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世帯収入 DI 増えた と 減った 二極化の傾向現在の 世帯収入 DI ( 増えた やや増えた ) と回答した割合から 減った やや減った と回答した割合を引いた値 ) は - で前回 ( 年 6 月 :-8) から - ポイントとなりほぼ横ばいとなった 回答の内訳をみると やや増えた が + ポイ

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Academic year: 2021

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1 / 9 平成24年2月 「物価と消費に関するアンケート」結果(県外在住者)

震災後の消費低迷から回復の傾向

東日本大震災の影響で寸断されていたサプライチェーンが回復したことや、消費者の自 粛ムードが緩和されたことなどから、低迷していた景気に回復の兆しがみえる。しかし、 この冬も関西電力から節電要請が行われていることや、歴史的な円高、欧州危機などによ って企業経営は依然厳しい環境にある。このような状況が家計にどのような影響を及ぼし ているのか、消費者の動向を調査するために、滋賀銀行の店頭にご来店の女性を対象に「物 価と消費に関するアンケート調査」を行い、ここでは県外在住者の結果について分析する (県内在住者については別掲)。 ◆【暮らし向きDI】…改善がみられる 現在の「暮らし向きDI」(「良くなった」「やや良くなった」)と回答した割合から「悪 くなった」「やや悪くなった」と回答した割合を引いた値)は-7となり、前回(11 年6 月:-15)から+8ポイント上昇で改善した。これは震災後に低迷していた企業の業績が 回復しつつあることや、消費者の自粛ムードが緩和されたことなどで、「暮らし向きDI」 も上昇しているとみられる。また、「今後半年間でどうなると思うか」と見通しを尋ねたと ころ、今後の「暮らし向きDI」(同上)は-21 で現状(-7)から、さらに-14 ポイン トと大幅に低下した。その中でも、「やや悪くなる」と回答した割合が、+11 ポイント(- 12%→-23%)と大きく増加した。これは依然高水準が続いている円高や、欧州危機など の影響も要因の一つと考えられる。 5 3 3 4 11 2 3 2 2 3 0 -23 -17 -27 -14 -12 -23 -5 -6 -6 -6 -2 -9 - 21 - 20 - 28 - 15 - 7 - 21 -35 -30 -25 -20 -15 -10 -5 0 5 10 15 09年12月 10年6月 10年12月 11年6月 11年12月 12年6月 (見込み) 図1.暮らし向きDIの推移(県外) 注)「良くなった(なる)」と「やや良くなった(なる)」はプラス表示に、「悪くなった(なる)」と「やや悪くなった(なる)」はマイナス表示 (%、ポイント) 良くなった (良くなる) やや良くなった (やや良くなる) やや悪くなった (やや悪くなる) 悪くなった (悪くなる) D I ◇調 査 名:「物価と消費に関するアンケート」 ◇調 査 時 期:2011 年 12 月7日(水)~9日(金) ◇調 査 対 象:京都府の滋賀銀行本支店にご来店の県外在住の女性 ◇有効回答数:95 人

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2 / 9 ◆【世帯収入DI】…「増えた」と「減った」二極化の傾向 現在の「世帯収入DI」(「増えた」「やや増えた」)と回答した割合から「減った」「やや 減った」と回答した割合を引いた値)は-10 で前回(11 年6月:-8)から-2ポイント となりほぼ横ばいとなった。回答の内訳をみると、「やや増えた」が+4ポイント(12%→ 16%)と増加した。一方、「やや減った」が+3ポイント、(-17%→-20%)、「減った」 も+3ポイント(-4%→-7%)と増加し、増加する家庭と減少する家庭が二極化して いる。 9 12 9 12 16 7 2 2 2 1 1 -33 -26 -23 -17 -20 -20 -12 -8 -6 -4 -7 -16 - 34 - 22 - 18 - 8 - 10 - 28 -50 -40 -30 -20 -10 0 10 20 30 09年12月 10年6月 10年12月 11年6月 11年12月 12年6月 (見込み)

図2.世帯収入DIの推移

(県外) 注)「増えた」と「やや増えた」はプラス表示に、「減った」と「やや減った」はマイナス表示 (%、ポイント) 増えた やや増えた やや減った 減った D I

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3 / 9 ◆【物価DI】…上昇基調は和らぐ 現在の「物価DI」(「かなり上がった」「やや上がった」と回答した割合から「かなり 下がった」「やや下がった」と回答した割合を引いた値)は+37 となり、前回(11 年6月: +53)から-16 ポイント低下した。震災後は急激に上昇したが、今回調査では震災前(10 年 12 月:+32)の水準に戻った。これは、震災後に混乱したサプライチェーンが回復し、 生産体制が持ち直したことにより、モノ不足が解消されたことや、長引く円高の影響も要 因の一つと考えられる。 20 35 39 57 40 40 1 3 4 3 5 13 -41 -19 -10 -7 -7 -3 -1 0 -1 0 -1 -2 - 21 1 9 3 2 5 3 3 7 4 8 -60 -40 -20 0 20 40 60 80 09年12月 10年6月 10年12月 11年6月 11年12月 12年6月 (見込み) 図3.物価DIの推移(県外) 注)「かなり上がった」と「やや上がった」はプラス表示に、「かなり下がった」と「やや下がった」はマイナス表示 (%、ポイント) かなり上がった やや上がった やや下がった かなり下がった D I

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4 / 9 ◆【耐久消費財の購入】…変わらず厳しい状態が続く 「耐久消費財の買い時として、今と比べて今後半年間でどうなると思うか」と尋ねたとこ ろ、「良くなる」と「やや良くなる」の合計が9%にとどまった。前回(11 年6月:9%) と比べても横ばいで、依然厳しい状態が続く。一方、「悪くなる」と「やや悪くなる」の合 計は 27%で前回(35%)から-8ポイント減少した。また、「変わらない」は 63%で前回 (56%)から+7ポイント増加した。 2 1 1 1 12 15 6 8 8 60 60 52 56 63 26 20 37 32 22 2 3 4 3 5 0% 20% 40% 60% 80% 100% 09年12月 10年6月 10年12月 11年6月 11年12月 図4.耐久消費財の買い時(今後半年間) (県外) 良くなる やや良くなる 変わらない やや悪くなる 悪くなる 0

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5 / 9 ◆【支出】…携帯電話、インターネット等通信費が高い割合 「最近の世帯で支出が増えたもの、あるいは減ったものは何ですか」(複数回答)と尋ねた ところ、支出が増えた項目で最も多かったのは「食料費」「保健・医療費」(41%)となっ た。また、「携帯電話、インターネット等通信料」は前回よりは減ったものの、依然高い水 準となっており(41%→29%)、スマートフォンなどの携帯型端末機が急速に普及している ことが背景にあるとみられる。一方、「減った項目」では「外食などの飲食費」が 44%で 前回(43%)に引き続き最も多く、次いで「旅行・レジャー費」(42%)となった。震災後、 消費者に広まった節約志向が未だ続いていることから外食や旅行を控えているとみられる。 図5.世帯の支出の増減について(県内) 41 11 33 21 24 41 14 29 21 21 36 27 15 18 0 35 12 26 13 20 34 17 41 18 24 24 24 11 23 1 % 10% 20% 30% 40% 50% 60% 食料費 住居費 光熱・水道費 衣料費 身のまわりの 日用雑貨費 保健・医療費 生保、損保等の保険料 携帯電話、 インターネット等通信費 教育費 車等の維持費 、交通費 交際費 外食など飲食費 教養・自己啓発費 旅行・レジャー費 その他 支出が増えたもの 2011年12月 2011年6月 支出が減ったもの 9 2 19 28 16 16 9 9 7 5 19 44 16 42 0 26 12 24 40 21 12 12 9 10 17 24 43 16 38 0 % 10% 20% 30% 40% 50% 60%

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6 / 9 ◆「消費行動」…通販、ネットでの購入を利用する消費者が増える 「最近の消費行動に変化はありますか」(複数回答)と尋ねたところ、増えた消費行動 としては「通販、ネットでの購入」(44%)が最も多く、前回(11 年6月:31%)より+ 13 ポイントと大幅に上昇した。こちらもスマートフォンの携帯型端末機の普及により、ネ ットショッピングを利用する人が増えているとみられる。また、次いで多かったのは「セ ルフガソリンスタンドの利用」(35%)で高騰が続くガソリン価格を少しでも抑えようとす る人が多いようだ。一方、減った消費行動では「外食」(48 人)が最も多くなった。 図6.世帯の消費の増減について(県外) 24 19 22 44 35 22 9 22 2 2 22 9 6 0 10 22 35 31 31 19 13 24 6 1 17 14 6 0 % 10% 20% 30% 40% 50% 60% 衝動買い まとめ買い PB商品の購入 通販、ネットでの購入 セルフガソリンスタンドの利用 外食 理・美容院の利用 省エネ家電製品の購入 エコカー (ハイブリッド車など)の購入 住宅用太陽光発電の導入 電気・水道の使用量 国内旅行 海外旅行 その他 増えた消費行動 2011年12月 2011年6月 41 13 11 7 4 48 35 4 2 2 20 33 24 0 48 15 7 11 3 34 26 4 4 3 25 22 27 0 % 10% 20% 30% 40% 50% 60% 減った消費行動

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特別項目<今冬の節電対策状況について>

◆節電対策「既にしている」が約半数

今冬の節電対策について尋ねたところ、約半数(53%)が「既にしている」と回答し、 約3割(34%)が「実施する予定」と回答した。11 年6月時点より、「既にしている」と 回答した人が+15 ポイント上昇し、夏から節電を継続して実施している人が多いとみられ る。 38 53 48 34 13 12 0% 20% 40% 60% 80% 100% 前回6月 今回12月 図7 節電対策を実施する予定か(またはしているか)(県外) 既にしている 実施する予定 実施しない (%)

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8 / 9 ◆具体的にどのような節電対策を行うか・・・

「照明をこまめに消灯する」が8割以上

「節電のためにどのような対策をするか」(複数回答)と質問したところ、節電対策を 「既にしている」「実施する予定」と回答した人のなかで最も多かったのは「照明をこまめ に消灯する」(順に 88%、87%)、次いで「保温効果の高い寝具を使ったり、衣服、肌着な どを着用する」(順に 71%、52%)となった。「既にしている」と回答した人で特徴的なの が、「電化製品のコンセントを抜くあるいは、主電源を切る」(65%)で、「実施する予定」 と回答した人(39%)より 26 ポイントも上回り、すぐにできることから始めている人が多 いことがわかる。また、この冬、注目が集まる石油ストーブは、「積極的に利用する(する 予定)」(順に 19%、16%)と回答した人は2割弱となった。 0 16 13 48 39 52 87 0 19 19 48 65 71 88 0 20 40 60 80 100 その他 石油ストーブを積極的に利用する 窓に厚手のカーテンや断熱シートを使用して、 室内の保温効果を高める エアコンの設定温度を下げる 電化製品のコンセントを抜くあるいは、主電源を切る 保温効果の高い寝具を使ったり、衣服、肌着などを着用する 照明をこまめに消す 図8 節電対策のために実施した対策(実施する予定)(県外) 既にしている 実施する予定 (%)

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9 / 9 ◆節電対策の為にどのようなものを購入するか・・・

身近なものから購入する傾向

「節電の為に購入したもの(する予定)」(複数回答)と質問したところ、節電対策を「既 にしている」と回答した人のなかで最も多かったのは、「機能性のある肌着、着る毛布など の衣料、繊維製品」(58%)、次いで「湯たんぽやカイロなどの温熱グッズ」(44%)となっ た。また、「実施する予定」で最も多かったのは「湯たんぽやカイロなどの温熱グッズ」(53%) で次いで「機能性のある肌着、着る毛布などの衣料、繊維製品」(47%)となった。この結 果から、手に入れやすい身近なものから購入し、節電対策を始める人が多いことがわかる。 また、節電対策で石油ストーブを積極的に使用する(する予定)の人が2割弱であった(順 に 19%、16%)のに対し、購入する人の割合は1割程度(ともに 11%)であり、既に家に ある石油ストーブを使用する人が多いとみられる。 0 11 11 16 21 21 53 47 0 8 11 17 33 36 44 58 0 10 20 30 40 50 60 70 その他 扇風機など暖かい空気を循環させるもの 石油ストーブ 厚手のカーテンや窓に貼る断熱シート LED照明(従来型からの切り替え) 省エネ機能のついた電気機器 湯たんぽやカイロなどの温熱グッズ 機能性のある肌着、着る毛布 などの衣料、繊維製品 図9 節電対策のために購入したもの(購入するもの)(県外) 既にしている 実施する予定 (%) 株式会社 しがぎん経済文化センター 山西 麻美

参照

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