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Web Site構成の検討方法 −非対称クラスター分析法を用いて−

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Academic year: 2021

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1−D−11 2001年度日本オペレーションズ・リサーチ学会

秋季研究発表会

WebSite構成の検討方法

一非対称クラスター分析法を用いて−

Evaluating theStruCture OfWebSite byAsymmetric ClusterAnalysis

OlOO,古川 立教大学 岡太彬訓 OkADA Akinori

立教大学 大川 美恵 0ⅩAWA Hamae

11まじめに 本発表でWd)Site構成というのは,Wdbsiteの各ページ間に張られているリンクによる ページ間の関連を意味している.本発表の目的は,Wめsite構成が,実際のページ間の移 動に基づくべージ間の近さを反映しているかどうかを評価し,実際のページ間の移動に基 づくべ−ジ間の関連を反映するように,W由site構成を改善するための方法を提案するこ とである. 2 データ 2001年3月から4月にかけての21日間に,あるWeb site内での各ページの滞在時間を IPアドレス毎に記録したデータをもとに,あるページから別のページヘの移動頻度を算出 した.移動頻度の算出にあたっては,あるページでの滞在が目的ではなく,他のページに 行くことが目的である場合の単なる通過(例えば,ボタ∼を探すなど)を,そのページで の滞在と区別する必要がある.単なる通過であるページに滞在した場合,その前のページ から当該ページへの移動ではなく,その前のページから当該ページの次のページの移動と 考える.そのために,一定の値以下の滞在時間は,そのページヘの滞在ではなく,通過と 考えることにした.2種類の滞在(通過のための滞在と真の滞在)があるならば,通過の ための滞在は比較的短時間であり,真の滞在は比較的長時間であると考えられる.滞在時 間のヒストグラムを作成し,2種類の滞在時間の分布が分けられる時間を境にして,通過 のための滞在と真の滞在と考えることにした.作成した滞在時間のヒストグラムにもとづ き,1つのページでの滞在時間が13秒以下の場合にはそのページを通過したとみなした. 分析対象となったW由siteは,32個のページをもつが,その内の2ページは,滞在時間 が全て13秒以下であったので,真の滞在が1回もなかったと考え,分析から除いた.3d 個のページ間の移動頻度からなる30×30の表が求めらゎた.この表の仏た)要素は,ペー ジノからページたへの移動頻度である.

3 非対称グラスクー分析法

ページノからページたへの移動頻度は,ページたからぺ「ジノヘの移動頻度と等しいわけ ではない.したがって,ページ間の移動頻度からなる30×30の表は,非対称である.移動 頻度の表のU,た)要素を,ページノからページたへの近さと考えれば,この表はページ間の 類似度行列と考えることができる.非対称類似度を分析するためには,データのもつ非対 −80− © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

(2)

称を考慮した分析方法が必要である(Arabie&Hubert,1994). 非対称クラスター分析法を用いてページ間移動頻度行列を分析した.従来の非対称クラ スター分析法(Ok出払2(X旧;Ok血a&Iwmto,1996)では,●適切でない点がある.ページノ からページたへの移動頻度を類とする・従来の方法は・クラスターを構成する際 物く物 ならば ページクがページヴを吸収して新たなクラスターを構成する 物<J元 ならば ページqがページクを吸収して新たなクラスターを構成する ことにより,階層クラスターを構成する凝集的クラスター分析法である.wめs血の構成 を考える際には,これとは反対に,あるページから他のあるページヘの移動頻度が,逆方 向の移動頻度よりも大きい場合に,前者が後者を吸収して新たなクラスターを構成する方 がリンクを張るページが中心になる,という意味で結果の理解がしやすい.本報告では, 従来の非対称クラスター分析法でのクラスター間の吸収方向を逆転させるため,ページ間 移動頻度行列を転置した行列を分析した.

4 結果と今後の諷題

非対称クラスター分析の結果は,玄関ページ(トップページ)が,他の多くのページを 吸収し,大きなクラスターを構成した.しかし,玄関ページ以外のページも,他のページ を吸収して,ある程度の大きさのクラスターを構成していた.また,これらのクラスター の中には,直接リンクの張られていないページに吸収される場合があり,新たにリンクを 張るべきページを示唆していると考えられる.また,現在玄関ページからリンクが張られ ているが,玄関ページに吸収されないページは,玄関ページからのリングを通じての移動 が少なく,このようなリンクを除くことが考えられる. 今後に解決すべき,いくつかの問題点の中の3点を挙げる.(a)本発表で用いたⅣアド レス毎に記録したデータにおいては,ブラウザーでの「戻る」,「進む」,「次へ」など のボタンをクリックしたページ間の移動は捉えられていない.(b)IPアドレス毎にページ間 の移動が記録されているため,複数の人が同一のIPアドレスのパソコン等を利用している 場合に,それらの人達を区別していない.(C)あるページでの滞在時間が13秒以下の場合 に,通過のための滞在としたが,これは通信速度の違いを考えていない.さらに,さまざ まな条件(W由s血利用時間や滞在頻度などの違い)のもとでページ間移動頻度行列を求 め,これらを分析して条件間の差異を明らかにすることができれば,よりきめの細かい Websiteの構成を考えることが可能になろう. 参考文献 Arabie,P・,&Hubert,L・(1994)・Clusteranalysisinmarketingreseatch.In:R.P.Bagozzi(Ed.),Advanced methodsinmarketingresearch(pp.160−189).Oxford:Blackwell. Okada,A・(2000)・AnasymmetricclusteranalysisstudyofcarSwitchingdata.InW.Gaul,0.Opitz,&M. Schader,(Eds・),DaLaanabwis:Scient卸moddingandpmctitalqppZitation(pp.495−504).Berlin, Germany:Springer−Verlag.

Okada,A・,&IⅥ吼mOtO,T・(1996)・University enro11ment flowamongtheJapaneseprefecttJreS:A

COmparisont光fbreandaftertheJointFirst致ageAchievementTesttya町mmetricclusteranalysIS・

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参照

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