メールテンプレート編集ユーザーマニュアル
Ver1.02016/5/1 株式会社シャノン
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1.目次
1.目次 2.はじめに 2-1.メールテンプレート編集機能とは? 2-2.対象読者 3.用語一覧 4.利用の流れ 4-1.メールテンプレート編集の流れ 5.機能説明・利用方法 5-1.テキストメール編集 開封率を取得しない場合 開封率を取得する場合 ※ 注意 1 5-2.HTML メール編集 5-2-1.WYSIWIG エディタでのメール編集 WYSIWYG エディタを使用する場合 ※ 注意 5-2-2.ソースエディタでのメール編集 (デザイン担当者向け) ソースエディタを使用する場合 ※ 注意 5-3.マルチパートメール編集 6.設定 6-1.システム設定「メール作成時の HTML エディタ使用(デフォルト)」 7.注意・制限事項 7-1.旧エディタの利用期限 7-2.旧エディタで作成したメールテンプレートのコピー 7-3.フィーチャーフォン 8.FAQ2.はじめに
2-1.メールテンプレート編集機能とは?
SHANON MARKETING PLATFORM(以下 SMP)にて、メール送信するためのテンプレートを作成・編集する機能 で、テキスト形式、HTML 形式双方でメールテンプレートを作成することができます。 本マニュアルでは、SMP でメールテンプレートを作成する手順、およびメールテンプレートを作成するときの注意事項を記述 します。
2-2.対象読者
メールテンプレートを使ってメールを作成する SMP 管理者を対象としています。 「デザイン担当者向け」内容は、HTML コーディングして HTML メールを作成するデザイナーを対象としています。3.用語一覧
本マニュアルでは、下記用語を使用します。 用語 説明 テキスト形式 「文字コード」だけを使って作成するメール形式 HTML 形式 文字だけを記録する「テキスト形式」に機能を付加して、文字の色や大きさ、文字修飾、簡単な 図表などを記録できるようにした形式 マルチパート形式 HTML メールとテキストメールの 2 つのデータを持ち、受信者の環境に応じてどちらかを表示する 形式 WISYWIG エディタ フォント、簡単なデザインなどをグラフィカルな UI を使って HTML メールの文面をデザインするエデ ィタ ソースエディタ HTML を記述してメール文面をデザインするエディタ 旧エディタ 2016 年 4 月 29 日まで HTML メールを編集する旧式のエディタ 2016 年 4 月 29 日以降は互換性の維持のためにのみ使用できます。 モバイル最適化 ここ用語を変更するかもしれない 開封 メール受信者がメールを開封したかどうかを意味します。HTML メール文面内に埋め込んだ画像 をアクセスしたかどうかで開封を判定します。Copyright © SHANON Co., Ltd. All Rights Reserved. 4
4.利用の流れ
4-1.メールテンプレート編集の流れ
下記メールテンプレート編集の流れです。 SMP ではテキスト形式のメールの開封率を取得する場合は、HTML 形式を選択する必要があります。5.機能説明・利用方法
5-1.テキストメール編集
ここにメールテンプレートでテキストメールを編集する方法を記述する。 メールテンプレートでテキストメールを編集する場合、以下の手順でテンプレートの新規作成を開始します。 ①全キャンペーン管理モードまたは個別キャンペーンの管理モードで、[メール]タブをクリックします。 ②[メール]タブ内の左側の[テンプレート一覧]メニューをクリックします。 ③メールテンプレート一覧画面の検索フィールドの下の[新規登録]ボタンをクリックします。 開封率を取得しない場合 「テキスト形式 / HTML 形式」に「テキスト形式」を選択して、メールを編集します。 開封率を取得する場合 「テキスト形式 / HTML 形式」に「HTML 形式」を選択し、エディタ種別で「エディタ」を選択して、メールを編集します。Copyright © SHANON Co., Ltd. All Rights Reserved.
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※ 注意 1
開封率を取得するためエディタにテキストをコピーする場合、「メモ帳」などのテキストエディタからコピーすることをお勧めしま す。WEB ページ、Microsoft Office(Word PowerPoint など)からコピーした場合、フォント・背景なども一緒にコピー してしまう場合があります。
5-2.HTML メール編集
メールテンプレートで HTML メールを編集する場合、以下の手順でテンプレートの新規作成を開始します。 ①全キャンペーン管理モードまたは個別キャンペーンの管理モードで、[メール]タブをクリックします。 ②[メール]タブ内の左側の[テンプレート一覧]メニューをクリックします。 ③メールテンプレート一覧画面の検索フィールドの下の[新規登録]ボタンをクリックします。 ④メールテンプレート編集画面で「テキスト形式 / HTML 形式」に「HTML 形式」を選択します。Copyright © SHANON Co., Ltd. All Rights Reserved. 8
5-2-1.WYSIWIG エディタでのメール編集
WYSIWYG エディタは、画面上で HTML の見た目をデザインすることができる機能です。 メールの内容が複雑でない場合、 WYSIWYG エディタを使用することで、簡単に HTML メールを作成することができます。 WYSIWYG エディタを使用する場合 エディタ種別の選択で、「エディタ」を選択します。 ※ 注意 ● 「エディタ」で作成したメール文面を「HTML ソース」で編集することはできません。また、「HTML ソース」で作成し たメール文面を「エディタ」で編集することはできません。 ● エディタのプレビュータブから、作成した HTML のプレビューを行うことができます。 なお、実際にメーラーで受信した時とは、表示やリンクの動作が異なる場合があります。実際の送信の前には、テスト送信をして受信後の動作を確認されることを推奨します。 ● メールテンプレートに長い行が含まれる場合に、以下のエラーが表示されることがあります。 「1 行あたり 990 バイト以内で入力してください(全角文字: 2 バイト、半角英数字: 1 バイト)」 このエラーは、1 行あたり 990 バイトを超えるメールの受信を制限するメールサーバーに正常に受信させるための メッセージです。 長い行に対して適切な位置で改行を挿入してください。 ● HTML メールを送信した後にスタイルが崩れることを防ぐため、「エディタ」で編集したコンテンツには、既定で HTML ヘッダー要素が付加されます。 (エディタ使用時の HTML ヘッダー)
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd"> <html> <head> </head> <body> <!-- ここにコンテンツが入ります --> </body> </html>
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5-2-2.ソースエディタでのメール編集 (デザイン担当者向け)
ソースエディタは、直接 HTML ソースを記述してメールを作成する機能です。 複雑な HTML ソースを作成する必要があるときや、別ツールなどで作成済みの HTML ソースを貼り付けてメールを作成 する用途に適しています。 ソースエディタを使用する場合 エディタ種別の選択で、「HTML ソース」を選択します。 ※ 注意 ● ソースエディタのプレビュータブから、作成した HTML のプレビューを行うことができます。 なお、実際にメーラーで受信した時とは、表示やリンクの動作が異なる場合があります。実際の送信の前には、テ スト送信をして受信後の動作を確認されることを推奨します。 ● HTML メールには、以下の要素を含めることはできません。 script, iframe, form, input, select, textarea, option● HTML5 で作成された HTML メールの送信には対応していません。
● メーラー、ブラウザ間のデザイン崩れを防ぐために下記のような Doctype 宣言や HEAD タグを記述することを推 奨します。
(Doctype 宣言・HTML ヘッダーの例)
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd"> <html> <head> </head> <body> <!-- ここにコンテンツが入ります --> </body> </html>
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5-3.マルチパートメール編集
メールテンプレートでマルチパートメールを編集する場合、以下の手順でテンプレートの新規作成を開始します。 ①全キャンペーン管理モードまたは個別キャンペーンの管理モードで、[メール]タブをクリックします。 ②[メール]タブ内の左側の[テンプレート一覧]メニューをクリックします。 ③メールテンプレート一覧画面の検索フィールドの下の[新規登録]ボタンをクリックします。 ④メールテンプレート編集画面で「テキスト形式 / HTML 形式」に「マルチパート形式」を選択します。 マルチパートメールの形式を選択することで、HTML メールの受信に対応していないメーラーに対してはテキスト形式のメー ルを受信させることができます。 マルチパートメールで使用できる HTML 編集用のエディタの種類と操作方法は、HTML メールと同じです。6.設定
6-1.システム設定「メール作成時の HTML エディタ使用(デフォ
ルト)」
システム設定で、「メール作成時の HTML エディタ使用(デフォルト)」を設定することで、新規作成時に有効になるエディタ の種別を変更することができます。 設定が「有効」 新規作成時に WYSYWIG エディタが初期値になります。 設定が「無効」 新規作成時にソースエディタが初期値になります。Copyright © SHANON Co., Ltd. All Rights Reserved. 14
7.注意・制限事項
7-1.旧エディタの利用期限
2016 年 4 月 29 日まで HTML の編集用に使用された旧エディタは、以降は互換性の維持のため、作成済みのメール テンプレートの編集にのみ使用できます。 新規作成するメールテンプレートを、旧エディタで編集することはできません。 また旧エディタで作成済みのメールテンプレートについてもそのまま利用を継続せず、新規作成することを推奨します。7-2.旧エディタで作成したメールテンプレートのコピー
旧エディタで作成したメールテンプレートをコピーした場合、システム設定の「メール作成時の HTML エディタ使用(デフォル ト)」によって、以下のようにエディタの種別が設定されます。 設定が「有効」 コピー後のメールテンプレートは WYSYWIG エディタで表示されます。(※) 設定が「無効」 コピー後のメールテンプレートはソースエディタで表示されます。 ※メールテンプレートのコピー時に、旧エディタとの互換性が保持できず、保存時にエラーが出力され る、また、まれにデザインが崩れる場合があります。 この場合は、旧エディタで作成済みの HTML ソースをソースエディタにコピーして HTML ソースを利用してください。7-3.フィーチャーフォン
SMP で HTML メールテンプレートを作成し、メールを送信すると、一部フィーチャーフォンではデザインが崩れる可能性があ ります。デコメに対応している機種は、マルチパートでメールを送信した場合でも、メールを表示できないかメールのデザイン が崩れます。8.FAQ
Q1.WISWIG エディタで編集したメール文面の HTML ソースを直接編集することはできますか? A. できません。WISWIG エディタで編集した後、HTML ソースを直接編集して登録した場合、HTML デザインが崩れる 可能性があるため、同一メールテンプレートの文面を「WISWIG エディタ」「HTML ソースの直接編集」双方で編集できな いように制限しております。 Q2.WISWIG エディタでモバイル画面最適化はできますか? A. できません。ソースエディタを用いて下記のような meta タグを記述してください。 (記述例) ※ デザイン担当者向け<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1, minimum-scale=1, maximum-scale=1, user-scalable=no"> Q3.添付画像を HTML メール文面に入れることはできますか? A. できません。特に Android で閲覧するドコモメールは画像を表示することができませんのでご注意ください。 Q4.旧式エディタで作成したメールテンプレートを編集することはできますか? A. できません。コピーした後、編集してください。 Q5.多言語での HTML メールを作成するにはどうすればよいでしょうか? A. HTML メールの多言語は WYSWIG エディタはサポートしておりません。 ソースエディタで下記のように記述すると、リード項目「使用言語」に応じてメールを配信します。 (記述例) ※ デザイン担当者向け <ja> <html> <head> </head> <body> ここに日本語のメール文面を記述 </body>
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English messeage here </body> </html> </en> Q6.画像などのファイルパスを相対パスで記述できますか? (※ デザイン担当者向け) A. ソースエディタで画像などのファイルパスを相対パスで記述できません。ファイルパスは絶対パスで記述してください。 Q7.旧エディタで作成したメールテンプレートをソースエディタに更新することはできますか? A. API を使えば可能です。メールテンプレート情報更新 API(mailtemplate.put)で、MailEditorType(エディタ 種別)に「4:HTML ソース」を指定して更新してください。ただし、一度「4:HTML ソース」に更新したテンプレートを旧 エディタに戻すことはできませんのでご注意ください。