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教科・領域教育専攻 言語系コース(英語) 石原知恵 I 研究の目的 英語科指導において,中学生の英語学習に対する 動機づけを自然なかたちで喚起できるような,英語 学習環境の設定,自律的な英語学習のための環境デ ザインのあり方を考察し,自律支援的な環境とはど のようなものなのかを検証することを目的とする。E
論文の構成 本論文における目的やその意義を第 1章で述べ, 第2
章では動機づけ理論の歴史とその種類,また動 機づけと学習環境に関する先行研究を概観する。第 3章では環境デザインの先行研究を概観しながら学 習環境デザインの研究をし,実際に英謝受業のため の学習環境デザインを考える。そして,第4章で前 章に関する調査を行い,第5章で調査の結果と考察 をふまえ英語学習の環境のあり方を提案する。 皿 論 文 の 概 要 英語科指導において,中学生の英語学習に対する 動機づけを自然なかたちで喚起できるような,英語 学習環境の設定,自律的な英語学習のための環境デ ザインのあり方を考察し自律支援的な環境とはど のようなものなのかを検証した。第 1章では,本研 究の目的,意義やその動機について述べた。第2
章 では,本章では,動機づけに関する先行研究を概観 し,動機づけ理論における現在に至るまでの歴史と その種類やそれらの動機づけ理論を統合した理論で あり,自律的な動機づけに有効であるとされる自己 決定理論について述べpそれらを踏まえ,日本に 指導教員 山森直人 おける動機づけ研究の動向についての先行研究を概 観した。またr
どのように学習者を動機づけたら よいのかjという問いかけに対する答えを探すこと に問題点を見出し,学習に対する動機づけとその学 習が行われる環境についての先行研究を概観した。 そしてその中でp環境が私たち人間,またその学習 に及ぼす影響やその重要性を指摘した。第3章では, 動機づけに深く関係する学習環境理論について先行 研究を概観し,学習者が学習をする際の環境の重要 性について述べた。また第2
章で概観した自己決 定理論をもとに,自律的動機づけがいかに学習者の 学習成果や意欲を高めるうえで重要かということか を述べ,そのような環境づく りにはどのような要素 が必要であるかということについて先行研究を行っ た。そこで概観したReeveらの研究は,自律支援的 な環境は適度な自由と適度な統制のある環境である ということを示しそれによって学習者の自律的な 動機づけが高まるとした。そこで,第4
章では日本 の英語教育(学習)を「自由Jと「構造Jの2
つの 観点から中学校英語科指導書を分析し,教室環境の あり方についての考察を行った。そこで明らかにな ったのは次の 4点である。 (1)英語科授業の学習環境を生徒と英語との「関 わりJ(内容としての英語,道具としての英語) 及びr
対話の対象J,1(You, They)から構成 されるものとして概念化することで明らかに した。 (劫 自律的な動機を促す支援の在り方として「言 語的支援J,r
技術的支援J,r
状況的支援j -201-を導き出すことができた。 (3) (2)の各支援をカテゴリー・グ、/いーフ。として「学 習姿勢に対する支援Jと「学習形態に対する 支援Jの2点見出した。 (4)自律的な動機づけを促す支援とは対話をスム ーズ