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IRUCAA@TDC : 口腔粘膜疾患における拡大内視鏡を応用した診断法の確立

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Academic year: 2021

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(1)Title Author(s) Journal URL. 口腔粘膜疾患における拡大内視鏡を応用した診断法の確 立 藥師寺, 孝 , (): http://hdl.handle.net/10130/1053. Right. Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College, Available from http://ir.tdc.ac.jp/.

(2) 様式 C-19 科学研究費補助金研究成果報告書 平成. 21 年. 5 月. 28 日現在. 研究種目:若手研究(B) 研究期間:2007 ~ 2009 課題番号:19791549 研究課題名(和文) 口腔粘膜疾患における拡大内視鏡を応用した診断法の確立 研究課題名(英文) Establishment of diagnostics that applies expansion endoscope in oral mucosal disease 研究代表者 藥師寺 孝 ( YAKUSHIJI TAKASHI ) 東京歯科大学・歯学部・助教 研究者番号:70433977. 研究成果の概要:NBI システム搭載拡大内視鏡による口腔粘膜疾患の観察を行った。研究期間 の症例数は口腔癌症例 23 例、 口腔粘膜疾患症例 10 例、 正常口腔粘膜 10 例の計 43 例であった。 口腔粘膜疾患の内訳は、口腔白板症や口腔扁平苔癬、アフタ性口内炎などであった。粘膜の観 察結果より、上皮乳頭内血管ループ(IPCL)の走行パターンを分類したところ、疾患別に特徴 があることが判明した。分類は食道領域で報告されている井上らの分類を口腔粘膜に特化して 作成した。正常粘膜ではすべてⅠ型のみに分類され、粘膜疾患は classⅡ、Ⅲに分類された。 口腔扁平上皮癌では classⅢ、Ⅳに分類された。以上の結果より、それぞれの疾患別に class Ⅰ、Ⅱと classⅢ、Ⅳとに分けて本分類についての感度、特異度を解析したところ、感度、特 異度ともに高い結果が得られた。従って、口腔粘膜疾患に対して本観察を行うことで、口腔癌 の早期スクリーニングに有用である可能性が示唆された。 交付額. 2007 年度 2008 年度 年度 年度 年度 総 計. 直接経費 1,500,000 1,200,000. 2,700,000. 0 360,000. (金額単位:円) 合 計 1,500,000 1,560,000. 360,000. 3,060,000. 間接経費. 研究分野: 科研費の分科・細目:医師薬学 歯学 外科系歯学 口腔外科学一般 キーワード: 口腔癌 NBI システム 早期発見 1.研究開始当初の背景 本研究では期間内において口腔領域でまだ 応用されていない Narrow Band Imaging シ ステムを用いた口腔癌診断システムの確立 を予定している。内視鏡カメラはファイバー スコープの高技術化やデジタル化による画 質向上により、以前では考えられないような 微細な病変の描出が可能となった。最近では 食道領域で CCD カメラの可視光波長領域の 調節による、超早期癌の画像描出医成功し、. Narrow Band Imaging システムとして注目 を集めている。口腔癌は肉眼的に発見できる にも関わらず他の粘膜疾患との鑑別が困難 なため、早期診断法は確立していないのが現 状である。口腔早期癌をいかに検出できるか が、重要な問題となっている。.

(3) 2.研究の目的 口腔領域でまだ応用されていない Narrow Band Imaging システムを用いた口腔癌診断 システムの確立。 3.研究の方法 NBI システム搭載拡大内視鏡を使用して予 めインフォームドコンセントの得られた患 者の口腔粘膜に対して観察を行う。その画像 を記録し、粘膜表層の毛細血管の走行パター ンを解析する。 観察方法は、まず通常モードで口腔内の全体 を観察し、その後病変部位の観察を行う。病 変の中心部よりも境界部の毛細血管ループ の状態、密度について観察を行う。続いて NBI モードで病変の観察を同様に行い、いず れも画像は保存する。. 使用器材;NBI システム搭載拡大内視鏡. 4.研究成果 NBI システム搭載拡大内視鏡による口腔粘膜 疾患の観察の結果は以下に示す通りであっ た。対象症例数:口腔癌症例 23 例、口腔粘 膜疾患症例 10 例、正常口腔粘膜 10 例の計 43 例であった。口腔粘膜疾患の内訳は、口腔白 板症や口腔扁平苔癬、アフタ性口内炎などで あ った 。病 変部 の上 皮乳頭 内血 管ル ープ (IPCL)の走行パターンについて観察を行い、 分類を行ったところ、疾患別に特徴があるこ とが判明した。IPCL の分類は食道領域で報告 されている井上らの分類をもとに口腔粘膜 にさらに特化して作成した。. 口腔粘膜の IPCL 分類. 分類の内訳は、classⅠ;IPCL が規則正しい 配列をしており、拡張や蛇行など見られない もの。classⅡ;IPCL の拡張を認めるもの。 classⅢ;IPCL の拡張、蛇行、不規則な配列 を呈するもの。classⅣ;IPCL が破壊され、 代わりに新生血管を認めるもの。とした。 その結果、正常粘膜ではすべてⅠ型のみに分 類され、白板症や扁平苔癬などの粘膜疾患は classⅡ、Ⅲに分類された(図1)。口腔扁 平上皮癌では classⅢ、Ⅳに分類され、class Ⅰ、Ⅱと classⅢ、Ⅳとに分けて本分類につ いての感度、特異度を解析したところ、感度、 特異度ともに高い結果が得られた。.

(4) 各疾患別内視鏡所見; A・B:正常粘膜 C・D:アフタ性口内炎 E・F・G:口腔扁平苔癬 H・I・J:口腔白板症 K・L・M:口腔扁平上皮癌. 以上より、口腔粘膜疾患に対して本観察を行 うことで、口腔癌の早期スクリーニングに有 用である可能性が示唆された。本研究結果は 現在投稿中である。. 5.主な発表論文等 (研究代表者、研究分担者及び連携研究者に は下線) 〔雑誌論文〕 (計 0 件 ) (投稿中のもの3件). 〔学会発表〕 (計5件) ① 第 26 回日本口腔腫瘍学会総会 ② 第 97 回日本病理学会総会 ③ 第 67 回日本癌学会総会 ④ 第 63 回日本口腔科学会総会 ⑤ 第 27 回日本口腔腫瘍学会総会. 〔図書〕 (計 件). 〔産業財産権〕 ○出願状況(計 件) 名称: 発明者: 権利者: 種類: 番号: 出願年月日: 国内外の別:. ○取得状況(計◇件). 名称: 発明者: 権利者: 種類: 番号: 取得年月日: 国内外の別:. 〔その他〕 ホームページ等.

(5) 6.研究組織 (1)研究代表者 藥師寺 孝(YAKUSHIJI TAKASHI) 東京歯科大学・歯学部・助教 研究者番号:70433977 (2)研究分担者 (. 研究者番号: (3)連携研究者 ( 研究者番号. ). ).

(6)

参照

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