、首都東京においても、間もなく人口 減少局面に入るものと推定されます。しかしながら、その傾向は緩やかであり、 平成 47 年時点における東京都の人口は 1200 万人を超える規模です。また、東京 都の平成 22 年度の流入超過人口は約 242 万人であり、他都市と比較してもその規 模は大きいものです。一方で、高齢化の進展も顕著となっており、およそ 25 年後 (平成 52 年)の年齢別人口構成では、男女ともに 65~69 歳の人が最多となり、 高齢化率は 33%になると予測されています。 東京においては、人口が減少に転じても、日本を牽けん引する社会経済活動、物流 ニーズの多様化や余暇活動などによる人々の交流など、引き続き活発な都市活動 を維持していかなければなりません。そのため、都市計画道路を含めた都市基盤 の整備を進めるとともに、バス交通の充実や安全な歩道設置などによる移動の円 滑性を高めるなど、人口や都市活動の動向に対応した都市づくりが重要です。 図 1-1 東京都の人口推移 出典:「東京都男女年齢(5 歳階級)別人口の予測」(平成 25 年 3 月)(東京都総務局)、 「国勢調査」(総務省) 「日本の将来推計人口(平成 24 年 1 月推計)」(国立社会保障・人口問題研究所)などから作成。 平成 27 年以降は、東京都政策企画局による推計 1,258 1,316 1,333 1,336 1,327 1,308 1,280 1,242 1,000 1,050 1,100 1,150 1,200 1,250 1,300 1,350 1,400 2005 2010 2015 2020 2025 2030 2035 2040 (H17) (H22) (H27) (H32) (H37) (H42) (H47) (H52) 東 京 都 人口( 万 人)

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2 図 1-2 東京都と主要都市の流入超過人口 図 1-3 東京都の年齢人口構成の変化 図 1-4 東京都の物流件数の推移(流動ロット規模別) 242 11 42 0 50 100 150 200 250 300 東 京 都 愛 知 県 大 阪 府 (万人) 出典:「平成 22 年国勢調査」を基に作成(流入超過人口=昼間人口-夜間人口) 昼間人口:従業地、通学地による人口(昼間に活動している場所での人口) 夜間人口:常住地による人口(人が寝泊まりする場所での人口) 0 20 40 60 0 20 40 60 0~4 5~9 10~14 15~19 20~24 25~29 30~34 35~39 40~44 45~49 50~54 55~59 60~64 65~69 70~74 75~79 80~84 85歳以上 (万人) 0 20 40 60 0 20 40 60 0~4 5~9 10~14 15~19 20~24 25~29 30~34 35~39 40~44 45~49 50~54 55~59 60~64 65~69 70~74 75~79 80~84 85歳以上 (万人) <現在>平成 22 年 <将来>平成 52 年 出典:「東京都男女年齢(5 歳階級)別人口の予測」(平成 25 年 3 月)(東京都総務局) 「国勢調査」(総務省)、「日本の将来推計人口(平成 24 年 1 月推計)」(国立社会保障・ 人口問題研究所)などから作成。平成 52 年は、東京都政策企画局による推計 ■:男 ■女 ■:男 ■女 出典:平成 2~22 年「全国貨物純流動調査」(国土交通省)を基に作成 0.1~ 0.5㌧ 0.1㌧未満 0.5~ 1㌧ 1~ 5㌧ 5㌧ 以上 55.6% 18.5% 6.4% 13.5% 6.0% 57.9% 19.0% 5.8% 12.0%5.3% 63.6% 16.7% 4.8% 9.9%5.0% 68.7% 15.2% 4.0% 7.9%4.1% 75.1% 11.9% 3.4% 6.2% 3.4% 1990年調査 1995年調査 2010年調査 2000年調査 2005年調査 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 単位 千件/3日 0.1 トン未満 0.1~0.5 トン 0.5~1 トン 1~5 トン 5 トン以上

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3 イ 災害への備え 平成 23 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災は、従来の災害の概念に収まらな い未曽有の大災害でした。東北から関東地方に至る東日本の太平洋岸において広 範囲に甚大な被害がもたらされたほか、震源から遠く離れた東京においても、大 量の帰宅困難者の発生や交通麻痺ひなど、大規模地震に対する都市機能の脆弱性を 改めて認識させられることとなりました。 東京都内では、発災時の木造住宅密集地域における大規模火災の発生、沿道建 物の倒壊などによる道路閉塞などが懸念されています。東京都では、平成 24 年 1 月に「木密地域不燃化 10 年プロジェクト」の実施方針を策定し、発災時に特に甚 大な被害が想定される整備地域を対象に、市街地の延焼遮断など、防災性の向上 を図る都市計画道路を「特定整備路線」として選定し、整備を進めています。 また、国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)によると、地球温暖化 に伴う気候変動の影響により、今後ますます台風などの熱帯低気圧の強度が増大 するとともに、大雨の頻度も増加する可能性が高くなることが予測されています。 平成 25 年 10 月の台風 26 号における伊豆大島土砂災害や平成 26 年 8 月の豪雨に よる広島土砂災害など、近年、都内をはじめ全国各地で台風や集中豪雨などの様々 な異常気象による災害が頻発しています。 こうした災害の教訓を基に、首都直下地震などの大規模地震や集中豪雨による 土砂災害などへの備えとして、災害に強い社会基盤の整備が求められています。 図 1-5 大規模地震時の道路閉塞(阪神・淡路大震災時の状況) 出典:東京消防庁

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4 ウ 激化する国際競争 東京はこれまでアジア地域の統括拠点として、世界有数の経済都市としての地 位を守ってきました。しかし、経済・文化などの分野において、グローバル化の 進展やインターネットの普及などにより、ヒト・モノ・カネ・情報の動きがます ます活発化しており、都市間競争が激化する中、アジア有力都市が急速に競争力 を伸ばし、東京の地位は脅かされつつあります。 一方で、平成 32 年開催の東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、 高度に発達した利用者視点の都市インフラを備えた国際都市東京の実現を目指す ことに加え、「リニア新幹線」の開通による東京のハブ機能の拡大や陸・海・空の 広域的な交通・物流ネットワークの形成など、東京の都市基盤に対する期待は高 まっています。 激化する国際競争を勝ち抜き、世界一便利で快適な都市を築いていくためには、 東京の最大の弱点である交通渋滞の緩和や歩行者、自転車に配慮した道路空間を 創出し、成熟した社会にふさわしい交通手段の活用を図るなど、様々な交通政策 を実施していく必要があります。 図 1-6 世界の都市総合ランキングに見る東京の評価 第9位 Hong Kong(香港) 2010 年順位 2014 年順位 第1位 New York(ニューヨーク) 第2位 London(ロンドン) 第3位 Paris(パリ) 第4位 Tokyo(東京) 第1位 London(ロンドン) 第2位 New York(ニューヨーク) 第5位 Singapore(シンガポール) 第3位 Paris(パリ) 第4位 Tokyo(東京) 第5位 Singapore(シンガポール) 第8位 Seoul(ソウル) 第6位 Seoul(ソウル) … 第 9 位 Hong Kong(香港) … 出典:(財)森記念財団都市戦略研究所 世界の都市総合力ランキングを基に作成 … … 第 24 位 Beijing(北京) 第 26 位 Shanghai(上海) 第14 位 Beijing(北京) 第15位 Shanghai(上海) …

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5 エ 環境への配慮 東京の温室効果ガス排出量の 95%は二酸化炭素(CO2)であり、運輸部門が東京 における二酸化炭素(CO2)排出量全体の約 20%(平成 22 年度)を占めています。 東京都は、東京都環境基本条例に基づき、平成 20 年 3 月に策定した「東京都環境 基本計画」において、「2020(平成 32)年までに、東京の温室効果ガス排出量を 2000(平成 12)年比で 25%削減する」ことを定めるとともに、部門別の二酸化炭 素(CO2)排出量の削減目標を設定しており、平成 32 年度における運輸部門の削 減目標値は 42%です。 この削減目標値の達成に向けては、主要渋滞箇所などにおける効率的な渋滞対 策の実施や、自転車の安全な利用環境の確保により、環境負荷の小さい交通手段 の利用を促進することなどが効果的です。 図 1-7 東京都における二酸化炭素(CO2)排出量の構成比 図 1-8 自転車走行空間のイメージ(渋谷区幡ヶ谷 旧玉川水道道路) 18.1 11.5 9.1 28.9 32.1 37.3 23.9 24.3 28.9 27.3 30.3 21.8 1.9 2 2.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% H2年度 H12年度 H22年度 産業部門 業務部門 家庭部門 運輸部門 その他 5,440万t-CO2 5,408万t-CO2 5,888万t-CO2 出典:「都における温室効果ガス排出量総合調査」(東京都環境局平成 25 年 3 月)を基に作成 出典:東京都建設局

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6 オ 総合的な交通政策の推進 都が設置した「東京の総合的な交通政策のあり方検討会」の取りまとめ(平成 27 年 1 月)の中では、「世界一の都市・東京」にふさわしい「世界一の交通体系」 に向けて、高齢者や外国人など様々な利用者が円滑に移動できる交通体系を実現 するため、交通インフラの更なる充実に加え、交通結節機能の充実や成熟社会に ふさわしい道路空間・水辺空間の利活用を推進することが必要であるとされてい ます。 このことから、今後、交通広場の整備などまちづくりと連携して交通結節機能 を充実させ、利用者の視点で使いやすいものに改善していくとともに、都市計画 道路を整備し、自転車走行空間の創出や地区内への交通流入の抑制を行うことに より、歩行者及び自転車利用者の安全性を確保した道路空間やにぎわいのある歩 行者空間などを実現していくことが必要です。 図 1-9 交通広場のイメージ(国分寺駅北口再開発事業)

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7 (2) 都市計画道路の現状 ア これまでの事業化計画 東京都と特別区及び 26 市 2 町では都市計画道路を計画的、効率的に整備するた め、これまでに 3 回、おおむね 10 年間で優先的に整備すべき路線を選定した「事 業化計画」を策定し、事業の推進に努めてきました。 区部においては、昭和 56 年に第一次事業化計画、平成 3 年に第二次事業化計画、 平成 16 年に第三次事業化計画を策定しています。多摩地域においては、平成元年 に第一次事業化計画、平成 8 年に第二次事業化計画、平成 18 年に第三次事業化計 画を策定しています。 こうした事業化計画に基づく計画的な事業の推進により、現在の都市計画道路 ネットワークが構築されています。 図 1-10 事業化計画の目的とこれまでの経緯 都市計画道路を計画的、効率的に整備するため、おおむね 10 年間に優先的に整備する路線 を選定 (区部) 昭和 56 年 第一次事業化計画策定(昭和 56 年度~平成 2 年度) ・前期事業化予定路線 98 ㎞ 平成 3 年 第二次事業化計画策定(平成 3 年度~平成 15 年度) ・前期事業化予定路線 179km 平成 16 年 第三次事業化計画策定(平成 16 年度~平成 27 年度) ・優先整備路線 133 ㎞ (多摩) 平成元年 第一次事業化計画策定(平成元年度~平成 7 年度) ・前期事業化予定路線 147 ㎞ 平成 8 年 第二次事業化計画策定(平成 8 年度~平成 17 年度) ・前期事業化予定路線 215 ㎞ 平成 18 年 第三次事業化計画策定(平成 18 年度~平成 27 年度) ・優先整備路線 135 ㎞ <目的> <経緯>

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8 イ 都市計画道路の整備状況 東京都内には、現在、延長約 3,207km の都市計画道路が計画決定されています が、平成 25 年度末現在、完成率は約 62%であり、まだ多くの未整備区間が残存 しています。 なお、区部の完成率は約 64%、多摩地域の完成率は約 60%となっており、多摩 地域の整備が区部に比べ遅れています。 このうち、骨格幹線道路については、これまでの整備実績により区部の完成率 は約 70%、多摩地域の完成率は約 65%であり、残る区間を着実に整備していく必 要があります。 図 1-11 都市計画道路の整備推移 骨格幹線道路:都内や隣接県を広域的に連絡し、高速自動車国道をはじめとする主要な道路を 結ぶ、枢要な交通機能を担う幹線道路 (区部:放射・環状線など/多摩地域:多摩南北・東西主要路線など) 概成:都市計画道路のうち、計画幅員までは完成していないが、ある程度の車線数は有するな どによりおおむね機能を満たしている道路 区部…計画幅員 15m 以上の場合、現況幅員が計画の 60%以上又は 18m 以上 計画幅員 15m 未満の場合、現況幅員が 8m 以上の道路 多摩地域…現況幅員が 8m 以上の道路 図 1-12 都市計画道路の完成率(平成 26 年 3 月末) 1,997 1,210 62% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500 H5 H7 H9 H11 H13 H15 H17 H19 H21 H23 H25 (km) 完成 未整備 完成率 ■完成 ■事業中 ■概成 ■未整備

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9 図 1-13 特別区別の都市計画道路の完成率(平成 25 年 3 月末) 図 1-14 市町別の都市計画道路の完成率(平成 25 年 3 月末) 73% 57% 51% 41% 67%72% 61% 54% 61% 43% 38% 68% 19%22% 37% 75% 51% 67% 33% 55% 51% 80% 59% 89% 66% 39% 58% 82% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 0 50 100 150 200 250 八 王 子 市 立 川 市 武 蔵 野 市 三 鷹 市 青 梅 市 府 中 市 昭 島 市 調 布 市 町 田 市 小 金 井 市 小 平 市 日 野 市 東 村 山 市 国 分 寺 市 国 立 市 福 生 市 狛 江 市 東 大 和 市 清 瀬 市 東 久 留 米 市 武 蔵 村 山 市 多 摩 市 稲 城 市 羽 村 市 あ き る の 市 西 東 京 市 瑞 穂 町 日 の 出 町 都市計画道路 完成 率 延長( km ) 完成 概成 未整備 完成率 83%88% 68% 66% 54% 84% 53% 75% 60% 55% 39% 49% 79% 48%49% 62%63% 69%68% 50% 77% 66% 75% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 0 50 100 150 200 250 千 代 田 区 中 央 区 港 区 新宿 区 文 京 区 台 東 区 墨 田 区 江 東 区 品 川 区 目 黒 区 大 田 区 世 田 谷 区 渋 谷 区 中 野 区 杉 並 区 豊 島 区 北 区 荒川 区 板 橋 区 練 馬 区 足 立 区 葛 飾 区 江 戸 川 区 都市計画道路完成率 延長( km ) 完成 概成 未整備 完成率 出典:平成 25 年都市計画現況調査(国土交通省) 出典:平成 25 年都市計画現況調査(国土交通省) 83%88% 68%66% 54% 84% 53% 75% 60% 55% 39% 49% 79% 48%49% 62%63% 69%68% 50% 77% 66% 75% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 0 50 100 150 200 250 千 代 田 区 中 央 区 港 区 新宿 区 文 京 区 台 東 区 墨 田 区 江 東 区 品 川 区 目 黒 区 大 田 区 世 田 谷 区 渋 谷 区 中 野 区 杉 並 区 豊 島 区 北 区 荒川 区 板 橋 区 練 馬 区 足 立 区 葛 飾 区 江 戸 川 区 都市計画道路完成率 延長( km ) 完成 概成 未整備 完成率

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10 (3) 都市計画道路の整備財源 平成 16 年度から 25 年度までの 10 年間における東京都の道路整備への投資額は、 年間約 3,000 億円程度で推移しており、一般会計に占める割合は 4%程度にとど まっています。 また、区市町においては、財政規模や都市計画道路の整備状況などによって、都 市計画道路に対する投資額は異なっていますが、年間約 400 億円程度でこの近年推 移しており、一般会計に占める割合は 1%程度にとどまっています。 東京は、多様な産業、優秀な技術、豊富な人材が集積する日本の経済の中枢であ ることから、都市計画道路の整備には高い効果が期待されます。 しかしながら、今後の社会情勢などを踏まえると、今後大幅な税収増が見込めな いことに加え、社会保障費が更に増大することは明らかであり、都市計画道路への 大幅な投資額の伸びは見込めない状況です。 図 1-15 東京都の一般会計と道路投資額の割合の推移 2,461 4.0% 0.0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 道路投資額 その他 道路投資額の割合 (億円) 出典:・平成 16~25 年度「東京都都税統計情報」 ・建設局事業概要 平成 25 年版(平成 25 年 9 月)

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11 図 1-16 特別区の都市計画道路整備に係る総事業費の推移 図 1-17 26 市 2 町の都市計画道路整備に係る総事業費の推移 (億円) 出典:・平成 16~24 年「地方財政状況調査」(総務省) ・平成 25 年度 都市計画道路などの整備状況調査 (平成 16 年度~平成 24 年度:決算額【用地費、工事費、測量費を含む】) 193 0.6% 0.0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 道路投資額 その他 道路投資額の割合 158 1.1% 0.0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 道路投資額 その他 道路投資額の割合 (億円) 出典:・平成 18~24 年「地方財政状況調査」(総務省) ・平成 25 年度 都市計画道路などの整備状況調査 (平成 18 年度~平成 24 年度:決算額【用地費、工事費、測量費を含む】)

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