NPO 法人いきいきネットとくしま 第 113 回定例勉強会「森の日」 2013 年 12 月 25 日 担当：角尾治子
パワーポイントを使って動く年賀状作成を目的に効果的なアニメーションの活用の学習を
します。
学習項目
1. パワーポイントの起動
2. 背景の設定
3. テキストボックスを挿入して文字入力
4. 名前を付けて保存
5. 画像の挿入
6. 画面切り替えの設定
7. イラストにアニメーションの設定
8. 文字にアニメーションの設定
9. アニメーションの軌跡の設定
10. サウンドの挿入
11. オーディオ詳細設定
12. アニメーションの順序の変更
13. アニメーションの最終確認
パワーポイントの起動
「スタート」→「すべてのプログラム」→「Microsoft Office」→「Microsoft PowerPoint 2007」 をクリックします。 ⇒ パワーポイントが起動します。日本語入力システムがオンに切り替わります。
スライドレイアウトの変更をします。
[ホーム]タブ→ [スライド]グループ→ レイアウト→ 「白紙」を選択します。背景の設定
① [デザイン]タブ→ [背景] グループ→ [背景のスタイル]ボタンをクリックし、→ 下に表示された [背景の書式設定] をクリックします。⇒ [背景の書式設定]ダイアログボックスが表示されます。 ⇒ [図の挿入]ダイアログボックスが表示されます。 ⑤ デスックトップを選択し、[PP 年賀教材] フォルダを選択して、[開く]ボタンを クリックし、表示された「haikei」ファイルを選択して[挿入]ボタンをクリックします。 ⇒ 背景が挿入されました。 ⑥ [背景の書式設定]ダイアログボックスの [閉じる] ボタンをクリックします。 ② 左側で[塗りつぶし]が 選択されていることを確認します。 ③ [塗りつぶし]（図またはテクスチャ）の チェックボタンをクリックします。 ④ 図の挿入の[ファイル]ボタンを クリックします。
テキストボックスを挿入して文字入力します。
① [挿入]タブ→ [テキスト] グループ→ [テキスト ボックス]→[横書きテキストボックス] をクリックします。 ② 下記図を参考にしてテキストボックスを挿入して、「新年あけまして」と入力します。 ③ テキストボックスの枠線上をクリックし、実線にします。 ④ [フォント]：「メイリオ」 [フォントサイズ]：「40Pt」 「太字」に設定します。 ⑤「新年あけまして」のテキストボックスを選択状態で [Ctrl] キーを押して 1 文字分下げて 下にコピーし、「おめでとうございます。」と書き換えます。 ⑥ 少し行間を空けて 1 文字分下げてテキストボックスを挿入して、 「本年もよろしくお願い致します。」と入力します。 ⑦ テキストボックスの挿入位置は下記図を参考にし、「平成 26 年元旦」と入力します。 つぎに、[Shift]キーを押して「本年もよろしくお願い致します。」と「平成 26 年元旦」を クリックして、[フォント]：メイリオ [フォントサイズ]：32Pt 太字に設定します。⑧ テキストボックスの挿入位置は下記図を参考にし、「差出人の名前」を入力します。
名前を付けて保存
「2014 年賀」と名前を付けてデスクトップに保存します。
① [office] ボタン→ [名前を付けて保存]→ [Power Point ]プレゼンテーションを選択します。
⇒[名前を付けて保存]のダイアログボックスが表示されます。 ② お気に入りの[デスクトップ]を クリックします。 ③ [ファイル名]に [2014 年賀]と 入力し、文字を確定後 [保存] ボタンをクリックします。 ※ 2014 は半角で入力します。 続けて枠線上をクリックし、実線にし [フォント]：メイリオ [フォントサイズ]：28Pt に設定します。 [スタイル]：太字
④ タイトルバーにはファイル名 “2014 年賀”” と表示されていることを確認し、 デスクトップに年賀はがきのアイコンが表示されているか確認します。
画像の挿入
① [挿入]タブ → [図] グループ → [図] ボタンをクリックします。 ⇒ [図の挿入]ダイアログボックスが表示されます。 ② お気に入りリンクの [デスックトップ]をクリックし、 右側に表示された [PP 年賀教材]フォルダを選択し、 [開く]ボタンをクリックします。 ③ 表示された画像の中で [haikei] 画像以外の 全部の画像を [Ctrl] キーを押して クリックして選択し、 [挿入] ボタンをクリックします。⇒ 下の図のように画像が挿入されます。 ④ 下記図を参考にして画像を適当なサイズに変更しそれぞれの箇所に配置します。 馬 2 頭は、スライドの左下外に配置します。 ◆ ”Sirouma” の画像を左右反転します。 [書式]タブ→ [配置]グループ→ [回転] → [左右反転] ボタンをクリックして反転させます。 ※ 何もない箇所（背景）をクリックして 選択解除します。
画面切り替えの設定
[アニメーション]タブ→ [画面切り替え] グループ→［ワイプ右へ］ボタンをクリックし [画面切り替えの速度] を [ 遅く ]に設定します。イラストにアニメーションの設定をします。
① “Fujisan” イラストを選択します。 ② [アニメーション] タブ → [アニメーション] グループ →［アニメーションの設定］を クリックします。 ⇒ 右側に［アニメーションの設定］作業ウィンドウが表示されます。 ③ [アニメーションの設定] 作業ウィンドウの [効果の追加] ボタンをクリックします。 ④ 表示されたメニューの[開始]ボタンをポイントし、表示一覧から[フェード]をクリックします。 ※ 一覧にない場合、最下位の [その他の開始効果] をクリックし、開いた [開始効果の追加] ボックス→ [巧妙]グループの [フェード] を選択して、[OK]ボタンをクリックします。 の▼ボタンをクリックし、 [効果のオプション]を クリックします。 ⑤⑦ ⑦ taka、nasubi、tako、koma、sisimai 、kadomatu のイラストのアニメーションは、 同じフェードを設定します。
文字にアニメーションの設定をします。
①「新年あけまして」の文字をクリックし破線の枠線上をクリックして、実線にします。 ⑥ フェードダイアロブボックス [開始] ： [直前の動作と同時]に [遅延]：「２」秒 [速さ] ： 5 秒[さらに遅く] に変更します。 [OK] ボタンをクリックします。 ② [ アニメーションの設定 ] 作業ウィンドウの [ 効果の追加 ] ボタンをクリックします。 ③ 表示メニューの [開始] ボタンをポイントし、 表示一覧から [ フリップ ] をクリックします。 ※ 一覧にない場合、最下位の[その他の開始効果] をクリックし、[ はなやか ] グループで [ フリップ ]を選択して、 [ OK ]ボタンをクリックします。 ④ 作業ウィンドウ上部の[編集：フリップ]の変更 [開始] を [直前の動作と同時]に [速さ] を [普通] に変更します。 [開始] ： [直前の動作と同時]に [速さ] ： [さらに遅く] に変更します。⑤「おめでとうございます。」の文字も フリップ アニメーションを設定にします。 作業ウィンドウ上部の [編集：フリップ] [開始] を [直前の動作の後]に [速さ] を [普通] に変更します。
◆「本年もよろしくお願い致します。」にスイッシュ アニメーションの設定をします。
①「本年もよろしくお願い致します。」の文字をクリックし破線の枠線上をクリックして、 実線にします。 ② [ アニメーションの設定 ] 作業ウィンドウの [ 効果の追加 ] ボタンをクリックします。 ③ 表示メニューの [ 開始 ] ボタンをポイントし、 表示一覧から [ スイッシュ ] をクリックします。 ※ 一覧にない場合、最下位の[その他の開始効果] をクリックし、[ はなやか ] グループで [ スイッシュ ]を選択して、（2010 はドロップ） [ OK ]ボタンをクリックします。 ④ 作業ウィンドウ上部の[編集：スイッシュ]の変更 [開始] を [直前の動作の後]に [速さ] を [普通] に変更します。◆「平成 26 年元旦」にピークイン アニメーションの設定をします。
①「平成 26 年元旦」の文字をクリックし破線枠線上をクリックして、実線にします。 ② [ アニメーションの設定 ] 作業ウィンドウの [ 効果の追加 ] ボタンをクリックします。 ③ 表示メニューの [ 開始 ] ボタンをポイントし、 表示一覧から [ ピークイン ] をクリックします。 ※ 一覧にない場合、最下位の[その他の開始効果] をクリックし、[ はなやか ] グループで [ ピークイン ]を選択して、 [ OK ]ボタンをクリックします。 ④ 作業ウィンドウ上部の[編集：ピークイン]の変更 [開始] : [直前の動作の後]に [方向] : [下から] [速さ] : [遅く] に変更します。 ⑤「差出人の名前」の文字も同じアニメーションの 設定にします。 ※ アニメーションを設定したら、その機能を検証 します。 [アニメーション] タブの [プレビュー] ボタン をクリックし、設定した動きや開始のタイミングの 最終確認をしましょう。アニメーションの軌跡の設定
⇒下記図のように軌跡が表示されます。 ④ 赤い矢印をクリックして右端までドラッグします。 ⑤ つぎに緑の矢印を“sirouma” のイラストの元の位置までドラッグして伸ばします。 ① スライドの左外の“sirouma” を選択します。 ② [ アニメーションの設定 ] 作業ウィンドウの [ 効果の追加 ] ボタンをクリックします。 ③ 表示メニューの [アニメーションの軌跡] ボタン をポイントし、表示一覧から [ ４直線右へ ]を クリックします。 ⑥ の▼ボタンをクリックし、 [効果のオプション]をクリックします。⇒ 直線（右へ）のダイアログボックスが表示されます。 ⑧ つぎにスライドの左外の “uma” を選択します。 “Sirouma” と同じ [アニメーションの軌跡] の [ ４直線右へ ]を設定します。 の▼ボタンをクリックして [効果のオプション]をクリックします。 ⇒ 直線（右へ）のダイアログボックスが表示されます。 ⑦ [タイミング] タブをクリックし、 開始： 直前の動作の後 速さ： 10 と入力します 繰返し：次のクリックまでに と設定します。 [OK]ボタンをクリックします。 [タイミング] タブをクリックし、 開始： 直前の動作と同時 遅延： 1 秒 速さ： 10 秒に書き換えます。 繰返し： 次のクリックまで、 [OK]ボタンをクリックします。
② [挿入]タブの [メディアクリップ] グループの [サウンド] ▼ボタンをクリックします。 表示された一覧から [ファイルからサウンド] を選択します。 ⇒ [オーディオの挿入]ダイアログボックスが表示されます。 ③ お気に入りリンクの[デスックトップ]をクリックし、右側に表示された[PP 年賀教材]フォル ダを選択し、[開く]ボタンをクリックします。 ④ 表示された ”jan1.mp3” ファイルを選択し、[OK] ボタンをクリックします。 ⇒ スライドの中央にサウンドアイコンが表示されます。 ⑦ [スライドショウを実行中にサウンドのアイコンを隠す] チェック ボックスをオンにします。 ⑧ [停止するまで繰り返す] チェック ボックスをオンにします。 ⑨ [スライドショウのボリューム]をクリックして「大」を選択します。 ⑤ 左の図のようなメッセージが表示されます。 [ 自動 ] ボタンをクリックします。
オーディオ詳細設定
[アニメーション]タブ [アニメーションの詳細設定]グループの [アニメーションウィンドウ] をクリックします。→ 右側に作業ウィンドウが表示されます。 ⇒ 再生 サウンドダイアログボックスが表示されます。 ・効果タブ 再生の開始：最初 再生の中止：現在のスライドの後 ・タイミングタブ 開始：直前の動作の後 繰り返し：スライドの最後まで を設定し [OK]ボタンをクリックします。アニメーションの順序の変更をします。
① を選択し、 (上に移動)ボタンをクリックして、最上位に 変更します。 ② この 2 つを[Shift]キーを押して選択し、 上に移動 ボタンを 4 回クリックして、上から 5 番目に変更します。 ③ を選択し、 上に移動ボタンを３回クリックして、上から ７番目に変更します。 ④ を選択し、 上に移動ボタンを１回クリックして、下から 6 番目に変更します。アニメーションの最終確認
※ 設定が完了したら、[スライドショー]タブ→ [スライドショー開始]グループ→ [最初から] ボタンをクリックして、スライドショーで実際にどのような動きをするかを確認します。 ※ アニメーションの最終確認は、必ずスライドショーモードで行いましょう。上書き保存
確認終了後、クイックアクセスツールバーの [上書き保存]ボタンをクリックします。プレゼンテーションパック（
スライドショウで開く形式で保存）
［プレゼンテーションパック］を利用すると、PowerPoint がインストールされてないコンピュ ータでも、スライドショーを実行する ことが出来ます。既定では、それらのファイルがフォル ダまたは CD にコピーされる場合、PowerPoint Viewer がパッケージに含まれます。プレゼンテーションパックを保存
もともとプレゼンテーションパックは、CD にファイルをコピーすることを前提に開発された機 能ですが、昨今では、携帯に便利でセキュリティ機能も充実している USB メモリーを持ち歩く ことのほうが多いと思います。※ 今回はデスクトップに保存します。
① 2014 年賀ファイルを開けます。 ② スライドショウ形式に保存します。 ③［Office］ボタン→ [名前を付けて保存]→ [PowerPoint スライドショウ] → [デスクトップ]→ [保存] ボタンをクリックします。（ファイル名はそのままです。） ④［Office］ボタンをクリックします。 ［発行］ボタンをポイントし、一覧から［プレゼンテーションパック］をクリックします。⑤メッセージが表示される場合は［OK］ボタンをクリックします。 ⇒［プレゼンテーションパック］ダイアログボックスが表示されます。 今回は、CD 名をそのまま使います。 ⇒［オプション］ダイアログボックスが表示されました。 ⇒［プレゼンテーションパック］ボックスに戻ります。 ⇒［フォルダにコピー］ボックスが表示されます。 ⑥［オプション］ボタンを クリックします。 ⑦［ビューアパック］が選択されて いることを確認します。 「リンクされたファイル」と 「詰め込まれた TrueType フォント」にチェックをつけて 「OK」ボタンをクリック します。 ⑧［フォルダにコピー］ボタンを クリックします。 ※ CD 以外に保存するときは ｢フォルダにコピー」ボタンを 使います。 ⑨［参照］ボタンをクリック します。
⇒［保存先の選択］ダイアログボックスが表示されます。 ⑩ 左側の「デスクトップ」をクリックし、場所にデスクトップと表示されたことを確認し、 「選択」ボタンをクリックします。 ⑪「フォルダにコピー」ダイアログボックスに戻ったら、「OK」ボタンをクリックします。 「場所」には、デスクトップが表示されています。 ⑫ 次のようなメッセージが表示されたら［はい］ボタンをクリックします。 ⇒ プレゼンテーションパックの作成が開始されます。 終わったら［プレゼンテーションパック］のダイアログボックスに戻ります。 ⑬［閉じる］ボタンをクリックします。 デスクトップのアイコンです
Microsoft Office PowerPoint Viewer の利用
① プレゼンテーションパックの内容を確認してみましょう。 プレゼンテーションパックを利用して作成されたフォルダのコピーには、 PowerPoint Viewer というスライドショーを実行するためのアプリケーションが含まれて います。PowerPoint Viewer を起動して、スライドショーを実行します。 ②「プレゼンテーションパック」のフォルダを開きます。 ③［PPTVIEW］をダブルクリックします。またはいきなり”2014 年賀.pps”を開きます。 ⇒ 初めて PowerPoint Viewer を起動すると、使用許諾契約書に同意を求める画面が表示されます。 ④ 表示された場合は［同意する］ ボタンをクリックします。⇒ Microsoft Office PowerPoint Viewer が起動します。 ⇒ スライドショーが実行されます。 ⑥ スライドショーを終了時は[Esc]キーを押します ⇒［PowerPoint Viewer］ダイアログボックスに戻ります。 ⑦［キャンセル］ボタンをクリックします。 ⑧ [ プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン パ ッ ク ] フ ォ ル ダ の [ 閉 じ る ] ボ タ ン を ク リ ッ ク し ま す 。 ⑤ 実行するプレゼンテーションの 「2014 年賀 」をクリックし、 ［開く］ボタンを クリックします。
