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立川市国民保護計画(素案)に対する意見の概要及び市の考え方

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Academic year: 2018

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(1)

意見の分類 意見の概要 市の考え方 「本格的な侵略事態である『着上陸作戦』及び

『航空攻撃』の発生の可能性は低く国民保護計 画の作成の必要性自体が認められない。 私たちは立川市の地域的特性とその歴史から国 民保護計画策定に反対するものです。

立川市は、国とは独立した行政組織である地方 自治体として、住民の生命・財産・人権と地域の 平和を第一と考えて、判断し、行動することを求 めます。

国民保護法の詳細な地方自治体に係る規定を、 立川市としてどのように考えていますか。 紛争は平和的、外交的に解決することが日本国 の国是である。「計画を作らないこと」を宣言し、 誤った国の方針を諌めていただきたい。 世界平和を求めていくことこそ、国民を守る一番 の近道と考えます。

 「国民保護」は、住民よりも軍隊を優先し、戦争 のために自治体を国の下請け機関とする政策で す。計画の決定自体をこれまでのように留保す べきです。

世界のながれは、紛争は「話し合いで解決」する 方法に大きく進んでいます。こうした時にこのよう な計画が必要なのでしょうか。

日本は憲法9条で「戦争の放棄、戦力及び交戦 権の否認」を掲げています。そして、世界はいま 「話し合いで解決する」流れに進んでいます。 国民保護計画が憲法に反する内容であるなら ば、国に返上すべきであると考えます。

なぜ立川市において国民保護計画が必要なの かを、地方自治体の立場をふまえて独自の見解 を述べて頂きたい。

国民保護計画そのものに反対します。 他国からの攻撃、テロの発生など国民・市民に 不安をあおり軍備増強の口実としているのでは ないでしょうか。

これから数十年のうちに必ずあると予測されてい る震災への備えに力を入れることこそ、住民を守 る真の防災ではないでしょうか。

国民保護計 画の策定の 必要性に関 する意見 (14件)

立川市国民保護計画素案に対する意見の概要及び市の考え方

 我が国の平和と安全を確保するため、外交努 力や国際平和協力が最も重要であることは、言 うまでもありません。

 しかし、こうした努力にかかわらず、万が一、武 力攻撃や大規模テロ等が発生した場合でも、市 民の生命、身体、財産を守る立場にある地方自 治体の基本的な役割を明らかにするため、国民 保護法の定めに基づき、あらかじめ保護措置を 円滑に実施するための計画を策定し、準備して おくことが大切であると考えております。  避難、救援などを行うに当たっては、国や都と 一体となって対処する必要があり、国や都との 連携は不可欠であると考えております。

(2)

意見の分類 意見の概要 市の考え方 全国市町村で計画策定済みは98.7%であること

が紹介されているが、乗り遅れ意識があるので はないか。

本市は歴史的な事情や環境もあって市民の平 和意識は高く、国民保護計画づくりには消極的 な感情を持っているのではないか。今日まで計 画に着手しなかったのはこうした背景があるもの と考える。

これまで策定してこなかった「計画」をなぜ今に なって策定されようとしているのか。

今になってにわかに協議会が召集されたのは、 どんな理由があるのでしょうか。

立川市において、多くの地方政府よりも素案や 計画案の提示が遅れている理由はなにか。 基本的人権の尊重、権利利益の救済が図られ るべきは当然のことであるが、保護措置の迅速 行為のなかでは、その保障があやぶまれる。 「国民保護法」は「基本的人権」を「国」が制限す る法律であり、この「制限」は「最小限」といった 大きさで決めうるものではないと考えます。 国民保護法では個人の基本的人権の制限を規 定しています。このような法律は、基本法である 憲法の規定に例外を発生させるものであると、 私は考えます。

「国民の自由と権利への制限は必要最小限のも のとし、基本的人権を尊重する」となっています が、必要最小限といえども、憲法11条を犯すもの と考えます

立入禁止、退去命令や、指定公共機関による役 務の提供など、これらの項目についても「軍事目 的に協力する趣旨で発動してはならない」という 規定を盛り込むべきです。

 立入禁止、退去命令、指定公共機関による役 務の提供などは、避難など住民の安全を確保す るためのものであり、軍事目的で発動されるもの ではありません。

国民保護計画が、竹槍で原爆に立ち向かうよう なものになってしまうのではないでしょうか。

計画にもとづく演習を行った所では住民の避難 に数日もかかり、現代のミサイルなどの武器に 全く対処に値しないバカげた計画であることが実 証されています。

計画の策定 時期に関す る意見 (5件)

 緊急事態時における情報提供や避難誘導は、 地域防災計画と密接に関連していることから、当 初から地域防災計画策定後に国民保護計画を 策定する方針としておりました。

 昨年度地域防災計画を策定したことから、地域 防災計画と整合を図り、本年度国民保護計画を 策定することとしました。

基本的人権 に関する意 見

(5件)

国民保護計 画の実行性 に関する意 見

(2件)

 立川市国民保護計画は、国民保護法に基づき 作成されています。国民保護法第5条に基本的 人権の尊重が記載されており、条文の考え方 は、憲法の考え方を踏まえています。

 国民保護法における人権制限は、臨時の医療 施設開設のための土地の使用等、多くの国民の 生命等を保護するためのものであり、また、その 制限も国民保護法に示された事項に限られ、か つ緊急やむを得ない場合のみできることとされて おります。

 立川市国民保護計画(素案)は、国民保護法を 受けて、人権を尊重することとし、制限を加える 場合でも、その制限は必要最小限のものに限 り、公正かつ適正な手続きの下に行われることと しています。

 国民保護計画では、武力攻撃だけではなく、大 規模テロなども含め、さまざまな状況を想定して います。

 国民保護計画は、これらの事態により、市民の 皆様の避難・救援等が必要になった場合の対処 を定めるものであり、計画の策定が重要であると 考えております。

 実際に避難・誘導を行なう場合には、市職員だ けではなく、消防、警察の協力を得ながら、実効 性のある対処を行なう予定です。

(3)

意見の分類 意見の概要 市の考え方 地域防災計

画との関連 に関する意 見

(1件)

国民保護措置と防災とを連携させること自体、非 常に問題があります。防災体制を活用するという 規定は削除すべきです。

 国民保護計画と地域防災計画では対象とする 事態は異なりますが、避難、救援などについて は共通する部分もあることから、地域防災計画 の仕組みを最大限活用することとしています。

立川市は、立川基地、米軍横田基地の撤去を国 や米国に求めるべきです。軍事基地こそが危険 であることを明確に規定すべきです。

平和憲法(とりわけ第9条)をもつ日本が、どこか ら、どうして武力攻撃等を受けるというのです か。

どこかの国が攻撃してきたり、大規模テロが起こ ると考えている根拠は何か。

国会の政府答弁でも示されているとおり、他国 から攻撃は「まんまんまんがいちにもあり得な い」ことです。

立川市は米軍横田基地と自衛隊駐屯地を抱え ており、攻撃の標的にされる可能性があります。 また軍事作戦に住民が動員されたり軍事優先の ために住民が被害を受ける危険性が高いと考え られます。

近代史について、政府見解とも異なる教育を受 けたと思われる自衛隊員が協議会に参加する計 画が、はたして国民を守ることになるのでしょう か。

 国民保護措置は住民の避難誘導、避難住民 等の救援、武力攻撃災害への対処等広範な措 置があり、事態によっては専門的な対処方法に ついて知見を持った機関として自衛隊の参加が 必要であると考えます。

国際人道法では、住民避難にあたる組織と軍隊 の関与を禁じています。

 ジュネーブ条約追加議定書第65条第2項によ ると、「文民保護の文民たる要員が文民保護の 任務の遂行に際して軍の要員と協力すること又 は軍の要員が軍の文民保護組織以外の文民保 護組織に配属されること」は、敵に有害な行為と は認められず、保護は消滅しない、とされていま す。

 なお、世界の平和のためには、外交努力や平 和協力が最も重要であることは、言うまでもあり ません。立川市は平和都市宣言を行なってお り、今後とも、世界平和のため、平和協力活動な どに取り組んで参ります。

  自衛隊の活動よりも住民の利益を優先すること を意見するという規定を盛り込むべきです。 自衛隊との連携規定は削除すべきです。もっと 軍事目的への協力には拒否するという規定を増 やすべきです。

米軍との連 携に関する 意見 (1件)

米軍基地はすぐに撤去すべきであって、連携す る相手ではない。

 事態発生時において、避難、救援など国民保 護措置の実施上、米軍との調整・連携は非常に 重要であると考えています。

 米軍の行動を支援するためのものではありま せん。

 武力攻撃や大規模テロは、発生する場所など を事前に特定することは極めて困難ですが、万 が一の事態への備えも必要と考えます。  避難、救援などを行うに当たっては、国や都と 一体となって対処することになるため、事態等の 内容については、共通の認識を持つ必要があり ます。

 このため、各事態の想定については、国の基 本指針及び都国民保護計画で想定されている 事態を対象としています。

 住民の避難と自衛隊の行動の関係について は、武力攻撃等が発生した場合に、その状況に 応じて使用する道路など調整を図ることとなって います。 市としては、住民の避難や救援を第一 に調整を図っていく考えです。

想定する事 態に関する 意見 (5件)

自衛隊との 関係に関す る意見 (4件)

(4)

意見の分類 意見の概要 市の考え方 職員の研修

に関する意 見

(1件)

市の職員が思想信条を理由に自衛官からの研 修を拒否できる規定を盛り込むべきです。

 市職員が職務として訓練・研修に参加すること は、職務上の命令に基づくものです。職務上の 命令については、重大かつ明白な瑕疵がある場 合を除き、職員はこれに従わなければならない ものと考えます。

訓練は、国民に対して、戦争の危機感をあおり、 自衛隊への依存心を募るものとならないだろう か。

自衛隊と一体化した訓練は、国民を日常的に自 衛隊の管理下に組み込む恐れがある。

残留者等へ の対応に関 する意見 (1件)

残留者に対する説得、警告、指示などの規定は 「個人の意思に反して、強制するものではない」 のならば削除すべきです。

 安全を確保するため、危険な事態から避難す るための警告や指示は必要であると考えます。

通報義務に 関する意見 (1件)

武力攻撃災害の徴候を発見した場合の通報義 務は、国民の協力は努めるものとされていること に矛盾しており、削除すべきです。

 国民保護法第98 条に規定される「発見者の通 報義務等」も災害対策基本法54 条に規定される 「発見者の通報義務等」と同様に、被害を最小限 度にとどめるためのものです。

 国民保護法において、国民保護措置に当たっ ては、基本的人権を尊重する旨及び国民の協力 は国民の自発的な意思にゆだねられるもので あって、その要請にあたって強制に及ぶことが あってはならない旨が記載されています。  立川市国民保護計画(素案)においては、法の 趣旨に基づき、記述しました。

 訓練の実施に当たっては、市民及び関係機関 に参加を呼びかけますが、参加はそれぞれの自 主判断により、任意に行なわれるものです。 訓練に関す

る意見 (2件)

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