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IRUCAA@TDC : №11:Counterselectable markerless mutagenesis によるS. mutans glk 遺伝子の失活

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Academic year: 2021

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Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College, Available from http://ir.tdc.ac.jp/

Title

№11:Counterselectable markerless mutagenesis に

よるS. mutans glk 遺伝子の失活

Author(s)

佐藤, 裕; 東, 俊文

Journal

歯科学報, 114(3): 288-288

URL

http://hdl.handle.net/10130/3330

Right

(2)

目的:遺伝子失活変異株の構築は抗生物質耐性遺伝 子を標的遺伝子内に挿入するのが一般的である。プ ラスミドにクローニングまたは PCR 法で,標的遺 伝子中央に抗生物質耐性遺伝子を挿入した DNA 断 片を構築後,これで対象菌株を形質転換し,抗生物 質耐性コロニーとして標的遺伝子失活変異株を得 る。しかし,この方法では1つの菌株で失活できる 遺伝子の数は使える抗生物質の数に依存するので, 多くとも3乃至4というのが現状である。そこで近 年失活遺伝子の数に制限がない方法が考案されつつ あり,その1つである本法による glk 遺伝子失活変 異株構築を試みた。 方法:本法は2011年に Merritt らにより報告された もので,2回の形質転換を行う。第1段階は従来法 と同様であり,glk 上流断片(glk5)とエリスロマ イシン(Em)耐性遺伝子,変異したフェニルアラ ニン(Phe)tRNA 合成酵素遺伝子および glk 下流 断片(glk3)を結合した断片を用いた。この形質転 換体は Em 耐性且つ Phe アナログである p-Chloro-Phe 感受性(p-Cl-p-Chloro-Phes )となる。そして第2の形質 転換において glk5-glk3断片を用い,Ems , p-Cl-Pher コロニーを得ることで markerless の glk 失活変異株 を得た。また細胞破砕抽出液の Glk 活性は NADPH の340nm の吸光度を指標として測定した。 結果および考察:本菌はデンプンを直接利用するこ とが出来ない。しかし,唾液アミラーゼによる加水 分解に応じて本菌に利用されるようになり,マル トースはグルコースと同程度の速度で利用される。 従って本菌は口腔内では見かけ上デンプンを代謝す る。し か し,S. mutans に よ る デ ン プ ン 及 び マ ル トース代謝機構は未だ不明の点がいくつかある。そ の1つとして演者らはこの必須遺伝子産物としてグ ルカノトランスフェラーゼを昨年報告した。S. mu-tans細胞内ではこの酵素作用でグルコースが生成す るので,この代謝にはグルコキナーゼ(glk 遺伝子 産物)が必須である。そこでこの glk 失活に本法の 適用を試み,同変異株を得た。同変異株では Glk 活 性(Glucose+ATP→G6P)が 親 株 の1/100に 減 少 し,この遺伝子産物のほかに Glk 活性を示す酵素は 存在しないと思われた。にもかかわらず,glk 変異 株は親株の80%弱ほどの増殖速度を有していた。 従って ATP 以外のリン酸供与体の存在が推定され た。 目的:胎生期咀嚼筋は側頭筋原基から分化し,個々 の筋肉へと発達していく。近年,胎生期咀嚼筋の収 縮が口腔領域における骨の成長に影響を与えること が分かってきた。しかし胎生期咀嚼筋とメッケル軟 骨,さらに下顎骨との関係を研究した報告は少なく 不明な点が残されている。そこで今回は,下顎骨内 側に位置する内側翼突筋に焦点をあて,筋−骨接 合部に集積する desmin と間葉細胞の安定に重要な vimentin を検索した。 方法:試料 と し て,胎 生12.5∼15.5日 の ICR 系 マ ウスを用いた。形態学的観察のため H-E 染色を, desmin と vimentin の局在を検索するため,免疫組 織化学的染色を行った。また,レーザーマイクロダ イゼクションにより内側翼突筋を選択的に採取し, これらタンパクの遺伝子発現についても検索を行っ た。 成績:内側翼突筋の desmin の発現量は,胎生12.5 ∼15.5日にかけて増加していった。胎生12.5日に は,内側翼突筋とメッケル軟骨の接触部に desmin は集積していた。胎生13.5日になるとメッケル軟骨 以外に,将来下顎骨と接触する位置に desmin の集 積を認めた。胎生14.5日では内側翼突筋は複数の筋 束に分かれ,筋中央に desmin は集積するように なった。この傾向は胎生15.5日においても同様の結 果であった。一方 vimentin は胎生12.5∼15.5日ま でその発現量は変わらなかった。また,免疫組織化 学的染色の結果は RT-PCR の結果と一致していた。 考察:内側翼突筋は胎生14.5日において複数の筋束 を有するようになった。この時期は未分化な下顎骨 が発生してくる時期と一致しており,内側翼突筋と 下顎骨が相互に作用し発達していくことが考えられ た。また,咀嚼運動の開始以前である胎生12.5日か ら筋−骨接合部に desmin が集積することもわかっ た。このことから,早期筋収縮によるメカニカルス トレス以外に desmin が集積する要因があるのでは ないかと考えられた。さらに胎生14.5日においてか らは筋中央にも desmin の強い集積が認められた。 したがって desmin を観察することにより複数の筋 束が出現する時期を明確にできることがわかった。 一方,vimentin は胎生12.5日から胎生15.5日まで 発現量に変化はなかった。したがって vimentin が 内側翼突筋発生初期より常に発現し,この筋が発達 発育するにあたって細胞の安定を維持し続けている と考えられた(動物実験承認番号260106)。

№11:Counterselectable markerless mutagenesis による S. mutans glk 遺伝子の失活

佐藤 裕1),東 俊文1)2)(東歯大・生化)1)(東歯大・口腔科学研究センター)2)

№12:胎生期マウス内側翼突筋においての desmin,vimentin 蛋白発現

北村 啓,山本将仁,山根茂樹,梅澤貴志,芹川雅光,阿部伸一(東歯大・解剖) 学 会 講 演 抄 録 288 ― 102 ―

参照

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