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(1)

カギは「

捨てる

&

脱・完璧

痛快

英語挫折組

からの復活劇

特別対談

青木ゆか

すて る英語トレ ー ナ ー

英基

ク ー ル ウ ィ ズ 代表

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キャッチフレーズの「捨てる英語」メソッ ドで、英語コンプレックスを抱える多くの 生徒を、 英語の達人 に変えてきた英語 トレーナーの青木ゆかさん。  対するは、世界50カ国を旅しながら、海 外で戦う日本のビジネスパーソン数百人 と交流、現在は日本の若者のグローバル志 向底上げのための活動に邁進する若き起業 家、太田英基さん。  英語を克服することで世界の広さに触れ た2人が、いかにして世界の人々とつなが る「ツール」を手に入れたのかを語り尽く す特別対談。もう「英語が苦手……」とは言 わせない!

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痛快!英語挫折組 からの復活劇

目からウロコ! 真のグローバル志向とは

青木ゆかさん(以下、青木)――太田さんがもともと、 海外志向ではなかったというのは本当ですか。 太田英基さん(以下、太田)――そうです。完全な国内 志向でした。高校の英語のテストで100点満点中4点を 取って以来、もう英語は使わずに生きようと。 青木――そんな太田さんが大学で起業して、世界で活 躍する人になる目標を持って、さらに世界一周旅行ま でしてしまったのだから、すごい変わりよう。 太田――きっかけは、ある勉強会で出会った著名な経 営コンサルタントの方の言葉でした。そのころ、僕は 仲間と学生向け無料コピーサービスの「タダコピ」と いうビジネスを起業して、東京から全国へ展開し、次 は中国や韓国、アジアへ広げようと考えていました。

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青木――当時はそれが、グローバルなビジネスのセオ リーだと信じていたわけですね。 太田――そうです。コンサルタントの方にも、「どう だ!」って感じで話しました。ところがその方には「全 然ダメ、君はグローバルのグの字もわかってない」と 全否定されてしまった。  その方が言うには、本当にグローバルに生きている 人は、いいアイデアやサービスを思いついたら、まず、

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痛快!英語挫折組 からの復活劇 それを世界のどこに届けるかを考える。「東京から始 める必要は本当にあるのか? 上海は? メキシコ シティは? イスラム圏ではどうだろう……」と考え る。そういう発想のできる人が、日本には少なすぎる。 そう言われて、衝撃を受けました。

もう「英語」を避けては通れない

青木――著書で書かれていた「頭に世界地図を描ける 人」とそうでない人の違い、ですね。 太田――そうです。それで気づきました。日本地図の 中だけで生きていたら、人生のフィールドが限定され たものになる。それはもったいない。とにかく外に出 なきゃいけないと、強く思ったんです。  実際に中国進出に向けて、中国で事業を展開してい る韓国人ビジネスマンとも会いました。ところが僕ら は英語が話せないので、通訳なしでは言いたいことを

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伝えられない。相手に失礼だな、と思いましたね。英語 ができないとグローバルな舞台に挑戦すらできない。 そう痛感した、22歳の秋でした(笑)。 青木――「世界」に目覚めて、「英語」の必要性を感じた。 そこが太田さんの出発点だったんですね。

MUST+WANT=BEST

太田――24歳になった時、人生設計を立て直そうと考 えたんです。30歳までに、世界で活躍する人になりた い。そのためにすべきことを「MUST」としてリストア ップして上がってきたのが、「英語を磨く」「世界をリ アルに知る」「世界中に仕事の相談もできる友達を作 る」の3つでした。  一方で僕にはやりたいこともたくさんあったので、 WANTのリストも作ってみた。そして3つのMUSTを消 化できるWANTはないか……と探したら、「世界一周」

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という答えが出た。旅をしながら、世界を肌で知って、 さらに海外に友達も作れれば、それがBESTじゃないか と。

青木――私、太田さんの本で感銘を受けたのが、この 「MUST+WANT=BEST」という考え方です。みんな

MUSTばかりを意識して、やらなきゃ、やらなきゃで生 きるから苦しい。やりたいこと、WANTとMUSTの最 大公約数を探すという視点を持てば、人生が変わっち ゃうな、と。

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ことで、ようやく世界へ出て行く決心がついた。ただ、 まずこの最低な英語力を何とか底上げしないと話にな らない。そこでフィリピンに3カ月、語学留学すること にしたんです。

苦悩の末に「捨てる英語」と出会う

青木――太田さんの出発点にも英語への「挫折」があ ったことがわかって、安心しました。私の場合は中学 生で普通に英語を知って、落ちこぼれ留学生時代から 紆余曲折、挫折あり、挫折あり……みたいな。 太田――挫折ばっかりですか? 青木――はい。中学時代に英語に興味を持って、オー ストラリア人の先生とよく話していました。先生には 英語が「通じた」し、自分はしゃべれると思っていたの で、高校2年生の時、イギリスに1カ月短期留学をした んです。

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痛快!英語挫折組 からの復活劇

 ところが初日、ホストファミリーとあいさつを交 わして、「家のルールは何ですか?」と聞こうとしたら 「rule」の発音がまったく通じない。「ウ∼、ウルール」

とかうなっているうちに、「You must be tired.(疲れ てるのでしょう)」と慰められる始末で……。  めげずに今度は、「お土産の折り紙で鶴を折ろう」 とリビングにみんなを集めた。でもいざ話そうとする と、「お土産ってなんだっけ?」「鶴は?」となって、辞 書を調べたりしているうちに、家族が1人、2人と自分 の部屋へ消えていきました。一人残ったお母さんまで もが、うたた寝を始めてしまって……。 太田――それは辛い……。 青木――授業も同じような調子。授業中に単語がわか らずもたもたしていたら同じクラスの14歳くらいの ギリシャ人の男の子に「Shut up and sit down.(黙っ て座ってろ)」と言われて、トイレに駆け込んで号泣。

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夜はコレクトコールで国際電話をかけて、母に向かっ て数分嗚咽(おえつ)を聞かせてしまったんです。 太田――それは危ない状態……、お母さんも心配され たでしょうね。青木さんの場合は、僕と違って、英語の テストの成績は悪くなかったんですよね。それでも、 まったくしゃべれなかった……。 青木――そう。だから「なぜ私は英語を話せないのだ ろう?」と、ずっと悩み続けました。悶々と。そして大 学院生の時にある日本人学生と出会って、彼の英語か ら大きなヒントを得たんです。私と同じように中学か ら普通に英語に触れて、その後、アメリカの大学に進 んで勉強をしていた「青木くん」という男の子です。 太田――同姓の方……ではなくて、そうか。 青木――はい、今の主人です。一時期帰国していた彼 の英語を聞いて、もうびっくり。とにかく何でも説明

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してしまうんですよ。お茶というのはコレコレ、茶道 はこういうもの……と、全部説明する。しかも、その英 語に私の知らない単語はなかった。簡単な英語だけな のに、伝えるべきことがちゃんと伝わっている。「どう してだろう?」と、もっと分析したくなったんです。  それで私も即、大学院を休学して、アメリカへ留学 しました。向こうで、日本人の英語上級者の話す英語 をさらに分析してわかった共通点が、「捨てる」という こと。日本語で言いたいことの8割を捨てて、2割のコ アの部分を英語で伝えるという、「捨てる英語」メソッ ドを見つけたんです。

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青木ゆか(あおき・ゆか) すてる英語トレーナー、プロ講師。千葉大学大学院社会 科学研究科国際経済学専攻。米国公認会計士の資格も持 つ。高校時代にイギリスへ、大学院時代にはアメリカへ 留学。自身が英語コンプレックスを克服した経験から、 多くの生徒を指導。

Profile

5万部超えのベストセラー、 『ずるいえいご』(日本経済 新聞出版社)も必読

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読 め ば 元 気 が 出る著 書、 『日本がヤバイではなく、 世界がオモシロイから僕ら は動く。』(いろは出版)もぜ ひご一読を 痛快!英語挫折組 からの復活劇 太田英基(おおた・ひでき) 1985年生まれ。中央大学卒業。大学2年で起業。2010年よ り2年間の世界一周旅行へ。その間、海外で働く日本人や ビジネスマンを取材し、各種メディアで発信。2013年よ り、フィリピン留学・語学留学口コミサイト運営のスク ールウィズ( https://schoolwith.me )を設立。

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