2017 年 第 18 回 Japan Expo
開催報告書
Japan Expo 事務局 2017 年 8 月 3 日 全ての写真は©All rights reserved.
最寄り駅から会場に向かう来場者
2017 年 Japan Expo
2017 年 7 月 6 日~9 日、パリ・ノールヴィルパント展示会会場でヨーロッパ最大の日本カルチャーの祭典「第 18 回 Japan Expo」を開催しました。今年は 4 日間で 23 万 8241 人の来場者を迎え、ゲスト・出演者、出展者の皆様とともに 会場を盛り上げることができました。今年の特筆すべき点は、家族連れの来場者が目立ったことです。この現象は、数 年前からの傾向でしたが、今年は際立った現象として確認できました。世代を超えて日本文化ファンが根付いているこ とを実感でき、幅広い層に愛されるイベントとして、今後ともフェスティバルを発展させ、日本文化の発信をし続けたいと いう思いを強くした第 18 回の開催となりました。目次
2017 年 Japan Expo ... 1 目次... 1 主な数字で見る 2017 年 Japan Expo ... 1 日本のアニメ生誕 100 周年!お祝いムードの 4 日間 2 ブース出展で来場者を魅了 ... 5 関係者エリア(PRO エリア&PRESS エリア) ... 9 2018 年 Japan Expo 開催日程 ... 12 コンタクト先 ... 12主な数字で見る 2017 年 Japan Expo
開催期間:4 日間(2017 年 7 月 6 日~9 日)
出展ブース数:675
内 日本からのブース数:126
来場者総数:23 万 8241 人
アニメ 100 カンファレンス@ANIME100 ステージ 「アニメ 100」の展示ボックス
日本のアニメ生誕 100 周年!お祝いムードの 4 日間
今年の目玉企画は、日本のアニメ生誕 100 周年を祝し立ち上げられた「アニメ 100 プロジェクト」。Japan Expo 史上類 を見ない大型展示企画「アニメ 100」展示では、400 平米のスペースに日本のアニメ史に残る 100 作品を取り上げ、貴 重なグッズの数々と共に紹介しました。 アニメに関わる豪華ゲストも数多く登場。プロジェクトの名誉顧問を務めたプロデューサーの丸山正雄氏を筆頭に、世 代を超えたアニメーター、監督、プロデューサーが数多く登場。このプロジェクトのために設営されたアニメ 100 ステー ジにて、講演会、トークショーやライブドローイング、また、マスタークラスルームではワークショップが行われました。 サイン会@SUMIRE 「アニメ 100」の展示パネルを熱心に読む来場者加えて、フランス未公開作品の特別上映会「アニメ 100 ナイト」、日本のミュージシャンによるアニソンカバーコンサート 「アニメ 100 コンサート」など、アニメファン垂涎のコンテンツが、フェスティバルを多いに盛り上げました。 また、今年は映画関連のコンテンツも大充実。スクリーンが映画館のスクリーンのようにグレードアップした YUZU ステ ージでは、多くの上映やトークショーが行われました。 ポケモン 20 周年記念映画「劇場版ポケットモンスター キミに きめた!」ワールドプレミア上映:映画本編上映に加え、主人 公を演じた声優の松本梨香氏、監督の湯山邦彦氏、そしてピ カチュウによるトークショーが行われ、松本氏の「ポケモンゲッ トだぜ!」の掛け声に合わせ、会場の盛り上がりは頂点に達し ました。 「鋼の錬金術師」:主演の山田涼介氏と本田翼氏、監督の曽利文彦氏によるトーク ショーと、ヨーロッパ未公開のフッテージ映像の特別上映が行われ 、人気グループ 「Hey! Say! JUMP」のメンバー、そして俳優としても活躍する山田涼介氏の登場 に、ファンの声援が飛び交いました。
「We are X」:X JAPAN の軌跡を追ったドキュメンタリー映画、「We are X」。映画 本編の上映に加え、YOSHIKI 本人がステージに登場し、会場を興奮の渦に巻 き込みました。
YOSHIKI トークショー@YUZU
ゲーム関連では、フランス中のゲームファン待望の恒例イベント、 Nintendo マスタークラスが今年も ICHIGO ステージにて開催されま した。今年はゼルダの伝説シリーズの総合プロデューサー青沼英 二氏、アートディレクター滝沢悟氏、キャラデザイナー中野祐輔氏が 揃って登場。Nintendo Switch で発売されたゼルダの伝説シリーズ 最新作の人気と相まって、多くのゲームファンが詰めかけました。
Japan Expo で盛り上がりを見せたのは、アニメやゲームだけではありません。Monoeyes をはじめとする豪華ミュージシ ャンが、4 日間に渡り熱いライブパフォーマンスで KARASU ステージを大いに盛り上げました。
音楽コンテンツの中でも注目すべきは日本で行われた数々の コンテストです。今年 3 度目となるアイドルコンテスト Tokyo Candoll、そして Tokyo Candoll の男性版 TokyoCandoll -Boys-の 優勝グループ Notall そして Epic Star が、KARASU ステージでの パフォーマンスでファンを魅了しました。
加えて今年はロックバンドコンテスト Japan Expo Rocks も開催さ れ、優勝グループの虎の子ラミーが、エネルギー溢れるパフォ ーマンスを披露しました。 また、Japan Expo を足がかりとして日本の若手アーティストたち が世界に羽ばたいていけるように、との願いを込め、昨年から 開催されている KARASU ステージのライブ企画「トランプランミ ュージック」。今年も個性豊かな 4 グループを迎え、最先端の J ミュージックシーンをフランスの音楽ファンに紹介しまし た。
伝統文化関連では、昨年よりさらに広くなった Wabi Sabi エリア、隣接する SAKURA ステージが安定の人気を博し、多く の来場者が、普段あまり目にすることのない日本の伝統文化に触れる貴重な機会を提供しました。また、今年は着ぐ るみキャラ専用の AZUKI ステージが新たに登場。SAKURA ステージに登場した数々のご当地キャラがパフォーマンスを 行い、隣接するキッズエリアと合わせて、多くの子供たちを笑顔にしました。
THEHOOPERS ライブ@KARASU NINTENDO マスタークラス@ICHIGO
人力車@会場屋外 プロレス@会場内特設リング
ご当地きゃら 寶船パフォーマンス@SAKURA
ゲーム体験ができるのも来場者の楽しみのひとつ 日本の漫画とアニメをローカライズした
仏の出版社ブースのひとつ
Japan Expo にはカテゴライズできないコンテンツも盛りだくさん。憧れのアーティストに出会える Meet & Greet・サイン会 ・フォトコール、浅草の人力車で会場を巡る人力車体験、ミュージカル、お笑い芸人 TEKKEN によるお笑い&パラパラ漫 画ショー、リングで繰り広げられるプロレスの試合や体験マッチなど、来場者は盛りだくさんのプログラムを思い切り満 喫し、忘れがたい初夏の思い出になったのではないでしょうか。
ブース出展で来場者を魅了
今年のブース総数は 675 ブース。その内、日本からの出展は 126 ブースでした。 ブースの種類も多岐に渡り、買物・発見・体験・観光・食・ゲーム・アニメなどを求めて、Japan Expo 会場でしか手に入れ ることができない商品や限定品に来場者は目を輝かせていました。金沢市の観光パネル展示を前に 語り合う来場者 日本の象徴である桜の満開を楽しめるグッズ 『マジック桜』は毎年大人気 スマホゲーム『SHADOWVERSE』で熱い戦い中 『LUMICA』ブースで購入できる ライブに欠かせないペンライト 『講談社』ブースにて、こねこのチー の世界で VR 体験
日本からの出展企業が集中する Saiko! Area は、エリア内の Saiko! Stage の盛り上がりとともに、一層の賑わいを呈し ました。日本の旬のコンテンツに来場者は興味深々。毎年の出展によって認知度も上昇し、必ず立ち寄るエリアとして 人気度が高くなっています。 漫画、アニメグッズ、コスプレグッズ、服、アクセサリー、「買物」と「新作と限定商品が狙い」が目的とする来場者にとっ ては、満面の笑みで会場を後にしたことでしょう。
【訪日観光を促進する連動波及効果】
今年の観光パネル展示に選ばれた金沢市は、 同時にブース出展も行いダブルで観光ピーアールを行い ました。金沢市、長崎と沖縄の観光 PR ブース『HANAVI』 観光庁のブースで熱心に情報収集をする来場者 ブースに来場者を引寄せる案としての飴細工の デモンストレーション@JNTO ブース ピカチュウが関西空港ブースにて大活躍 行列ができる『一風堂』のレストランブース パリに店舗を出店する前のオープン PR のためのご出展 以来、今年は二度目のご出展 今年 3 回目となる日本政府観光局パリ事務所さんによる 「観光カンフェランス」は、飛騨高山を中心に日本へ招聘し たフランス人ジャーナリストの体験談を聞く貴重な機会とな りました。観光カンフェランスに参加した来場者は、その後 に JNTO ブースに立ち寄る動線が出来上がっていました。 必ず一度は訪れたい国、日本に憧れて来場するフランス人たちは、会場で“にわか訪日体験”をします。まず、訪日の 準備のために、日本政府観光局のブースで情報収集をし、関西エアポートのブースでピカチュウと写真を撮った後、一 風堂の飲食ブースでラーメンに舌鼓を打つ。フランスにいながらまるで日本に旅行してるかのような体験を楽しめるの も、Japan Expo ならではです。 観光のみならず、食・買物・コンテンツ、そして特別な体験によって、来場者の訪日意欲を掻き立て、訪日促進の連動 効果を狙います。
料理のデモンストレーションの様子 @和食ステージ 「日本料理と和包丁の関係性」について分か りやすく説明した後、実際に活け締めの鱸を お造りにするデモンストレーションを披露した 野田シェフ
【Washoku エリア】
今年 3 回目の設置となる Japan Expo の「和食エリア」では、日本の食材・食文化に直接触れる機会を提供しました。食 をテーマにした専門エリアとデモンストレーションのためのステージを設け、ご出展いただいた企業様とパリ在住日本 人シェフが本場の商品の発信と日本の食スタイルを伝授しました。 興味を持つ人が殺到する OZEKI SAKE ブース 「購入できる店は?」という質問が多数寄せられた AJINOMOTO ブース 「大阪の味を世界へ」 ‘’串カツ伝道師’’こと『串カツ凡』 の伊藤シェフパリで活躍中の会席シェフ野田一成様、串カツ凡のシェフ伊藤聖一様、SEMILLA のエリック・トロション様、そして今年 の Washoku エリアのスポンサーの OZEKI SAKE 様、AJINOMOTO 様、ご参加・ご協力誠にありがとうございました。 日本の食文化に対するフランス人の興味と関心は高まるばかりです。引き続き、職人やシェフのデモンストレーション により日本食の奥深さを発信するとともに、フランス家庭の食卓にまで日本食の素材が浸透するように普及・啓蒙活動 の場として Washoku エリアを盛り上げていきます。
関係者エリア(PRO エリア&PRESS エリア)
Japan Expo の熱気あふれるメイン会場とは別に、ビジネス専用エリアやプレス専用エリアを設けています。(一般来場 者はアクセスできません)【PRO エリア】
Japan Expo は、一般来場者だけでなく、多岐の分野のプロの方々が一同に集結する機会でもあります。毎年 7 月初旬 に開催期間が設定されていることもあり、事前にアポイント調整もしやすく、会場内で効率的に商談を進められるという 点で、出展社の皆様から高い評価を得ています。 BtoB センター内の会議室(木曜~土曜日開室)は、現地企業と の最適なアポイントメント場所として今年も多くの関係者の方に ご利用いただきました。 Green Room は、視察・ビジネスを目的とした、ヨーロッパ各 国、又は日本からご来場のプロフェッショナルの方々が、イン フォーマルな会談やご休息にご利用頂けるプロラウンジです。 お飲み物とおつまみが用意され、テラスも備わった解放感のあ るスペース。リラックスした雰囲気で面談できると、大変好評を 得ました。【プレスエリア&インタビュールーム】
プレスエリアは、ゲストへのインタビューなど取材を申し込ま れるプレスの方々の窓口となっています。 記事執筆にも利用されるスペース『チーズスイートホーム』のアニメ化に先駆けフラ ンスでの PR のためにやって来たこねこのチーに 応援のお言葉をかける木寺大使@講談社ブース
公的機関のご視察
会期中、日本及びフランスの公的機関のご視察を賜りました。 開催初日には、駐フランス日本特命全権大使 木寺昌人大使、並び に在仏日本国大使館のご一行様を会場にお迎えしました。昨年に引 き続き二回目の視察となる木寺大使は、フランス観光親善大使に就 任したくまモンとの交流をはじめ、Wabi Sabi ブース、JNTO ブース、日 本企業出展ブースを訪れ、温かいお言葉をかけて出展者の皆様を奨 励されていました。 翌日、経済再生担当石原伸晃大臣をお迎えし、武道スペース やバッティングセンター、日本出展ブースを中心にご視察され ました。さらに、伝統文化ステージである SAKURA ステージで、 将来の日仏友好関係を担う Japan Expo ファンの若者に向け たメッセージを頂戴しました。 SAKURA ステージでのスピーチ終了後、石原大臣に 拍手を送るお礼に駆け付けたくまモンと石原大臣 インタビュールームは合計 7 室 各ルームには都心の名称 ゲストが取材に応じる インタビュールーム地元である徳島県のブースを訪れ、来場者に 地元のアピールをし、激励する後藤田議員 毎年恒例の日仏経済交流委員会による「Japan Expo 体験&発見」
視察会も実施。Japan Expo 運営会社 SEFA EVENT も所属する日仏 経済交流委員会は、日仏産業界ネットワークには欠かせない存在 です。富永典子ディレクターをはじめ、メンバーの方々をお迎えしま した。会場視察後は、ビジネス開発・マーケテ ィングディレクターのトマ・シルデとの活発な 意見交換が行われました。 3 日目土曜日には、日 EU 議連議員団ご一行をお迎えしました。後 藤田正純議員、渡辺周議員、大家敏志議員、中西健治議員、舟山 康江議員は、来場者に質問したり、日本からの出展者との交流をは かるなど、会場の熱気に負けないくらい積極的なご視察をされまし た。 独立行政法人国際交流基金からは、2 度にまたがるご視察がありました。金曜日には国際交流基金と在仏日本文化 会館のご視察。最終日には、基金の安藤裕康理事長とご一行をお迎えし、ファッションショー、大仕掛けの演出ショー などを披露する1万 4000 人収容可能なフェスティバル最大の舞台である ICHIGO ステージを中心にご視察いただきま した。 日本政府観光局パリ事務所には、ブース出展に加え観光カンフェランスを実施し、訪日を夢見る来場者に適切なアド バイスと魅力的な日本の発信を通じて、訪日を実現可能なこととして道案内の役割を担って頂いています。 自治体国際化協会パリ事務所には、毎年増える自治体からのご参加に、現地での支援をしていただいております。毎 年の視察に加え、今年は本部の舩山範雄常務理事にもご視察いただきました。 日本貿易振興機構パリ事務所からは、Washoku エリアの視察をはじめ、日本からの出展社様への相談に乗っていた だいたり、ご助言をしていただいております。 日頃からの心温まるご支援、並びにご関心を賜り、改めて感謝申し上げます。 末筆ながら、第 17 回 Japan Expo 開催に参加、ご協力いただきました皆様に、スタッフ一同心より厚くお礼申し上げま す。 今後とも、より魅力的な Japan Expo というプラットフォームをご提供し、日本とフランス双方向の文化ならびに経済交流 のさらなる発展に寄与できるよう邁進する所存です。 さて、さて、Japan Expo は来年開催に向けてすでに走り出しました。 時期回開催日程は… トマ・シルデとの記念写真
2018 年 Japan Expo 開催日程
第 19 回 Japan Expo 開催日は、2018 年 7 月 5 日~8 日に決定しましたのでお知らせ致します。