このような複合的な歴史と、日本、中国、西洋を意味する和華蘭の文化が融合した異国情緒豊かな長崎 市には、様々な交流の歴史から生まれた出島や寺院、教会群をはじめとする史跡や日本の近代化を支えた 産業遺産などが、まちのあちらこちらに残っています。
くんち、精霊流しなど伝統のある行事や祭りも数多く、将来に受け継ぐべき貴重な市民の財産となってい ます。
また、美しい海や、鶴の港と呼ばれる深い入江の港、海に山が迫るすり鉢型の特長的な地形は、ロマン ティックな夜景を織りなし、世界新三大夜景にも選ばれています。港を囲む山々は美しい地形と世界でも有 数の夜景を織りなし、
そして、新鮮な海の幸や和華蘭の特徴を持つ食文化と併せてあわせて、魅力ある観光資源があふれるま ちとなっています。長崎を私たちは誇りに思い、愛しています。
一方で、長崎特有の地形は、斜面に沿って山の上まで家が立ち並ぶ特徴的な坂のまちを形成してきまし たが、人口減少や少子高齢化の進展などから、特に交通事情の良くない斜面地では空き家が増えるなど問 題が生じています。
さらには、グローバル化や地方分権が進む中、地域の課題やニーズも多様化、複雑化している現状にあり ますが、過疎化が進行し、地域のつながりが希薄化するなど、社会の仕組みが大きな転換期を迎えています。
長崎市においては、これまでもこれからも市民が地域づくりまちづくりに参加し、行政と協働した経験が蓄 積されてきましたが、それらをさらに前進させ、しながら、どのような時代の変化にも対応できる長崎市独自 の新たな制度や仕組みを創造しつづける、真に自立したまちを実現するため、長崎市における自治の基本 的な考え方や制度を明確にした、長崎市の自治の根幹となる自治基本条例を制定します。
第6回ワークショップとりまとめ
b_おくんち 【長崎市前文(事務局案)】
まちの現状