建築のデザインを考える その1
建築計画Ⅰ 第1回
次の建築物で外観のイメージが一番好きなのはどれか?
❶
❷
❸
❹
❺
❻
❼
❽
近代主義(モダニズム)運動の意義
→様式主義(ボザール型)から近代主義(モダニズム)へ
Q.1 2つの建築様式の大きな違いは何か?
近代主義(モダニズム)運動の意義
→様式主義(ボザール型)から近代主義(モダニズム)へ
Q.2 2つの建築様式の大きな違いは何か?
「ボザール様式の代表例」
コロンビア大学ロウ記念図書館
1895
設計:マッキム・ミード&ホワイト 所在地:ニューヨーク、アメリカ 上記写真は「新建築 建築20世紀」から引用様式主義建築の変革
「重厚な古典主義様式」
三菱銀行本店
1922
設計:桜井小太郎 所在地:東京、日本「伝統的3層構成」
ギャランティ・ビル
1895
設計:ルイス・サリヴァン 所在地:ニューヨーク、アメリカ 上記写真は「新建築 建築20世紀」から引用様式主義建築の変革
「アトリウムと緻密な鉄工芸」
ブラドベリィビル
1893
設計:ジョージ・H・ワイマン 所在地:ロス・アンゼルス、アメリカ自然・風土との調和
上記写真は「新建築 建築20世紀」から引用「アール・ヌーヴォー」
オルタ自邸
1898
設計:ヴィクトール・オルタ 所在地:ブリュッセル、ベルギー「カタロニアの風土と造形」
カサ・ミラ
1910
設計:アントニオ・ガウディ 所在地:バルセロナ、スペイン「デ・ステイルー純粋抽象造形」
シュレーダー邸
1924
設計:G.T.リートフェルト 所在地:ユトレヒト、オランダ「コンクリートの造形美」
ペンギンプール
1924
設計:バーソルド・ルベトキン 所在地:ロンドン、イギリス 上記写真は「新建築 建築20世紀」から引用幾何学的で自由な構成
「近代建築5原則」
サヴォア邸
1931
設計:ル・コルビュジエ 所在地:ポワッシー、フランス 上記写真は「新建築 建築20世紀」から引用近代主義の教育と理念
近代建築5原則の中で間
違っているのは?
1. 屋上庭園
2. ピロティ
3. 自由な平面
4. アトリウム
5. 連続窓
6. 自由なファサード
上記写真は「新建築 建築20世紀」から引用
「透明性のある住宅」
ファンズワース邸
1950
設計:ミース・ファン・デル・ローエ 所在地:プラーノ、アメリカグラス・ハウス
1949
設計:フィリップ・ジョンソン 所在地:ニューカナン、アメリカ鉄とガラス
「近代主義の建築構成美」
バルセロナ・パビリオン
1929
設計:ミース・ファン・デル・ローエ 所在地:バルセロナ、スペイン
Q.1 2つの建築様式の大きな違いは何か?
ライトの文化的両義性
「プレーリー派住宅の典型」
ロビー邸
1909
設計:フランク・ロイド・ライト 所在地:シカゴ、アメリカ 上記写真は「新建築 建築20世紀」から引用「自然と建築の有機的応答」
落水荘
1936
設計:フランク・ロイド・ライト 所在地:ベア・ラム、アメリカ北欧の近代建築
「近代構成美と風景の調和」
森の火葬場
1940
設計:グンナー・アスプルント 所在地:ストックホルム、スウェーデン「近代主義と地域性」
オタニエミ工科大学
1960∼64
設計:アルバー・アアルト 所在地:オタニエミ、フィンランド 上記写真は「新建築 建築20世紀」から引用近代主義運動の意義
→建築教育の改革(様式主義教育:ボザール型からの脱却)
→建築の社会性獲得(公共空間への意識、住宅・都市問題解決)
Q.1 近代主義運動が目指したものは何か?(間違いを選べ)
1. 職住近接
2. 公共空間
3. 多様性
4. 高層化
5. 大量供給
6. ユニット・プレハブ化
近代主義運動の意義
→建築教育の改革(様式主義教育:ボザール型からの脱却)
→建築の社会性獲得(公共空間への意識、住宅・都市問題解決)
職住近接
公共空間
高層化
大量供給
ユニット・プレハブ化
近代主義の高層・高密住宅
「立体モデュラーハウジング」
ハビタ
67 1967
設計:モシェ・サフディ 所在地:モントリオール、カナダ ユニットの組み合せで16種類の住戸 タイプを構成。「都市を構成する住居構成体」
ユニテ・ダビタシオン
1952
設計:ル・コルビュジェ 所在地:マルセイユ、フランス 建物は人工地盤上にあり、ピロティが 歩行者に開放されている。単身者用か ら大家族まで23タイプのメゾネット住 戸、計337戸からなる。屋上庭園、保 育所、プール、劇場など都市機能内含。 上記写真は「SDS 9.集合」から引用「メタボリズム」
中銀カプセルタワー
1972
設計:黒川紀章 所在地:東京、日本アテネ憲章(
1933年)
CIAM(近代建築国際会議:1928年創設)による都市計画原理と理想都市像
ル・コルビュジェが中心となり、
「垂直田園都市」
を概念として提唱。
・理想都市の目標
「太陽・緑・空間」
・交通路に沿った家並みの禁止
・現代技術の応用による
高層建築
の建設
・広い間隔をおいて高く建て、
広い緑地帯
のための地面を開放
・歩行者と自動車は別の道を通れるようにする(
歩車分離
)
上記写真は「輝く都市」から引用「垂直田園都市」ル・コルビュジェ
近代主義運動の意義
→建築教育の改革(様式主義教育:ボザール型からの脱却)
→建築の社会性獲得(公共空間への意識、住宅・都市問題解決)
→デザインの目的:形態と機能の融合
ルイス・サリヴァン「形態は機能に従う」
フランク・ロイド・ライト「形態と機能は1つである」
ミース・ファン・デル・ローエ「少ないものほど豊かである」
ル・コルビュジエ「住むための機械」
Q.1 モダニズムの巨匠が言わんとしていることは?
構造と造形美
「新構造と自由な壁面」
ジョンソン・ワックス本社
1939
設計:フランク・ロイド・ライト 所在地:ラシーン、アメリカ「吊構造の曲線美」
国立屋内総合競技場
1964
設計:丹下健三 所在地:東京、日本「コンクリート・シェルの造形美」
TWA空港ターミナル 1962
設計:エーロ・サーリネン 所在地:ニューヨーク、アメリカ 上記写真は「新建築 建築20世紀」から引用「複層シェル構造と造形美」
シドニー・オペラハウス
1973
設計:ヨーン・ウツソン
近代主義運動の批判
→社会評論家、行動科学者、建築批評家、建築家からの批判
近代主義運動の批判
→社会評論家、行動科学者、建築批評家、建築家からの批判
<批判の3つの局面>
1:
1940年代∼1950年代→19世紀産業都市よりも非人間的な状態を招いた。
例:「物的スラムの代わりのこぎれいな退屈」アルド・ファン・アイク
2:
1950年代→郊外の住宅地開発と都心部の再開発に対する批判
例:「都市計画は現実世界を扱っていない」ジェーン・ジェイコブス
3:
1960年代以降→行動科学発展による「人間の要求」と「建築」のズレ
例:人間の生態学的な特性(ホール、ニューマン)
クライアントと建築家の対立(ミッチェル、グッドマン)
近代主義の再開発
「高密・大規模再開発」
アムステルダム南部再開発
1915∼
設計:H.P.ベルラーヘ他 所在地:アムステルダム、オランダ ロの字型、コの字型、平行配置で混在。「平行配置」
草加松原団地
1962
設計:日本住宅公団 所在地:草加、埼玉 昭和30年代以降の典型的住宅団地。 上記写真は「SDS 9.集合」から引用近代主義運動の批判
→社会評論家、行動科学者、建築批評家、建築家からの批判
ポストモダン建築の下記のキーワードで間違っているのは?
1. 曖昧性
2. メタファーの重層
3. 普遍性
4. 歴史的言語の引用と折衷
5. 廃墟趣味
6. ハイテック
メタファーと引用
「ポストモダニズムの塔」
ポートランドビル
1982
設計:マイケル・グレーブス 所在地:ポートランド、アメリカ「記号・ゲーム・虚構」
つくばセンタービル
1983
設計:磯崎 新 所在地:筑波、日本 上記写真は「新建築 建築20世紀」から引用新たな形態を求めて
「ハイテック」
(左)
ポンピドー・センター
1977
設計:リチャード・ロジャーズ+ レンゾー・ピアノ+オブ・アラップ 所在地:パリ、フランス 上記写真は「新建築 建築20世紀」から引用(右)
ロイズ・オブ・ロンドン
1986
設計:リチャード・ロジャーズ 所在地:ロンドン、イギリス「デコンストラクション」
ルーフトップ・リモデル
1989
設計:コープ・ヒンメルブラウ 所在地:ウィーン、オーストリア 上記写真は「新建築 建築20世紀」から引用 「日経アーキテクチャー」から引用「デコンストラクションの末路」
布谷ビル
1992
設計:ピーター・アイゼンマン 所在地:東京、日本「機械のメタファー」
ARK 1983
設計:高松 伸 所在地:京都、日本「様相・記号・集落的イメージ」
ヤマト・インターナショナル
1987
設計:原 広司 所在地:東京、日本「新表現主義ー自由な形態」
ヴィトラ家具博物館
1989
設計:フランク・ゲーリー 所在地:ウェル・アム・リン、ドイツ「仮設的建築」
湘南台文化センター
1989
設計:長谷川逸子 所在地:藤沢、日本 上記写真は「新建築 建築20世紀」から引用「新表現主義ー自由な形態」
ディズニー・コンサートホール
2006
設計:フランク・ゲーリー
モダニズムの洗練・変革
「モダニズムのイコン」
SPIRAL 1985
設計:槇 文彦 所在地:東京、日本「優美な曲面と三層構成」
333ワッカー・ドライブ 1983
設計:コーン・ペダーセン・フォックス 所在地:シカゴ、アメリカ 上記写真は「新建築 建築20世紀」から引用「モダニズムと古典の調和」
ルーブル美術館増築
1989
設計:I.M.ペイ 所在地:パリ、フランス「ガラスの結晶」
中国銀行香港支店
1990
設計:I.M.ペイ 所在地:香港 上記写真は「新建築 建築20世紀」から引用「ポストモダニズム
と古典の調和」
ハース・ハウス
1990
設計:ハンス・ホライン