• 検索結果がありません。

緩和期のリハビリに出来ること,出来ないこと,リハビ リがやるべきこと~卵巣癌,仙骨・右腸骨転移の患者さんを通して~

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "緩和期のリハビリに出来ること,出来ないこと,リハビ リがやるべきこと~卵巣癌,仙骨・右腸骨転移の患者さんを通して~"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

13.緩和期のリハビリに出来ること,出来ないこと,リハビ リがやるべきこと ∼卵巣癌,仙骨・右腸骨転移の患者 さんを通して∼ 小林 香保 (桐生厚生 合病院) 【はじめに】 緩和ケアにおけるリハビリテーション (以下 リハビリ)の役割は,『ADLを維持・改善することにより, できる限り可能な最高の QOLを実現するべくかかわるこ とにある』と言われている.今回,疼痛管理目的で入院とな り,緩和ケアチームと関わりながらリハビリを実施した患 者を通して,緩和ケアにおけるリハビリの有用性を以下に 報告する.【事 例】 50代 女性 卵巣癌,仙骨・右腸骨 転移 既往歴 :うつ病.緩和ケア外来を受診後,疼痛緩和 目的で入院.翌日より放射線治療・リハビリ開始.1か月後, 近隣病院の緩和ケア病棟へ転院.【介入結果】 リハビリ 開始時は表情の変化に乏しく,右足が全部痛い」と訴える のみであり,日中カーテンを閉めてベッド上で過ごしてい ることが多かった.評価の結果,疼痛としびれが混在して いる状態であり,評価結果を基に疼痛としびれの確認を行 い,動作指導・ポジショニングなどの患者教育を実施した. 同時に緩和ケアチームで鎮痛剤の再検討を行った.結果, 疼痛管理は良好となり,患者自身が 痛い のか しびれ る のかを発言できるようになった.離床開始前のリスク 管理として,主治医より整形外科医に荷重量の相談をして もらい,患者に現状と離床することのリスク等を説明して もらった.患者は「一人で歩いてトイレに行けるようにな りたい」と希望しており,杖歩行練習を導入した.体調の良 い時は杖歩行 30 m程可能となったが,実用的なトイレ歩 行の獲得までには至らなかった.しかし,リハビリを継続 した中で,カーテンが開いていることが増え,自ら笑顔で 挨拶をするようになった.【 察】 身体・精神機能の適 切な評価と徒手・物理療法による疼痛緩和,疼痛を緩和す る動作指導や福祉機器の導入,残存機能のトレーニングな どはリハビリの強みである.また,多職種に対してリハビ リから情報発信をすることで,リハビリだけではできない 疼痛管理や病棟での介助場面においてもチームアプローチ でフォローすることができる.それだけではなく,患者が 自 らしく最後まで生きるための目標に った支援も重要 であると えた.

特別講演>

がん治療と緩和ケアの接点 ∼行き来して学び えた,いくつかのこと∼ 原 敬 (さいたま赤十字病院 緩和ケア診療科) ―187―

参照

関連したドキュメント

(志村) まず,最初の質問,出生率ですが,長い間,不妊治療などの影響がないところ では,大体 1000

 仙骨の右側,ほぼ岬角の高さの所で右内外腸骨静脈

このように、このWの姿を捉えることを通して、「子どもが生き、自ら願いを形成し実現しよう

点から見たときに、 債務者に、 複数債権者の有する債権額を考慮することなく弁済することを可能にしているものとしては、

自閉症の人達は、「~かもしれ ない 」という予測を立てて行動 することが難しく、これから起 こる事も予測出来ず 不安で混乱

にも物騒に見える。南岸の中部付近まで来ると崖が多く、容易に汀線を渡ることが出

口文字」は患者さんと介護者以外に道具など不要。家で も外 出先でもどんなときでも会話をするようにコミュニケー ションを

排出量取引セミナー に出展したことのある クレジットの販売・仲介を 行っている事業者の情報