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メニエール病患者の瞳孔反応

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Academic year: 2021

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氏名〔生年月日〉 本 籍 学 位 の 種 類 学位授与の番号 学位授与の日付 学位授与の要件 学 位 論 文 題 目 論 文 審 査 委 員

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タ ケ ダ マ チ コ

竹 田 真 知 子 (

医学博士 乙第616 号 昭和58 年 7 月 8 日 学位規則第5 条第 2 項該当(博士の学位論文提出者〉 メ ニ エ ー ル 病 患 者 の 瞳 孔 反 応 ( 主 査 〉 教 授 石 井 哲 夫 ( 副 査 〉 教 授 内 田 幸 男 , 教 授 菊 地 銀 二

論 文 内 容 の 要 旨

1 0 9 研究目的 1)暗所安静時における瞳孔面積の左右差は,メニ メニエール病におけるめまい発作の病態生理におい エール病患者の3病期,とくに発作期においても認め て,白律神経機能の異常は深く関与していると考えら られなかった. れる.メニエール病の自律神経機能異常を証明するた )2 対光反応において,メニエール病患者で、は 3 病期 めに本研究を行なった.瞳孔の調節は自律神経だけに の健側眼,患側限ともに縮瞳相の抑制がみられた.散 支配され,また左右側が別々に反応するので,瞳孔は 撞相については,発作期患側眼では散瞳相が賦活され 本研究の指標に適している.これまでの研究は瞳孔の ており,間歌期では健側眼,患側眼とも抑制されてい 状態を径によって判定しているが,瞳孔の機能は面積 た. の調節にあることから,自律神経機能異常の検出には これらの結果より,メニエール病患者は間歌期は副 諸反応時における瞳孔面積による判定がより適切と考 交感神経賦活状態にあり,発作期には患側に副交感神 えた.本研究では瞳孔反応をその面積によって判定し, 経抑制状態がおこることが推察された. メニエール病の各病期における自律神経機能を解析し )3 5 %メコリーノレ点眼試験において,メユエール病 た. 間歌期では患側限のみ,準発作期と発作期では健側眼, 研究方法 患側眼ともに高い異常縮瞳出現率をみた.しかし,準 被験者には暗所安静時において瞳孔左右差の検査, 発作期と発作期において,患側の方が健側より異常の 2ルクス 1秒間の光刺激による対光反応検査と 5% メ 出現率が高く,また同一症例においては病期が進むに コリールによる点眼試験を行なった.瞳孔の大きさは, つれて異常が著しくなる例が多くみられた. この目的のために作製した赤外線用テレビカメラを用 まとめ いた撞孔面積測定装置によって求めた. メニエール病各病期における自律神経機能異常を瞳 症例は,厚生省特定疾患研究班による診断基準に準 孔反応によって検索した.対光反応検査によってメニ じたメニエール病確実例である.患者の状態をめまい エール病発作期の患側のみに副交感神経抑制がみら 発作中である発作期,めまいのない間歌期,発作期と れ,また検査に先行する副交感神経異常を検出してい 間歌期の中間ないし軽いめまい発作中である準発作期 ると思われるメコリーノレ点眼試験では,発作期の患側 の3つ の 病 期 に 分 類 し た . メ コ リ ー ル 点 眼 試 験 を 行 においてとくに異常が著しかった. なった症例は発作期51イ凡準発作期72 例,間歌期16例 これらの結果より,メニエール病患者においては患 である.対光反応検査を行なった症例は発作期 9 例, 側の副交感神経抑制が発作にとくに関与していること 準発作期31例,問題

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期72例であった. が推察された. 研究結果 7 4 7

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論 文 審 査 の 要 旨

メニエール病患者のめまい発作期と間歌期における瞳孔反応の検査により,自律神経機能異常を検 索した.撞孔反応はビデオカメラによる瞳孔面積の変化を指標とした.メニエーノレ病発作期の患側に は副交感神経抑制がみられたことなどから,めまい発作の発生機序に副交感神経抑制が関与している ことを推察した.計測技術が困難な検査方法を用いて,めまい発作中の患者を集めるという困難な条 件下での価値ある研究である. 主論文公表誌 メニエール病患者の瞳孔反応 日 本 耳 鼻 咽 候 科 学 会 会 報 第

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巻 第

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日発行) 副論文公表誌 1)血清アミラーゼ・アイソザイムからみた唾液腺 疾患. 耳鼻と臨床

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補(

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2 ) 上顎細網肉腫の1例. 東女医大誌

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3 ) 内耳疾患とメコリーノレ点眼試験. 耳鼻咽候科臨床

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心因性咳歎チックの

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耳鼻咽候科

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5 ) メニエール病患者のメコリーノレ点眼試験成績 瞳孔面積による判定 耳鼻咽候科臨床

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6 ) メニエール病患者における対光反応検査とメコ リーノレ点眼試験. 耳鼻咽喉科臨床

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参照

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