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子どもの遊びと学びの関係性に着目したデザインについて

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Academic year: 2021

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(1)学生発表会. 子どもの 遊 びと学 び の 関 係 性 に着 目したデ ザイン につ いて . 美術領域. 大 橋 里沙子 1. 当日のポスター. 3.­方法 フランスの思想家ロジェ=カイヨワが『遊びと人間』 において定義している遊びの四要素アゴン(競争) 、アレ ア(機会) 、ミミクリ(模擬) 、イリンクス(眩暈)を日常 の製品や行為に含めることで、子どもの遊びを引き出し、 学びに繋げることが出来るのではないかと仮定し、「着る 遊具」の提案、制作を行った。実際に保育園の子どもた ちに遊んでもらい、その様子を観察しながら子どもたちの 間にどのようなコミュニケーションや学びが起きているの か観察した。 4. 結果と考察 一見、奇妙で「遊具のような衣服」を目の前にした子 どもたちは目を輝かせ、試行錯誤しながら、みんなで服 を着ようとし、そのプロセスの中でルールやきまりを各自 で決めて新しい遊び方を発見していった。遊具を組み合 わせることで新しい遊びをする姿など、「学び」が様々な かたちで見られた。子どもたちは「着る」行為を通して、 遊びながらコミュニケーションを活発化させていた。また. 2. 研究背景 現代の小中学校期の子どもたちにおいて、自分の選択 に自信がなく、指示されたことは出来るが、その範囲内 に活動が終わってしまう傾向がある。 コミュニケーション活動の機会はあるが十分だと感じて いる教師は少ない。子どもたちの主体性やコミュニケー ション力を小中学生の時期に育成するためには、幼児期 から自主性の育成やコミュニケーション能力や他者との関 わりを大切にしていくアプローチが大切だと考えた。そこ で「遊び」の行為に注した。「遊び」という自発的な行 為を含めることで自主的な学びが促せるのでは出来ない かと考えた。玩具で遊んでいる時間や日常生活の中で社 会的な学びや感情表現を自然に身につけさせることが目 的である。. 日常生活の中での「着る行為」を応用させ、プロセスの 中で身体感覚を伴った遊びを体験し、相互コミュニケー ションを活発化させ、自主的に行動する「学び」を身に つけることが出来ていた。日常に溢れている行為や製品 に少しデザインからの視点で工夫を加えることで、遊び 心がくすぐられ、子どもたちの思考は活発化されていくの ではないだろうか。感情表現やルール、相互コミュニケー ション能力を学び、育てるデザインは幼児期から子どもた ちとって必要である。 ­ 5. 教育デザインフォーラム発表の成果 発表後の質疑応答では他学科の参加者の方々から新し い玩具の遊び方の提案や教育現場へ取り込む可能性な ど他の視点からの様々なご意見を頂き、新鮮に振り返る ことが出来大変参考になった。 教育デザイン研究 第 5 号 21.

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