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<論文>Illetschko の企業理論 : マネジメント論の導入に関連して 利用統計を見る

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(1)

導入に関連して

著者

柿崎 洋一

著者別名

Kakizaki Youichi

雑誌名

経営論集

16

ページ

95-113

発行年

1980-10-20

URL

http://id.nii.ac.jp/1060/00005841/

Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.ja

(2)

lUetschko

の 企 業 理 論

- マ ネ ジ メン ト 論 の導 入 に 関 連 し て ー 柿  崎  洋  一 目  次I  課 題n  制度及び機能としての経営m  経営経済学の変容  川 経営経済学の編成    一 計算論,組織論及び交流論一  問 企業理論の編成    一 経営処理,経営資料及び経営計画一]V 企業理論の編成とマネジメント論 95 I 課   題  オーストリアの経営経済学者Leopold L. IUetschko, 1902 ―1979 が提唱

す る合理的経営管理に関する学問としての企業理論Unternehmenstheorieals Lehre von rationaler Betriebslenkung について, Josef Loffelholz

\      1 )

は , そ の 生 成 過 程 が4 部 作 を も っ て 編 成 さ れ る と 指 摘 し て い る 。

1. Betriebswirtschaftliche Grundfragen , 1953. 2. Management und Betriebswirtschaft, 1955. 3.

Automation und Betriebswirtschaft, 1957. 4.

Unternehmenstheorie Elemente rationaler Betriebslenkung,  1964.        十 

こ の 生 成 過 程 に 関 し て 看 過 す る こ と が で き な い の は , 次 の2 点 で あ る 。 そ の 第1 点 は, Illetschko 企 業 理 論 の 立 論 基 盤 が 経 営 経 済 学 に 求 め ら れ る こ と で あ る 。 従 っ て , 企 業 理 論 の 生 成 は , こ れ を 経 営 経 済 学 の 変 容 と し て 捉 え る

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ことができるであろ う。 次いで第2 点は,こ うした変 容がマネジメント問題 に対する経営経済学 の位置づけ とい う課題を包蔵してい ることであ る。この 課題は,ドイ ツ語圏におげるマネジメント論の展開を 理解す る上で1 つの手 懸りとな るであろ ‰      `・ し  しかし, その際Illetschko が合理的経営管理に関 する学問としての企業 理論を「……マネジメント論の異なる形での“ ドイ ツ化Eindeutschung'' と 2」 理解してはならない ……」と説い ているこ とは,決して看過されてはならな い。け だし, Illetschko企業理論の生成は,経営経 済学からマネジメント論 への転換を意味しないとい うことができるであろ う。 そこで,ここでは,ど のような形でマネジメン ト論が摂取されているかとい う問題視角から,経営 経済学の変容を検討することに よってIlletschko 企業理論 の特質理解に努 めることとす る。        ■ ■  ㎜        ■

1 )Loffelholz, J.:“Repetitorium der Betriebswirtschaf tslehre," 5. Aufl.,

Wiesbaden, 1975, S. 871.2

)Illetschko, L. L.:' 'Unternehmenstheorie −Elemente rationaler Betriebs- lenkung,"

2. Aufl., Wien, 1967, Vorwort.

II 制度及び機能としての経営 IUetschko

企業理論 の立論基盤であ る経営経済学 の基本的 性格を明らかに するためには,そ の研究対象をなす経営がどのように理解さ れてい るかを検 討する必要かお る。 Illetschkoはいう。経営経済学0 「 ……基本的 局面は,

意識的に管理可能な領域におけ る経済化された経済現象 の研究die Erfors-chung der okonomisierten Wirtschaftsphanomene in einem willens-  

1)maBig beherrschbaren Bereich であ る」 と。それは2 つの部面に分けら れるであろ う。その1 つ は,「意識的に管理可能な領域」 の部面であり>。い ま1 つは,「経済化された経済現象」の部面であ る。  第1 の「意識的に管理可能な領域」 とい う規定に関 しては,そ れが経済現 象の個別経済的局面との関連を考慮してなされてい るところに留意する必要 かおる。そこでは,人間文化界の現象形態 としての経 済が知覚としての経験 に よら で 獲 得 さ れ る不 連 続 体 を 心 っ て 特 質 づ け ら れ る 連 続 体Kontinuum で 2) あ ると し,\これを 全 体経 済的 局面 と個 別経 済的 局面 と に区 別 す る。 前 者は ,

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Illetschkoの企業理論 97 経 済連 続体 の空 間的 及 び 社 会 的 領 域raumlichen und soziologischenBereich

に 限定 す る。 例えば , 国民 経 済,国家 経 済等が こ れであ る。 後者は , 個別的意 思決定 を通 じて意 識的 に管 理 可 能 な 領 域durch Einzelentsche ・idung

willensmaBig beherrschbaren Bereich に 限定 する。 例えば ,個別 経 済, 組織的 構 成体レ 集 団的 経営 等 が これ であ る。 こ こに, Illetschko 経 営 経済学 の基本的 局面 が経 済現 象 の 個別経 済的 局面 に 沈殿 し てい ることを 知 る。 しか 乱 「意識的 管 理 の職位Stelle は管 理 職位Instanz と称 され>一 個人及び グル ープ のい ず れで も よい のであ る。 意識 的管 理 は,下 位 の管理 職 位に対 し,管 理 職位 に よっ て調整 す るこ とが で きる。 従 って, 個別 経済的 観 3) 察 では ,構造Struktur を 意味 す る のであ る」。換 言す れば ,「意識 的に 管理 可 能な領 域」 とは ,管理 職 位 の上 位一 下 位秩 序関 係に 基づ く管 理 構造に ほか な らない。  さて,Illetschko に おい て, 経営 経 済学 の基本的 局面 を 経 済現象 の個別経 済的局面 か ら識別 す る ものは ,「経 済化 さ れた経 済現 象」 の部面 であ る。 そ し て,経 済Okonomie とは 経 済連 続体 の「計算 的一 合理 的 に理 解 し うる領域 必rechnerisch

−rational erfaBbare Bereich 」であ り,経 済化okonomisieren

とは「計 算的理 性 の思考 法 則を 適用 す る こ とden Denkgesetzen der rech-nerischen Ratio adaquat zu mache 昌

で あ る。 IUetschko は い う。 ・ ● 

「Okonomie とWirtschaft の関 係 は, Wirtschaftswelt  と Naturwelt      6)      ∧・・ のそれに 似 てい る」 と。 換言す れ ば, Okonomie は, Wirtschaft の計算的 一 合理的に理 解 しうる領 域を 抽象 した も のに ほか ならな い。 従って ,人間文 化 界の現象形 態 とし て のWirtschaft に は, 非物 質的 一非合理 的領 域が存 在 す るこ とに な る。 す なわ ち,人 間 の感 情的 ,直 観的 行為 がこ れであ る。そ し て ,Illetschko は,「一 体 どの よ うに 非 合理的 ,感 情的 ,直 観的領 域を理性 が解 明で き, 精神 的要尚Geisteselemente が経 済化 さ れ るのぶ」 とい う問 題 を 提起す る のであ る。 しか し,精 神的 要 素 の問 題 は,「 慣習, 風 俗, 規 範 及 び手 本,指 図, 法 則, 要す るに 全 体 社会学 的 領域ganze soziologische  8 )       ‥   … ‥     ‥ Raum 」において理解せられるものであ る。 従って,精 神的要素の経済化は, こ うした社会学的領域と密接に 関係していると共に,そ れの軟化或いは変容 を 要することになる。 換言すれば, Illetschko経営経済学は,意識的に管理 可 能な領域における物的要素だけ でな ぐ精神的要素の計 算的 一合理的再構成

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を 意 図 す る も ので あ る とい え る で あ ろ う。

い と こ ろ で ,経 営 経 済 学 の 基 本 的 局 面 の 考 察 に 当 っ てIlletschko は, さ ら に 制 度 的 一 及 び 機 能 的 視 点institutionelle −und funktionelle Gesichtspunkt を 措 定 す る の で あ る。  そ の 第1 の 制 度 的 視 点 は , 経 済 連 続 体 の 等 級 区 分 の 陳 述klassifizierenAussagen に 関 係 し ,対 象 , 客 体 , 構 成 体 等 ,要 す る に 諸 制 度 に 関 す る確 証 へ 導 く の で あ る。 次 い で , 第2 の 機 能 的 視 点 は , 経 済 連 続 体 の関 連 度 の陳 述beziehungsmaSigen Aussagen に 関 係 し , 関 連 , 職 分 , 目 的 , 目 標 等 , 要 9)        ‥ す る に 諸 機 能 に 関 す る 確 証 へ 導 く の で あ る 。 そ し て , こ う し た 経 済 連 続 体 の 制 度 的 一 及 び 機 能 的 解 明 か ら ,2 種 類 の 経 営 概 念 を 摘 出 す る 。 す な わ ち , 丁等 級 分 け し た グ ル ー プ 形 成 ( 制度的陳 述) と 関 連 を 強 調 し た 機 能 形 成( 機能 10) 的陳述)」に 基 づ く ,「 制 度 (意識的に管理可能な領域)及 び 機 能( 準備Bereitschaft,       11) 給付Leistungen を 提供すること) と し て の経 営 上が こ れ で あ る 。そ の 際 重 要 な こ と は , 制 度 と し て の 経 営 が 経 営 経 済 学 の 基 本 的 局 面 に おけ る 「 意 識 的 に 管 理 可 能 な 領 域 」 に 関 係 し, 機 能 と し て の 経 営 が 「 経 済 化 さ れ た 経 済 現 象 」 に 関 連 し て い る こ と で あ る。 Illetschko は い う。( 経 営 は , 経 済 化 さ れ た 給 付 12) 機 能を もつ 意 識 的 管 理 制 度 で あ る」 と。 要 す るに, Illetschko 経 営 経 済 学 の 特 質 理 解 は , 経 済 連 続 体 の 制 度 的 一 及 び 機 能 的 解 明 に 求 め ら れ る こ とに な る 。 し か 乱 そ れ は , 制 度 と し て の 経 営 と 機 能 と し て の 経 営 が 相 互 前 提を な す2 つ の部 面 に お い て 理 解 せ ら れ ね ば な ら な い の で あ る。

1 )Illetschko, L, L., “Betriebswirtschaftliche Grundfragen, ”Wien, 1953, Manzsche Verlags

und Un i ver s i ta tbuchhandlung , S. 49.2

)IUetschko, L. L. , a. a. 0・, S. 40.  

な お , 経 験 科 学 と し て の 経 営 経 済 学 を 主 張 す るIlletschko の 見 解 に つ い て は

Adolf Moxter, ' ‘Methodologische Grundfragen der Betriebswirtschaf tslehre,'' 1957,

池 内 信 行 ・ 鈴 木 英 壽 共 訳 『 径 営 経 済 学 の 基 本 問 題 』 森 山 書 店 , 昭 和46 年 , 58 頁 も 参 照 さ れ た い 。3 )Illetschko, L. L., a. a. o., s. 41.4 )5 ), 6)Illetschko, L. L ・, a. a. 0・, s. 46・7 )Illetschko ,L. L. ,a. a. 0., ss. 47 −48.8 )Illetschko ,L. L. , a. a. 0・, s. 48.

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Illetschkoの企業理論 99 ■9)Illetschko, L. L., a. a. O., SS. 41 ―42.   IUetschko

は,制度と機能を給付と の関 連で次 の様に 区分してい る(Illetschko,  L. L., a. a. o., s. 1)。  ∧ 1.

給 付としての経営 活動Betriebstatigkeit als Leistung ( 給付==計 算)o  2. 給 付としての経営 活動の成果Ergebnis der Betriebstatigkeit als Lei stung  ( 給 付=対 象, 客体,制度) 。  3.

市場におけ る経営 の地位の実現Realisierung der Stellung des Betriebes   im Markte ( 給 付==機能) ノ10)Illetschko ,L. L., a. a. O., S. 45.11)Illetschko, L. L., a. a. O., S. 51.:12), 13)IUetschko , L. L・, a. a. o., s. 52.  ニ Ⅲ  経営経済学の変容 」lletschko 企業理論の特質をそれの立論基盤である経営経済学との対比に おいて検討するとともにレ そ の検討を 介して経営経済学の変容のもっている 意義の解明に努めることにする。こ こでは,1953年に公 刊された『経営経済 的 基本問題』に て提示された計算論Verrechnungslehre, 組織論Organi-sationslehre 及び交易論Verkehrslehre から成る経営経済学と1964年に公 刊された『企業理論 』 にて提示 された経営処理betriebliche Disposition, 経営資料betriebliche Daten ニ及び経営計画betriebliche Planung から成 る企業 理論との学的編成の対比を 行な うものであ る。  i ) 経営経 済学の編成 一 計 算論 , 組織 論 及 び交 易 論 Illetschko 経 営経 済学 の学的 編成Lehrstiicke は, そ れ の研究対 象であ る「経 済化 され た給 付機 能を もつ 意識的 管理 制度」 の 制度的 一 及 び機 能的部 面 の部分的 考察 から 発現 す る3 種 類 の経営 概 念に よって特 質づけ ら れ る。  第1 の経営 概 念は,( 実 現 可 能 な市場 給 付のた め の資 産 投 入Vermogens-       1)einsatzes fur realisierbare Marktleistungen の意 識的 管 理 制度 であ る」

と規定 され る。 こ の規 定 はに 経 済化 さ れた給 付機 能」を 経営 の物 的 局面 との= 関 連で考 察した ものであ る。 Illetschko はい う。「 経 営 概 念の物的 な諸 概念 内 容の合理 的理 解 は ,要 素 の計 算 性Rechenhaftigkeit を前 提とす る のであ

2)

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て, こ の諸価 格現象 はそ のつ どの 財産Bestande の価 格 として 捉え られ, 時 点 関連 的把 握zeitpunktbezogener Erfassung  と期 間関 連 的 把 握zeit-   

3)raumbezogenen Erfassung に よって区 別 され るの で あ る。 例え ば, 前者 の 時 点 関 連的 把 握に おい て財産 の計 算性は 経営 の物 的 財 産 部分 と して資産及 び 資 本を 生 じ させ る のに対 し,後 者 の期間 関連的 要 素 の 把 握か ら生 ず るものは 売 上 高 と称 さ れ る。 そ して, こ うした諸 価 格現 象 の現実 的 価 格体系 に基づ く 計 算 性 は,経 営 の物的 要素 の解 明を 意図 す る計 算論 とし て経営 経 済学の1 編 成 部分を な す のであ る。  つい で , 第2 の経営 概 念は,( 実 現可 能 な市場 給 付 の ため の資産 投入 の組 4) 織 され た制 度organisierte Institution であ る」 と規 定 さ れ る。 この規定 は。 「 組 織 され た制 度」 の部面を 特 質 とし,そ の基 本的 立場 は,経 営に おけ る人 間 の行 為Verhalten der Menschen を 「 意 識的 に 管理 可 能 な事 象」と の関

連 で 捉え よ うとす るのであ る。 そ こでは , 人 間 の 行 為 が経営 の 物 的 手 段sachliche Mittel 及 び命 令権Befehlsgewalt とい う視 点 か ら組 織を媒 介と して 特質づ け られ る。 第1 の視点 であ る 「物的 装 置Sachapparat は,人 間 の 行 為 に よ っ て 発 現 し た 実 行Verrichtungen 及 び 活 動Tatigkeiten を 一 ニ  5) 定 の 形 態 で 管 理 す る の で あ る 」。こ う し た 物 的 機 構 の 枠 内 で 確 定 さ れ た 人 間 の 行 為 は , 行 為 と そ れ の 物 的 機 構 に 対 す る 従 属Abhangigkeit か ら 生 ず る 物 的 事 象 ( 例 え ば , 購 買 , 販 売 及 び 資 金 調 達 等 卜 と 理 解 さ れ る 。 そ し て , こ う し た 物 的 装 置 を 組 織 手 段Organisationsmittel と 称 す る の で あ る 。 次 い で , 第2 の 視 点 で あ る 命 令 権 か ら 生 ず る 刺 激 に 基 づ く 人 間 の 行 為 は ,「 個 人 か ら 職 。 6 」 位Stelle の 概 念 を 抽 象 す る 」 こ と に よ っ て 特 質 づ け ら れ る の で あ る 。 こ の 職 位 は , 段 階 及 び 地 位 と し て の 命 令 権 の 階 位Rangordnung と 領 域 及 び 管 轄 権 と し て の 命 令 権 の 範 囲 に 付 着 す る と 理 解 さ れ る 。 従 っ て , 人 間 の 行 為 は 命 令 権 の 枠 内 に お け る 職 位 形 成 及 び 職 位 配 置 に 基 づ く 組 織 構 造Organisa-tionsstruktur の う ち に 位 置 づ げ ら れ る こ と と な る 。  し か し , 経 営 に お け る 人 間 の 行 為 は , 組 織 手 段 及 び 組 織 構 造 に よ っ て の み 影 響 さ れ る 訳 で は な い 。 そ こ に は さ ら に , 経 営 に お け る 人 間Menschen imBetrieb 及 び 合 法 的 組 織rechtlichen Organisation の 行 為 に 対 す る 影 響 匹 7)       j 考 慮 さ れ ね ば な ら な い とIlletschko は 説 く 。 そ の1 つ で あ る 経 営 に お け る 人 開 り 課 題 は , 職 位 及 び 行 為 に お け る 人 間 と い う 視 点 か ら 素 質natiirlichen

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・      Illetschkoの企業理論 101Anlagen 及 び 社 会 学 的 条 件soziologischen Bedingtheiten に よ っ て 発 現 す る人 間 行 為 の 要 素 分 析 を 意 味 す る の で あ る。 い ま1 つ の 合 法 的 組 織 の 課 題 紅, 経 営 領 域 で の 意 識 的 管 理 が 合 法 的 或 い は 非 合 法 的 に 実 行 さ れ てい るか ど うか と い う法 的 に 条 件 づ げ ら れ た 人 間 行 為 の 局 面 を 考 察 す る の で あ る 。 し か し, こ れ ら 素 質 及 び 社 会 学 的 条 件 と 合 法 的 組 織 の条 件 に よ っ て 特 質 づ け ら れ た 人 間 行 為 は , 経 営 手 段 及 び 組 織 構 造 に 関 係づ け ら れ た 場 合 に の み , 経 営 的 意 義を 見 出 す こ と が で ぎ る で あ ろ う。 そ し て, IUetschko に お い て ,「 組 織 構 造 及 び 組 織 手 段 の 主 要 概 念を もつ 経 営 組 織 に 関 す る 理 論 は 内 生 的 要 因endogen Faktoren に 関 す る理 論 で あ り , 法 的 組 織 に 関 す る 理 論 及 び 経 営 に おけ る人 間 に 関 す る理 論 は 外 生 的 要 因exogenen Faktoren に 関 す る理 論 8) 七 あ る 土 と さ れ る 。 従 っ て , 経 営 経 済 的 組 織 論 は , 経 営 経 済 学 の1 学 的 編 成 部 分 と し て , こ う し た 内 生 的 及 び 外 生 的 要 因 に 基 づ く人 間 の 行 為 を も っ て 特 質 づけ ら れ る で あ ろ う。        : 第3 の 経 営 概 念 は, ( 実 現 可 能 な 市 場 給 付 に 対 す る 冒 険 的 な 資 産 投 入 ト       :   9) wagenden Vermogenseinsatzes の組 織 された 制度であ る」 と規定 され る。 こ の概 念規定 の 特質 は, 経 営 の環 境Umwelt に 着 目し てな され てい るところ に 求め られ るであ ろ う。 しか 乱Illetschko におい て環 境 は, 関 係Relation (Beziehungen )と して 捉え ら れ る。 そ して,「そ の他 の経営 ,家 計 及び 経 済制 度 から構成 され る 非経 営Nichtbetriebes の世 界に対 す る経 営 の関 係 は,交 易Verkehr と称 さ れ る のであ る」。し かし, Illetschko に よれば, ご うした経 営 の諸関係 は, 個 別経 済学 的 に みれ ば 市場現象Erscheinung des Marktes

として理解 さ れる こ とに な る。 すな わ ち, ( 資産 投入 か ら発 現す る時 は調 達 11) 市 場とし て,及 び 売上 か ら 発現 す る時 は 販売市 場 として」 確定 さ れ る。そ し て ,交 易論 の課題 は, こ うし た経営 の諸関 係か ら生 ず る リ ス クRisko の解 明に見 出さ れ る のであ る。 Illetschko はい う。( あ ら ゆ る経営 及 び 給付は 。 。12) 経 済的 意味で不 成 功 の リ ス クを 内在 し てい る」 と,要 す るに, Illetschko の い う交易論 は, 経 営 の諸 市場 現象 に おけ る不 成 功 のリ ス クに 関す る理論 とし て 位置づげ ら れる ので あ る。  ところで, IUetschko に よれば , こ うし た経営経 済学 の学 的 編 成部 分は,T  ̄調整及び 従属 しない 。い わば, そ れ らは経 営経 済学 の知 識Wissensschatzes の 全体におけ る発 端Eingangstore であ り, 時 の経 過及 び 研究 者 め僣│生に

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13 )

応 じ て 特 別 な 重 要 さ を 持 つ の で あ る 」 と 説 か れ る 。 そ こ で は , 単 に , 経 営 経 済 学 研 究 の 発 端 と し て の 学 的 編 成 部 分 が 経 営 概 念 の 部 分 的 深 化 か ら 発 現 す る の で あ り , そ れ ら を 相 互 に 関 連 づ け よ う と す る 配 慮 が 見 い 出 さ れ な い と い え る で あ ろ う 。   ニ        し

1 ) Illetschko, L. L., ‘Betriebswirtschaftliche Grundfragen" ,Wien ,1953 . S. 58.2

); 3 )Illetschko, L. L., a. a. O., S. 53.4

)Illetschko, L. L. , a. a. 0 ・, s. 62.    ト  +5 )Illetschko, L. L., a トa. o., s 。60.      \……  

な お , そ こ で は 「 … …“ 経 営 組 織 ” に 関 す るレ理 論 と し て 経 営 経 済 的 組 織 論 を 理 解 す る こ と , そ し て ア ン グ ロ サ ク ソ ン の 文 献 が い わ ゆ る “ マ ネ ジ メy ト に お い て 行 な う よ う な 技 術 的 及 び 経 済 的 手 続 を 混 合 す る こ と は 非 常 な 邪 悪 … …,・・」 (II- letschko, L. L., a. a. o. , s. 60 ) で あ る こ と が 説 か れ る 。6 )Illetschko, L. L ・, a. a. O. ,S. 61.7 )Illetschko , L. L. , a. a. o. ,ss. 61 −62 レ \ ・。・・   ・8。 )Illetschko, L. L., a. a. O., S. 62 。       ’ 9 ) Illetschko, L. L. ,a. a. O., S. 65.  … … … ……・        \10万

), 11 )Illetschko, L. L. , a. a. O ・? s. 63.  ゛  +12 )Illetschko に お い て ,「 リ ス ク 論Risikolehre しは , 客 体 化 さ れ た ( 制 度 的 ) 損 害 可 能 性 を 求 め るT … 土(Illetschko, L. L ・, a トa. o. , s. 64 ) も の と し て 理 解 さ れ , 資 本V ス ク , 調 達 リ ス ク , 組 織 リ ス ク , 標 準 リ ス ク , 売 上 リ ス ク , 財 務 リ ス ク , 流 動 性 リ ス ク 等 が 挙 げ ら れ て い る ノ13 )Illetschko, ,L. L. , a. a. O., S. 66.       − −

ii) 企業理論の編成        レ

ー 経営処理,経営資料及び経営計画

IUetschko 企業理論は,自由な人 格freie Personlichkeit を持う 人間り

制度化及び経済化に よって特質づけ ら れ るT経 済 的づ企 業wirtschaftlich むUnternehmen を認識対象として理解す るも口 である。 この経済的 企業の発 現 基点であ る人間は,「自由な人格であ るとしても,自然界の因果関係陽おけ るその生命力Leiblichkeit に よって拘束される○\そして, その諸活動及び 諸行為は ,素質及び育成から形成される道徳的意識sittliches Gewissen に よ づてその制限が見出されるのであ言」。従 ってに人間はただ一人でなく,そ

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IUetschkoの企業理論 103 の同胞 の範 囲に おけ る協働Kooperation に よっ て生活 を営 む のであ る。そ して, こ うした 丁協 働に よっ て多 くの個人的 事 実が 変化 し, 客 体化 される。 例 えば , 個人 か ら離 れ,そ し て個人を 越え て確 証 可能 な ,記 述可 能 な現象 の 2) うちへ 導 か れ る」 と説 かれ る。 換 言す れば , 協 働 とは , 個 人 の主 体的な 目 標表象を グル ープに おけ る一般的(客体的)目 標へ 導 くこ とに ほ かな らない 。 さ らに , こ う した「 協働に よる主 体, 個人 の一 般化 及 び 客体化 の過 程は,活 動 を意識 的に 喚 起す る こ と, 及びそ の経 過 の うちに 固定 化す るこ とを 企て る , 3) 政治的階層oligarchische Hierarchic に従って変化 させられるのであ る」.そして,(企業におけ る意志刺激Willensimpulse の具体化は,指揮職.. ‥  − _  ‥     ‥         4 ) 位 で頂点 に 達 す る職 位形成 の階層 範 囲七与え られ る のであ る」。従 っ て,人 間 , の客体化 さ れた 行為 は, 階層的 職位形 成に 基づ く意 志刺 激 の具 体化を もっ て 特定化 さ れ るこ とに なる。 こ うした意 志 刺激 の具 体化 の うちに 主 体的 な人 間 の行為を 特 定化 す ることが, Illetschko のい う制 度化 で あ る。       十 ところ で,ニ企 業 理論 の認 識対 象 であ る経 済的 企業 は , 制度化 された 企業 か1 ら 派生Derivation とい う メル クマフ ルを もっ て発 現 す る6 そ こ では,「 制 度化さ れた 企業 の要素 は,社 会的に 認知 さ れ,そ して合 法的 に 確定 さ れた転 万 。。       5) 移Ubertragungen を 通 じ て 経 済 化 が 現 わ れ る 時 に 変 化 す る の で あ る 」 と 説 か れ る 。 よ り 具 体 的 に は , そ れ は , 人 間 の 独 自 な 力originaren Krafte を 貨 幣Geld の 利 用 に 基 づ く 給 付 及 び 報 酬 に お い て 転 移 す る こ と で あ る 。 「 そ れ と 共 に , 経 済 的 企 業 に は , 合 理 性 の 特 性 , す な わ ち 貨 幣 単 位 で 計 量 化 可 能 6 )        ・, な , ま さ に 計 算 性Rechenhaftigkeit が 適 応 す る 」 こ と に な る 。  こ こ に , \ 経済的企業は5 制度化された企業の計算的− ,合理的に理解可能な派生に よ , つて特質づけられるのであ る。こうした経済的企業り 特 質 か らIlletschko 企業理論は,そ の基本的視点として制度化及び経済化を 掲げ ている点におい て,その立論基 盤であ る経営経済学と同一の立場に立つ ものと理解できるで あろ ‰  さて, Ilietschkoは, こうした経済的企業を 本 質 的 要 素konstitutivenElemente

と付随的要素konkomitanten (begleitenden)Elemente に大別

7)

す る。先ず,本質的要素は,a ) 処理の担当者Tragen den Disposition

( 処 理 を 行 な う 寡 頭 政 治 的 階 層 ) 及 び b ) 物 的 装 置 を 持 つ 過 程ProzeB mit i      

.       −      ●   ●・●・’ふこ・-.L..jSachapparatur’. ( 一 連 分 実 施 か ら 成 る 過 程 の た め の 準 備 と し て の 物 的 装 置 ) と い う

(11)

彝 伝 い 心 細 売 価 か 治 麟 心 心 抑 羊 米 本 い い 何 ご 売 価 尼 僧 頴 右 端i 惑 溺 ぷ 躍 に 尼 馴 今 か 瑞 句 胆 噂 仲 右 端 々 言 抑 胆 倖 妬 心 ] 狐 こ や 沈 祠 .︷ 蕪 姉 尼 定 七 ㎡ ︵ 扉 席G 母 々G 騨 唄9   留 ︶ ㈱ 郷 足 首J    ︵ ㈹ 鼠 釧 留 ︶ 9 にy 咽 屈 指 啓 座  足 痛 州 個 個 胴 瞰T    柵 姉 足 以 外 .V 3lH0aHl -SNawH3NHaiNn   ⋮ ⋮  向 田 報 嘲 .コ 恥 縦g 萌 球e1   総 e 'Z96T  "IPV   ^Vp^Z  '< 。auoan ;suauiq9uj[9 ;un 。  "l  'l  'O5[uos ;3ni      i ^ffi'm 型 t 旨 叫 宕 隣 妊e 軽 佃g 拠 吻 T 図 屈 席C 絃 回 → にトL 北 々 々 こ 邸 羊 胞 咽G 訟 匈 乖 聡 曾 巨 べ 海 胆G 翻 畿 挫 聳 胆 心 記 妁 座 石 い い ﹃ ど 綜 細 心 心 郡 司 刈 紡 い い 原 り一 匯 冦 居 弑 昌 昭 壱 邱 窓 庶 と ︰ べ 俐1 姻 が ︰ べ ≒ 郡 恪 諭 い に い 当 ︲ 妄 細 豪 宕 撒 ≒ 9 にy 西 部 佃 ︵ 抑 叩 卸 邸 ︶ 酒4   耀 苛 訟C 弟 回 廊C か 卜1 ふ ご 低 回 ポ 辺 擲 刊 個 個 畷 働 粧 右 辺 慰 留 佃 為G 駈 皿 ︰ べ 心 吻 但 べ 潟 印 佃 但C 典 良 心 郷 杓 座 回 り に い ﹃ 口一 席 怠1G 弟 囮 廊C ヤC ご 高 齢 卑 諒 恰 剛1 刺 皿 心 母 寂 々 心 術 = 勁 翫L 矩 9 々 り一 飛 心 百 石 碑 に 々 こ 邱 ぐ 心 赳 回C 恰mm    報 白 口一 肖 賀 俗 心 べ ど 日 倣 引 屁 惚 呻 →LL ト 鰹 低 曾 赳一 ヽ 聊 日 低 紳 こ 低 利 心 記 吻 座 羅 い り ら ロ    玲1   槃 昌 昭 − 垢 佃 々 禎 渥 心 母 収 ぐ 石 雌 累 昌 則 端 廊 心 々 り 一 石 ぐF 飛 訟 蝋 か 瑞him  ぐ 石 瓢 畷 昌 が 尽 班 ト ー 食 娠 べ 率 り 心 咄 襄 石 り い ﹃ 口 一 双 有 赳C 欧 洲 9 刄 叙 ブ 守 り 皆 皆5 が 壮 荊 ヅ や リ ブ や ぐ 回 聡 片 々 超 弓 謳 辿 お 剛 弓 削 皿 ブ や 石 血 弓 爾 刈 到 皐 か 佃 こioiivnaiM ︵ ︰︻Z ︷   べ  聊 NOixvaaj 〇 〇 :k  駆 ONHHaiS コVNOiin ヒISNI      ^ > 側 扁 ZCixvAiHaa   ^   宸 磐

(12)

lUetschko の企業理論  1052 種類 の要 素か ら構成 され る。つ い で ,付 随的 要 素ぱレa ) 環境(経済‐ 及 び社会法によって具体化された秩序構造をもつ市場)及 び ,b ) 計 算 性(客体化 及び客体化可能な合理的行為に基づく営業政策を貨幣的に志 向する) とい う2 種 類 の 要素 か ら構 成 され るのであ る。 これ ら経 済的 企業 の 本質 的 及び 附随的 要素 の誘導はIlletschko に よれ ば, 前 ぺ ¬ジ の ように 図示 さ れ る。 しかし,Illetschko 企業 理論 の学的 編成 は, これら の 諸要 素か ら直 ちに 示 さ れ る訳 で はない。 そ こで は,経 済的 企業を 「物 及 び物 質的 存 在物 の総 体 とし て,しか し また労働 給 付 の組 織とし てでな く,む しろ 合 理的 に 結 合 した 諸活動(T) “ 領 域 7)Feld ” と して 見 ること」に よって, 3種 類 の学的 編 成 部分 が 措定 され るので あ る。 す な わち ,経 済的 企業 の本質的 及 び附 随 的要 素 を「1. 寡頭政治的 階 層 の職位 に 基づ く刺激の実現 ,2. こ れら の 刺激に よ る合 理的 行動 を 基とす 8」 る重要 な資 料 ,3. 存続 及び 維持を 目指す 努 力」 とい う3 種 類 の活動 領域に 整 理 し,そ れ に 相応し て発現 す る a で) 経営 処理, b) 経 営 資料 及び c ) 経 営計 画 がこ れであ る。 こ の場 合に 注 意す べ きは ,経 営経 済学 の学的 編成が 経営 概 念の個 別的 な部面 深化 に よっ て発現 した のに対 し, 企業 理論 の学的編 成 が合理 的に 結 合 した 諸活 動 の領域 か ら措定 され てい るこ とであ る。 け だし, 経営経 済学に おけ る調整及 び従 属 しない 学的 編成 が, 経営 処 置に おけ る意志 刺激の 具体化 を 基点 とす る企業 理論 の合 理的 に 特質づ け ら れた有 意 味な一つ の結合 力あ る学 的 編成体 へ と展 開 してい る ことを 知 る こと がで きるであ ろう。 さて ,第1 の階層的 管 理職位に 基 づ く意 志 刺激 の具 体化 を 意図す る経営 処 理にお い て, 手 続視点Verfahrensgesichtspunkten に よる職 位研 究の もつ 意味は 重要 であ る。 こ れに よって ,経営 経 済 学 の1 部 分 理論を な す組 織論で 提示 され た命 令 権限に 基づ く職 位概 念及 び職 位形 成 が 深化を とげ る。 IUetsc-hko はい う。「手 続実 施に 関す るす べ てに は, 用語的 に命 令 が相当 す るであ ろ う。 しか し, 手続は 意思 決定に よっ て発 起 され ,変 更 さ れ或い は中 止され るので あ乱 と。そ こで は,職 位 概 念友 び 職位形 成を2 種類 め質的 に 異な る 部面に 大 別 し てい る点が 看過 され ては な らない 。つ ま り,組 織構 造及 び手 段 に おい て手 続を 現実 化す る部面 と時 間 的に みて前 段階 に 位 置す る手続を 決定 ない しは計 画 し,そ れを時 間 の経 過 と ともに 変化 させ るす なわ ち, 内的y 及び外 的 諸条 件に 適応 させ る部面 であ る。 そ し て,Illetschko は,職 位と経 営一 及 び 組織 手段を もっ そ れの物的 装置 が命令 権限 の 秩序化 だけ でな く,意

(13)

思決定 の必要性Notwendigkeit von Entscheidung 及び情報経路に提示 さ

れた資料環状Datenkranze erbringenden Informationswege に よって規

10)

定されると説くのであ る。 さらに,環境影響に対する一連の適応反 応の選択

とい う視点から理解される意思決定は,作業的 種類の意思決定Entscheidu-ngen operativer Art  と階層的種類の意思決定Entscheidungen hierar-chischer Art

に二分される。 すなわち,「作業的種類の意思決定 は,これら

の意思決定に従って思考的 及び実施的種類の手続に より組み立 てられる及び プ=iグラムされる経営過程を 構造化する。階層的種類の意思決定は,作業 的 種類の意思決定に知的及び意志的規定を与える職位一及び核形成を構造化す

化 させ る作業 的及 び 階層 的 刺 激が形 成 され るこ とに な る 。そ し て, 最 高指導 の

職 位に 付 く 「職 位接 合 の “ 核Kerne ” と しての管 理 グル ープLenkungs =gruppen は ,そ れ の刺 激調 整 の活動 に 際し,単に 感知 し 及び 認 識す る のでな 12) く,精神的 に 加工 し及 び 目標に 基づ い て 執行で き なけ れば なら ない 」とされ る。 こ こに ,統 制 グル ープは, 意 志 刺激 の形成 及び それ の調 整を も って特 質づけ ら れる ことに なる。 そ し て, こ うした 職位接 合を 支え る実 体 は ,「 情報 の流 れInformationsflusses の表 象 で明 確に さ れ る職 位 の 恒常的 伝 達standige      13)Kommunikation ……」 に 求 めら れ る。 こ の恒常的 伝達 体系 に よって , 管理 経 過は,「 ……職 位にお け る思 考型Denkschablonen の秩 序化 及 び これら の 職 位のた めに 要求 さ れ る資料 環状 の安定化 とを もつ 職 位 の関 連 機構 の中 で。 14) 経 営諸 活動 の啓 発に 関し て 管轄 す る」 こ とに な るのであ る。  要す るに ,経営 処理に 関す るIlletschko の研 究は, 経済的 企 業 の組 織構 造及 び一 手段を 環 境 影響に 対 す る適 応反応 及 びそれ の実 行活 動 とい う視点 か ら 再構成 す るも のに ほか な らない 。 こ うした 経営処 理 は, 統制 グル ープ の意 思 決定 に よる意志 刺 激 の具体 化及 び 情報 の流 れに 基づ く伝 達体 系に よる職位 接合を もって捉 え ら れる のであ り,経 済的 企業 の環 境 適応に 関 す る理 論 とし て企業 理論を 特 質づけ る もの と理解 で き るであろ う。  次い で ,第2 の経営 資料 は,計 量 化Quantifizierung の観点 か ら経 済的企 業 の物 的 複合 体Sachkomplex に関 係 し,職 位接 合 の基 礎を な す伝 達 体 系 の情報 材料informationsmaterial に 重要 な意 味を もつ も のであ る。「 …… 計量的 資 料 は まさに実 体的 源泉 す なわ ち実施 の 担い 手及 び用 具, 或い は実施

(14)

Illetschkoの企業理論  107  15) 成果 のい ず れかに より解 明 され ねば な らない 」。そ こでは ,経 営資 料が実 施 のヽ 計 算的 把 握に よっ て可能 な らし め られ るこ とが 強調 さ れ る。す な わち ,経 済 的 企業 に おい て計 算制度Rechnungsweisen か ら生 み 出 され る「収 得金,俣1 別 収益 ,費 用, 在庫変 動に より ,及 び負 担者 費 用,部 門 費用 , プ1==・グラ ム費 用(それは得ようと努める或いは望む価格と対照される)のそ れら の変動 に おい て,。 計 量的 資料 におけ る適切 で十 分な 材料 が 明ら かに さ れ る。 そ れは ,経 営処 理 の 職 位 構 成 に お い て , 各 職 位 に つ い て 職 位 の 領 域 及 び 段 階 に 応 じ て 全 体 一 資 16) 料材料から多少限定された一部面を 提供する資料環状を与えるのであ る」。し かし,経済的企業 の職位接合におい ては,部分的な資料材料だけ でなく,全 体的資料材料の濃縮Verdichtung 及び集積Konzentration が要求される ことにな る。そして,IUetschko は,この整合された資料材料を“ 指揮計数Leitzahlen" と称し,生産性Produktivitat, 経済性Wirtschaftlichkeit 及 17) び収益性Rentabilitat を 挙げるのであ る。ここに, 経営資料の材料内容を 提供する経営的計算制度が,同時に1 つ の指揮用具として位置づけ られるこ とを知る。従って, 経営的計算制度は,「……先ず合法的に基礎づけ られた 記録的性格Dokumentcharakter 及び他方では営業処理のための不可 欠 な 18 用具的性格Instrumentalcharakter を有するのである」。 要 す る に,111-etschko の経営資料において特徴的であ るものは,職位におけ る思考型の秩 序化及び資料環状 の安定化が計算的に,従って経営的計算制度に結びつけら れてい ることであろう。ここに,経営資料は,経営経済学 の学的編成部分Tぐ あ る計算論を実施の計量的把握と関係づけ ることに より,組織論の経営一及 び組織手段(物的装置)に整合するものにほかならない といえるであろ う。  さらに,経営資料に次い でその発現 を みる第3 の経営計画は,経済的企業 の附随的要素の解明を意図するものであ る。 Illetschko に よれば,(経済的 企業におけ るすべての意思決定 牒常に好機会に よって表現され,そしてリス 19) クによって脅かされる領域の中で進行す るものであ る上従って,こうしたリ スクの自覚RisikobewuBtsein は,客体化された人間行為に基づく経済的企 業 の合理性に重要な意味を もつことになる。そして,経済的原則に従 う諸要 素及び諸活動 の結合過程を基とす る「客体化された合理性の枠内での意思決 定は,ご過程それ自身に よる知覚だけでなく,むしろ環境及び類似,比較可能 20) な過程によるそのような知覚を必要とする……」 のであ る。こうした環境及

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び 比 較可 能な 過程 と の関 連におい て経済的 企業 の リ スタを 自 覚す るこ と のう ち に経 営 計画 の発 現が 求め られ る とされ る。 Illetschko はい う。「 ……計 画 とは, 経営 資料に おい て表 現さ れた 想像的 状 況成果imaginare Situations-folge が時 間的 視 界 の中で 理解 され, そ の結 果状 況 が企 業 のそ のつ ど認 識し 21) ユだ環 境 すな わち 市場を 透 視的 に生 み出し うる特 に 意 味す るも のであ る……」 と。 換言 すれ ば, 経 営計 画は , 仮説的 資 料hypothetischen Daten (計画資 ノ料) に 基づ く経 済的 企業 の将来 的状 況を表 現 するこ とに よっ てV ス クを 自覚 す る もので あ る とい え る。そ し て,「a 」 統 計学的方 法 を もつ 及 び社 会学的 ま た は 心理学 的 認 識を考 慮 す る市場 探索及 び 市場調 査Markterkundung undMarktforschung, b) 指 標Kennzahlen の獲 得 のた め の経 験的 に 確定 さ 22) れ た 方 法 と し て の 経 営 比 較Betriebsvergleich 」 と い う 計 画 技 法 に よ っ て , 経営計画は,経済的企業 の内的,外的諸事実を十分に 顧慮し,モの形成を み ることになる。 さらに留意すべきは,Illetschkoにおい て経営計画が経済的 企業システムのサブシステムとして理解されることであ る。すなわち,経営 計 画は, (一方において,a) 職分担当者のフィードバ ック的に作用す る意思 決定に よる計画資料の恒常的改良の方法で……及び b) 職位構成 の中での 23) 口述的及び文書的伝達の方法で……」なされるシステムと環境の交換によっ て も特質づけ るのであ る。 このように,経営計画は,経 済的企業におけるリ スクの自覚をその課題 としている点で経営経済学 の交易論に相応するが,環 境 への適応的給付adaptive Leistung を生 み出し, 経済的企業シス尹ムの サブシステムとして経営処理及び経営資料 との関連を 七つ ところに特質を見 出すことができるであろ う。  さて, Illetschko の企業理論 と経営経済学の学的編成には,すでに触れた ように次のような対応関係を認めることができるであろ う ( 経 営経 済 学)

計 算 論

組 織 論

交 易 論

(企業 理論) 経営処 理 経営 資料 経営計画 しかし,経営経済学 の学的編成においては,個々の編成 部分を相互に関連づ け る配慮が見い出されないのに対 し,企業理論 の学的編成は√諸活動の合理 的 結合とい う視点から有意味な一体として発現している。 しか 乱 この一体

(16)

Illetschkoの企業理論  109 化 した学 的 編成 は,命 令に 基づ く秩序 化を 志 向す る経営 経 済学 の1 編成 部分 と して の組 織論に対 して環 境 影 響へ の一 連 の適 応反 応 の 選択 とい う意 思決定 の視 点,か ら再検 討を 加え た経 営処 理を 打ち出 す ことに よって 可能 とさ れてい る のであ る。 こ のこ とは, 経営 的 計算 制度 が経 営処 理に おけ る意志 刺激 の具 体化及 び 調整を 支え る伝 達体 系 の資 料 環状に 資 料材料を 提供 す る用具的 性 格 に おい て位 置づけ られ ,環 境 へ の適 応的 給付 を もつ 経 営 計 画が経 済的 企業 シ ス テ ムの サブシ ステ ムとし て意思 決定 及び 経営 資料 に関 係づ け ら れてい ると ころか ら も窺い知 るこ とが でき るで かろ う。 そ して, Illetschko に よ る経 営 経 済学 から企 業理 論 への変 容 は, こ うした 学的 編成 の一 体化 を 基 とす る経済 的 企業 の環 境適 応に関 す る理 論 の構 築 にそ れ の特質 が求 めら れ るであ ろ う。

])Illetschko, L. L., “Unternehmenstheorie ―Elemente rationaler Betriebs- lenkung," 2. Aufl., Springer・Verlage/Wien, 1967, S. 1.2

) Illetschko. L. L., a. a. 0・, s. 2.3 ) Illetschko, L. L.,・a. a. O., S. 3.4 ) Illetschko, L. L., a. a. 0・, S. 4・5 ) Illetschko,L. L. ,a. a. O. ,S. 10.6 ) Illetschko, L. L. ,a. a. O. ,S. 11.7 )Illetschko, L. L., a. a. o., ss. 13−14.8 )IUetschko, L. L., a. a. O., S. 28.   

こうした企業 理論の学的 編成に関しては,Illetschko, L. L・ ; “Zur Kyber- netischen Betrachtungswei se in der Betriebswirtschaftslehre,”in ; “Beitrage zur Lehre von der

Unternehmung,'' Herausgegeben von Otto Angehren  und Hans Paul Kiinzi , C. E. Poeschl Verlage , Stuttgart, 1968, SS. 51−61  を 参照されたい 。9

)Illetschko, L. L. ,a. a.O., S. 84.10 )IUetschko, L. L. , a. a. o., s. 94.11 )IUetschko, L. L ‥a. a. O., S. 95・12 )Illetschko, L. L.,a. a. O., S. 66.13 )Illetschko ,L. L. ,a. a. O. ,S. 67.14 )Illetschko, L. L. , a. a. o. , S. 72.15 ) Illetschko,L. L., a. a. O., S. 95.   

な おIlletschko のい う実 施の担い 手とは , 主要な原 材料的 性質vorwiegend ・し stofflicher Natur, 非物質的事物i 皿materielle Gegenstande (例えば,情報等)

(17)

及 び 財 務 的 手 段finanzielle Mittel で あ り , 実 施 の 用 具 と は , 個 々 の 手 続 に 関 す る 物 的 装 置 を 形 成 す る も の ( 例 え ば , 道 具 , 機 械 等 ) で あ る 。 前 者 は , 準 備

Vorrate , そ し て 後 者 は 施 設Anlagen と 称 さ れ る(Illetschko ,L. L., a. a. 0 ・,

s. 96 を 参 照 さ れ た い )。16

)Illetschko, L. L ・, a. a. O.,S. 164.17

)Illetschko, L. L ・, a. a. O., S. 165 ff.      \   

生 産 性 , 経 済 性, 収 益 性 の 詳 細 な 内 容 に つ い て は, Illetschko, L. L., “Betriebs-  wirtschaftliche Grundf

r agen ", Wien, 1953, ss. 2 −14 を 参 照 さ れ た い 。18 ) Illetschko, L. L., a. a. O., S. 132.    経 営 的 計 算 制 度 に お け る こ う し た 性 格 区 分 に 基 づ い て ,lUetschko, は , 資 料 環 状 を 記 録 的 資 料, 用 具 的 資 料 及 び 計 画 資 料 の3 種 類 に 大 別 し て い る(Illetschko , L. L., a. a. 0・, s. 230. )。19 )Illetschko , L. L・, a, a. O., S. 180.20 )Iiletschko, L. L.. a. a. O.,S. 190. 21 )22 )23 ) Illetschko, L. L., a. a. O. ,S. 204.Illetschko, L. L., a. a. O., S. 192,Illetschko, L. L. ,a. a. O., S. 233. IV  企業 理 論 の編成 と マネジ メン ト論 Illetschko r企業 理論」 の学的 編成 は, そ の立 論 基 盤を なす 経営経 済学 の 学 的 編成に 対 応 し,経 営処 理を 前面 に 打ち出 す ことに より展 開 さ れた。 し か し, そ れが発 現す る契 機 とな った のは, マ ネジ メン ト問 題に 対 す る経 営経 済 学 の位 置付け とい う課題を とおし てであ る。 こ の こ とは ,Illetschko が1955 年 に公 刊した 著書 『 マネジ メン トと経営経 済学 』が企業 理論 の生 成 過程にお け る経 過点 であ るこ とか ら も明ら かであ ろ うレ 従 っ て, Illetschko r企業 理 論 」 の特質 は ,マ ネジ メソト論 に対 す る経営経 済学 の関 連 性 とい う視点から も理解 さ れねば な らない こと とな る。 Illetschko はい う。 マ ネジ メン ト とは,「 …… と りわけ 指 揮問 題及 び指揮 機 能Leitungsfragen und Leitungsfunktionen に 専 念す る ;それを大 陸

1) 的 理論kontinentalen Lehre の 用語 で表現 す るた めに 経営 処理 ……」 を 用

い ると。 こ こに , マ ネジ メン ト論 が経 営処理 を 媒介 とし て企業 理論 に関 係づ け ら れ てい るこ とを 知 ること がで き るであ ろ う。 

(18)

Illetschkoの企業理論  Ill 基 づ く ものであ るが , 同一 の 目標すな わち生 活事 象 の合 理 的再 構 成を研 究す2 ) 」 とい う立 場を 示 す のがIlletschko であ る。両 者 の 相 違は ,経 営に おけ る 諸要 素 の結合活 動kombinativen Akte に関 して指 摘 さ れ る。 す なわ ち, 「マネジ メン トと経営 経 済学に おけ る 相違は ,付 加的 また は 結 合的 計算性 で あ る;一方 は計 算 結果 を見 出 すた めに計 算 し,他 方 は新 たに 可 能な 結合要 素 3) を 見出すた め に計 算す る二 そ して , マネジ メン トにおい て は, 結 合力 及び結 合 の思考 活動 が中 心的 課 題を なす の であ り,計算 結果 を 見 出 すた め の計算は , そ のた め の用具 と し て理 解 され るのであ る。す なわ ち , マ ネジ メン ト論に お い て,「……計 算 制 度は 台架を 与 え るのでな く, む し ろ コ ン トpt − ル の目的 に 役立つ 及 び資料 , こ=・ソ トpr ル計数 に関 す る探求を 認 め る限 り全 く奉仕 的 4) 精 神であ る」。こ うして,経 営経 済学 の学 的 編成部を な す 計算 論 は , マネジ メ ント論 のコン ト=・−ル 及び 資料 に関 す る用具 として位 置づ け られ る ことに な る。  ところで ,Illetschko に よれば ,「異な る人 々 の努力 を 統 合 す るこ と,統 一 的な 目標を もつ チ ー ム形 成を実 現 す るこ と,そ れは マ ネジ メン トであ り, そ して要 素 とし て計 画, コン トpi ール,調 整及 び動 機づ け を 包 含す るこ とを 明 らかに す る。計 画 と コン トロ ールは物的 性質 の もの であ り, 熟練 が与え る 要 件であ る。 調 整 と動 機づけ は 道徳 的性質 のも のであ り,刺 激 すな わち 意志 5) 及 び人 格を 研究 す るの であ る」 と説 かれ るのであ る。 そ こで , こ こでは ,こ うした マ ネジ メン トの要 素分 析を 経営経 済学 か ら企業 理 論へ の学的 編成 の変 容 に関係づけ て 検討す る。  先ず ,計 画に関 しては ,そ れ が「 ……将来 の経 済活 動 の表 象Vorstellung        ○ 及 びそ の表 象 の実 現」 を 内 容とす るところに 留 意す る 必要 があ る。 す なわち , マ ネジ メン トの要 素 とし ての計 画は ,仮 説的資 料に 基 づい て経 済的企 業 の将 来 の状 況を表 現 す る企業 理 論 の経営 計 画に 相応す る も のであ ると理 解す るこ とが でき る。 そ し て, こ こに 経営 経 済学 の交 易論が マネ ジ メ ン トの要 素であ る計 画を 媒 介 とし て企業 理 論 の経営 計 画へ醇化 さ れ てい るこ とを 知 ることが で きるであろ う。 そ して, コン ト=・―ルは, こ うした 計 画に よっ て具 現化 さ ・7) れ た表象 の「 …… 実現 の 相違Abweichungen 及び 障害Storungen の追跡」 を その 内容 とす る のであ る。 しか 乱 経営 経済学 の計 算 論 は ,マ ネジ メン ト に おい て コン トロ ―ル の目的 に 役立つ 用具 とし て位 置づけ ら れ る。 そ して,

(19)

この経営的計算制度を用具とするコントロールは,経済的企業におけ る実施 の担い手及び用具,或いは実施成果の解明を意図する経営資料として企業 理 論に組み入れられていると理解することができるであろ う。次いで,調整と 動機づけに関しては, Illetschkoがそれを組織論 との関連で理解してい ると こ ろ に 着 目 し た い . す な わ ち , 経 営 経 済 学 の 組 織 論 が 「 … …経 済的 構 成 体 , ‥ .  …二. . −   _.       」−      8) そ れ の構造Aufbau 及 びそ れに おけ る経 過Ablauf を 探 究す るこ ぶ」 を 意 図 す る の に 対 し , マ ネ ジ メ ン ト 論 は , ( … … 束り激 の 付 与 及 び そ れ の 管 理 と 効 9) 果を 研 究す る」 とい うのがこ れであ る。 そ し て, こ の意 味におい て,階層的 管 理 職 位に基 づ く意志 刺 激の具 体化を 内 容とす る企 業 理論 の経 営処 理が経営 経 済学 の組織 論を マ ネジ タソ トの 調整 と動機 づけ に 整合 す る ことに よって 発 現 してい る と理解 で きるであろ う。要 す るに ,計 算論 , 組 織論及 び交易論 か ら 編成 され る経 営経 済学 は, 結合 及び 統 合 の思考 活動 に よって特 質づけ ら れ るマ ネジ メン トの要 素分 析を 媒介 と して, 企業 理論 の合 理的 な結 合力あ る学 的 編成 体へ と展 開 してい る とい え る。 従っ て, マ ネジ メン ト論 は, 単に経 営 経 済学 の変 容に おけ る経 過点て な く,む しろ変 容点 と考 え るこ とがで きる。 しか し, Illetschko の企業 理論 は ,マ ネジ メン トの要素 分を 摂取 してい るが, そ の学的 編成 内 容が経 営経 済学 と対 応関 係を もっ てい る ところ が 看過され て は な らない。 こ こに, Illetschko が 自己 の学 的 編成を 保 持 し ながら ,マ ネジ メン ト論を 摂取 してい る ことを 知 るこ とがで き るであ ろ う。        (1980年7 月14日受理)

1 )Illetschko, L. L. ; "Management und Betriebswirtschaft," Wien ,1955, S.

1.

2 ) Ilietschko, L. L., a. a. O., Vorwort.3 )Illetschko, L. L., a. a. o., s. 5 ・    さ ら にIlletschko は , こ う し た 結 合 的 及 び 論 理 的 思 考 活 動 の 専 門 家 及 び 担 当 者 を 管 理 グ ル ー プ と 称 し ,「 指 揮 一 及 び 指 導 職 分 の た め の 単 な る 情 報 を 提 供 す る の で な く , む し ろ 剌 激 を 与 え る こ と と 理 解 す る 」(Illetschko ,L. L ・, a. a. O., s. 10 ) の で あ る 。4 ) Illetschko, L. L., a. a. O,, S. 3.5 ) Illetschko, L. L., a. a. O., S. 15.6

), (7 )Illetschko, L. L. ; ' 'Automation nnd Betriebswirtschaft," Wien, 1957,

(20)

Illetschko の 企 業 理 論 1138 )Illetschko, L. L., “Management und Betriebswirtschaft," Wien, 1955, S

。14.9

参照

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を軌道にのせることができた。最後の2年間 では,本学が他大学に比して遅々としていた

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共通点が多い 2 。そのようなことを考えあわせ ると、リードの因果論は結局、・ヒュームの因果

本論文での分析は、叙述関係の Subject であれば、 Predicate に対して分配される ことが可能というものである。そして o

いてもらう権利﹂に関するものである︒また︑多数意見は本件の争点を歪曲した︒というのは︑第一に︑多数意見は

けることには問題はないであろう︒

自然言語というのは、生得 な文法 があるということです。 生まれつき に、人 に わっている 力を って乳幼児が獲得できる言語だという え です。 語の それ自 も、 から