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<シンポジウム4>パーキンソン病の分子病態機序のブレークスルーねらい

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Academic year: 2021

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50:862

<シンポジウム 4>パーキンソン病の分子病態機序のブレークスルー

ねらい

座長

京都大学医学部神経内科 京都府立医科大学神経内科

高橋 良輔

中川 正法

(臨床神経 2010;50:862) 家族性パーキンソン病については,分子遺伝学的研究の発 展により,その病因遺伝子が解明され,最近では PARK2! PINK1 のかかわる病態機序が解明され,分子病態機序の研究 は新しいステージに入りつつある.一方で,孤発性パーキンソ ン病については,その病因の解明は困難であったが,最近にな りゲノム解析技術の飛躍的な進歩により研究が発展し,その 疾患感受性遺伝子の解明は,頻度の高い多型に着目したゲノ ムワイド関連解析,頻度は低いが発症への Effect size の大き い変異解析という 2 つのアプローチがとられている.本シン ポジウムでは,双方の研究における最新の結果を紹介すると ともにパーキンソン病の分子病態機序研究のブレークスルー に焦点を当てたい. (受付日:2010 年 5 月 21 日)

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