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Appositional Angle Closure in Eyes with Narrow Angles : An Ultrasound Biomicroscopic Study

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Academic year: 2021

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Title

Appositional Angle Closure in Eyes with Narrow Angles : An

Ultrasound Biomicroscopic Study( 内容の要旨(Summary) )

Author(s)

佐久間, 毅

Report No.(Doctoral

Degree)

博士(医学)乙 第1132号

Issue Date

1997-11-19

Type

博士論文

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/15139

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

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氏名 (本籍) 学位の種類 学位授与番号 学位授与日付 学位授与の要件 学位論文題目 審 査 委 員 佐久間 毅(岐阜県) 博

士(医学)

乙第 1132 号 平成 9

年11月19

学位規則第4条第2項該当

AppositionalAngle Closurein Eyes with Narrow Angles: An Ultrasound BiomicroscopIC Study

(主査)教授 北 澤 克 明 (副査)教授 星 博 昭 教授 植 松 俊 彦 論文内容の要旨 原発閉塞隅角緑内障の基本的病像は瞳孔ブロックに起因する隅角閉塞である。したがって,初期の原発閉塞隅 角緑内障の診断にはt 眼圧や視神経乳頭検査ではなく隅角検査が重要である。しかしながら,生体眼において機 能的隅角閉塞の直接的な証明は従来きわめて困難であった。そのため,初期段階にある多くの原発閉塞隅角緑内 障が確定診断されないまま,経過観察され,あるいは見逃されていた可能性がある。 Pavlinらにより開発された前眼部超音波装置(ultrasound biomicroscope:UBM)は,従来の眼科用超音波 装置に比べより高い周波数(50MHz)を用いることにより解像度を高めた装置であり前眼部の画像解析に適し ている。 我々はこの装置を用い,暗所での隅角観察により.原発閉塞隅角緑内障の器質的隅角閉塞の存在しない部位で 自然散瞳時に機能的な隅角閉塞が認められること.約半数の部位では隅角閉塞がシュワルベ縁付近に最初に生じ ることをすでに報告している。しかしながら,圧迫隅角検査によると,周辺虹彩前癒着すなわち器質的隅角閉塞 は原発閉塞隅角緑内障のほぼ全例で隅角底に始まることが推定されている。本研究では,この機能的閉塞と器質 的閉塞の発生パターンの不一致の原因を探る手始めとして,機能的隅角閉塞の初発部位の相違,すなわち,隅角 底から始まるもの(タイプBと命名)シュワルベ縁付近に初発するもの(タイプSと命名)とをUBMにより得ら れた隅角生休計測所見の関連について検討した。 対象と方法 症例選択基準は.Sbafrer2度以下の狭隅角眼,薬物開始前またはt瞳孔薬中止後7日以上径過した症例,虹彩, 角膜,対光反応に異常がなく,レーザーあるいは内眼手術施行前,圧迫隅角鏡検査でPASindexl/2未満の5項 目満たすものとした。両眼が選択基準に合致する症例ではPASindexのより少ない眼を選択した。対象は狭隅角 眼46例46眼で,原発隅角閉塞緑内障が38R鼠両眼ともに周辺虹彩前癒着がなく散瞳試験も陰性の原発隅角閉塞緑 内障と診断できない狭隅角眼が8眼であった。男性は6例,女性は40例,年齢は39歳から85歳,平均66.8歳であっ た。Zeiss-Humphrey社製UBMmode1840を用い暗所下ならび他眼に光を照らして対光反応を起こさせた状態 で,隅角の状態を上下左右4箇所で観察した。暗所下で対光反応により縮瞳させて得られたUBM画像を元に生体 計測を施行した。虹彩根部の毛様体への付着部を同定し,三つの長さ,すなわち,1,縮瞳時の隅角底の幅とし て虹彩根部から毛様体への水平線の長さt2,虹彩根部の厚さ,3,虹彩根部の角膜までの距離として虹彩根部か ら角膜への垂線の長さを測定した。この三つの線分の長さをタイプBとタイプSでMann-Whitney検定を用い比 較検討した。 結 果 機能的隅角閉塞は46眼中40眼(87%)においてUBMで確認された。機能的隅角閉塞の証明出来た40眼のあわ

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ー129-せて160カ所の検査結果は,器質的隅角閉塞41カ所(26%).機能的隅角閉賽76カ所(48%),隅角閉塞の証明出 来ない部位43カ所(27%)であった。機能的隅角閉塞部位のうち,24カ所(機能的隅角閉塞の32%)はタイプR 52カ所(同68%)はタイプSの隅角閉塞であった。2つのグループの間で機能的隅角閉塞のパターンに遠いはみ とめられなかった。機能的隅角閉塞と周辺虹彩前癒着を同時に認める27眼において,もっとも広範囲を占める周 辺虹彩前癒着にもっとも近接した検査部位には全例で機能的隅角閉塞を認めた。その隅角閉塞のパターンは12箇 所(44%)がタイプB,15箇所(56%)がタイプSでありシュワルベ縁付近に初発するもののほうが多く認めた。 機能的隅角閉塞のタイプ別生体計測の結果は.虹彩根部から毛様体への水平線の長さは.タイプS.0・18± 0.11mm,タイプB,0.07±0.08mmであり2群問に有意差を認めた。虹彩根部の厚さの結果は.タイプS,0・38± 0.11mm,タイプB,0.35±0.13mmであり2群間に有意差を認めなかった。虹彩根部から角膜までの距離の結果 はt タイプS,0.11±0.08mm,タイプB,0.05±0.09mmであり2群間に有意差を認めたo 考 察 本研究はUBMを用いて暗所下ならび明所下での機能的隅角閉塞の性状を明らかにした。 今回,機能的隅角閉塞の約2/3はシュワルベ縁付近に初発するタイプSであることがUBMで証明された。しかし ながら,原発閉塞隅角緑内障での周辺虹彩前癒着と機能的隅角閉塞のパターンの違いの矛盾を説明することまで はできなかった。器質的隅角閉塞の機能的隅角閉塞からの進展に関してはt 周辺虹彩前癒着の有無と機能的隅角 閉塞パターンの間に関連がないこと,また,周辺虹彩前癒着の近傍においてもタイプSの機能的閉塞の多いこと から,機能的隅角閉塞が器質的隅角閉塞の必要条件ではあっても,隅角底から生ずるタイプBである必然性はな いと思われる。 機能的隅角閉塞は隅角底から始まるタイプBはシュワルベ線付近から始まるタイプSに比較してt 隅角底の幅 が短く,虹彩根部から角膜までの距離も短いことが証明された。原発閉塞隅角緑内障の解剖学的特徴として,小 角膜径,浅前鼠厚い水晶体等が知られている。従来より,狭隅角眼の各種生休計測所見により,原発閉塞隅角 緑内障の発症を予測する試みがなされているが,予測効率の不良なことが知られている。しかしながら,今回の 研究において,隅角閉塞のパターンと隅角の生体計測所見の間に有意の関係が見い出されたことは原発閉塞隅角 緑内障の発症予測に隅角所見が使用できる可能性に道を開くものと考える。 論文審査の結果の要旨 申請者 佐久間毅は,前眼部超音波装置(ultrasound biomicroscope:UBM)を用い狭隅角眼の機能的隅角閉 塞について検討した。その結乳機能的隅角閉塞の約2/3はt シュワルベ縁付近からはじまるパターンである事 が確認された。機能的隅角閉塞の初発部位の相違により隅角の生体計測所見に差が認められ,隅角底から機能的 隅角閉塞がはじまる隅角部位はシュワルベ縁付近からはじまる部位に比較して,隅角底の幅が狭く,またt虹彩 根部から角膜までの距離が短かいことも確認された。 本研究によりUBMは狭隅角眼において機能的隅角閉塞を検出するすぐれた手段であり,原発閉塞隅角緑内障 の病態検討のために重要な手段であることが確認された。本研究は,眼科学,特に緑内障診断学の今後の発展に 寄与すること大であると認める。 [主論文公表誌]

AppositionalAngleClosurein Eyes with Narrow Angles‥An UltrasoundBiomicroscopicStudy 平成9年6月発行Journalof Glaucoma.6(3):165∼169

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