第 4 章 :各クラスタリングソフトウェア操作概要
4.6.3 NetVault Backup をクラスタ・リソースとして登録
NetVaultのサービスをOFS Managerを使用して、リソースとして登録します。
まず、クラスタ・リソースの項目で右クリックメニューの”リソースをグループに追加”を選択します。
リソースの追加手順は次の通りです
Step1 リソース・タイプでは”Generic Service”を選択します
Step2 汎用サービスの識別情報では、表示名に”NetVault Process Manager”を選択し、イメージ名の項目で、共有ディス
ク上にあるNetVaultのProcess Managerが示されているのを確認します。
Step3 汎用サービスのアカウントでは特に指定する項目はありません。
Step4 汎用サービスのディスクでは、NetVaultをインストールする共有ディスクを指定します。NetVault専用にディスクを割
り当てることも可能ですが、ここでは制御ファイルやパラメータファイルなどが格納されるのと同じディスクを使用していま す。
Step5 汎用サービスの依存性に関して、この例では”ORCL”としてOracleのサービスを指定しています。このようにすること
により、Oracle関連のすべてのサービスが起動してからNetVaultのProcess Managerが起動します。NetVaultのサービス とOracleのサービスに依存性を持たせるということは、NetVaultのリソースに障害が発生すると、Oracleサービスに対して 影響を与えることになります。運用の要件に合わせて、依存性の設定を検討するようにしてください。
NetVaultによるOracleのバックアップを優先させる場合
→Oracleインスタンスに依存性を設定
Oracle自身のインスタンス稼動を最優先し、バックアップが失敗してもやむを得ないことが許容される場合
→Oracleインスタンスに対する依存性を設定しない
一度発生した依存性の設定は、運用後も解除が可能です。依存性設定時に問題が発生した場合には、はじめにクラスタ・
リソースの中からNetVault Process Manager およびOracle インスタンスを停止します。次に、NetVault Process
Manager のリソースの依存性タブから、リソースの依存性変更ボタンを押し、Oracle インスタンスのリソースを削除しディ
スクリソースのみに設定変更します。
Step6 汎用サービスのレジストリに関して、特にレジストリ関連の設定はありませんので、完了を押すと設定は終了です。
設定が正しければ、登録が正常に完了します。
登録したリソースはそのままでは、オフラインになっているので、オンラインに切り替えます。
Step 7. 手順3と同様にOFS Managerを使用し、[PE2850CH:Node2]から[PE2850SD:Node1]へ”ofsgroup1”クラスタグ ループを移動します。NetVaultをリソースとして追加し依存関係の設定行ったことで、各種ディスクリソース、Oracle関連の サービスに合わせて、NetVaultのサービスもフェイル・オーバ時に自動起動することを確認します。