国土交通省 国土地理院 2013「測量の日」特別企画を開催 GPSにみちびかれてお宝探し! 2013年6月発行 第540号 1. 「測量の日」関連行事を実施 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 2013「測量の日」特別企画を開催 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 平成25年度「測量の日」における功労者感謝状贈呈 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 第42回国土地理院報告会を開催 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 日本水準原点を一般公開 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 「測量の日」に関するパネル展示 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 2. 平成25年春の叙勲 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 3. 共同研究への参加者を公募 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 4. 国土地理院の論文が地震学会論文賞を受賞 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 5. 5月の報道発表・7月の主な行事予定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 C O NTENTS
国土地理院では、6 月 2 日に、「地図と測量の科 学館」を主会場として、『2013「測量の日」特別企 画~地図と測量で広がる世界~』を開催しました。 館内では常設展示のほか、鳥になって大地を見 つめる感覚を味わえるデジタル図化機、大規模地 震による地殻の動きをアニメで紹介する地殻変 動アニメーション、手で描いた日本列島をコン ピュータで採点する日本列島一筆書きなど、特別 な企画を実施しました。日本列島一筆書きでは、 高得点者の作品を紹介したパネルを設け、多くの 作品でいっぱいとなりました。 入館すると目の前に今年リニューアルした「日 本列島空中散歩マップ」が拡がり、大勢の来館者 が海底部分も含めた3D の日本列島を熱心に見 入っており、その迫力に驚いていました。 また、特別講座「国土地理院ホームページ活 用術」として、「地図・空中写真閲覧サービス」、 「 標 高 が わ か る Web 地 図 」、「 電 子 国 土 Web. NEXT」、「防災に役立つ地理空間情報」「明治前 期の低湿地データ」について、ホームページの利 用方法を中心に午前と午後に 1 回ずつ説明を行い ました。常設展示室の Web コーナーにおいて実 体験もしていただきました。 筑波研究学園都市 50 周年記念連携事業として ミニ企画展「地図と写真でみるつくばの変遷」や 今年で 25 回目となる「測量の日」の記念展示も あわせて行いました。 野外のイベントでは、多くの家族連れが会場いっ ぱい元気に動き回り汗を流していました。特に今年初 めて行った GPS を使ったお宝ナビ、都道府県ク イズラリーは好評で、子ども達が楽しく学べたと の言葉をいただきました。また、地球ひろばの測 量用航空機「くにかぜ」の搭乗体験、日本列島球 体模型でも説明を熱心に聞き入っていました。 国土地理院職員サークルによるコカリナ演奏 や、恒例となっているオリエンテーリング、歩測、 ウオーキングの各大会も多くの皆さんに楽しんで いただきました。 当日は、さわやかな活動しやすい天候に恵まれ、 約 2,000 名の来場者を迎えることができ、この「測 量の日」特別企画を通じて測量や地図について身 近に感じながら、楽しんでいただきました。 (総務部) デジタル図化機のコーナー 日本列島空中散歩マップ くにかぜの搭乗体験
2013「測量の日」特別企画を開催
Geospatial Information Authority of Japan 2
「測量の日」関連行事を実施
「測量の日」は、測量法が昭和 24 年 6 月 3 日に公布され、平成元年に 40 年を迎えたことを機会に、 測量と地図についての意義及び重要性に対する国民の理解と関心を一層高めることを目的として、6 月 3 日と制定されました。 毎年、地図と測量に関する情報と知識を国民に啓発する運動を広範に展開しており、本年も様々 な催しを実施しています。国土地理院では、測量・地図に関する普及・啓 発に顕著な功績のあった団体又は個人に対し、感 謝状を贈呈しています。 平成 25 年は、埼玉県 GIS 普及推進研究会、立 命館大学歴史都市防災研究所、柳川重信氏及び和 田陽一氏に感謝状を贈呈しました。 功労者の紹介 【団体】 埼玉県 GIS 普及推進研究会(会長 後藤真太郎 氏)は、地域連携の先駆けといえる産学官参加の 講演会・セミナーを積極的に開催し、GIS 普及促 進・地理空間情報活用促進に多大な貢献をされま した。 立命館大学歴史都市防災研究所(所長 大窪健 之氏)は、児童生徒を対象とした「地域の安全安 心マップコンテスト」を毎年開催し、地理教育活 動の推進並びに地図に関する普及・啓発に多大な 貢献をされました。 【個人】 柳川重信氏(株式会社 GIS 関西技術顧問、日本 写真測量学会関西支部長)は、地方公共団体にお ける GIS 導入推進及び官民連携の推進と地域の地 理空間情報活用推進に多大な貢献をされました。 和田陽一氏(元東京都北区職員)は、全国の地 方公共団体における測量成果の活用や GIS の導入 等の地理空間情報の利活用推進に多大な貢献をさ れました。 (総務部)
平成 25 年度「測量の日」における功労者感謝状贈呈
日本列島球体模型での記念撮影 (前列左から) 立命館大学歴史都市防災研究所 吉越昭久氏(代理出席)、埼玉県 GIS 普及推進研究会 後藤真太郎氏、 柳川重信氏、和田陽一氏Geospatial Information Authority of Japan 4 6 月 7 日に「第 42 回国土地理院報告会- G 空 間社会の実現に向けて-」を、日経ホール(千代 田区)において開催しました。 本報告会は、我が国の国家測量 ・ 地図作成機関 である国土地理院の最新施策を紹介し、また関連 する分野の有識者による特別講演等により、測 量・地図行政に対する国民の理解を深め、健全な 測量・地図行政の推進と発展に資することを目的 に、昭和 47 年度から毎年開催しているものです。 本年は従来よりも収容人数の大きな会場に場所を 移し、民間企業、地方公共団体及等から 576 名の 方にご参加いただき、盛況のうちに幕を閉じまし た。 特別講演では、一橋大学大学院教授の井上由里 子氏に「G 空間社会の地図と著作権」と題して、 地理空間情報の利活用の推進において考慮してお かねばならない地図の著作権について、「創作性」 というキーワードを軸に、様々な事例を示して解 説していただきました。 国土地理院からは、価値ある使いやすい地理空 間情報の提供を目指した取り組みや効率的な測量 を可能にする取り組みに関する次の報告を行いま した。 ◦公共測量作業規程の準則の一部改正 ◦スマート・サーベイ・プロジェクト (SSP) の取 り組み GNSS を活用した測量業務の効率化 -◦マルチ GNSS 測量の実現に向けて - 複数の衛星 系を組み合わせる技術の開発 -◦ GEONET による地殻変動監視における気象の 影響 ◦測量新技術の精度検証と今後の活用 -MMS 及 び航空機 SAR-◦地理空間情報ライブラリーの公開 - 地理空間情 報の共有 ・ 見える化への取り組み -◦国土の基本的な地理空間情報の刊行 - 数値地図 (国土基本情報)・ 電子地形図 25000-◦地球地図に関する国連の動向と第 2 版の整備 ◦地震時の地盤災害のリアルタイムの予想 また、会場内ののホワイエ(ロビー)においては、 パネル展示や 2 万 5 千分 1 地形図(印刷図)表現 のためのアンケートを実施しました。 本報告会の開催報告並びに資料については、 ホ ー ム ペ ー ジ(http://www.gsi.go.jp/REPORT/ HAPPYOU/main42.html)に掲載いたしますので、 ぜひご覧ください。 (企画部)
第 42 回国土地理院報告会を開催
院長による開会の挨拶 講演の様子 展示の様子関東地方測量部では、毎年、我が国の土地の高 さの基準となっている日本水準原点(※ 1)の施 設公開をしています。 今年は、5 月 15 日に原点標庫の内部を公開し、 併せてパネルやチラシ等による原点や水準測量等 の紹介を行いました。 当日は、好天に恵まれ、新緑の香り漂う中での 公開となりました。 今回は初めての試みとして「水準原点の歴史に ついて」のミニ講座(15 分程度)を 1 時間ごと 計 5 回開催し、明治 24 年の創設から 120 年以上 の歴史とその役割について紹介しました。 各回とも 20 名ほどの聴講者が集まり、「原点の 数値が変わったということは、富士山の高さも変 わるのか。」、「取り付け観測はどのように行うの か。」、「原点の目盛に何で水晶を選んだのか。」、「水 晶板の目盛は何故逆さなのか。」、「GPS で測った 高さより正確なのか。」など鋭い質問もいただき、 大盛況でした。 今回の来場者は 432 名で、公開を知って駆けつ けた方からウォーキングサークル、ゼミの学生達、 国会議事堂見学の団体の方、ふと立ち寄った方 などさまざまで、訪れた方からは、「水準測量の 原理が理解できてよかった。」、「水準原点の目盛 りを初めて見ることが出来た。」、「経緯度原点も 公開して欲しい。」、「このあたりにはよく来るが、 こんな施設があるのは知らなかった。」などの感 想が寄せられました。 一方、「昨年は原点の目盛りを器械(水準儀) で覗けた。今年も見たかった。」、「周りの水準点 (※ 2)も見たい。」などの意見もいただきました。 今後も測量事業の重要性等を国民に理解してい ただけるよう取り組んでいきます。 ※ 1 日本水準原点は、国会議事堂の東側にある 憲政記念館構内にあります。 住所:東京都千代田区永田町 1 - 1 - 2 ※ 2 水準原点の周辺には、甲・乙・丙・丁・戊 という 5 つの付属点があります。 (関東地方測量部)
日本水準原点を一般公開
一般公開の様子 ミニ講座の開催 熱心に聞き入る聴講者 原点標庫前にもたくさんの見学者がGeospatial Information Authority of Japan 6 「測量の日」に関するパネル展示を、国土交通 本省内 1 階ロビーにおいて、5 月 24 日から 31 日 まで行いました。 平成 25 年度の「測量の日」に先立ち、測量・ 地図の意義及び重要性について、国民の理解と関 心を一層高めることを目的に広報活動の一環とし て、毎年行っているもので、「測量の日」ポスター、 第 42 回国土地理院報告会、電子地形図 25000 の 紹介等のパネルを展示しました。 (総務部) 4 月 29 日、平成 25 年春の叙勲受章者が発表さ れました。 国土交通省関係の叙勲受章者は 349 名、うち国 土地理院関係者では、6 名の方が受章されました。 勲章伝達式は、5 月 14 日に東京プリンスホテ ルにおいて行われ、佐藤国土交通事務次官から勲 章と勲記が伝達され、その後、皇居において天皇 陛下に拝謁されました。 なお、当院関係の受章者は次の方々です。
「測量の日」に関するパネル展示 ~国土交通省内 1 Fロビー~
パネル展示の様子平成25年春の叙勲
瑞宝双光章 吉村 愛一郎 氏 元 地理地殻活動研究 センター研究管理課長 瑞宝中綬章 野々村 邦夫 氏 元 国土地理院長 瑞宝小綬章 土肥 規男 氏 元 参事官 瑞宝単光章 大城 タカ子 氏 沖縄験潮場看視者 瑞宝双光章 馬場 義男 氏 元 測地部長 瑞宝単光章 小林 喜代治 氏 新十津川宇宙測地 観測場看守 瑞宝中綬章 野々村 邦夫 氏 元 国土地理院長共同研究への参加者を公募
− 場所情報コードの位置情報サービスへの応用に関する共同研究 − 国土地理院は、政府の高度情報通信ネットワー ク社会推進戦略本部において、平成 22 年 5 月に 策定された「新たな情報通信技術戦略」に基づき、 空間位置情報サービスその他の電子情報を活用し た新市場の創出に関する取組の一環として、平成 22 年度から平成 24 年度にかけて場所情報コード の利用技術に関する共同研究を実施し、その結果 を踏まえ場所情報コード発行・管理システムを構 築しました。共同研究では、これまでの取組を活 かして、屋内外を問わず位置情報を利用できるよ う、場所情報コードを実際の位置情報サービスに 適用し、その利便性を検証するため、多様な分野・ 業種から共同研究者を広く募集します。 1. 研究の題目 場所情報コードの位置情報サービスへの応用に 関する共同研究 2. 主な研究項目 (1)場所情報コードを用いた屋内外ナビゲー ションに関する研究 (2)場所情報コードの公物管理への応用に関す る研究 (3)場所情報コードの運用に関する検討及び効 果検証 3. 実施期間 平成 25 年度から平成 26 年度 4. 公募期間 平成 25 年 6 月 14 日から平成 25 年 7 月 5 日 5. 公募手続き 公募期間中に、共同研究応募申請書等を国土地 理院に提出して下さい。 詳細については、以下の URL をご覧下さい。 (http//www.gsi.go.jp/REPORT/H25kyoudou kenkyukoubo.html) 6. 場所情報コードについて 場所情報コードは、ある場所に固定されたモノ を識別し必要な情報を結び付けるようにするため に、情報通信分野で使われる「ucode」に準拠し たコードです。詳細については下記の URL を参 照して下さい。 (http://www.gsi.go.jp/common/000071169.pdf) (測地部) 場所情報コードによる位置情報サービスのイメージ地震学会論文賞を受賞
5月の報道発表
7月の主な行事予定
記事の内容は、国土地理院ホームページ > 2013 年 報道発表資料 (http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/press-2013.html)に掲載しております。 広報誌の内容は、 国土地理院ホームページ > 広報誌 > 国土地理院広報 (http://www.gsi.go.jp/WNEW/koohou/index.html) にも掲載しております。 発行国土交通省国土地理院
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〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番 TEL 029-864-6255 FAX 029-864-6441 連絡先:総務部広報広聴室 国土地理院ホームページ http://www.gsi.go.jp/ 全国の電子基準点で、準天頂衛星及びグロナスの観測データを提 供開始 電子地形図 25000 及び数値地図(国土基本情報)の一時販売停 止のお知らせ 9 日 地震調査委員会 9 日 地震調査委員会 7/12 ∼ 9/23 企画展「富士山」 測地観測センター 地理地殻活動研究センター 測地観測センター 総務部・測地部 総務部・企画部・北海道地方測量部・ 北陸地方測量部・中部地方測量部・ 近畿地方測量部・中国地方測量部・ 四国地方測量部 10 日 10 日 10 日 10 日 「電子地形図 25000」の販売再開とこれに先立つ試用版の提供につ いて 基本図情報部 27 日 20 日 平成 25 年 4 月の地殻変動について 基本図情報部 メールアドレス表示に関するお詫びとお知らせ 「測量の日」関連行事を全国各地で実施
Geospatial Information Authority of Japan 8 5 月 21 日、幕張メッセ国際会議場において、 公益社団法人日本地震学会の平成 25 年度定時社 員総会が開催され、対象論文の代表執筆者である 西村卓也京都大学准教授(執筆時:国土地理院主 任研究官)が地震学会論文賞の栄誉に輝きました。 受賞対象論文は、「新潟―神戸ひずみ集中帯を横 断する測地観測による越後平野周辺の地殻変動」 (地震第 2 輯、第 64 巻、第 4 号、211-222、2012.)で、 西村主任研究官を筆頭に、水藤主任研究官、小林 研究官、飛田地理地殻活動総括研究官が共同で執 筆した論文です。 新潟県北部の越後平野は、新潟から神戸に連な るひずみの比較的大きな帯状の地域に位置してい ます。本論文は、GPS 観測データと長期間の測地 測量観測データの丁寧な解析により、越後平野の 短縮変形と沈降が長期間にわたり継続しているこ とを明らかにし、それが地震発生層の構造と関連 付けて説明できることを示しました。ひずみ集中 帯における短縮変形のメカニズムと内陸地震の発 生過程を理解する上で重要な成果であることが認 められ、今回の受賞に至りました。 (地理地殻活動研究センター) 受賞挨拶を行う西村京都大学准教授 (元 国土地理院主任研究官)