JAIST Repository
https://dspace.jaist.ac.jp/Title 欧州におけるLiving Labのケーススタディ
Author(s) 西尾, 好司
Citation 年次学術大会講演要旨集, 27: 338-341
Issue Date 2012-10-27
Type Conference Paper
Text version publisher
URL http://hdl.handle.net/10119/11034
Rights
本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.
2
における Living Lab のケーススタディ
( 通 研) 本 では、 で活発に り がなされている について、最 に、 とはどのような り かを し、スウ ーデンとドイ の3 か の の現 調査の結果 2012)を報告する。 1 はじめに g の 要 g は、 ーザーが に対象となる や ー スを活用する場 から、行動を観察して、 そのコンテクストから新たな 察を 得し、 や ー スの 画 させるだけでなく、プロジ クトの 画から ーザーを関与させ、さらに ーザーだけでなく一 的な消費者・ の参 を志 向する で、これまでとは異なる活動である。 について 範な文献 ー イを行った l 2008 によると、 のコンセプトを特 づけるものとして、 キタス・コン ーティングを った 験や 験、 ーザーに 用する 、 ープン・イノ ー ンのプラット ー の3 を ている。さらに、同様の ー イを行った ll l 2010 は、 としての という特 も せて指 している。つまり、 は の現場や 験を ースとする なイノ ー ンの 活動であり、活動を行う も している。現 は、 ・ ー ス 発 外に、 や 方自 など、様々な分 に活用されるようになっている。 のコンセプトは で生まれた 時は 験 の が かった)と れているが、 と いう を 用した活動は、 で活発に行 れている。2000 年代 から では、 のプログ ラ として、 プロジ クトが始められ、 という の も られた。200 年には、 が主 して、 レ ルで o と lo 等のプロジ クトが生まれ、 レー ワークプ ログラ の中でも り上 られ、 全域で の活動が がった。 の活動が 大するにつれて、 や レ ルでの のネットワーク化が められ、代 的なネットワークである o o o g o には、 外の にある も め、212 の が参 している。 、3 か の の り の現状を る。 2 o g l o olog ) 1 要 o )は、 l o olog がスウ ーデンで最 1999 年)に 始 した プロジ クトである。 の役 は、 の生活を とした、 な の手法を 発し することである。この基本方 の で、プロトタイプ・ 業化 の ー ス・ に 関して、エンド ーザー、 や関 機関が参 し、 ー やアイデア 出、コンセプト 計、プロ トタイプテストを て ー ス 始 までプロジ クトを めている。また、コン ルティングや 情報 ー ス機能も し、イノ ー ンのプラット ー としても機能している。さらに は、 における の中心的な にもなっている。2
における Living Lab のケーススタディ
( 通 研) 本 では、 で活発に り がなされている について、最 に、 とはどのような り かを し、スウ ーデンとドイ の3 か の の現 調査の結果 2012)を報告する。 1 はじめに g の 要 g は、 ーザーが に対象となる や ー スを活用する場 から、行動を観察して、 そのコンテクストから新たな 察を 得し、 や ー スの 画 させるだけでなく、プロジ クトの 画から ーザーを関与させ、さらに ーザーだけでなく一 的な消費者・ の参 を志 向する で、これまでとは異なる活動である。 について 範な文献 ー イを行った l 2008 によると、 のコンセプトを特 づけるものとして、 キタス・コン ーティングを った 験や 験、 ーザーに 用する 、 ープン・イノ ー ンのプラット ー の3 を ている。さらに、同様の ー イを行った ll l 2010 は、 としての という特 も せて指 している。つまり、 は の現場や 験を ースとする なイノ ー ンの 活動であり、活動を行う も している。現 は、 ・ ー ス 発 外に、 や 方自 など、様々な分 に活用されるようになっている。 のコンセプトは で生まれた 時は 験 の が かった)と れているが、 と いう を 用した活動は、 で活発に行 れている。2000 年代 から では、 のプログ ラ として、 プロジ クトが始められ、 という の も られた。200 年には、 が主 して、 レ ルで o と lo 等のプロジ クトが生まれ、 レー ワークプ ログラ の中でも り上 られ、 全域で の活動が がった。 の活動が 大するにつれて、 や レ ルでの のネットワーク化が められ、代 的なネットワークである o o o g o には、 外の にある も め、212 の が参 している。 、3 か の の り の現状を る。 2 o g l o olog ) 1 要 o )は、 l o olog がスウ ーデンで最 1999 年)に 始 した プロジ クトである。 の役 は、 の生活を とした、 な の手法を 発し することである。この基本方 の で、プロトタイプ・ 業化 の ー ス・ に 関して、エンド ーザー、 や関 機関が参 し、 ー やアイデア 出、コンセプト 計、プロ トタイプテストを て ー ス 始 までプロジ クトを めている。また、コン ルティングや 情報 ー ス機能も し、イノ ー ンのプラット ー としても機能している。さらに は、 における の中心的な にもなっている。 は、5,900 という として 最大の の参 者 lo を している。多くはスウ ーデン 部の l 、 ll や に 住しているが、プロジ クトは全 で参 者を 集 して めることが多い。参 者は、プロジ クト とに 集が行 れ、自主的にプロジ クトに しなけれ ならない。また、 集の に事 の りがない場合には、 情報保 法により、参 者 が同一 であったとしても、 のプロジ クトを 合的に分析することはできない。 2 の手法の 発 では、o という な手法を 発している。これは、o g 、 o o g 、 g o l ol o の を基本に、その に l g、そして最 に o l o という プロセスとなっている。 o 、 o o 、 l ol o の は、 々 o 、 g 、 l o という つの ー から構 されている。 o では、 ーザーグループとその特 、 ーザーがどこにいるか、あるいは、 ーザ ーが参 する方法を する である。 の o o では、 ーザーが ー スを 用する 時にどのような ー があるのかを するため、インタ ーや観察など様々な方法でデータを集 める である。 l ol o では、これまでの り の結果を 析し、 ー スに対する ー 、 々の ー スの中での ー を明らかにして、 的な ー スに対して 験する で ある。ここでは、 の評価だけでなく、 ーザーの行動様 から、 ー スの 用性、 ーザーの 行動や いの意 、 用パターンや 用 足 などを評価している。 は o を活用して、エリク ン社と 同で、 の 工 、 や一 が参 して、 い が した自分の ッ ン、ス ー や 楽等)の が くにある場合に通知す る、 という ー スを 発した。これは、 の ー スとして れている。 3 間のグッド・プラクティスの ollo プロジ クト ollo プロジ クトは、 レー ワークプログラ の つであり、 間のグッド・プラク ティスの ・ 化を目的に、2009 年 11 から 30 の 間で された。 o 社や 社の ような大 業も参 していた。 ollo では、 、エネルギー 化、 クチャリング、 ー ャル ディアを った o を対象に、 間で中 業が参 し、 の手法や ールの 間での ー イ 、 のネットワークのインパクト評価等、持続可能な のネットワークの構築を めている。 中 業 の にアプローチし、 的な を めた 、プロジ クトの方向性を め、 最 的なステーク ル ーを めプロジ クトの内容を 定している。 の活動を通し、 的な 場を分析し、評価 結果から 察し、最 的に ストーリーにつな ることを目的としている。 3 o ol g o o ) 1 要 o o )は、スウ ーデンのコン ータ科学の公的研究機関 である。 は中 業 機関の o と 同で、 o ol g )プロジ クトを している。 は、他大学等の研究者も参 し、 だけでなく、消費者行動や 、社会科学な どの研究者も参 して められている。 では、プロジ クトのアイデア構築、 プロジ クトの対象 や ー ス)の 定、 験・ 発・生 までの一連のプロセスで している。 ーザー・ ー の 、 ーザーの行動観察や 評価などの手法の 発、中 業向けの ータルな トウ アの 、中 業の ーザーやのアクセス、公的セクターとの会合の機会の 等の をしている。テー の中心は、 や高 者ケアである。 2 中 業の参 の 意 中 業は、自 の ジネス デル構築という 的な リットを し、 の重要なステーク ル ーである。 o の活用は、中 業にとって ジネス 大の重要なテー となっており、 での中 業向けプロジ クトの中で、 o の の 発に対する ー が最も高いという。 では、 場 験をする方法論の確 を めた ー スの確 を主要な り としている。 の活動に中 業の参 を すため、そもそも とはどのようなものなのか、それがどのよう に自社にとって リットがあるのか等を 明する 要がある。さらにプロジ クトが始まれ 、最 目的が ー スの にある場合には、 のタスクを正しく 定しなけれ ならず、さらに ーザー の行動様 を正しく理 することが められる。この を中 業の参 者に理 させるような、コ ーチングをしなけれ ならず、そのため、 o のような中 業の 機関の参 が 可 となる。 3 プロジ クト ll l l g o g l )プロジ クトは、バルト 等バルト 沿 が参 し、バルト を いだデジタル ー スや ジネスを発展させるため、中 業による 間の o ジネスを する である。スウ ーデン o、エスト ア o l 、 ィンランド o l 、ラト ア olo o が参 している。32 の 間で、プロジ クトの は1 0 ーロ この内、75 分をスウ ーデン と ィンランドの から、10 分をラト アとエスト アの から) 出されている。 では、スウ ーデンの ジネスをバルト に展 するため、その の デルの 発やバ ルト 沿 域の の連 のネットワーク構築を目的に り でいる。 レー ン大学 1 要 レー ン は、 の中でも 的に に り できた 域である o l )。最 では、 は レー ン大学に活動の中心を し、 o o og )が主要な 機関となっている。 2 プロジ クトは、 の og の中で、5 12 機関が参 して めら れている。 周辺部の を目的に、 、 l 、 、 g o oo 、 ll、 の 域を対象に めている。 では のプロジ クトを している。 プロジ クトの一 として、 ッ ング ールを に に 場を見つけ、 用できるよう にする ー スの 発がある。このプロジ クトでは、最 にプロジ クトの大まかな を で めた 、アイデアを学生や から り、ワーク ップや 種 ー イによりアイデアを評 価して で する ー スを計画する。そして、 に ーザーが参 して ー スを し、 ーザーから oo 、 や などにより ィードバックを受けて、 ー スを し めていく。 本プロジ クトに ーザーが参 する動機としては、 場 ー ス 業にとっては事業機会の 出であり、学生にとっては o に )、 にとっては自分の意見を する機会とな ることが られている。
のアクセス、公的セクターとの会合の機会の 等の をしている。テー の中心は、 や高 者ケアである。 2 中 業の参 の 意 中 業は、自 の ジネス デル構築という 的な リットを し、 の重要なステーク ル ーである。 o の活用は、中 業にとって ジネス 大の重要なテー となっており、 での中 業向けプロジ クトの中で、 o の の 発に対する ー が最も高いという。 では、 場 験をする方法論の確 を めた ー スの確 を主要な り としている。 の活動に中 業の参 を すため、そもそも とはどのようなものなのか、それがどのよう に自社にとって リットがあるのか等を 明する 要がある。さらにプロジ クトが始まれ 、最 目的が ー スの にある場合には、 のタスクを正しく 定しなけれ ならず、さらに ーザー の行動様 を正しく理 することが められる。この を中 業の参 者に理 させるような、コ ーチングをしなけれ ならず、そのため、 o のような中 業の 機関の参 が 可 となる。 3 プロジ クト ll l l g o g l )プロジ クトは、バルト 等バルト 沿 が参 し、バルト を いだデジタル ー スや ジネスを発展させるため、中 業による 間の o ジネスを する である。スウ ーデン o、エスト ア o l 、 ィンランド o l 、ラト ア olo o が参 している。32 の 間で、プロジ クトの は1 0 ーロ この内、75 分をスウ ーデン と ィンランドの から、10 分をラト アとエスト アの から) 出されている。 では、スウ ーデンの ジネスをバルト に展 するため、その の デルの 発やバ ルト 沿 域の の連 のネットワーク構築を目的に り でいる。 レー ン大学 1 要 レー ン は、 の中でも 的に に り できた 域である o l )。最 では、 は レー ン大学に活動の中心を し、 o o og )が主要な 機関となっている。 2 プロジ クトは、 の og の中で、5 12 機関が参 して めら れている。 周辺部の を目的に、 、l 、 、 g o oo 、 ll、 の 域を対象に めている。 では のプロジ クトを している。 プロジ クトの一 として、 ッ ング ールを に に 場を見つけ、 用できるよう にする ー スの 発がある。このプロジ クトでは、最 にプロジ クトの大まかな を で めた 、アイデアを学生や から り、ワーク ップや 種 ー イによりアイデアを評 価して で する ー スを計画する。そして、 に ーザーが参 して ー スを し、 ーザーから oo 、 や などにより ィードバックを受けて、 ー スを し めていく。 本プロジ クトに ーザーが参 する動機としては、 場 ー ス 業にとっては事業機会の 出であり、学生にとっては o に )、 にとっては自分の意見を する機会とな ることが られている。 3 l g o o g ) は、 o g )の 験プラット ー の 発を目的に、 ーザーや が 参 して、 の 用や ー スに関連する新しいアイデア、コンセプトや 的な の 、 験を行っている。イタリア、 、ドイ 、 ランスから 機関が参 し、ロジステ ィックス、 環境を主要 域とし、 の 的なインパクト、 来のインターネットの活用 のあり方などを研究している。特に では、og や による og o l g )を対象に、 環境の でロジスティックスのインテリジ ント化を対象と した研究を めている。 プロジ クト l o o g は、クラウドコン ーティングを活用して、 向 けの ー スの構築を目的としている。社会、 、構造、 、感情、法 ・ 理という つの を 定して、活動を めている。クロー ドなイノ ー ンの文化を ープンなものに する ために、 に向けた行動、 や知識のコ ティ構築、 ・ 用をどのように構築していく か、 ーザーが しやすい や ールの構築、 のリ レンスの構築、 ーザー中心的なデザ インや アプローチの構築など、様々なテー で している。 5.最 に LL プロジ クトは、参 する研究者の 門分 、 ーザーや研究者などの参 者の 属、 域内だけでなく、BOP 域のような場 まで)を えた り である。LL の 果として、 の ジネス の展 を することを考えると、中 業の参 は、 にも増して重要となってい る。さらに、LL は、 ジネスだけでなく 方自 の り 住 参 )の 手法として、重要 性が増しているという。 LL では、ICT の活用が にあり、新しいICT の動向 クラウドコン ーティング)を り れたプロジ クトも始まっている。これまで、 LL で り まれてきた User-centric な手法を 他のLL や別の 域で 用できるように、手法を し していく り もなされている。これ は、LL がイノ ー ンの手法でありながら、 ずしも手法として確 できていない、という課題 を するために通らなけれ ならない でもある。 LL には課題が されていることは確かである。しかし、LL の活動が活発になり、参 する 業が 増えている現状を ると、LL の考え方や手法は、 ジネスにつな る や研究者の意識 の 手 として であり、日本 業にとっても参考になる り といえる。 参考文献) ll l, , , 2010 g o g l g o o o l o , e al Eu o ea ou al o u lic olic , ol , o 1 l , 2008 g o o o lo o o o o o
olog , e E ecu i e e Elec o ic ou al o i ual a i a io s a d e o s, ol 10, 99 131
2012)「Living Lab(リ ングラ )- ーザー・ との に向けて-」、 通 研