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クラスタ環境におけるNetVault Backupバックアップ&リストア構築ガイド

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クラスタ環境における

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著作権 © 2009 BakBone Software

クラスタ環境における

NetVault Backupバックアップ&リストア構築ガイド Version 2.0

本ガイドは、クラスタ環境のバックアップを、NetVault Backupを使用して行うのに必要な情報につい て、説明しています。

NetVault Backup設定に関する詳細は、「NetVault Backup アドミニストレーターズ・ガイド」をご覧く ださい。アドミニストレーターズ・ガイドは、バックボーン・ソフトウエアのWEBサイトからダウンロードい ただけます。 http://www.bakbone.co.jp/ (製品> 製品ドキュメント> 製品マニュアル) 各クラスタウェアに関する情報は、各ベンダーから情報を入手してください。 NetVault Backupや各種APM、各クラスタウェアに関して、バージョンが異なる場合には画面やマニ ュアルのページ数等が異なります。 本ドキュメントは、検証作業や検証結果についてまとめられている ものであり、本ドキュメントに関す る内容について、 バックボーン・ソフトウエア株式会社が動作を保証するものではありません。 各ソ フトウェアのバージョンおよび環境等の違いにより動作しない場合も想定されますので、導入の際に は事前に検証をされることを推奨いたします。 記載された会社名および製品名などは該当する各社の商標または登録商標です。

(3)

目 次

第 1 章:クラスタリング環境 ... 7

1.0.0 クラスタリングとは? ... 7

1.1.0 クラスタリングの分類 ... 7

1.2.0 NetVault Backup でサポートするクラスタリング環境 ... 8

1.3.0 仮想クライアント機能を使用したクラスタリング対応 ... 9

1.4.0 実 IP を使用したクラスタリング対応 ... 11

1.5.0 NetVault サーバの構築 ... 12

第 2 章:仮想クライアント機能を使用したクラスタリング対応 ... 13

2.0.0 仮想クライアントを使用したクラスタリング環境での動作の仕組み ... 13

2.1.0 NetVault Backup インストール ... 14

2.2.0 仮想クライアント設定... 14

2.3.0 バックアップリストア設定 ... 16

2.4.0 バージョンアップとアンインストール... 18

2.5.0 より詳細な設定や機能について ... 18

第 3 章:実 IP を使用したクラスタリング対応 ... 19

3.0.0 実 IP を使用したクラスタリング環境での動作の仕組み ... 19

3.1.0 NetVault Backup インストールの事前確認 ... 20

3.2.0 NetVault Backup インストール概要 ... 20

3.2.1 クラスタウェアの状態確認 ... 21

3.2.2 NetVault Backup のインストール ... 21

3.2.3 NetVault APM のインストール... 27

3.2.4 NetVault サービス自動起動の削除 ... 28

3.2.5 共有ディスク上のライブラリ・ファイルのコピー(Linux/Solaris のみ) ... 29

(4)

3.2.6 NetVault APM 導入後の設定 ... 31

3.2.7 NetVault モジュールディレクトリのリネーム ... 32

3.2.8 クラスタウェアによるクラスタグループの移動 ... 32

3.2.9 異なるノードでのインストールと設定作業 ... 32

3.2.10 APM のライセンスインストールと管理 ... 33

3.2.11 クラスタ用ネットワーク設定 ... 34

3.2.12 クラスタウェア側へ NetVault Backup をリソースとして登録 ... 36

3.2.13 NetVault サーバへのクライアント登録 ... 36

3.2.14 NetVault APM についての設定 ... 38

3.3.0 バージョンアップについて ... 40

3.4.0 アンインストールについて ... 40

3.4.1 クラスタウェアの状態確認とサービスの停止 ... 41

3.4.2 共有ディレクトリのコピー ... 41

3.4.3 APM の削除 ... 42

3.4.4 NetVault Backup アンインストール... 42

3.4.5 NetVault ライブラリの削除 (Linux/Solaris のみ) ... 44

3.4.6 クラスタウェアによるクラスタグループの移動 ... 44

3.4.7 共有ディレクトリのリネーム ... 44

3.4.8 異なるノードでのアンインストールと設定作業 ... 45

第 4 章:各クラスタリングソフトウェア操作概要... 46

4.0.0 クラスタリングソフトウェアの主な操作概要 ... 46

4.2.0 MSCS ... 47

4.2.1 共有ディスクと仮想 IP の事前登録 ... 47

4.2.2 クラスタリソースグループの移動 ... 48

4.3.0 CLUSTERPRO X ... 49

(5)

4.3.1 共有ディスクと仮想 IP の事前登録 ... 49

4.3.2 クラスタリソースグループの移動 ... 50

4.3.3 NetVault Backup をクラスタ・リソースとして登録 ... 50

4.4.0 LifeKeeper ... 55

4.4.1 共有ディスクと仮想 IP の事前登録 ... 55

4.4.2 クラスタリソースグループの移動 ... 56

4.4.3 NetVault Backup をクラスタ・リソースとして登録 ... 56

4.5.0 Sun Cluster ... 63

4.5.1 共有ディスクと仮想 IP の事前登録 ... 63

4.5.2 クラスタリソースグループの移動 ... 65

4.5.3 NetVault Backup をクラスタ・リソースとして登録 ... 66

4.6.0 Oracle Fail Safe ... 69

4.6.1 共有ディスクと仮想 IP の事前登録 ... 70

4.6.2 クラスタリソースグループの移動 ... 71

4.6.3 NetVault Backup をクラスタ・リソースとして登録 ... 71

4.7.0 PRIMECLUSTER ... 75

4.7.1 共有ディスクと仮想 IP の事前登録 ... 76

4.7.2 クラスタリソースグループの移動 ... 77

4.7.3 NetVault Backup をクラスタ・リソースとして登録 ... 77

第 5 章:検証方法 ... 81

5.0.0 検証内容 ... 81

5.1.0 クラスタのリソースに関する基本検証 ... 81

5.2.0 File System Plugin に関する検証 ... 81

5.3.0 APM の動作に関する検証 ... 82

(6)

第 6 章:動作上の諸注意 ... 83

6.0.0 フェイル・オーバ時のジョブ・リトライ ... 83

6.1.0 障害時のクラスタ動作について ... 83

(7)

第 1 章:クラスタリング環境

1.0.0 クラスタリングとは?

一般的には、複数台のシステムを組み合わせて、一台のシステムとして扱えるようにすることで、耐障害性を向上したり、シ ステム全体によるパフォーマンスを向上させるための技術です。

1.1.0 クラスタリングの分類

クラスタリングは、その目的や構成方法に応じて、大きく3つの種類に分類されます。 HAクラスタ(フェイル・オーバ型) システムの可用性を向上させるために使用され、2台以上のシステムから共有されたストレージ上にデータを配置し、稼動 しているマシンに障害が発生した場合、待機しているマシンがその業務を引き継ぐことで、クライアントから見た場合にサー ビスが継続して提供されているという状態を可能にします。 主にデータベースや、ファイルサーバ、メールサーバなど、複数のユーザによって共有されるようなサービスのために使用 されます。 負荷分散クラスタ(負荷分散型) 主にWebサーバなどの参照系で、複数のクライアントから来る大量のリクエストに対応するために、アクセスを分散させるた めに使用します。そのために、同じデータにアクセスできるか、同じデータを持つサーバが複数台あり、それらのサーバに対 してのリクエストを分散させる仕組みを導入します。このクラスタを実現するためには、専用の機器を用いた方法と、アプリ ケーションを用いた方法があります。 また、データベースのアプリケーションの中にも、Oracle RACのように負荷分散クラスタと同じように動作するものもありま す。

(8)

HPCクラスタ(並列処理型) 単体では性能の低いマシンを複数台使用して、データノードから送信される分割されたデータを演算し、処理が終わったら 結果をデータノードに戻します。それにより、システム全体としてはスーパーコンピュータ並みの処理能力を発揮できるよう にする技術で、主に科学技術計算等で使用されます。

1.2.0 NetVault Backup でサポートするクラスタリング環境

各クラスタリング方法に対する、NetVault Backupでのバックアップ方法は次の通りです。本ドキュメントでは、HAクラスタ (フェイルオーバ型)についてのみ解説しています。 クラスタ環境の分類 バックアップ方法 HAクラスタ(フェイル・オーバ型) 仮想クライアント:一部の環境では、仮想クライアントの機能を使用し、各クライア ントにNetVault Backupをインストールした状態で、更にクラスタ専用のクライアン トを追加登録が可能です。どのような環境で使用できるかは、“1.3.0 仮想クライ アントを使用したクラスタリング対応“の項目をご参照ください。 実IP:検証が完了した特定環境下では、クラスタ・ノードの共有ディスク上に NetVault Backupをインストールし、バックアップ対象となるクラスタ・リソースに合 わせてNetVault Backupのサービスを移動させること可能です。詳細な対応につ いては、”1.4.0 実IPを使用したクラスタリング対応”の項目をご参照ください。 負荷分散クラスタ(負荷分散型) これらのクラスタ型では、保護すべきデータが特定のノードに集約されているか、 すべてのノードが等しく同じデータを保持しているため、通常通りデータ保護が必 要な各ノードへNetVault クライアントをインストールし、バックアップすることが可 能です。 HPCクラスタ(並列処理型)

(9)

1.3.0 仮想クライアント機能を使用したクラスタリング対応

NetVault Backup 7.4以降で使用できるようになった仮想クライアント(Virtual Client)の機能により、スクリプト等を使用せず に、クラスタ環境のバックアップ/リストアが可能になっています。仮想クライアントでは、NetVaultサーバは動的に切り替わ るクラスタ構成内のクライアントを自動的に判別が可能であり、アプリケーションのフェイル・オーバを透過的にサポートしま す。また、Active/Standbyのクラスタ構成だけでなく、ノード数の多いActive/Activeのクラスタ構成のバックアップも対応可 能です。 仮想クライアントの機能は、現在下記のプラットホーム、クラスタウェアおよびアプリケーションでのみ対応しています。 クラスタウェア アプリケーション NetVault Version NetVault APM/Plugin クラスタ稼動OS Fujitsu PRIMECLUSTER -- 8.0U3以降

Cluster File System

Plugin Linux (x86-32) Fujitsu

PRIMECLUSTER -- 8.0U3以降

Cluster File System

Plugin Linux (x86-64) Fujitsu

PRIMECLUSTER -- 8.0U3以降

Cluster File System

Plugin Linux (Itanium 2) LifeKeeper -- 8.0U3以降 Cluster File System

Plugin Linux (x86-32) LifeKeeper -- 8.0U3以降 Cluster File System

Plugin Linux (x86-64) LifeKeeper -- 8.0U3以降 Cluster File System

Plugin Linux (Itanium 2) Microsoft Cluster

Service (MSCS) -- 8.0U3以降

Cluster File System

Plugin Windows (x86-32) Microsoft Cluster

Service (MSCS) -- 8.0U3以降

Cluster File System

Plugin Windows (x86-64) Microsoft Cluster Service (MSCS) Microsoft Exchange Server 2000/2003

8.0U3以降 Microsoft Exchange

Cluster APM Windows (x86-32) Microsoft Cluster

Service (MSCS)

Microsoft Exchange Server 2007

8.0U3以降 Microsoft Exchange

Cluster APM Windows (x86-64) Microsoft Cluster Service (MSCS) Microsoft SQL Server 2000/2005 8.0U3以降 Microsoft SQL

Cluster APM Windows (x86-32) Microsoft Cluster

Service (MSCS)

Microsoft SQL

Server 2005 8.0U3以降

Microsoft SQL

Cluster APM Windows (x86-64) NEC

CLUSTERPRO X -- 8.0U3以降

Cluster File System

Plugin Linux (x86-32) NEC

CLUSTERPRO X -- 8.0U3以降

Cluster File System

Plugin Linux (x86-64) NEC -- 8.0U3以降 Cluster File System Linux (Itanium 2)

(10)

CLUSTERPRO X Plugin Red Hat Cluster

Suite -- 8.0U3以降

Cluster File System

Plugin Linux (x86-32) Red Hat Cluster

Suite -- 8.0U3以降

Cluster File System

Plugin Linux (x86-64) Red Hat Cluster

Suite -- 8.0U3以降

Cluster File System

Plugin Linux (Itanium 2) SunCluster -- 8.0U3以降 Cluster File System Plugin Solaris (SPARC) SunCluster -- 8.0U3以降 Cluster File System

Plugin Solaris (x86/x64) Veritas Cluster

Server -- 8.0U3以降

Cluster File System

Plugin Windows (x86-32) Veritas Cluster

Server -- 8.0U3以降

Cluster File System

Plugin Windows (x86-64) 最新の詳細な対応リストはホームページから確認することが可能です。 http://www.bakbone.co.jp/products/product_documentation_nvb_cluster_support_list.html 仮想クライアントが動作する条件は、次の通りです。 NetVaultサーバのバージョンが、7.4以上で、クラスタ構成の外にある必要があります。また、クラスタ構成内の各ノードにも、 バージョン7.4以上のNetVaultクライアントを導入します。 仮想クライアント機能を使用して、バックアップを行う場合、クラスタ・ノードをNetVaultスマートクライアントとして構成するこ とで、クラスタ・ノード側にテープ装置の接続が可能です。 クラスタ・ノード側に接続する場合には、以下の2通りの接続方法が可能です。 単体ドライブを各クラスタ・ノードに直接接続 FC接続したライブラリの内蔵ドライブを、動的共有ドライブ(DSD)の機能を使用して共有

仮想クライアントに関する詳細は、「NetVault Backup アドミニストレーターズ・ガイド」の付録D「NetVaultアプリケーション・ クラスタ・サポート」で説明されています。

(11)

1.4.0 実 IP を使用したクラスタリング対応

Active/Standbyのフェイル・オーバ型クラスタ環境のバックアップが行えます。クラスタ化されているマシンの共有ディスクに NetVault クライアントをインストールし、これらのClientに各クラスタ・ノードが持つ実IPを指定することにより、NetVault サ ーバ側からは1台のNetVault クライアントとして認識することができ、どちらのClientに切り替わっても同一のバックアップジ ョブを実行することが可能になります。 この場合、異なるマシンのIPアドレスでも一つのNetVault クライアントとして動作するため、その為にネットワークの設定を 変更する必要があります。また、NetVault クライアント自体は共有ディスクにインストールされますが、ライブラリ等のファイ ルは各クライアントのローカルディスクにインストールする必要があります。そのため、通常のNetVault Backupとは異なる 特殊なインストール方法を使用します。 実IPを使用したクラスタについては、現在下記のプラットホーム、クラスタウェアおよびアプリケーションでのみ対応していま す。 クラスタウェア アプリケーション NetVault Version NetVault APM/Plugin クラスタ稼動OS Fujitsu

PRIMECLUSTER -- 8.0U3以降 File System Plugin Linux (x86-32) Fujitsu

PRIMECLUSTER -- 8.0U3以降 File System Plugin Linux (x86-64) Fujitsu

PRIMECLUSTER -- 8.0U3以降 File System Plugin Linux (Itanium 2) Fujitsu

PRIMECLUSTER

Oracle

Database 8.0U3以降 Oracle APM Linux (x86-32) Fujitsu

PRIMECLUSTER

Oracle

Database 8.0U3以降 Oracle APM Linux (x86-64) Fujitsu

PRIMECLUSTER

Oracle

Database 8.0U3以降 Oracle APM Linux (Itanium 2) LifeKeeper -- 8.0U3以降 File System Plugin Linux (x86-32) LifeKeeper Oracle

Database 8.0U3以降 Oracle APM Linux (x86-32) NEC CLUSTERPRO X -- 8.0U3以降 File System Plugin Linux (x86-32) NEC CLUSTERPRO X -- 8.0U3以降 File System Plugin Linux (x86-64) NEC CLUSTERPRO X Oracle

(12)

NEC CLUSTERPRO X Oracle

Database 8.0U3以降 Oracle APM Linux (x86-64) OracleFailSafe Oracle

Database 8.0U3以降 Oracle APM Windows (x86-32) SunCluster -- 8.0U3以降 File System Plugin Solaris (SPARC) SunCluster Oracle

Database 8.0U3以降 Oracle APM Solaris (SPARC)

最新の詳細な対応リストはホームページから確認することが可能です。 http://www.bakbone.co.jp/products/product_documentation_nvb_cluster_support_list.html

1.5.0 NetVault サーバの構築

仮想クライアントおよび実IPを使用するどちらの場合でも、NetVaultサーバは必ずクラスタ構成外に構築する必要がありま す。 通常のNetVaultサーバの導入方法と違いはありませんので、詳細なインストール方法等については、「NetVault Backup アドミニストレーターズ・ガイド」をご参照ください。

(13)

第 2 章:仮想クライアント機能を使用したクラスタリング対応

2.0.0 仮想クライアントを使用したクラスタリング環境での動作の仕組み

仮想クライアントを使用するには、まず通常のNetVaultクライアントとしての設定を事前に完了します。2台のノードであれば、 2台のクライアントとしての登録までは完了します。その上で、クラスタ・アプリケーション用に設定したIPアドレスを使用し、 NetVault仮想クライアントとして追加します。このとき、通常のクライアントおよび仮想クライアントは同じように、NetVaultの 管理画面上は表示されます。表示上の違いとして、通常のクライアントは青いアイコンで表示され、仮想クライアントは黄色 いアイコンになりますが、その後の使い勝手に大きな差はありません。 万が一障害が発生し、アプリケーションが動作するサーバにフェイル・オーバが発生しても、仮想クライアントには仮想IPが 割り当てられ、NetVaultサーバはその仮想IPを使用してアクセスするため、共有ディスクを取得するためのバックアップジョ ブが継続できるようになっています。

NVB サーバ

NVB 仮想クライアント

NVB クライアント

(14)

2.1.0 NetVault Backup インストール

仮想クライアントを構成するのに必要な詳細は、「NetVault Backup アドミニストレーターズ・ガイド付録D」の「D.1.1 前提 条件」に記載されています。 ここでは、重要な項目について確認しておきます。 NetVault Backupのバージョンは、7.4.x以上を使用する必要がある クラスタ・アプリケーションをインストールして、予め使用できる状態にしておく クラスタ・アプリケーション用に設定したIPアドレスを控えておき、仮想クライアントの設定時に使用するNetVaultサーバをク ラスタ構成外のマシンに構築する クラスタ環境で使用可能なクラスタ対応APMを使用する場合には、そのパッケージファイルを用意する 仮想クライアントの登録前に、まず各クラスタ・ノードを通常のクライアントとして登録しておく 仮想クライアント設定までの導入および操作は、すべて通常のNetVault Backupの導入と同様です。

2.2.0 仮想クライアント設定

仮想クライアントを構成するのに必要な詳細は、「NetVault Backup アドミニストレーターズ・ガイド付録D」の「D.1.2設定手 順」に記載されています。ここでは、簡単な概要をご紹介します。 クライアント管理画面を開き、上部のクラスタプルダウンメニューから、仮想クライアントの作成を選択します。 その後開いた”NetVault仮想クライアントのインストール”ウィンドウで、予め登録しておいたクライアントを、”クラスタ適格ク ライアント・リスト”として登録し、使用するアプリケーションに対応したパッケージと、両方のマシンで使用する仮想クライアン ト名、アプリケーションの仮想IPアドレスを入力します。

(15)

この時、使用するアプリケーションに対応したパッケージとして、SQL/Exchangeなどを使用する場合には、対応するパッケ ージファイルを、NetVaultサーバ上の…¥NetVault¥packagesディレクトリ以下にコピーしておきます。必要なAPMは NetVaultサーバから、NetVaultクライアントへネットワーク経由で導入が行われます。 仮想クライアントの登録が完了すると、成功した場合には「仮想クライアント・インストール概要」ウィンドウでインストール正 常終了の値がTRUEに設定されます。FALSEになった場合には設定内容を確認する必要があります。 登録完了後は、クライアント管理画面に黄色いアイコンの仮想クライアントが表示されます。また、右クリックメニューから現 在の実クライアントを選択すると、現在稼動している実クライアント名がダイアログにて表示されます。

(16)

2.3.0 バックアップリストア設定

通常の実クライアント経由でバックアップ/リストアを行う際には、一般的なNetVault Backupの使用方法に準じます。共有さ れていないデータについては、それぞれのマシン毎に通常のジョブ設定を行います。

共有ディスクの内容については、仮想クライアント経由でバックアップジョブを作成することで、クラスタ機能によりフェイル・ オーバが行われても、同一のバックアップジョブでその内容をバックアップ/リストアすることが可能です。

(17)

フェイル・オーバ等によりバックアップジョブが異常終了した場合には、デフォルトではジョブが再開されません。スケジュー ル設定時に、ジョブオプションの項目でジョブ・リトライを設定しておくことで、ジョブが再スケジュールされます。

なお、ジョブ・リトライされない場合もありますので、詳細は「NetVault Backup アドミニストレーターズ・ガイド付録D」の 「D.2.0.a 仮想クライアントのフェイル・オーバのバックアップおよびジョブ・リトライ機能」をご参照ください。

(18)

2.4.0 バージョンアップとアンインストール

NetVault Backupのバージョンアップは、仮想クライアントを使用していない通常のクライアントの場合と同様に対応が可能 です。詳細については、NetVault Backupインストレーション/アップグレード・ガイドをご参照ください。 また、APMやプラグインだけを新しいバージョンにアップグレードするには、次の手順に従います。 既存の仮想クライアントを削除します。このときに、作成した仮想クライアント名を控えておきます。 アップグレードされたバージョンのクラスタ対応APMやプラグインを使用して、新規の仮想クライアントを作成します。このと きに、仮想クライアント名は以前のジョブで使用していた仮想クライアント名を使用します。異なる場合には、以前の名称で 定義したジョブが使用できなくなります。 その他、仮想クライアントを使用した際の対応については、NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド付録D 「NetVaultアプリケーション・クラスタ・サポート」をご参照ください。

2.5.0 より詳細な設定や機能について

仮想クライアントをベースとした、NetVault Backupのクラスタ・サポートについては、NetVault Backupアドミニストレーター ズ・ガイド付録D 「NetVaultアプリケーション・クラスタ・サポート」に詳細がありますので、そちらをご参照ください。

(19)

第 3 章:実 IP を使用したクラスタリング対応

3.0.0 実 IP を使用したクラスタリング環境での動作の仕組み

NetVault Backupのプログラムは、通常各サーバ上のローカルディスクに格納され、OS起動とともに動作しています。しか し、実IPを使用したクラスタリング環境では、NetVault Backupのプログラムは自動起動を停止した状態で、共有ディスク上 に導入が行われます。また、実行プログラム自体は共有ディスクに格納しますが、各ライブラリ・ファイルはローカルディスク に導入を行う必要があります。インストールの際には、その為の特別な手順にて行う必要があります。 また、すべての設定ファイルは別途設定する各クラスタ・ノードに依存しない共有名を使用して、共有ディスク上に格納され ますが、各クラスタ・ノード自体のIPアドレスやホスト名が異なります。まず、IPアドレスについては共有するNetVaultクライ アントに対して、2つのIPアドレスを紐付けることで、どちらのホストでも動作するように設定します。ホスト名が異なることで、 ライセンスファイルに矛盾が生じますが、これについては、2つのホストのどちらでも動作するように、それぞれのホスト名に 対して有効なライセンスを用意し対応します。 以上のように一般的なNetVault Backupのインストール方法と異なるため、十分に事前確認を行い、正しい導入作業を実 施する必要がありますので、注意してください。

NVB サーバ

NVB クライアント

プログラム

(20)

3.1.0 NetVault Backup インストールの事前確認

実IPを使用したクラスタ構成は、導入手順が通常のインストールとは大きく異なってきます。通常の「NetVault Backup アド ミニストレーターズ・ガイド」には記載が無いため、本ガイドをご参照いただき準備を進めるようにお願いします。 NetVault Backupのバージョンには大きく影響されませんが、巻末の検証済み構成を参考にバージョンはできるだけ最新 のものをご使用ください。 クラスタ・アプリケーションをインストールして、予め使用できる状態にしておく必要があります。 クラスタ・アプリケーションから共有ディスクの設定を行い使用できる状態にしておく必要があります。 クラスタ・アプリケーション用マシンの各ノードのIPアドレスをひかえて置きます。 NetVaultサーバをクラスタ構成外のマシンに構築する必要があります。 APMを使用する場合には、そのパッケージファイルを用意します。 NetVaultクライアントの登録は、クラスタウェアにNetVault Backupのサービスを登録後に行います。 クラスタウェアの制御をできるように事前に確認しておきます

3.2.0 NetVault Backup インストール概要

まず、NetVault Backupインストールの為の事前確認で必要なことが準備されているかを確認し、その内容に基づいて以下 の内容を予め決定しておきます。設定内容には、本書で使用するサンプルが入っていますが、実際には運用に合わせて適 宜読み替えてください。 表1. NetVaultインストール条件 項目 設定内容 概要 NetVaultインストール先 /mnt/share (Linux/Solaris) Z:¥ (Windows) 対象のファイルシステムはクラスタウェア管理下の共有ディスク 領域を指定

Node1 ホスト名 server1 Node1のホスト名、クラスタウェア管理ツールにて表示 Node2ホスト名 server2 Node2のホスト名、クラスタウェア管理ツールにて表示 NetVault サーバ

ホスト名

backup NetVault サーバのホスト名をそのまま、NetVault サーバの NetVaultマシン名に設定

ノード共通NetVaultマシン 名

nvcluster NetVaultサーバから参照した際のクラスタウェアによって構成さ れた2つのノードの共通NetVaultクライアント名

(21)

この導入手順では、各内容を実施する順番と、適用するサーバを正しく認識しておく必要があります。ここの手順を追ってい く前に、全体の大まかな手順を確認してください。

表2. NetVaultインストール手順

手順 内容 適用ノード

手順1 クラスタウェアの状態確認 Server1/2

手順2 NetVault Backupインストール Server1

手順3 NetVault APMインストール Server1

手順4 NetVault Backup自動起動削除 Server1

手順5 インストールディレクトリのリネーム Server1

手順6 クラスタウェアによるフェイル・オーバ Server1

手順7 NetVault Backupインストール Server2

手順8 NetVault APMインストール Server2

手順9 NetVault Backup自動起動削除 Server2

手順10 NetVault APMライセンスファイルコピー Server2

手順11 リネームしたディレクトリの削除 Server2 手順12 クラスタ用ネットワーク設定 Server2 手順13 クラスタウェアへのNetVaultサービスの登録 クラスタ管理ノード 手順14 フェイル・オーバの手動確認 クラスタ管理ノード 手順15 NetVault クライアント登録 NetVault サーバ

3.2.1 クラスタウェアの状態確認

最初にNetVault Backupをインストールするノード側で、共有ディスクが認識できる状態にする必要があります。また、後で フェイル・オーバさせて、異なるノード側でも共有ディスクを認識できるようにする必要があるため、事前にフェイル・オーバさ せて共有ディスクのリソースが正しく切り替わるかも確認しておきます。クラスタウェアの操作に関しては、「第4章:各クラス タリングソフトウェア操作概要」を参考してください。

3.2.2 NetVault Backup のインストール

通常のNetVault Backupをクライアントとしてインストールする方法と、若干異なる点があります。そのことを踏まえて、設定 を行います。

(22)

NetVault Backupのインストール先としては、共有ディスクを指定します。デフォルトで提示されるローカルディスクのディレ クトリは使用しません。

NetVault Databaseの格納先も、上記に準じて共有ディスク上のNetVaultのインストールディレクトリ以下とします。 NetVault Machine Nameとして、ローカルのホスト名ではなく、共有名を使用します。

パスワードは、最終的には後からインストールを行ったノードのものが有効になりますが、手順の中で混同しないようにする ために、可能な限り同じパスワードを設定します。 Linuxの場合のインストール例 server1からCD-ROM(または、ダウンロード後解凍したモジュール)が認識できる状態にします。ここで は、”/media/cdrom/netvault/linux_x86_32/netvault/”以下にあると仮定しています。手順に従いインストールを行います。

[root@server1 ~]# cd /media/cdrom/netvault/linux_x86_32/netvault/

[root@servear1 netvault]# ./install

Installer invoked in /media/cdrom/netvault/linux_x86_32/netvault

Using default /tmp as the temporary directory

Expanding distribution file

NetVault

Copyright (c) BakBone Software Inc. 1997-2008

Select a Language

1 English

2 JapaneseEUC

3 Chinese Traditional

4 Chinese Simplified

5 Korean

6 French

7 German

Select language? [1] : 2

- JapaneseEUC selected

Have you read and agreed to the terms of the license?

(y = yes, n = no, d = display license) (y n d) [d] : y

Should a client or server version of NetVault be installed? (c s) [c] :

Where should NetVault be installed? [/usr/netvault] : /mnt/share/netvault

Where should NetVault database be installed? [/mnt/share/netvault/db] :

Please enter a NetVault machine name

(23)

Please enter the NetVault password for this machine:

Please confirm password:

・・・メッセージ省略・・・

Starting NetVault Services

Copying uninstallation scripts

Installation completed successfully

Solarisの場合のインストール例

server1からCD-ROM(または、ダウンロード後解凍したモジュール)が認識できる状態にします。ここで

は、”/cdrom/netvault/solaris_sparc/netvault/”以下にあると仮定しています。手順に従いインストールを行います。

# cd /cdrom/netvault/solaris_sparc/netvault/

# pkgadd -d .

The following packages are available:

1 netvault NetVault

(sparc) 8020

Select package(s) you wish to process (or 'all' to process

all packages). (default: all) [?,??,q]: 1

Processing package instance <netvault> from

</cdrom/netvault/solaris_sparc/netvault>

NetVault

(sparc) 8020

Bakbone

NetVault

Copyright (c) BakBone Software Inc. 1997-2008

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2 JapaneseEUC

3 Chinese Traditional

4 Chinese Simplified

5 Korean

6 French

7 German

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(24)

- JapaneseEUC selected

Have you read and agreed to the terms of the license?

(y = yes, n = no, d = display license) (y n d) [d] : y

Should a client or server version of NetVault be installed? (c s) [c] : c

Where should NetVault be installed? [/opt/netvault] : /mnt/share/netvault

Where should NetVault database be installed? [/mnt/share/netvault/db] :

Please enter a NetVault machine name

using A-Z, a-z, _ and 0-9 [server1] : nvcluster

Please enter the NetVault password for this machine:

Please confirm password:

・・・メッセージ省略・・・

This package contains scripts which will be executed with super-user

permission during the process of installing this package.

Do you want to continue with the installation of <netvault> [y,n,?] y

・・・メッセージ省略・・・

Will copy from '/mnt/share/netvault/etc/startup.sh'

Starting NetVault Services

Installation of <netvault> was successful.

Windowsのインストール例

server1からCD-ROM(またはダウンロード後解凍したモジュール)が認識できる状態にします。

対象のOSのディレクトリ内にある、install.exeをダブルクリックし、インストーラを起動します。最初にインストールに使用す る言語を指定します。この例では日本語を選択しています。

(25)

インストールのタイプの選択では、バックアップクライアントにするために、クライアントを選択します。

NetVaultマシン名には、2つのノードで共通して使用するNetVaultクライアント名を入力します。また、パスワードの入力に ついては、後からインストールを行ったノードのものが使用されますが、念のため同一にして設定しておきます。

(26)

次に、インストール・フォルダを選択します。通常は、” C:¥Program Files¥BakBone Software¥NetVault”がデフォルトでは 指定されていますが、クラスタ環境では共有ディスク上にNetVaultのモジュールをインストールします。そのた

め、”z:¥NetVault”を指定しています。ドライブレターは環境によって異なるため事前に確認してください。

(27)

3.2.3 NetVault APM のインストール

対象となるアプリケーションのバックアップに、APMを使用する場合には、各クラスタ・ノードでインストールを行う必要があり ます。これは、APMのライセンスキーが各マシンのホスト名に紐付けされて管理されているためです。

NetVault サーバからクライアントとして追加する前に作業を行いますので、NetVault Configuratorを起動し、「パッケージ」 タブから「ソフトウェアインストール」を選択することで、指定のAPMを導入します。

Linuxの場合のインストール例

GUIを使用できる環境では無い場合には、CLIを使用しての導入も可能です。

[root@server1 ~]# cd /media/cdrom/oracle/linux_x86_64/

[root@server1 linux_x86_64]# /mnt/share/netvault/bin/installplugin

./ora-5-5-11-2.npk

Successfully installed './ora-5-5-11-2.npk

(28)

Windowsの場合のインストール例

3.2.4 NetVault サービス自動起動の削除

NetVaultはシステム起動時にサービスを起動するようにOS上で設定されていますが、サービスの起動/停止はすべてクラ スタウェア側で制御を行う必要があるため設定を解除します。 Linux/Solarisの場合 下記のコマンドを実行します。

[root@server1 ~]# /mnt/share/netvault/bin/nvpmgr remove

起動スクリプトとして/etc/rc[x].d/以下に生成されるS99netvaultファイルが削除されます。また、起動中のプロセスも停止し ます。

(29)

Windowsの場合

管理ツールのサービス設定から、NetVault Process Managerに関するプロパティを開き、スタートアップの種類を「手動」に 変更します。また、同時にサービスを停止し、[Node2]側でのインストール作業に備えます。

3.2.5 共有ディスク上のライブラリ・ファイルのコピー(Linux/Solaris のみ)

NetVaultモジュールがインストールされているディスクが切り離されてしまう事態が発生した場合、NetVaultプロセスを正常 に停止することができなくなってしまいます。それを回避するには、以下の手順で共有ディスク領域にある必要なファイルを ローカルディスクにコピーします。 Linux(x86-32 / IA64)の場合

[root@server1 ~]# rm /usr/bin/nvpmgr

[root@server1 ~]# cp -r /mnt/share/netvault/bin/nvpmgr /usr/bin

[root@server1 ~]# cd /usr/lib

[root@server1 lib]# rm libnv6.so libnv6plugin.so libnv6jobs.so libnv6audit.so

[root@server1 lib]# rm libnv6db.so libnv6cli.so libnv6gui.so libnv6ndmp.so

[root@server1 lib]# rm libnv6reports.so libnv6scsi.so libnv6stats.so

[root@server1 lib]# rm libnv6xctl.so libnv6xpm.so

[root@server1 lib]# cd /mnt/share/netvault/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6.so /usr/lib

(30)

[root@server1 lib]# cp -r libnv6plugin.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6jobs.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6audit.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6db.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6cli.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6gui.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6ndmp.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6reports.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6scsi.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6stats.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6xctl.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6xpm.so /usr/lib

Linux(x86-64)の場合

[root@server1 ~]# rm /usr/bin/nvpmgr

[root@server1 ~]# cp -r /mnt/share/netvault/bin/nvpmgr /usr/bin

[root@server1 ~]# cd /usr/lib

[root@server1 lib]# rm libnv6.so libnv6plugin.so libnv6jobs.so libnv6audit.so

[root@server1 lib]# rm libnv6db.so libnv6cli.so libnv6gui.so libnv6ndmp.so

[root@server1 lib]# rm libnv6reports.so libnv6scsi.so libnv6stats.so

[root@server1 lib]# rm libnv6xctl.so libnv6xpm.so

[root@server1 lib]# rm libnv664.so libnv664db.so libnv664gui livnv664jobs.so

[root@server1 lib]# rm libnv664plugin.so libnv664reports.so

[root@server1 lib]# cd /mnt/share/netvault/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6plugin.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6jobs.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6audit.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6db.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6cli.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6gui.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6ndmp.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6reports.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6scsi.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6stats.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6xctl.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv6xpm.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv664.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv664cli.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv664db.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv664gui.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv664jobs.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv664plugin.so /usr/lib

[root@server1 lib]# cp -r libnv664reports.so /usr/lib

(31)

Solarisの場合

# rm /usr/bin/nvpmgr

# cp -r /mnt/share/netvault/bin/nvpmgr /usr/bin

# cd /usr/lib

# rm libnv6.so libnv6plugin.so libnv6jobs.so

# rm libnv6audit.so libnv6db.so

# cd /usr/lib/sparcv9

# rm libnv664.so libnv664plugin.so libnv664jobs.so

# rm libnv664db.so

# cd /mnt/share/netvault/lib

# cp -r libnv6.so /usr/lib

# cp -r libnv6plugin.so /usr/lib

# cp -r libnv6jobs.so /usr/lib

# cp -r libnv6audit.so /usr/lib

# cp -r libnv6db.so /usr/lib

# cp -r libnv664.so /usr/lib/sparcv9

# cp -r libnv664plugin.so /usr/lib/sparcv9

# cp -r libnv664jobs.so /usr/lib/sparcv9

# cp -r libnv664db.so /usr/lib/sparcv9

3.2.6 NetVault APM 導入後の設定

APMによっては、導入後に異なる設定を実施する必要がある場合があります。 詳細については、該当するバージョンのユーザーズ・ガイドを参照してください。 Linux版Oracle (RMAN) APM

Oracle (RMAN) APMについては、インスタンスを停止後、OracleライブラリがSBTライブラリを参照できるようにリンクしま す。詳細については、「Application Plugin Moduleユーザーズ・ガイド」で確認してください。

[oracle@server1 ~]$ cd $ORACLE_HOME/lib

[oracle@server1 lib]$ ln -s /mnt/share/netvault/lib/orasbt.so orasbt.so

[oracle@server1 lib]$ ln -s orasbt.so libobk.so

Oracle RMAN APM v4.5およびOracle APM v5.0からは、SBTライブラリの設定は、不要になっておりDB登録時に自動的 にこれらのリンクができるようになっていますが、クラスタ環境の場合は考慮されていません。事前にこれらのリンク設定を 作っておくことで、どちらのノードでも正しく動作するようになります。

(32)

3.2.7 NetVault モジュールディレクトリのリネーム

Server1側でインストール後、Server2側からも同一ディレクトリにインストールを行います。そのためにリネームをします。削 除を行わないのは、後でライセンスファイルをコピーするためです。

Linux/Solarisの場合

ここでは、”NetVault”ディレクトリを”NetVault.server1”とホスト名を追記した形でリネームしています。

[root@server1 ~]# mv /mnt/share/netvault /mnt/share/netvault.server1

Windowsの場合 ここでは、”NetVault”ディレクトリを”NetVault.120LF-1”とホスト名を追記した形でリネームしています。

3.2.8 クラスタウェアによるクラスタグループの移動

各クラスタウェアの機能により、クラスタグループを移動します。それにより、ディスクリソースがServer2側へと移動するよう にします。 各クラスタウェアによる操作については、第4章をご参照ください。

3.2.9 異なるノードでのインストールと設定作業

クラスタウェアにより、クラスタグループが移動された後は、Server2側でも同じインストール作業を行います。 NetVault のインストール NetVault APMのインストール

(33)

NetVaultサービス自動起動削除 NetVault APM毎の設定 上記の作業を3.2.2~3.2.6までの内容を参照して、Server2側でも同様に行います。

3.2.10 APM のライセンスインストールと管理

APMを使用する場合には、個々のクライアント毎にライセンスが必要になるため、ライセンスファイルをコピーします。リネー ムにより退避しておいたディレクトリから、コピーします。 Linux/Solarisの場合

[root@server2 ~]# cp /mnt/share/netvault.server1/db/bkl/*

/mnt/share/netvault/db/bkl/

[root@server2 ~]# cd /mnt/share/netvault/db/bkl/

[root@server2 bkl]# ls

plg-1022000-server1.bkl plg-1023000-server1.bkl plg-1103000-server1.bkl

plg-1022000-server2.bkl plg-1023000-server2.bkl plg-1103000-server2.bkl

この例では2種類のAPMを2ノード分のライセンスファイルとして保存してあるため、4つのライセンスファイルになっています が、通常APMが1種類の場合には合計2つとなります。(plg-1103000のライセンスは、SVTLのライセンスであり、動作には 直接関係ありません)

(34)

※正規のライセンスを適用する場合は、Server1で対象のアプリケーションを稼動させた状態でServer1用のライセンスキ ーを適用し、さらにフェイル・オーバさせ、Server2側でServer用のライセンスキーを適応してください。フェイル・オーバさせ たのに合わせて、ライセンス申請に必要なNetVault Machine IDが異なります。

3.2.11 クラスタ用ネットワーク設定

Server2上でNetVault Configuratorを起動し、クラスタ用のIPアドレス設定を行います。最終的には、共有ディレクトリ上に 反映されるため、現在稼動しているServer2側のみで実行すれば問題ありません。 ネットワーク・マネージャタブ > コネクションタブ内のいくつかの項目を設定する必要があります。 表2. Network Managerの設定 項目 設定 概要 除外するネットワーク・アドレス 192.168.0.10 192.168.0.11 10.0.0.1 10.0.0.2 接続を行わないIPアドレスを指定します。通常クラス タサービス用のアドレスやアプリケーション用のアドレ スを指定します フォールバック・アドレス 192.168.0.1 192.168.0.2 フェイル・オーバした際に、NetVaultサーバが代行す るホストのIPアドレスを指定します 複数指定する場合にはカンマ「,」で区切って入力可能です

(35)

NetVaultのフォールバック・アドレス項目に「Node1,Node2」指定した場合は下記のような動きをします。

NetVault Node 1

NetVault サーバ

NetVault Node2

障害発生

NetVault サーバが対象の

クライアントにアクセスでき

ない場合に別のアドレスに

接続します

(36)

X環境が無い場合には、設定ファイルを直接編集することで同様の作業を行うことができます。

[Network:Barred Addresses]

Tab Name=Connections

Tab Name Id=5625

Type=String

Width=32

Label=Comma separated list of barred !naddress(es)

Label Id=5626

Reset=Network Manager

Value=192.168.0.10!, 192.168.0.11!, 10.0.0.1!, 10.0.0.2

[Network:Fallback Addresses]

Tab Name=Connections

Tab Name Id=5627

Type=String

Width=32

Label=Comma separated list of fallback !naddress(es)

Label Id=5628

Reset=Network Manager

Value=192.168.0.1!,192.168.0.2

3.2.12 クラスタウェア側へ NetVault Backup をリソースとして登録

いままでの作業の状態では、NetVault Backupのサービスは起動されてなく、またクラスタグループが移動したのに合わせ て動作を切り替えるようにはなっていません。 各クラスタウェアに応じた、クラスタ・リソースとしての登録手順を行い、ストレージ、ネットワーク、アプリケーション、そして NetVault Backupが連動して動作するような設定を行います。クラスタウェアに依存した設定は第4章をご参照ください。

3.2.13 NetVault サーバへのクライアント登録

NetVault GUIのClient Managementより、クラスタリング環境となっている2台の共通NetVaultマシン名が確認できます。こ の例では[nvcluster]となっています。クライアント追加を行います。 その際には、インストール時に設定したパスワード認証

(37)

を求められますので、入力します。

クライアント追加後、[nvcluster]の詳細表示を確認して見るとNetVault マシン名が同一で、IPアドレスやネットワーク名が 異なっていることが、フェイルオーバグループを変更した場合に確認できます。

(38)

[server2がActive]

3.2.14 NetVault APM についての設定

NetVault クライアントとして、バックアップサーバから追加後は、一般的なAPMとしての設定を行います。例えば、Oracle APMのRMAN機能であれば、CLIベースの設定を行い、データベースを登録するなどの作業が必要です。

デフォルトではアクセス制御のために、コマンドラインからバックアップ/リストアを実行するための機能が無効になっている ため、nvpluginaccessコマンドを使用して、クラスタ化されたクライアントからのOracle (RMAN) APMによる実行について 権限を与えます。本例ではnvpluginaccessコマンドはNetVault サーバ上から実行し、”nvcluster”のNetVault クライアント を指定し、ログオンアカウントとしては”default”アカウントを使用しています。詳細については、「Application Plugin Module ユーザーズ・ガイド」で確認してください。

※なお、Oracle APM v5.5以上ではこの作業は不要になりました。

[root@backup ~]# cd /usr/netvault/util/

[root@backup util]# ./nvpluginaccess -remove -client nvcluster Removed client stanza 'nvcluster'

[root@backup util]# ./nvpluginaccess -client nvcluster -account default Please select a plugin you wish to allow client 'nvcluster' to access: 1) Informix plugin

(39)

3) Informix and Oracle RMAN plugins 4) Specify plugin name

2

Please enter the password for the account 'default': Successfully added client 'nvcluster'

Oracle (RMAN) APM設定方法

Oracle APMを使用するにあたっては、RMANおよびユーザ管理のバックアップ共に、事前にOracle側でアーカイブログモ ードに設定しておく必要があります。その後、NetVaultのGUIからOracleデータベースの登録を行います。

Oracle RMAN APMによるデータベースの登録とデータベースの表示の確認

必要な項目をマニュアルに従って入力していきます。ORACLE_HOMEやRMANコマンドのパスはそれぞれのローカルディ スクですが、Init File(ここでは実際には、SPFILEを指定しています)は共有ディスクということになります。また、登録後は アカウントとパスワードを入力して正しく表領域等が表示できるか確認します。

(40)

3.3.0 バージョンアップについて

NetVault Backupおよび各種APMやプラグインについて、すべてのバージョンアップに対応していません。それぞれのバー ジョンを変更するには、NetVault Backupのクライアントについて一度すべてアンインストールを行い、新規インストールを 実行する必要があります。なお、バックアップ・ジョブついてはNetVault Backupのサーバ側に保存されているため再設定 の必要はありませんが、APMの機能が大きく更新されている場合は再作成、再登録が必要となる場合があります。 NetVaultバージョンアップ手順 手順 内容 適用ノード 手順1 NetVault サーバのバージョンアップ NetVaultサーバ 手順2 NetVault クライアントのアンインストール Server1/Server2 手順3 NetVault クライアントのインストール(新しいバージョン) Server1/Server2 まず、手順1のNetVaultサーバについては、「NetVault Backupインストレーション/アップグレード・ガイド」に従って、通常の NetVault Backupのバージョンアップを実施します。 次に、手順2では、「3.4.0 アンインストールについて」の項目を参照して、両方のノードからNetVaultクライアントのアンイン ストールを行います。 最後に、手順3では、新しいバージョンのモジュールを使用して、新規でNetVaultクライアントとしてのインストールを実施し ます。「3.2.0 NetVault Backupインストール概要」をご参照の上、操作を行ってください。

3.4.0 アンインストールについて

実IPを使用したクラスタ環境の場合、通常とは異なる方法でインストールを行っているため、アンインストールの場合にも特 別な注意が必要です。以下は、その手順の概要です。こちらに従ってアンインストールを実行してください。 NetVaultアンインストール手順

(41)

手順 内容 適用ノード

手順1 クラスタウェアの状態確認とサービスの停止 Server1/2

手順2 共有ディレクトリのコピー Server1

手順3 APMの削除 Server1

手順4 NetVault Backupアンインストール Server1

手順5 NetVaultライブラリの削除 (Linux/Solarisのみ) Server1

手順6 クラスタウェアによるフェイル・オーバ Server1

手順7 共有ディレクトリのリネーム Server2

手順8 APMの削除 Server2

手順9 NetVault Backupアンインストール Server2

手順10 NetVaultライブラリの削除 (Linux/Solarisのみ) Server2

3.4.1 クラスタウェアの状態確認とサービスの停止

はじめに、クラスタウェアの機能を使用してNetVault Backupとデータベースを使用している場合にはそのサービスを停止し ます。 次に、もしクラスタウェア側にNetVault Backupのリソースが登録され、それが共有ディスクなどのリソースと紐つけられて いる場合には、一時的に解除するか、もしくはリソースが登録されていない初期状態に戻します。 クラスタウェアの操作やリソース登録の解除の方法に関しては、「第4章:各クラスタリングソフトウェア操作概要」を参考して ください。解除は、登録と逆の操作になります。

3.4.2 共有ディレクトリのコピー

2つのクライアントで共有されている NetVault のアンインストールを行うために、NetVault クライアントのインストールイメ ージのコピーを作成しておきます。 Linux/Solarisの場合 ここでは、”/mnt/share/netVault”ディレクトリを”/mnt/share/netvault.uninstall”と別名でコピーしています。

[root@server1 ~]# cp -a /mnt/share/netvault /mnt/share/netvault.uninstall

Windowsの場合

(42)

3.4.3 APM の削除

一度、Server1側でNetVault Backupのサービスを起動し、インストールされたAPMだけを削除します。このとき、APM側で 特定のファイルを削除する操作が必要な場合には、その手順を実行します。たとえば、Oracle APMを使用している場合に は、Linux/Solaris等ではSBTライブラリの削除が必要な場合があります。

[oracle@server1 ~]$ cd $ORACLE_HOME/lib

[oracle@server1 ~]$ rm orasbt.so libobk.so

3.4.4 NetVault Backup アンインストール

Linuxの場合のアンインストール例

アンインストールのスクリプトを実行することで、自動的に関連のファイル等がすべて削除されます。

[root@server1 ~]# /mnt/share/netvault/util/uninstall

Using default /tmp as the temporary directory

Removing installation from /mnt/share/netvault

Are you sure you want to continue? (y n) [n] : y

preremove running

Removing NetVault services

Removing main application directory

Removing database directory

postremove running

Removing libraries

cat: /mnt/share/netvault/tmp/liblist.txt: そのようなファイルやディレクトリはありま

せん

Removing symbolic links

Removal completed successfully

Solarisの場合のアンインストール例

(43)

# pkgrm netvault

The following package is currently installed:

netvault NetVault

(sparc) 8020

Do you want to remove this package? [y,n,?,q] y

## Removing installed package instance <netvault>

This package contains scripts which will be executed with super-user

permission during the process of removing this package.

Do you want to continue with the removal of this package [y,n,?,q] y

## Verifying package dependencies.

## Processing package information.

## Executing preremove script.

・・・メッセージ省略・・・

Removing symbolic links

Removing nv driver

## Updating system information.

Removal of <netvault> was successful.

Windowsのアンインストール例

(44)

3.4.5 NetVault ライブラリの削除 (Linux/Solaris のみ)

Linux/Solarisではインストール時に、ローカルディスクにライブラリ・ファイルをコピーしていますので、それらを削除します。

[root@server1 ~]# rm /usr/bin/nvpmgr

[root@server1 ~]# rm /usr/lib/libnv6*.so

rm: remove 通常ファイル `libnv6.so'? y

rm: remove 通常ファイル `libnv6audit.so'? y

… 以下削除の確認の問い合わせには、y を入力します。 …

Solarisの場合には、上記に加え/usr/lib/sparcv9フォルダ内にもライブラリをコピーしているので、それらを削除します。

# rm /usr/lib/sparcv9/libnv6*.so

3.4.6 クラスタウェアによるクラスタグループの移動

各クラスタウェアの機能により、クラスタグループを移動します。それにより、ディスクリソースがServer2側へと移動するよう にします。このときに、クラスタグループ内にNetVault Backupのリソースが含まれていないように注意する必要があります。 各クラスタウェアによる操作については、第4章をご参照ください。

3.4.7 共有ディレクトリのリネーム

Server2側に共有ディスクが切り替わった後、NetVault Backupのアンインストールを行いますが、その際に使用するインス トールされたディレクトリ名がコピーされた状態になっていますので、本来のディレクトリ名に変更します。 Linux/Solarisの場合 ここでは、”/mnt/share/netVault.uninstall”ディレクトリを”/mnt/share/netvault”と変更しています。

(45)

Windowsの場合 ここでは、”Z:¥NetVault.uninstall”ディレクトリを”Z:¥NetVault”と別名でコピーしています。

3.4.8 異なるノードでのアンインストールと設定作業

クラスタウェアにより、クラスタグループが移動された後は、Server2側でも同じアンインストール作業を行います。 APMの削除 NetVault Backupアンインストール NetVaultライブラリの削除 (Linux/Solarisのみ) 上記の作業を3.4.3~3.4.5までの内容を参照して、Server2側でも同様に行います。

(46)

第 4 章:各クラスタリングソフトウェア操作概要

4.0.0 クラスタリングソフトウェアの主な操作概要

各クラスタウェアは、それぞれに特徴を持っていますが、NetVault Backupでクラスタ対応を行うにあたり、最低限以下の操 作を行えるようにしておく必要があります。 共有ディスクと仮想IPの事前登録 NetVault Backupでクラスタ対応を行うためには、クラスタウェア側で予め共有ディスクと仮想IPの設定を行っておく必要が あります。 クラスタリソースグループの移動 登録された共有ディスクを、異なるノードで認識させるようにするために、クラスタ・リソースのグループを変更する必要があ ります。クラスタ切り替え時のスクリプトに関してはNetVault Backupの稼働状況により切り替えの時間を要する場合があり ますので、正常に切り替えが行われるよう十分に事前確認を行うようお願いします。 NetVault Backupをクラスタ・リソースとして登録する(実IPを使用する場合) 仮想クライアントの機能を使用して動作させる場合には、仮想IPと連動して自動的に動作しますが、実IPを使用する場合に は、実際にNetVault Backupのサービスをリソースとして登録する必要があります。

(47)

4.2.0 MSCS

MSCSをMicrosoft SQL ServerおよびMicrosoft Exchange Serverで使用した場合には、仮想クライアントの機能を使用し て、導入が行えます。そのため、共有ディスクと仮想IPの事前登録と、クラスタリソースグループの変更について確認してお きます。実IPを使用した方法には対応しておりませんので、注意が必要です。

4.2.1 共有ディスクと仮想 IP の事前登録

Microsoft製品では、同社のアプリケーションがMSCSで動作するように、あらかじめクラスタ用の導入方法が提示されてい ます。アプリケーションとの組み合わせによるクラスタリング環境の構築はあらかじめすべて完了しているものとします。 共有ディスクと仮想IPの設定も構築手順に従って行います。下記の例では、クラスタグループに、それぞれのリソースが登 録されているのがわかります。

(48)

4.2.2 クラスタリソースグループの移動

(49)

4.3.0 CLUSTERPRO X

ファイルシステムで使用する場合のみに、仮想クライアントの機能が使用可能です。その他アプリケーションを使用する場 合には、実IPを使用した方法で対応を行います。本書では、アプリケーションとしてOracleの場合を例に挙げています。

4.3.1 共有ディスクと仮想 IP の事前登録

この例では、共有ディスクのマウントポイントとして/mnt/shareを使用しています。また、フローティングIPとして 192.168.0.11を使用しています。これらの設定は、CLUSTERPRO XのCluster Managerから行います。

(50)

4.3.2 クラスタリソースグループの移動

リソースの切り替えにはWebManagerから切り替えたいリソースの右クリックメニューから移動を選択し、サーバ選択(グル ープ移動)ウィンドウで切り替え先のサーバを指定することで、フェイル・オーバを行います。一連の状況はすべて WebManagerによって確認することができます。

4.3.3 NetVault Backup をクラスタ・リソースとして登録

クラスタ・リソースの登録には、CLUSTERPRO X Builderによるスクリプト編集を行います。 NetVaultのサービスをCLUSTERPRO X Builderにより、フェイルオーバグループに登録します。Builderの機能を使用し、 情報ファイルを開いて、クラスタ構成を変更する機能により、既存のリソースを編集します。 ※本ガイドでは、NetVaultのサービスの起動と停止を最小限の処理にて行っていますが、詳細な確認を含めた処理を行う には、別途その処理を実行できるスクリプトを作成し、登録することをお勧めします。

(51)

Linuxの場合 新規表示されるウィンドウ内の、スクリプトタブを選択し、スクリプトの編集を実行します。GUI上で編集を選択するとあらか じめ決められたテキストエディタ(デフォルトはLinuxの場合vi)が起動され、自由に編集保存ができます。設定後は、後述す るコマンドにより各サーバへ配信する必要があります。 start.shおよびstop.shをそれぞれ編集します。 あらかじめ、Oracle用のフェイル・オーバ設定がスクリプトに対して完了している場合を想定しています。まず、start.shに対 して異常時フェイル・オーバの際に、NetVaultが起動されるよう、編集を行います。次に、stop.shに対して停止するための スクリプト登録をそれぞれ2箇所行います。スクリプト内の詳細は環境によって異なるため都度確認するようにしてください。 スクリプト名:start.sh #! /bin/sh #*************************************** #* start.sh * #*************************************** if [ "$CLP_EVENT" = "START" ] then if [ "$CLP_DISK" = "SUCCESS" ] then echo "NORMAL1" # CLUSTERPRO X

su - oracle -c "export ORACLE_SID=oradb; ¥ . /usr/local/bin/oraenv; lsnrctl start listener; ¥ sqlplus /nolog @/mnt/share/admin/sql/startup.sql" #NetVault /mnt/share/netvault/etc/startup.sh start if [ "$CLP_SERVER" = "HOME" ] then echo "NORMAL2" else echo "ON_OTHER1" fi else

echo "ERROR_DISK from START" fi

elif [ "$CLP_EVENT" = "FAILOVER" ] then

if [ "$CLP_DISK" = "SUCCESS" ] then

echo "FAILOVER1" # CLUSTERPRO X

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