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疑問 1( 概況調査 ) 概況調査の記載内容はバラバラである 最低限これだけは必須としている事柄があるか 認定調査員テキストにも記されていますが 家族の状況 ( 特に在宅の場合の主介護者など ) や居住環境 ( 一戸建てか集合住宅か ) のほか 福祉用具貸与 介護保険以外の利用サービスなどを記載する

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(1)

秩父広域市町村圏組合 福祉保健課のお手伝いをしている、 「ウマ」です。 名前は、ないウマよ。 ぼくが、ご覧になる方のお手伝いをさせていただくウマ。 調査員さんも忙しくて大変だけど、審査会事務局も「気持ちよ くサービスが利用できるよう頑張る」と言っているウマよ。 ぼくも

「一期一会」

の気持ちで真っ直ぐに駆け抜けるよう 働くから、たまには会いに来てウマ。 追伸:次回、更新時にはきっと名前をもらっているウマ。 連絡なしで急に更新されるから、ときどきアクセスしてね。 平成 26 年2月3日更新

認定調査の疑問点について解説

回答欄について <県の考え方>:県から通知されたもの <県の回答>:県に質問し回答のあったもの <審査会事務局の考え方>:審査会事務局や各保険者で考察したもの <補足説明>:上記回答をわかりやすく解説したもの はしがき 秩父広域市町村圏組合では年間6,000件を超える審査資料が提出されますが、認定調 査員・介護認定審査委員から事務局によせられる疑問点について、「構成市町保険者と統一 したこと」や「埼玉県高齢介護課に回答をいただいたこと」を掲載しました。 認定調査は、その時々で様々な疑義が生じるものであり、本解説がすべてあてはまるわけ ではありませんが、少しでも認定調査等の参考になればと思い作成しました。 当ホームページ「認定調査の疑問点について解説」は、随時更新していきますので、時々 ご確認いただけると幸いです。

(2)

ときどき、「要介護○から要支援○になってしまい不 満がある」「数十年前に完治した病気のこと」「現在の状 況に関係ない入院歴」などをたくさん記入している調査 票を見かけるけど、審査には全く関係ないウマよ。 重要なのは対象者の今の状態を伝えることなんだウ マ。 また、同じ文章が何度も繰り返し記載されていること があるけど、要点をしぼって簡潔に記入した方が伝わり やすいウマよ。 **ずらずら書くより読み手を引き込む文章が大事*

疑問1(概況調査)

概況調査の記載内容はバラバラである。最低限これだけは必須としている事柄があるか。

<県の考え方>

認定調査員テキストにも記されていますが、家族の状況(特に在宅の場合の主介護者など) や居住環境(一戸建てか集合住宅か)のほか、福祉用具貸与、介護保険以外の利用サービス などを記載することになると考えます。

(3)

疑問2(全体)

調査対象者の話、担当ケアマネジャーの話、施設職員の話(職員ごとに言うことが違うこと も)、家族の話、それぞれ食い違っている場合、どこに焦点を合わせるべきか。

<県の考え方>

「日頃の状況」を最も把握している人(主な介護者など)に焦点を合わせるべきですが、 その判断が困難な場合は各者の話をそれぞれ特記事項に記載するべきと考えます。また、入 所施設において職員ごとに言うことが異なる場合、最も調査対象者に接することの多い職員 (担当職員)に焦点を合わせるべきですが、施設の介護記録などを参考に回答してもらうと いいと考えます。

疑問3(介助の方法)

「介助の方法」について、「本人の自立を阻害しているような場合」の本人の能力を考え るときに、具体的にどこまで考えればよいか。最終的には調査員が見た適切な介助の方法を 選択するしかないが、何かアドバイスしている例があるか。

<県の考え方>

認定調査員テキストの「1-11 つめ切り」や「2-11 ズボンの着脱」の「特記事 項の例」などによると、調査対象者の現在の能力を具体的に把握した上で、「身体機能維持 の観点から」考えることになります。そして、「実際に行われている介助」が「不適切」で あるかどうか、生活環境や本人の置かれている状態などを含めて総合的に判断すべきです。 また、それらを特記事項に記載していただき、後に介護認定審査会において、複数の委員の 専門性により合議をもって確定すべきと考えます。

(4)

疑問4(1-1 麻痺)

動作確認の両下肢の挙上を試行した場合、端座位で挙上丌可でも、仰臥位にて挙上できるケ ースの選択はどう評価するのか。

<県の考え方>

動作確認は、座位「または」仰臥位で行うことになっています。ですから、原則どちらか のみで確認することとし、例えば(最初に)座位で試行したのであればその結果を選択すべ きと考えます。当然、その選択根拠は特記事項に記載します。

疑問5(1-1 麻痺・1-2 拘縮)

円背がある場合、「その他」を選択できるのか。

<県の考え方>

円背によって、「筋肉の随意的な運動機能が低下又は消失した状況」があるかどうか、ま た、「腰椎や頚椎等に関節の動く範囲の制限」があるかどうかで判断すべきです。例えば、 意思疎通ができる方で自分の意思により関節を伸ばすことなどができなければ「1-1 麻 痺」は「6.その他」を選択し、他動的にも伸ばすことができなければ「1-2 拘縮」も 「6.その他」を選択すべきと考えます。

(5)

疑問6(1-2 拘縮)

25cm膝を開いた状態で完全に拘縮してしまっていて、全く動かない場合はどのように考 えるか。

<県の考え方>

判断が困難な事例であり、認定調査員テキストの確認方法では選択が不可と考えます。こ の場合、「拘縮」とは「対象者が限りなく力を抜いた状態で他動的に四肢の関節を動かした 時に、関節の動く範囲が著しく狭くなっている状況」とする定義を踏まえ、25cm開いた 状況から全く動かず、外転ができなければ「3.股関節」を選択すべきと考えます。当然、 特記事項にはその状態を具体的に記載する必要があります。

疑問7(1-12 視力)

全く見えないわけではないが、目の前に置いた視力確認表がぼやける(二重に見える)場合 も、「3.目の前に置いた視力確認表が見える」を選択してよいか。

<県の考え方>

視力確認表の図が何か判別できれば「3.目の前に置いた視力確認法の図が見える」を選 択すべきです。

(6)

疑問8(2-4 食事摂取)

中心静脈栄養の場合は「4.全介助」を選択するが、点滴の場合(経口摂取はなし)は、ど れを選択するか。

<県の考え方>

なかには点滴の施行のみで療養している調査対象者もいます。この場合、点滴の内容物を 確認して判断すべきと考えます。点滴にビタミンやブドウ糖(カロリー源)などの栄養素が 含まれていれば、これを「食事摂取」に相当するとし、中心静脈栄養のための介助が行われ ている場合と同様に「4.全介助」を選択します。もし点滴と経口摂取を併用している場合 であれば、どちらが主に栄養源となっているかで判別するしかないと考えます。

疑問9(3群・4群)

認知症に係る調査項目だが、明らかに認知症を患っていない者へも調査を行うのか。

<県の考え方>

全項目にわたって、各定義に従い確認すべきと考えます。

(7)

疑問10(3-8 徘徊・3-9 外出すると戻れない)

これらは4群に類似する項目である。4群は「行動が、過去1か月(この間に環境が大き く変化した場合は、その変化後から調査日まで)」とある。3群はそのような説明がないが、 4群と同様に捉えるべきか。

<県の考え方>

「3-8 徘徊」にも「3-9 外出すると戻れない」にも「(この間に環境が大きく変化 した場合は、・・・)」という記載がない以上、環境の変化にかかわらず、あくまで過去1か 月における状況により判断するべきと考えます。

疑問11(3-9 外出すると戻れない)

ヘルパーと一緒に散歩や日光浴などで外出するだけの調査対象者(意思疎通は可)が、外 出先から自宅までの道のりをヘルパーに言うことができないときは、どのように選択すれば よいか。

<県の考え方>

「外出すると戻れない」は「特記事項の例」などからも、一人で外出することが前提と考え られます。また、日常生活における「有無」を評価する項目です。よってこの場合、当初か らヘルパーと外出していること、さらに、本当に戻れなくなることがないことから、「1. ない」を選択すべきと考えます。

(8)

疑問12(4-1被害的・4-2作話)

「お金をとられた」という事実ではない話を聴き取った場合、両方の項目を選択してよいか。

<県の考え方>

それぞれの定義に従い、「実際は盗られていないものを盗られたという」にも「事実とは 異なる話をする」にも該当すれば、両方の項目とも「3.ある」または「2.ときどきある」 を選択することになります。

疑問13(4-2 作話)

幻視・幻聴による話をした場合、「ある」を選択するか。

<県の考え方>

あるはずのないものをあると言った場合、たしかに「事実とは異なる話」をしたことにな ります。しかしながら、この項目においては、調査対象者がその事象を事実と認識した上で 「事実とは異なる話をする」場合が該当するものと考えられます。「幻視・幻聴」の場合に ついては、思考により話を作っているのではありません。つまり、幻視などにより見えたも のを事実と認識したうえで、そのとおりの話をしているため、ここでいう「作話」には該当 しないものと考えます。ただし、これは、調査対象者に明らかな「幻視・幻聴」の症状があ ることを確認できる場合に限ります。

(9)

疑問14(4-7 介護に抵抗)

介護者の手を払ったりしないと該当しないのか。必要と思われる介助(食が少ない人の食事 介助、失禁している人のオムツ交換)が受け入れられない場合は、「あり」を選択するのか。

<県の考え方>

BPSD関連の調査項目については、実際の対応や介護の手間に関係なく「有無」で判断 することとなっています。また、「4-7 介護に抵抗」については、「言っても従わない場 合」は含まないこととしています。必要な介助であっても(手足などを動かすなどの)能動 的な拒否がなければ「1.ない」を選択し、必要とされる具体的な介護については、該当す る「2-4 食事摂取」や「2-5 排尿」などの項目で特記事項に記載すべきと考えます。

疑問15(4-12 ひどい物忘れ)

認定調査員テキストの説明文によれば「周囲の者が何らかの対忚をとらなければならないよ うな状況」とあるが、どの程度の状況が対象とされるか。

<県の考え方>

認定調査員テキストには「火の不始末」や、食べられる量以上の卵の購入が例として挙げ られています。これを踏まえ、調査員の常識により「周囲の者が何らかの対応をとる必要」 があるかないかを考え、判断した結果を選択すべきと考えます。当然、調査員はこれらの状 況を特記事項に記載する必要があります。

(10)

「朝昼夜の1日3回簡単な調理が発生する方で、朝は一連の行為をすべて自力 で行い、昼と夜は家族が一連の行為をすべて行ってくれる。」といった人を評価 する時に、一連の行為で「介助されていない」と「全介助」が発生しているので、 間をとって「一部介助」としている調査票を見かけますが、この評価は間違いで ウマ。 正しくは、発生している頻度が多い、昼と夜の状況で評価するため、

「全介助」

になるウマよ。

疑問16(5-3 日常の意思決定)

テキストでは、テレビ、献立、ケアプラン等の選択が例にあるが、例があてはまらない方へ の質問の仕方はどうすればよいか。

<県の考え方>

認定調査員テキストに掲載された事例以外に適切な質問は見当たりません。また、その他 の様々な(独自の)質問により選択するとバラツキが出るおそれもあります。できるだけ、 事例に則した質問(デイサービスに週何回行きたいか、今晩の夕食は何がいいか、明日はど のような洋服を着たいか、など)により判断するしかないと考えます。

疑問17(5-6 簡単な調理)

朝自分でトーストを焼いて食べ、昼・夕食は準備(介助)してもらっている場合、トースト は「惣菜等の加熱」と考えず、「4.全介助」を選択してよいか。

<県の考え方>

この「簡単な調理」では「炊飯」「弁当、惣菜、レトルト食品、冷凍食品の加熱」「即席め んの調理」の3つを限定列挙しています。よってトーストのことは勘案せず、「実際に行わ れている介助」や適切な介助の方法について、頻度などを基に選択すべきと考えます。

(11)

疑問18(6 過去14日間にうけた特別な医療)

在宅酸素を受けている場合、過去14日間には看護師等による実施がなかったら、選択はど うするか。

<県の考え方>

認定調査員テキストには「過去14日以内に」と明記されていますので、その間に実施が なかったら選択すべきでないと考えます。ただし、参考に直近の看護師等の実施について記 載すべきです。

疑問19(6-8 疼痛の看護)

がん末期のペインコントロールに相当するひどい痛みとは、具体的にどのような痛みか。

<県の考え方>

認定調査員テキストには、「一般的な腰痛、関節痛などの痛み止めの注射・・・」などい くつかの「該当しない」行為が列挙されており、判断に迷うところです。そうすると、事実 上、「鎮痛薬の点滴、硬膜外持続注入、座薬、貼付型経皮吸収剤、注射」が処置されている 場合であって、かつ、麻薬性鎮痛薬(またはこれに相当する薬剤)が処方されている場合に 該当すると考えます。

(12)

7群の特記は審査員が対象者の状況を把握するのに、 非常に重要で介護度の決定に大きな影響を不えるウマ よ。 テキストどおりの特記を記入するより、調査員が判断 した根拠や日頃の様子などを具体的に記入することが 大切ウマ。

疑問20(7-2認知症高齢者の日常生活自立度)

認知症高齢者の日常生活自立度の判断基準に「認知症を有しない者については、自立に○印 を・・・」となっているが、認知症はなく精神疾患を有している場合も認知症状と同じに評 価してよいのか。

<県の考え方>

この調査項目は、調査員が認知症の診断をする趣旨ではない(認定調査員テキストにおい ても「認知症」の定義はない)ため、統合失調症やアルコール依存症など、認知症以外の精 神疾患の場合でも、「診断基準」や「見られる症状・行動の例」に該当するのであれば、「Ⅰ」 から「M」のランクを選択すべきと考えます。

(13)

疑問21(5-1 薬の内服)

まとめて処方された薬(一ヶ月分)を、介護者が一ヶ月分をまとめて処方しているときは、 テキストの「一定期間の状況において、より頻回に見られる状況や日頃の状況で選択する」 という記載にあてはめ、一週間以内に分包が行われたのかどうかで判断するのか。

<県回答>

分包に対する介助の回数制限等の記載がないため、回数は関係がない。一週間や一か月分 をまとめて分包していることによって利用者が一回分の薬をきちんと服薬できているとい う考え方である。 ただし、そのことにより本人の自立を阻害している等の理由で不適切な状況と判断すること もできる。

(14)

疑問22(2-5 排尿)

リハビリパンツなどを自分で交換、使用したものを介護者が片付ける場合は、「一連の行 為の後始末に介助が行われている」と捉えてよいか。 上記を介助と捉えた場合、日中独居等の理由により 1 日 1 回介護者がまとめて捨ててい るのも、ポータブルトイレの後始末を一括して行う場合と同様に捉えてよいか。

<県回答>

ここでいう「排尿」とは、「排尿動作」「陰部の清拭」「トイレの水洗」「トイレやポータブ ルトイレ、尿器等の排尿後の掃除」「オムツ、リハビリパンツ、尿とりパットの交換」「抜去 したカテーテルの後始末」の一連の行為のことです。 テキストには「おむつや尿カテーテル等を使用していても、自分で準備から後始末まで行 っている場合は、「1.介助されていない」を選択する。」という判断があるだけで、一部介助 にできるという記載がされていないため判断根拠になりません。 「排尿」の一連の行為に部分的に介助が行われている場合は、「一部介助」を選択します。 また、一連の行為を自分で行っている状況が「不適切」であると判断する場合は、適切な「介 助の方法」を選択し、介護認定審査会の判断を仰ぐことができます。

<補足説明>

ヒヒーン(なるほど~。) おむつや尿とりパットの片付けはテキストに一連の動作として記載がないので、選択肢の 評価基準にできないウマね。 テキスト以上の過大評価は厳禁で、とにかく特記で手間を伝えるということなのか~。 とにかく、特記は大切なのだウマー。

(15)

認知症によって確認動作の指示が伝わらないことで、麻痺ありを選択して いる調査員さんがいるけど、ちょっと間違いなんだウマ。 確認動作の指示が伝わらないとしても、テキストの『②調査対象者に実際 に行ってもらえなかった場合』に該当するので、介護者等から日頃の様子を よく聞き取ってから判断して、テキストに書いてあるよう具体的な特記を記 入してウマね。 そうそう、よく1-1の特記に1-2も同様というのを見かけるけど、確 認方法や基準が違うウマよ。秩父管内の担当者会議でも別々に書くよう意見 統一されたウマ。これからは、こんな特記がなくなることを期待するウマ~。

疑問23(1-1 麻痺)

重度の寝たきりで、意識障害があり意思疎通ができず、自分の意思で四肢等をまったく動か せない方は、なぜ「その他に」チェックできないのか。

<県回答>

調査員テキスト32ページ「特記事項の例」を参照。特記事項の例では意識障害がある方 は、「左上肢」「右上肢」「左下肢」「右下肢」が「あり」を選択すると記載されているだけで あり、「その他」にチェックをしてよいという根拠がないからです。そのため「その他」は 選択しません。

(16)

疑問24(2-1 2-2移乗・移動)

デイサービスに行くときに、玄関から車まで移動・移乗に介助が必要である場合は「一部介 助」を選択してよいのか。

<県回答>

日常生活上での移動・移乗で判断してください。デイサービスの利用中の移動・移乗(ト イレに行く時など)も日常生活と捉えてもかまいませんが、より頻回な状況が自宅内かデイ サービス利用時に発生しているのかをよく確認し、より頻回な移動・移乗動作時の様子で選 択してください。 デイサービス利用時などの食堂(フロア)からトイレや浴室に移動することは日常生活と 考えます。日常生活における移動をして考えた上で、自宅での移動、デイサービス利用中で の移動等でより頻回に見られる状況により選択します。

疑問25(2-3えん下)

定義に「食物を経口より摂取する際の・・・」とあるが、食物と水分はどのようにわけるの か。 味噌汁などは食物と捉えていいのか。

<県回答>

食物がどのようなものなのかの定義がないため、具体的には決められていません。対象者 が普段召し上がっているものを基本に考えてよいと思います。ミキサー食や流動食等の食物 の形態は問いません。正確にはテキストに記載されていないため、具体的には決められてい ません。仮に味噌汁の汁等も食物に含むと考えた場合、ご飯やおかず等もあわせて召し上が ると思うので、その中でより頻回に見られる状況で判断することになると思います。

(17)

疑問26(1-7 歩行)

「何かにつかまればできる」の選択肢の基準は、片側を介護者、片側を杖で歩行とある。 「できない」の選択肢の基準は、どのような状況にあっても歩行できないとある。 介護者が両脇を支えれば歩行できるとした時は、両脇なので「できない」と捉えてよいか。

<県回答>

「できない」の基準の中に「支えられても歩行が不可能」、「どのような状況であっても歩 行ができない」場合に「できない」を選択することになっています。 そのため、両脇を支えれば立ち止まらずに5m程度歩くことができるのであれば、「何かに つかまればできる」を選択することになります。(ただし、より頻回な状況において支えて もらえればできる場合に限ります。)

疑問27(5-4 集団への丌適忚)

明らかに周囲の状況に合致しない行動とは、どのようなことが考えられるのか。

<県回答>

特記事項の例には、「集団でのゲームに誘われると嫌がって奇声を発すること」があると いうことで「ある」を選択しているので、それを参考にしてください。

(18)

平成 24 年度の秩父広域構成市町介護保険担当者会議で 記入方法が統一されたウマよ。 特記事項記入の際は、「実際の状況」、「介助が丌適切な理 由」、「必要な介助内容」の三点は必ず記載してほしいウマ。 せっかく記入してもらったのに「もう少し書いてウマ。」 とお願いをするのもウマくないしね。

疑問28(6-1 点滴の管理)

定義の「急性期の治療を目的とした点滴は含まない。」とある急性期とは、概ねどの程度の 期間と捉えるか。

<県回答>

期間についての定義がないため、具体的な期間は決まっていません。特別な医療について は、「継続して実施されるもののみ」を対象としているため、急性疾患への対応で一時的に 実施されている医療行為は含まないことになっています。

疑問29(その他 丌適切を選択する時の記入方法)

実際の介助の方法が丌適切な場合には、「実際の状況」、「介助が丌適切な理由」、「必要な介 助内容」の 3 点は記載しなければならないと審査会事務局は考えるが、何か記入のポイン トはないか。

<県回答>

対象者にとって、介助の方法が「不適切」であると認定調査員が判断する場合は、その理 由を特記事項に記載した上で、適切な介助の方法を選択し、介護認定審査会の判断を仰ぐこ とになっています。 テキストには具体的な記載はありませんが、介護認定審査会が判断するためには、これらの 3点は必要な情報になるので特記事項に記載することは望ましいと思います。

(19)

疑問30(1-1 麻痺等の有無)

麻痺等で「その他」を選択する場合の基準は、動かないことで生活に支障があるときに選択 するのか。

<県回答>

日常生活に支障があるかどうかは問われていません。基本調査の「麻痺」の定義のような 状況がその他の部位であるのかどうかを確認する必要があります。 動かすことはできないが、日常生活に支障はないので、その他を選択しないという考えは誤 りです。

疑問31(2-5 2-6 排尿・排便)

調査項目の定義に「トイレやポータブルトイレ、尿器等の排尿後の掃除」がある。 これは失禁などによって廊下等のトイレ以外の箇所を汚してしまい、その後始末をしている 事例についても掃除に該当すると捉えてよいのか。

<県回答>

ここでいう掃除とは、トイレ内やポータブルトイレ等の掃除のことをさしているため、失 禁によるトイレ以外の掃除は一連の行為に含みません。 選択基準に当てはまらない介護の手間に関しては、特記事項に介護の手間と頻度を記載す る必要があります。 トイレへのタイミング等に関する声かけは、トイレ等へ誘導するために必要な声かけに該当 するため、「見守り等」を選択することになっていますので、失禁の頻度や状況を詳細に聞 き取り、実際の介助の方法が不適切な介助と判断するのであれば、適切な介助の方法を選択 することになります。

(20)

疑問32(2-10・2-11 上衣・ズボンの着脱)

着脱は自分でできるが、ズボンからシャツ等がはみ出しているために整容に介助が行われて いる場合についてどの選択基準に該当するか。

<県回答>

着替え後の着衣の乱れについて確認や声かけが行われているのであれば「見守り等」を選 択し、着衣の乱れについて、介助者が整えているのであれば「一部介助」を選択します。ま た、介助の方法の項目であるため、頻度に基づき、適切な介助の方法を選択する必要があり ます。

疑問33(3-7 場所の理解)

施設入所者で自宅ではないことは理解しているものの、認知症等により「仕事をしている事 務所」などあきらかに現在入所している場所を間違って認識しているケースについてどう評 価してよいか。

<県回答>

場所の理解とは、自分がいる場所を答える能力を評価する項目である。 施設・自宅の区別がつけば、「できる」を選択します。 施設にいることが理解できれば「できる」を選択することになっています。

<補足説明>

例えば、病院入院中にも係らず「作業所にいる」など現在いる場所を大きく逸脱している のであれば、そもそも場所の理解をされていないと考えられ、「できない」と判断する。 介護老人福祉施設入所中で「病院にいる」など類似の施設を答えた場合、場所の理解を大き く逸脱してるとはいえず「できる」と判断するらしいウマ。

(21)

テキストには3つの評価軸があるウマ。 評価軸:「能力」「介助」「有無」 特記を書くときは、まずテキストに記載され ている調査項目の定義のことを「能力」「介 助」「有無」に基づき記入し、更に日頃の様 子や介護の手間を記載すると良い特記にな るのではないウマか。 *2群、4群の介助の手間については特に審 査委員が重要視しているので、しっかりかい てほしいウマ。

疑問34(1-7 歩行)

「自宅では段差が多いため常時見守り、デイサービスに行く時は片手を添えてもらい、杖 も使用している。居室は2階でトイレ移動時(1階)は階段が危険なので、必ず体を支えて もらう必要がある。」と特記事項に記載したが、歩行能力がわからないと審査会事務局から 問い合わせがあった。 では、どのような特記を記入したらよいのか。

<審査会事務局の考え方>

1-7歩行の評価基準は能力です。テキストに記載されているように5m程度歩けるかど うかで選択することになります。 特記事項に普段の様子を記載することは非常に重要ですが、5mを歩行するために対象者 はどのように歩行するのか記入していただくことが大切です。 例えば、「スタスタ歩行できる人」「ふらつきながら歩行する人」「手すりなどにつかまっ て5mを歩ける人」「つかまっても3m歩くのがやっとな人」「立位はできるが、まったく歩 行できない人」など対象者によって歩行能力が異なり審査員は能力を知りたい項目です。日 常の移動方法等は2-2移動の項目に記載してください。

参照

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