• 検索結果がありません。

華 国際学力調査に見る我が国の学力の現状と指導法の改善

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "華 国際学力調査に見る我が国の学力の現状と指導法の改善"

Copied!
48
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

23

藝岳

0 1

第23回 教 育 研 究 公 開シンポジウム

国際学力調査 に見る

我が国の学力の現状と指導法の改善

時 ・ZF成17年2月24日(木)

所 ・ コ ン フ ア レ ン ス ス ク エ ア エ ム プ ラ ス

平 成1天2005)年3月

国 立 教 育 政 策 研 究 所

(2)

は し が き

国 立 教 育 政 策 研 究 所 で は 、 所 の 研 究 成 果 を 教 育 現 場 を は じ め と し て 広 く普 及 し、 教 育 指 導 法 の 改 善 や 教 員 の 資 質 向 上 な ど に役 立 て て い た だ く とい う趣 旨 に よ り、 平 成2年 よ り教 育 研 究 公 開 シ ン ポ ジ ウ ム を 開催 し て い る 。

今 回 の 第23回 教 育 研 究 公 開 シ ン ポ ジ ウ ム は 、「国 際 学 力 調 査 に 見 る 我 が 国 の 学 力 の 現 状 と指 導 法 の 改 善 」 と い うテ ー マ に よ り、 東 京 で 開催 した 。

当研 究 所 は 、 平 成16年12月 に 、OECDに よ る 「 生 徒 の 学 習 到 達 度 調 査(PISA

㎜3)」 と 国 際 教 育 到 達 度 評 価 学 会(IEA)に よ る 「国 際 数 学 ・理 科 教 育 動 向 調 査 の2003年 調 査(TIMSS刎03)」 の 結 果 を公 表 した。

本 シ ン ポ ジ ウ ム は 、 これ ら の 国 際 学 力 調 査 に 直 接 関 わ っ た 研 究 官 が 結 果 の 概 要 を報 告 し、 そ れ を も と に 、 日本 の 学 力 の 現 状 と これ か らの 指 導 の あ り方 に つ い て 議 論 した も の で あ る。 ま た 、 基 調 講 演 を 、 元 文 部 大 臣 の 有 馬 朗 人(財)日 本 科 学 技 術 振 興 財 団 会 長 に お 願 い した。

当 日は 、 全 国 か ら180名 もの 教 育 関 係 者 が 集 ま っ た 。

本 報 告 書 は 、 この シ ン ポ ジ ウム に お け る 基 調 講 演 、 基 調 報 告 お よび 討 論 の 内 容 を ま と め た も の で あ る。 学 校 で の 指 導 な ど に 生 か して い た だ けれ ば 幸 い で あ る。

平成17年3月

国立教育政策研究所 所長 矢 野 重 典

(3)

目 次

は しが き

【あ い さ つ 】

7

矢 野 重 典(国 立教 育政 策研 究所 所 長)

【基 調 講 演 】 11

「日 本 人 の 算 数 ・数 学 と 理 科 の 実 力 と 問 題 点 」 有 馬 朗 人(財 団法人 日木科学技術振興財団会長 ・元文部大臣)

【基 調 報 告 】 45

「我 が 国 の 学 力 の 現 状 一 一TIMSS調 、PISA調 査 、教 育 課 程 実 施 状 況 調 査 より」

1.算 数 ・数 学 に つ い て

瀬 沼 花 子(国 立教 育政 策研 究所 教 育課程 研 究セ ンター基礎 研 究部 総括研 究 官) 2.理 科 お よ び 読 解 力 に つ い て

猿 田 祐 嗣(国 立教 育政 策研 究所 教 育課 程研 究セ ンター基礎 研 究部 総括研 究 官)

【パ ネ ル デ ィス カ ッシ ョン 】

r

コー デ ィネーター シ ン ポ ジ ス ト

61

我 が 国 の 学 力 の 現 状 と 指 導 法 の 改 善 」

小 川 正 賢(神 戸 大学教 授 日本 科学 教育 学会 会長)

吉 川 成 夫(国 立教育政策 研究所 教育課程研 究セ ン ター研究 開発部 教 育課程調 査官) 清 原 洋 一(国 立教育政策 研究所 教育課程研 究セ ンター研究 開発部 教 育課程調 査官) 島 田 功(成 城 学 園初 等 学校 教諭)

木 村 幸 泰(愛 知県 刈谷 市 立東刈 谷 小学校 教諭)

プ ログ ラム

(4)

第23回

教 育 研 究 公 開 シ ンポ ジ ウ ム 】

国 際 学 力 調 査 に見 る 我が 国 の 学 力 の 現 状 と

指 導 法 の 改善

(5)

あ い さ つ

矢野 重典

(国立教 育政 策研 究所 所 長)

(6)

矢 野 重 典(国 立教育政策研究所 所長)

シ ン ポ ジ ウ ム の 開 会 に 当た りま して 、 一 言 ご あ い さつ を 申 し上 げ ま す 。 この 教 育 研 究 公 開 シ ン ポ ジ ウム は 、 私 ど も 国 立 教 育 政 策 研 究 所 の 調 査 や 研 究 の 成 果 を 、 教 育 現 場 の 先 生 方 並 び に 関 係 の 方 々 に 直 接 に 還 元 して 、 教 育 指 導 法 の 改 善 や 教 員 の 指 導 力 の 向 上 に い さ さか で も お 役 に 立 て れ ば とい う こ とで 、 平 成2年 か ら開 催 し、 今 回 で23回 目 を迎 え る こ と に な りま した 。 今 回 の シ ン ポ ジ ウム は 、 本 研 究 所 が 昨 年12月 に 公 表 い た しま したPISA2003とTIMSS23D3の 結 果 を 基 に 実 施 す る こ と と し、 テ ー マ を 「国 際 学 力 調 査 に 見 る 我 が 国 の 学 力 の 現 状 と指 導 法 の 改 善 」 と い た しま した 。

皆 さん ご存 知 の よ うに 、PISA、TIMSSは 、 い ず れ も 国 際 的 な 学 習 到 達 度 調 査 で 、 本 研 究 所 が 日本 の 調 査 を担 当 い た して お りま す 。 ま た 、 私 ど も で は 教 育 課 程 実 施 状 況 調 査 も実 施 して お りま して 、 この シ ン ポ ジ ウム で は これ ら の 学 力 調 査 の 結 果 を 基 に 、 わ が 国 の 学 力 の 境 状 を分 析 す る と と も に 、 指 導 法 の 改 善 に つ い て 、 パ ネ リス トの 皆 さ ん に ご討 議 を い た だ き ま す 。

今 回 、1月 に シ ン ポ ジ ウム の 案 内 を 本 研 究 所 の ホ ー ム ペ ー ジ に掲 載 した と こ ろ 、 北 は 北 海 道 か ら南 は 九 州 ま で 、 多 数 の 参 加 申 し込 み を い た だ き 、 ま た た く間 に 定

員 に 達 し、 多 くの 方 々 に 、 こ の シ ン ポ ジ ウ ム へ の 参 加 を お 断 りせ ざ る を得 な い と い う思 い も か け な い 事 態 も ご ざい ま した 。

シ ン ポ ジ ウム の 最 初 は 、 元 文 部 大 臣 で 、 現 在 、 日本 科 学 技 術 振 興 財 団 の 会 長 を して お られ る 有 馬 朗 人 先 生 に 、先 生 ご 自身 が 分 析 な さ っ た 成 果 を 基 に 、「日本 人 の 算 数 ・数 学 と理 科 の 実 力 と 問 題 点 」 と題 して 、 基 調 講演 を お 願 い い た して お りま す 。 先 生 の 基 調 講 演 の 後 は 、基 調 報 告 と して 、PISAとTIMSSの 成 果 を 、 両 調 査 に か か わ りま した 研 究 所 の 研 究 官 か ら ご報 告 させ て い た だ き ま す 。 そ の 後 、 基 調 講 演 、 基 調 報 告 を 基 に 、 パ ネ ル デ ィ ス カ ッ シ ョン を 実 施 い た しま す 。 パ ネ リス ト は 、 本 研 究 所 で 算 数 ・数 学 と理 科 を 担 当 して い る 教 育 課 程 調 査 官 に 加 え て 、 お2 人 の 現 場 の 教 員 の 方 々 に お 願 い して お りま す 。 そ して コ ー デ ィ ネ ー タ ー 役 は 、 日 本 科 学 教 育 学 会 の 会 長 を 務 め て お られ る小 川 正 賢 神 戸 大 学 教 授 に お 願 い い た し て お りま す 。

以 上 の 内 容 に よ りま して 、 シ ン ポ ジ ウム を 開 催 い た しま す 。 な お 、 シ ン ポ ジ ウ ム の 後 半 で 、 時 間 が 許 せ ば 、 フ ロ ア の 皆 さ ま か ら も ご意 見 を 承 りた い と 考 え て お

りま す 。 最 後 ま で ご 協 力 を お 願 い 申 し上 げ ま して 、 開 会 の ご あ い さつ と い た し ま す 。

〆 7

(7)

基調講演

日本 人 の算 数 数 学と 理 科 の実 力と問題 点

有馬 朗人

(財団法 人 日本科 学技 術振 興財 団会 長 ・元文 部大 臣)

(8)

皆 さ ん 、 こ ん に ち は。 有 馬 朗 人 で ご ざい ま す 。

今 日、 お 話 を し よ う と思 っ て い る の は 「 文 部 科 学 省 を は じめ 皆 さ ん 、 学 力 うん ぬ ん の 話 をす る な ら き ち ん と調 査 を な さい 。 ち ゃ ん と調 査 を した 上 で 文 句 を 言 っ て くだ さ い 」 とい うこ とで す 。 な ぜ か とい う と、 中 教 審 の 会 長 、 そ して 文 部 大 臣 を 務 め て い る 間 、 私 は ず っ と見 て お りま した が 、 国 内 で き ち ん と した 定 量 的 な調 査 が ほ どん と行 わ れ て い な か っ た か ら で す 。19胆 〜1995年 に行 わ れ て 以 降 、 全 く 国 内 の 調 査 が あ りま せ ん で した 。 そ して 一 方 、 国 際 調 査 は あ りま した が 、 私 が 大 臣 の 頃 ま で は 、1999年 のTIMSS‑Rま で しか な か っ た。 そ の 他 に 行 わ れ て い る の は 、せ い ぜ いべ.ネッセ な ど が5校 、10校単 位 の調 査 を して 学 力 が 上 が っ た 、 ドが っ た とい っ た 調 査 が あ る 程 度 で 、 地 方 自治 体 に も デ ー タ を 聞 い た の で す が 、 つ い に 5年 お き とか3年 お き とか とい うデ ー タ は あ りま せ ん で した 。 こ れ で よ くわ れ わ れ は 教 育 論 が で き た と思 っ て い ま す 。 これ が 、 私 が 最 初 に 提 起 す る 問 題 点 で す 。 わ れ わ れ 科 学 者 で あ れ ば 、何 か の デ ー タ を 取 ろ う と思 っ た ら 、 き ち ん と継 続 的 に デ ー タ を 取 っ て 、そ の 結 果 を 見 て 初 め て 「こ うい うふ うな 現 象 が 起 こ っ て い る 」 と い う こ と が 言 え る わ け で す 。 教 育 に お い て も 、 な ぜ そ の よ うな き ち ん と した デ ー タ を と ら え て い な か っ た の か とい う こ と を 、 私 は 中 教 審 会 長 と して も 文 部 大 臣 と して も 、 常 に残 念 に 思 っ て い た こ とで す 。

そ れ で は 、 自分 で い ろ い ろ勉 強 した 結 果 、 どの よ うな こ と が 見 え て く る だ ろ う か とい うこ と を7項 目に つ い て 、 話 を して み た い と思 い ま す 。

12002年 学 力 調 査 結 果 と199415年 調 査 の 比 較

ま ず 最 初 に 、 私 が 画 期 的 な こ とだ と思 っ て い る の は 、2〔X〕2年 に 学 力 調 査 を 実 施 した こ とで す 。 これ は 当 然 、 新 教 育 課 程 に入 る 直 前 に 行 わ れ た 、 現 行 の課 程 の 前 の課 程 で の 学 力 が 、19盟 〜1995年 の 調 査 時 、 旧 教 育 課 程 の 最 初 の 時 代 と どの よ う

な 違 い が あ る か と い う こ と を は っ き り させ た と い う こ と で 、 大 き な 仕 事 で し た 。

そ の 結 果 、 国 語 の 同 一 問 題 の 通 過 率 を 比 較 す る と 、1980年 代 の 時 と90年 代 、 そ して 今 回 の 場 合 、 国 語 な ど に 関 して は そ れ ほ ど本 質 的 な 変 化 が な い と い う こ と

図1国 語 の 同 一 問 題 の通 過 率 比 較

is s 8 7

彊 ・

麗:

1

81681.780 .379.6

7p,7735 ,., 70.1

第5学 年 第6学 年 第1学 年 第2学 年 第3学 年

[□ 前回調査通過率 □ 今回調査通過率(公 立)1

平成13年度教 育課程 実施状況 調査教科別 報告書 のポイ ン ト

小 学 校 ・ 国 語 】 【中 学 校 ・ 国 語 】 上 段:今 回 の 調 査 結 果 の特 色

下 段:指 導 上 の 改 善 点 Oい ず れ の 学 年 で も 、設 定 通 過 率 と の 比 較 で は 、上 回 る 又

は 同 程 度 と考 え ら れ る も の が 半 数 以 上 。

O漢 字 力 に つ い て は 、同 一 問題 で の 比 較 で 前 回 を有 意 に 上 回 る も の も あ り 、低 下 傾 向 は 見 ら れな い状 況 。 一 方 、 記 述 式 の 同 一 問題 で は 、9題 中4題 で 前 回 を 有 意 に下 回 る 状 況 。

。 「文 学 的 な文 章 を 読 む こ と」に つ い て 、教 師は 児 童 に と つ て 興 味 を持 ち や す い と考 え る 一方 で 、児 童 は 「嫌 い だ つ た 」と答 え るも のが 多 い な ど、教 師 と児 童 の 意 識 の 違 い。

O相 手 や 目 的 な ど に 応 じ て 自 分 の 考 え を 明 確 に し て 構 成 しな が ら文 章 を 書 く 力 を 育 成 す る こ と が 必 要 。

。 文 学 的 な 文章 を扱 う 場 合 は 、 児 童 が 必 ず しも 興 味 を持 た な い状 況 も あ る こ と を 踏 ま え 、学 習 の 導 入 に 工夫 を凝 ら して 興 味 ・ 関心 を 高 め る な ど、 指 導 法 の 改善 が 必 要 。

。 児 童 が 読 書 に親 し む た め 、 短 編 ・長 編 等 の 物 語 、 記 録 ・ 報 告 等 の 説 明 文 な ど 多 様 な 文 章 形 式 に 出 会 わ せ た り読 書 発 表 会 を行 う な ど 、 指 導 法 の 改 善 が 必 要 。

Oい ず れ の 学 年 で も 、設 定 通 過 率 と の 比 較 で は 、上 回 る 又 は 同 程 度 と考 え ら れ る も の が 半 数 以 上 。 同 一 問題 で の 比 較 で は 、第3学 年 で 前 回 を有 意 に 上 回 る も の が 過 半 数 。 O本 文 中 の 表 現 を 根 拠 と して 自 分 の 考 え方 を 述 べ る 問題

な どで は 、設 定通 過 率 を 下 回 る と考 え ら れ る 状 況 。 O「 文 学 的 な文 章 を 読 む こ と」に つ い て 、教 師が 生 徒 に と つ

て 興 味 を持 ち や す い と考 え る 一方 で 、生 徒 は 嫌 い だ つた と 答 え る も の が 多 い な ど 、 教 師 と生 徒 の 意識 の 違 い 。

。 学 校 図 書 館 な ど を 利 用 して 読 書 を して い る か 等 の 問 に 肯 定 的 に 回答 した 生 徒 の 方 が 平 均 得 点 が 高 い 傾 向 。

。 根 拠 を 明 確 に しな が ら 自分 の 考 え や意 見 を述 べ る カ や 、 文 章 の 構 成 や 展 開 を 正 確 に と らえ る カ な ど を 育 成 す る た め の 指 導 の 改善 が 必 要 。

。 文 学 的 な 文章 を扱 う 場 合 は 、 生 徒 は 必 ず し も興 味 を持 た な い状 況 も あ る こ と を 踏 ま え 、学 習 の 導 入 に 工夫 を凝 ら して 興 味 ・ 関心 を 高 め る な ど 、指 導 法 の 改善 が 必 要 。 O学 校 図 書 館 な ど を 活 用 し た 生 徒 の 読 書 活 動 を 積 極 的 に

推 進 して い く こ と が 重 要 。

が 分 か り、 安 心 い た しま した 。

そ の 結 果 を 分 析 い た しま す と、 例 え ば 国 語 の 場 合 、 い ず れ の 学 年 で も設 定 通 過 率 と の 比 較 で は 、 上 回 る か ま た は 同 程 度 と考 え られ る も の が 半 数 以 上 、 漢 字 力 に つ い て は 同 一 問 題 で の 比 較 で 、 前 回 を 有 意 に 上 回 る も の が あ り、 低 下 傾 向 は 見 ら れ な い 状 況 。 一 方 、記 述 式 の 問題 で は 、 同 一 問 題 で は9題 中4題 で 前 回 を 有 意 に 下 回 る 状 況 、 こ の よ うな 結 果 で した 。

そ して 面 白い の は 、 こ こ に 漢 字 力 は ドが っ て い な い と書 い て あ る こ と で す 。 中

学 校 に つ い て も 同 じで す 。 しか し2〜3週 間 前 の 新 聞 に 、 民 間 の 教 育 研 究 所 の 調

査 と して 「 今 の 子 ど も た ち は 『落 書 き』 が 書 け な い 」 とい うこ と が 報 道 され て い

(9)

図2

ioc

算 数 ・数 学 の 同 一 問題 の通 過 率 比較

9 8 7

遜 ・

妻1

3 2 1

]18

2「一ee,一."

3.7 szs 643fi3.fi 62.3

【中 学校 ・数 学1

第5学 年 第6学 年 第1学 年 第2学 年 第3学 年

【 □ 前回調査通過率 口 今 回調 査通過率(公立)

上段:今 回 の 調 査 結 果 の 特 色 下段:指 導 上 の 改 善 点

。 い ず れ の学 年で も 、設 定 通 過 率 と の 比 較 で は 、上 回 る 又 は同 程 度 と考 え ら れ る も の が 半 数 以 上 。同 一 問題 で の 比 較 で は 、 第1、2学 年 で前 回 を 有 意 に 下 回 る もの が過 半数 。

。 記 述 式 の問 題 、長 い文 章 の 問 題 等 で 設 定 通 過 率 を下 回 る と 考 え ら れる 状 況 。 ま た 、計 算 問 題 や 数 学 的 な 考 え 方 を見 る 問 題 で 前 回 を有 意 に下 回 る 状 況 。

O「 問 題 の 解 き 方 が 分 か ら な い と き 、 あ き ら めず に考 え よ う と して ま す か 」 等 の 質 問 に 肯 定 的 な 回 答 が 多 く 、生 徒 が 数 学 の 学 習 に比 較 的 前 向 き な 姿 勢 を 持 つて い る 状況 。

。 生 徒 の 学 習 状 況 を よ く 見 な が ら 、 問 題 文 の 記 述 量 や 生 徒 に 記 述 さ せ る 量 を少 しず つ 増 や して い く 工夫 を 図 る な ど 、指 導 法 の 改 善 が 必 要 。

。 か け算 、わ り算 を先 に行 う な ど の計 算 の 約 束 ご と を確 実 に 理 解 して 計 算 し て い る か ど う か に 配 慮 し っ っ 、計 算 指 導 を 折 り に触 れて 行 う こ と が 必 要 。 そ の 際 、計 算 で用 い6れ る 操 作 の 意 味 の 指導 に つ い て も 留 意 する こ と が 必 要 。

。 結 果 を導 く根 拠 や手 順 、既 習 の 知識 の 生 か し方 な ど に つ い て 、 自 分 の考 え を説 明 し た り振 り返 つ て 考 え た りす る活 動 を 充 実 さ せ る こ と が必 要 。

。 生 徒 の 数 学 の学 習 へ の 比 較 的 前 向 きな 姿勢 を 生 か す た め 、 図 形 を3次 元 か ら2次 元 へ 置 き 換 え る な ど 、同 題 解 決 に有 効 な 考 え 方 を意 識 付 け る た め の 指 導 法 の改 善 が 必要 。

【中 学校 ・理 科1

図3理 科 の 同 一 問題 の通 過 率 比 較

IC 9 8

彊:

請・

)a 3 z i

71B n

]30]4

59.E 59.C 61.5fi2fi

第5学 年 第6学 年 第1学 年 第2学 年 第3学 年

□ 前回調査通過率 □ 今回調査通過瑠 公立)

上段:今 回 の 調 査 結 果 の 特 色 下段:指 導 上 の 改 善 点

。 設 定 通 過 率 と の 比較 で は 、 第1、2学 年 で 、 上 回 る 又 は 同程 度 と 考 え ら れ る も の が 半 数 に満 た な い 状 況 。 同 一問 題 で の 比 較 で は 、第2学 年 で 前 回 を有 意 に 下 回 る も の が 過 半 数 。

O観 察 、 実 験 は行 つ て い る も の の 、 必 ず し も 目 的 意識 を も つ た主 体 的 な 学 習 活 動 に な つて い な い状 況 。

O理 科 の 学 習 と身 近 な 現 象 や 体 験 と の 関連 を 意識 した り、観 察 、実 験 に お い て も 目的 意 識 を も つ て 主 体 的 に 学 習 する こ と が で き る よ う指 導 の 工 夫 を 行 う と とも に 、観 察 や 実 験 を行 い に く い 内 容 等 は モ デ ル 実 験 や コ ン ピ ユー タの 活 用 を 図 る な ど 、 指 導 法 の改 善 が 必 要 。

。 指 導 の 過 程 で 、発 表 した リ、 討 論 する と い つ た 活 動 を 取 り入 れ る こ と が重 要 。

ま した 。 も っ と も 「ラ ク ガ キ 」 を 落 ち る と書 く よ りは 、 楽 し く書 く ほ うが 楽 し い ん だ ろ う と思 うん で 、 無 理 も な い 間 違 い だ と思 い ま す 。 そ れ で も新 聞 社 で は 、 漢 字 力 が 非 常 に 落 ち た と騒 い で い る も の で す か ら 、 大 変 心 配 に な りま した 。 直 ち に 文 科 省 の ほ うに 聞 い て み た ら 、 「 い や 、落 ち て い ま せ ん 」 との こ とで す 。 同 じ研 究 所 の1980年(昭 和55)の 調 査 で は 、漢 字 の 「 読 み 」 の 学 年 平 均 の 正 答 率 は87,7%

で した 。そ して 今 回 、劉03年 で は894%で す 。「 書 き 」の ほ うで い え ば 前 回 が67.2%、

今 回 、学 年 終 了 時 で 見 る と、今 年 の 調 査 で は71.7%で 、決 して 正 答 率 は 下 が っ て い ま せ ん 。 む し ろ 上 が っ て い る とい う結 果 で した 。

で す か ら 、 新 聞 社 が 今 の 子 ど も は 漢 字 力 が ドが っ た 、 ドが っ た とい うの は うそ で 、 も う一 度 ち ゃ ん と調 査 を した 上 で 、 ご判 断 を い た だ き た い と思 い ま す 。

しか しな が ら、喜 ん で ば か り も い られ.ない と思 うの は 、や は り数 学 で す 。算 数 ・ 数 学 は 前 回 の調 査 と㎜2年 の 調 査 を 比 較 す る と 、 同 一 問題 の 通 過 率 は や や 全 体 に 低 下 して い ま す 。 評 価 は い ず れ の 学 年 で も設 定 通 過 率 との 比 較 で は 、 上 回 る か 、 ま た は 同 程 度 と考 え られ る の が 半 数 以 上 、同 一 問 題 で の 比 較 で は 、小 学 校5、6年 と 中学 校1、2年 で 前 回 を 有 意 に ド回 る も の が 過 半 数 、こ の よ うに 、あ る程 度 厳 し い 評 価 が 行 わ れ て い ます 。 こ の よ うな評 価 を 、 今 後 も 引 き続 きず っ とや っ て い か な く て は な りま せ ん 。

ま た 、 理 科 の 評 価 も あ りま して 、 理 科 も 同 じよ うに 変 わ ら な い 部 分 と 、 変 わ っ て い る 部 分 が あ ります 。小 学 校 で は 、そ れ ほ ど変 わ っ て ま せ ん が 、 中学 校1、2年 生 が 少 し ドが っ て る傾 向 が な い わ け で は な い と い う こ とで す 。 設 定 通 過 率 と の 比 較 で は 、第1、2学 年 で 上 回 る ま た は 同程 度 と考 え られ る もの が 、半 数 に 満 た な い 状 況 、同 一 問 題 で の 比 較 で は 、第2学 年 で 前 回 を 有 意 に 下 回 る も の が 過 半 数 で す 。 以 上 の よ うな わ け で 、 数 学 と理 科 に お い て 、 や や 問 題 点 が あ る と い う こ とが 指 摘 され て る わ け で す 。

これ が2002年 の 調 査 の 結 果 で す 。

現 行 の 指 導 要 領 の ド、 す な わ ち5日 制 導 人 以 後 の デ ー タ に 関 しま して は 、 そ の う ち に 発 表 され る も の と思 っ て お ります 。 そ れ を 私 は 非 常 に 期 待 を して い る。 い さ さ か 心 配 の 念 も な い わ け で は あ りませ ん が 、 そ うい う も の が 早 く 出 て 、 ち ゃ ん と した 評 価 を す る こ と が で き る こ と を期 待 して い る わ け で あ りま す 。

こ の よ う な 調 査 を3〜4年 間 隔 で 続 け て 実 行 す る 要 地 方 別 に 調 査 結 果 を 公 表 せ よ

地 方 に よ つ て は 別 に 学 力 調 査 を や つ て い る(自 力 か 民 間 に 依 頼)

(10)

私 の 提 案 と して は 、 こ うい っ た 調 査 を3年 な い し4年 間 隔 で き ち ん と 実 行 し て 、 そ れ を新 しい 指 導 要 領 に反 映 させ て い く とい うふ うに した ほ うが よ い 、 そ う す べ き で あ る と思 っ て い ま す 。 で きれ ば2年 に1回 の調 査 を と言 い た い と こ ろ で す が 、皆 さん の 人 力 の 限 界 も あ っ て 、そ うは い か な い 面 も あ る と思 い ます の で 、3

〜4年 に1回 の 間 隔 で 続 け る 必 要 が あ る と い う こ とで す 。

そ して ま た 、 これ は 文 部 科 学 省 に今 、 盛 ん に お 願 い を して い る と こ ろ で す が 、 国 で 行 っ た 調 査 の 結 果 は 、 地 方 別 に 全 部 公 開 して く だ さ い と い う こ と で す 。 グ ロー バ ル に 平 均 点 を発 表 す る だ け で な く、 き ち ん と地 方 別 の デ ー タ も公 開 して く だ さい とい う こ と で す 。

なぜ か とい うと 、 私 は さ ま ざ ま な 地 方 の 教 育 委 員 会 等 々 で お 手 伝 い を して い ま す が 、 い くっ か の 県 や 市 とい っ た 地 方 公 共 団 体 が 、 同 じ よ うな 調 査 を 独 自に 行 っ て い る か らで す 。 しか も 、 そ の 調 査 は 民 間 に 委 託 した り、 自分 た ち で 新 た に や っ た り、 大 変 な 努 力 を して い ます 。 同 じ努 力 を す る の な ら、 全 く違 う調 査 を して い くべ き で あ っ て 、 同 じ調 査 をす る 必 要 は あ りませ ん 。 そ ん な わ け で 、 国 と して 地 方 別 の デ ー タ も 公 開 を して い た だ き た い と、 私 は 以 前 か ら強 く主 張 して お りま す 。

た だ 、 こ の よ うな 事 を 言 う と 、 い ろ い ろ な 批 判 が 出 て き ま す 。 例 え ば 、 地 方 別 に 大 変 な 競 争 が 起 こ っ て 加 熱 して しま うだ ろ う とか 。 しか し、 悪 か っ た ら ど こ が 悪 い か を 指 摘 す れ ば い い の です 。 極 端 に 結 果 が 悪 か っ た ら、 そ の 地 方 に 対 して 教 員 の 定 数 を増 や す ぐ らい の こ と を 、 国 と して や っ た ら ど うか 。 そ の 位 の 努 力 を重 ね て い っ て 、 各 地 方 ご と に 特 徴 あ る デ ー タ を 出 して くだ さい と言 っ て い る の で す 。 も しそ れ が で き な けれ ば 、 今 は情 報 公 開 の 時 代 で す か ら、 は っ き り と した 情 報 を も っ て い る の な ら公 開 して くれ な い と訴 え る ぞ 、 とで も 言 お うか と 思 い ま す 。 も ち ろ ん 、 そ う い う過 激 な こ と は い た し ま せ ん が 、 や は り持 っ て る情 報 を は っ き り と させ て 、 公 開 し て い くべ き だ と 、 私 は 確 信 を 持 っ て い ま す 。

2理 科 離 れ か 一 一 ・ 収 中)で は45)科 目 中 一 番 好 き 問 題 は 勉 強 嫌 い な こ と

「 理 科 離 れ 、 理 科 離 れ 」 と言 わ れ は じめ て 十 数 年 が 過 ぎ ま した 。 私 は 、 「 理 科 離 れ 」 とい う話 が 始 ま っ た こ ろ 、 す な わ ち1992〜1993年 か ら、 盛 ん に 地 方 の 学 校 に 行 っ た り、19盟 年 か らは 東 京 の オ リ ン ピ ッ クセ ン ター や 北 九 州 市 等 々 で 実 験 を し て 、 子 ど も た ち と一 緒 に 楽 しむ とい う こ と を 始 め ま した 。 現 在 も 、 い ろ い ろ な と

図4教 科 の 好 き 嫌 い 、 勉 学 へ の 意 欲 の 低 下

理 科 は む し ろ 好 き ・ 勉 強 嫌 い が 多 い こ と が 問 題 勉強が好きだ(%)

ioa 90 60 70 60 50 40 30 20 is a

+全 般

一◎一 国語 一 へ一 社 会

+算 数 数学

+理 科

→ ← 英語

第5学 年 39.8 58.4 52.3 53.9 71.9

第6学 年 33.8 54.2 54.9 47.3 65.0

第1学 年 18.8 47.9 52.0 44.4 56.4 58.7

第2学 年 16.0 42.1 52.2 42.8 53.3 51.2

第3学 年 17.8 49.5 52.3 45.0 55.0 48.5 (注)勉 強 が 好 きです かとい う質 問 に対 して 「そ う思 う」と回 答 したものと 「どちらか といえぱそう思う」と

回 答 したものとの 合計

こ ろ で や っ て い ま す 。 そ ん な 時 、 子 ど も た ち の 様 子 を 見 て い る と 、 ち っ と も 理 科 離 れ し て い ま せ ん 。 も っ と も 、 そ うい う と こ ろ に は 理 科 が 好 き か 、 熱 心 な 子 ど も が 来 る せ い な の か も しれ ま せ ん が 。 そ こ で 、 本 当 に そ ん な に 理 科 離 れ し て る の か と い う 話 で す が 、2DO2年 の デ ー タ で 面 白 い 結 果 が 出 て き ま し た 。

教 科 の 好 き 嫌 い 、 勉 強 の 好 き 嫌 い の デ ー タ で あ り ま す が 、 こ れ を 見 る と 、 子 ど も た ち は 理 科 が 一 番 好 き な の で す 。 小 学 校5、6、 中 学1、2、3年 と 、全 般 を 通 じ て 理 科 が 一 番 好 き で す 。 一 番 低 い と こ ろ で も 、 中 学 校2年 で53%ぐ ら い の 子 ど も が 理 科 を 好 き だ と 言 っ て る わ け で す 。 一 番 嫌 い な の は 数 学 で す 。 そ れ で も 一 番 悪 く て も 、43%ぐ ら い の 子 が 数 学 が 好 き だ と 言 っ て い ま す 。

た だ 、 問 題 な の は 全 般 に 勉 強 が 好 き で す か 」 と い う 質 問 に 対 し て は 、 「好 き だ 」 と 答 え る 子 が ガ タ っ と 下 が っ て し ま う こ と で す 。 こ れ に は 私 、 愕 然 と し ま し た 。 中 学 校 の2年 生 は16%の 子 し か 、 勉 強 を 好 き だ と 言 わ な い 。 こ れ は 、 ど う し て こ ん な こ と に な る の で し ょ う か 。 教 育 者 の 方 々 に 、 お 聞 き し た い 問 題 で す 。

こ う い っ た 質 問 に 対 し て は 、 ア メ リ カ の 子 ど も た ち は こ ん な ふ う に は な り ま せ ん 。 も っ と 好 き だ 」 と 答 え ま す 。 日本 の 子 ど も た ち は 、 よ ほ ど 成 績 が 良 く て 自 信 が な け れ ば 「好 き だ 」 と 言 え な い の で は な い か 、 と い う こ と が 問 題 で す 。 私 は 、

(11)

日本 の 子 ど も た ち が も っ と の び の び と 「 勉 強 が好 き で す 」 と言 え る よ うな 雰 囲 気 が 作 られ る こ と を望 ん で い る わ け で す 。何 と な く、隣 の 子 の顔 を 見 て 、 「 勉 強 好 き だ 」 と うっ か り言 う と、 い じめ られ る の で は な い か とい うふ うな 雰 囲 気 が あ る の で は な い だ ろ うか 。 自意 識 過 剰 な と こ ろ が あ る の で は な い だ ろ うか 。 こ の 辺 が 、 私 の 疑 問 で す 。 教 育 の 現 場 の.方々 にぜ ひ 、 な ぜ こ ん な に 多 く の 子 ど も が 勉 強 が 嫌 い だ と答 え る の か 、 は っ き り と分 析 を して い た だ き た い と思 い ま す 。

3.国 際 比 較:TIMSS)で は 日 本 の 子 ど も は 理 科 嫌 い が き わ め て 多 い 日本 の 子 ど もた ち は 他.教科 と の 比 較 で 理 科 が 一 番 好 き で す が 、 国 際 比 較 で は 、 や は り世 界 の 中 で 一.番理 科 嫌 い が 多 い とい うデ ー.タが あ り ます 。 少 し古 い デ ー タ で す が 、TIMSS‑R、1999年 の デ ー タ で 見 て み ま し ょ う。 図5の 左 側 は 、 皆 さ ん ご承 知 のTIMSS‑Rの 数 学 の 成 績 で す 。1番 が シ ン ガ ポ ー ル 、2番 が 韓 国 、3番 が 台 湾 、 香 港 、 日本 と 、 日本 は5番 目 に成 績 が よ か っ た 。

問題 は こ の 右 側 で す 。 「 大 好 き 及 び 好 き の 合 計 」欄 を 見 る と 、 日本 は1番 ドか ら 2番 目で す 。 そ して こ の 数 字 、48%と い うの は 、 先 ほ ど示 した 中 学 校2年 生 ぐ ら い の 人 た ち の 日本 の 調 査 の 数 字 と、 ほ ぼ 一 致 す る わ け で す 。 で す か ら こ の 数 字 は 間 違 い あ りま せ ん 。 こ れ が あ ま りに も低 い こ とが 心 配 で す 。 日本 の 子 ど も た ち は 成 績 は い い の に 、 理 科 離 れ して る 、算 数 ・数 学 離 れ して る と い わ れ る こ とが 心 配

な の で す 。

こ こ で 面 白 い こ と は 、 シ ン ガ ポ ー ル は い ろ い ろ な 理 由 で 例 外 で す が 、 韓 国 、 台 湾 とい う非 常 に 成 績 の い い 国 々 も、 理 科 離 れ 、 算 数 ・数 学 離 れ が 多 い の で す 。 だ か ら数 学 離 れ とか 理 科 離 れ とい うの は 、 成 績 と無 関 係 だ とい うわ け で 、 これ は本 当 な の か も しれ な い とい う感 じ もい た しま す 。 そ れ に っ い て は 私 は 物 理 学 者 で あ りま す か ら、 プ ロ ッ トす る こ と に い た しま す が 、 そ の 前 に 全 く 同 じ よ うな デ ー タ を 、 理 科 に つ い て 紹 介 い た しま す 。

1999年 のTIMSS‑Rの 理 科 の デ ー タ で す(図6)。 台 湾 が1位 、シ ン ガ ポ ー ル2 位 、 ハ ン ガ リー3位 、 日本4位 、 韓 国5位 と 、 ア ジ ア 諸 国 は 非 常 に 成 績 が よい 。

そ の ア ジ ア 諸 国 の 成 績 の い い 国 々 の 「 理 科 大 好 き及 び 好 き の 合 計 」が 、シ ン ガ ポ ー ル は ま あ ま あ で す が 、 一 番 ビ リが 韓 国 、 日本 、 オ ー ス トラ リア 、 イ ス ラ エ ル 、 台 湾 。 要 す る に非 常 に 成 績 の い い 国 々 の 理 科 離 れ が 非 常 に 多 い と い う こ とで す 。

以 上 の こ と か ら、 こ うい う結 論 を 出 しま す 。 「 嫌 い な 学 生 が 多 けれ ば 、成 績 が 低 い とは 、 簡 単 に 言 うこ とは で き ま せ ん 」 と。

図5数 学 の得 点 と好 き 嫌 い 国 際 比較(14歳)

3回TIMSS‑R1999年

国'地 域

ン ン    

蓉塁

言震ベ ルギ《 フラマン語 圏) オランダ

スロバキア ハンガリー カナダ スロベニア ロシア オーストラリア フインラン ド チエコ マレーシア ブルガリア ラトビア アメリ力合 衆 国 イギリス ニユージーラン ド リトアニア イタリア キプロス ルーマニア モル ドバ タイ イスラエル チユニジア マケ ドニア トルコ ヨルダン イラン インドネシア チエイ フイリピン モロッコ

アフリカ

平 均得

4 7

z

47 47 7

4

4

4

7 7

4

7

7

7

好き 」及 び 好 き」の 口言1999年

国 ノ地 域

マ ツ インドネシア フイリピン 南アフリカ モロッコ イラン ヨルダン マケドニア シンガポール タイ ロシア チユニジア キプロス トルコ イギリス 香港 イスラエル チリ カナダ ニユージーランド リトアニア スロバキァ アメリ力合衆 国 ルーマニ ア イタリア ブルガリア オーストラリア ベ ルギー(フラマン語 圏1 ブインランド ハンガリー ラトビア スロベ ニア

享鑑 モルドバ

生 徒の割合%

z

7 z

7E 77

7

5 z

5

3

図6理 科 の得 点 と好 き 嫌 い 国 際 比較(14歳)

第3回TIMSS‑R1999年

国 ノ地域

シンガボール ハンガリー

オランダ オーストラリア チエコ イギリス フインラン ド スロバキア

ベ ルギ唄 フラマン語 圏) スロベニア

カナダ 香 港 ロシア ブルガリア アメリ力合 衆 国 ニユージーラン ド ラトヒ.ア イタリア マレーシア リトアニア タイ ルーマニア イスラエル キプロス モル ドバ マケ ドニア ヨルダン イラン インドネシア トルコ チユニジア チリ フイリピン モロツコ

アフリカ

平 均得

4 4

47

4

4

z z

「大 好 き」及 び 「好 き」の 口計1999年

国1地 域

ン'不 ンア マレーシア イラン ブイリビン タイ チユニジア チリ ヨルダン トルコ シンガポール 南アフリカ イギリス 香港 キプロス アメリ力合衆 国 イタリア カナダ ニユージーランド 台湾 イスラエル オ ストラリア

生 徒の割 口%

7 7

63 7fi

鷺 諾 ll 器

55

52

(12)

図7

ioooooa

数 学 にお ける 平 均 得 点 と生徒 の割 合 の散 布 図

sooaoa

生50.0000 徒

合400000

zooooa

Ooaoa

◆37 ◆15

瀧5瓠3 ◆薪9

畷 嚇 網

X25

◆143ち2

◆5

相 関 係 数;一 〇、62 zis.oaoosaa.eoaoaossoaoaiz.aooasse.zooasaa.oaoa

卒 均 得 点

1

7 B 5 is

国 名 シンガポール

韓国 台湾 香港

日本 ペ ルギー スロバキア ハ ンガリー カナダ スロベニァ

11 1 1 1 1 1 ll 1B 15 za

国 名 ロシア オーストラリア フィンランド チ エコ マレーシァ ブルカ円ア ラトビア アメリ力合衆 国 イギリス ニユ ージ ー ラ ン ド

zi zs za zai 25 ze 27 ze zs 3C

国 名

リトア三ア イタリア キプ ロス ワト マニア モル ドバ タイ イスラエル チュニ ジア マケ ドニァ

トルコ 7

国 名 ヨルダン イラン インドネシア チリ フィリピン モ ロ ツコ 南 アフリカ

図7は 、 横 軸 に 平 均 得 点 、 縦 軸 に 数 学 が 好 き とい うパ ー セ ン テ ー ジ で 、 これ を ご 覧 に な る とお 分 か りに な り ま す が 、5番 が 日本 、2番 の 韓 国 、3番 の 台 湾 、 成 績 は 圧 倒 的 に い い 、 で も数 学 が 嫌 い だ と言 っ た 子 ど も も一 番 多 い。 こ こ に は 数 学 が 好 き だ と言 っ た 生 徒 の 多 い 順 に 、 上 か ら ドに プ ロ ッ トして あ りま す の で 、 要 す る に数 学 が 嫌 い だ と言 う子 ど も た ち が 圧 倒 的 に 多 い 国 々 、 これ が 成 績 の 上 で は 圧 倒 的 に 高 い 。 こ れ は 、 ネ ガ テ ィ ブ な 相 関 で す 。 面 白い で し ょ う。

TIMSSの 調 査 結 果 な どを 見 て い る と 、こ うい っ た デ ー タ が た く さ ん あ っ て 、私 は も う物 理 の研 究 と同 じ よ うに 楽 しん で る わ け で す 。 こ うい うの を 見 る と、 単 純 に教 科 を 好 き に させ れ ば 、 成 績 が 上 が る っ て い うわ け で は な い 、 何 か 違 う も の が あ る ら しい とい うこ と が 分 か りま す 。 そ して も しか す る と、 韓 国 、 台 湾 、 日本 で は 、 孔 子 以 来 、 共 通 して 、 た く さ ん 「 勉 強 し ろ 、勉 強 しろ 」 「 覚 え ろ 、覚 え ろ 」 と や っ て き た た め に 、 子 ど も た ち は 嫌 に な っ て しま っ た の か も しれ ま せ ん 。 も っ と 楽 し く教 え る 必 要 が 、 あ る の か も しれ ま せ ん 。 な ぜ こ ん な に 嫌 い な の に 成 績 が い い の か を 、 ぜ ひ と も皆 さん 、 教 育 の 専 門 家 と して お 考 え い た だ け れ ば 幸 い で す 。

図8ホ ームワークに費やす時間

Esffiaidmcannumberofhoursspentonhomework

brbnguage,ma止ematbsandscbnceGou「ses成 績 の 順

ギ リ シ ヤ ハ ン ガ リー イギ リ ス ス ベ イ ン ボ ー ラ ン ド メキ シ コ イ タ リ ア ア イル ラ ン ド ボ ル トガ ル フラ ン ス カ ナ ダ

ニ ユ ージ ー ラ ン ド オー ス トラ リア デ ン マー ク ア イ ス ラ ン ド

ドイ ツ ア メ リ カ ノル ウ エ ー ペ ル ギ ー 韓 国 ス イ ス ル ク セ ン ブ ル グ ブ イン ラ ン ド チ エ コ ス ウ エー デ ン オー ス トリ ア 日本 ロシ ア ラ トビ ア ブラ ジル

リ ヒテ ン シ ユ タ イ ン オラ ンダ

ーtoa

OE 平 均

[=========コ7.0

d・ ・・d

以 下 ロZF均

=

一〇50

Dの 以 上

0

Ooa 050

zs

4.4 4.' z

a 9 3

4 a g

a i

i l

E

:1

4 9 0 s E .5 m m m

toa

1毛 ll最

z 3

1毛

11 6

19

1も

B

Source:OECDPISAdatabase2001TabD7fi

■ 宿 題 に 時 間 を 使 え ば 使 う ほ ど 成 績 が よ い わ け で は な い2000年 度PISAの 調 査 逆 説 的 な こ とを い う と何 が い い か とい う と、 問 題 点 が 明 らか に な りま す の で 、 あ え て 逆 説 を 申 し上 げ る こ と に い た しま す 。 ㎜ 年 度 のPISAの デ ー タ が あ りま す(図8)。 宿 題 に 時 間 を使 え ば使 うほ ど、成 績 が よい で あ ろ うか 。 これ は ど うい うふ う に調 べ た か 、 私 も本 当 の こ と を 言 う と分 か ら な い ん で す け れ ど も 、 ホ ー ム ワ ー ク で 勉 強 す る時 間 とい うも の の デ ー タ を 見 て み ま す 。

グ ラ フ が 右 に 長 けれ ば 長 い ほ ど、 宿 題 を た く さん や る。 白い ほ うが 長 け れ ば 長 い ほ ど、宿 題 を や る時 間 が 短 い とい うこ と な の で す が 、不 思 議 な こ と が あ りま す 。 これ で 見 る と、 日本 は 一 番 ホ ー ム ワー ク を しな い 国 で す 。 こ の 時 の 成 績 は 上 か ら

8番 目で した。 フ ィ ン ラ ン ドもあ ま りホ ー ム ワー ク を しな い 国 で 、 ドか ら数 え た ほ うが 早 い く らい で す 。 しか し、成 績 は1番 で す 。 成 績 の い い 国 々 は 、あ ま りホ ー ム ワー ク の 時 間 は 多 く あ りま せ ん 。 成 績 が 最 低 だ っ た 国 は ホ ー ム ワー ク の 時 間 は 多 い ほ うに 入 っ て い ま す 。 ど う も 、 ホ ー ム ワ ー ク をや れ ば や る ほ ど、 成 績 は 悪 い よ うで す 。 こ れ は ど う して な の だ ろ うか と 、 私 は 非 常 に 不 思 議 に 思 うの で す 。

■ 授 業 時 間 が 多 け れ ば 成 績 が 上 る と は 限 ら な い

そ れ か ら も う一 つ 、 授 業 時 間 が 多 けれ ば 多 い ほ ど 、 成 績 が 上 が る と お っ しゃ る

方 が 大 勢 い る の は 、本 当 で し ょ うか 。 これ は1995年 のTIMSSの デ ー タ で す(図9、

(13)

図9週 あ た りの理 科 の平 均 授 業 時数 と理 科 の 得点(中 学 校2年)

日 本

ス ペ イ ン

国際 平均

2時 間未 満

生徒 の割 合 (覧)

5

43

5

13

理 科の 得点

618

殿 駿

2〜3.5時 間 未 満 生徒 の割 合 理 科の 得点

(覧)

94∈ β9

51∈ 翼31

841518

71留3

3.5〜5時 間 未 満 生徒 の割 合

(覧) 0

1

11

13

理 科の 得点

5時 間 以上

生徒 の割 合 (覧)

1

5

1

3

理 科の 得点

(TIMSS19357

図10週 あ た りの数 学 の 平 均 授 業 時 数 と数 学 の得 点(中 学 校2年)

日 本

国際 平均

2時 間未 満

生徒 の割 合 偶)

4

1

2

数 学の 得点

2〜3.5時 間 未 満 生徒 の割 合 数 学の 得点

偶)

91鯉

901610

531519

3.5〜5時 間 未 満 生徒 の割 合

偶) 4

5

40

数 学の 得点

∈21

5時 間 以 上

生徒 の割 合

偶) 0

5

5

数 学の 得点

駿

(TIMSS1935)

図10)。 こ のTIMSSの 結 果 を 見 る と 面 白 い こ と が 分 か り ま す 。 日本 で は 、2時 間 未 満 し か 理 科 を 教 え な い と い う と こ ろ で618点 、5%っ て わ ず か で す か ら 、 あ ま り 定 量 的 に 意 味 な い か も し れ ま せ ん が 、618点 取 っ て る の に 、2時 間 か ら3.5時 間 教 え て い る 胆%の 子 ど も た ち は569点 に 下 が っ て し ま う。

こ れ は 少 数 の 例 で す か ら 、 あ ま り重 要 な 意 味 を 持 た な い か も し れ ま せ ん れ け ど も 、 こ こ で 韓 国 の デ ー タ を 見 ま す と 、43%の 子 は2時 間 し か 勉 強 し て な い の に 、 569点 取 っ て い ま す 。51%の 子 が2時 間 か ら3.5時 間 の 勉 強 を し て る の に561点 で 、 平 均 値 は ドが っ て し ま い ま す 。 そ し て 、例 え ば ス ペ イ ン の 場 合 は 、2時 間 未 満 が532 点 、2時 間 か ら3.5時 間 教 え る と518点 、3.5時 間 か ら5時 間 教 え る と ∈02点 、 教 え れ ば 教 え る ほ ど 下 が っ て い ま す 。 こ れ は 、 ち ゃ ん とTIMSSの 報 告 書 の 中 に 書 い て あ

り ま す 。

数 学 の ほ う は こ れ ほ ど 不 思 議 な 相 関 は な く て 、 教 え る ほ う が 少 し成 績 が 上 が る と い う デ ー タ で す が 、 理 科 の 場 合 は こ う い う不 思 議 な こ と が あ り ま す 。

も う 一 つ 見 て み ま す と 、1999年 のTIMSS‑Rで す が 、 こ れ は 成 績 の 順 で 台 湾 、 シ ン ガ ポ ー ル 、 ハ ン ガ リ ー 、 日本 、 韓 国 、 各 教 科 に お け る 各 国 の カ リ キ ュ ラ ム に

図11

台蕎

繍 ± 二=

。.駕

.誰;

スロペニア

離,

対 す る 理 科 の割 り当 て の パ ー セ ン テ ー ジ が 書 い て あ りま す(図11)。 成 績 の 悪 い 国 の ほ うが 、 理 科 に 使 っ て い るパ ー セ ン テ ー ジ が 多 い こ とが 分 か りま す 。 日本 や 韓 国 、 台 湾 は 、 理 科 に使 う時 間 の割 合 が 少 な くな っ て い ま す 。

だ か ら理 科 の 授 業 に 時 間 を使 え ば 使 うほ ど成 績 が 上 が りま す か とい う問 い に 対 して は 、 ノー と言 わ ざ る を得 ま せ ん 。 だ か ら と い っ て 理 科 の 時 間 を 減 らせ と言 っ て い る わ け で は あ りま せ ん の で 、 間 違 え な い よ う に。 理 科 の 時 間 は き ち ん と増 や さ な くて は い け な い けれ ど も 、 簡 単 に理 科 の 時 間 を増 や せ ば 、成 績 が 上 が りま す よ と い うふ うに は 、 お っ しゃ らな い で い た だ き た い と い う こ とで す 。

TIMSS‑R成 績 順 位 別 理 科 の 授 業 時数 の割 合

7ルガ リ7

ア メリカ

ユ ージ ーラ ンド

ラ トビア

図12

シ ンガボ'一 ル 弓

饗 ド 譲̲.

瓢;

醐 τ .。 鴬'

。一.勘;

竹 二.

マレーシア

TIMSS‑R成 績 順 位 別数 学 の授 業 時 数 の 割 合

15

・12陶15

1Zヤ1巨

'η.已 一1

イタ.ノア.

マ レー シア

,.トア ニア

うイ

5印10

・11

伽9

矯'E2暗

1二r1δ

キ プロス

モ ル ドバ

マ ケドニア

ヨル ダ ン い.

イランw甲'.

イン ド訊シア 官'

トル コ

ラ ユニジ ア.幅 ・ ㍗=3

チ リ

フィ1,ピン

モ ロ.ン]‑

粛 アフ1,刀

.12 15

・zo 25

1」2D2」 日055

.̲、,112

.ヨ

諏 ゴ 噂

ブル万リア

;嘉.

.、.。1螺

リトアニア

̲".̀筆::

13

 リ

.。。ス̲'

ル ーマ=ア 断師 烈

モル ドパ

タイ 叩π 日

イ スラエ ル

チ ュニ ジア.

マケ ドニ ア

トルコ 「「 ■

ヨル ダン

イラン

イン ドネシア.^二.

チIj

フィリごンrへ ・・10

モPツ コ 「

南 ア ノリカ

o

15

15

.16

.5

e.10‑15

15

僧̀ーう"口

陛 匙[;:

・凹臼・13

"

o

(14)

4.国 際 比 較TIMSSとPISAに つ い て

今 回 のTIMSSの こ と に つ い て は 、私 の 後 に詳 しい ご報 告 が 行 わ れ ま す の で 、私 は ご く ご く簡 単 に特 徴 的 だ と思 うこ と を 、 い くつ か 話 して お き た い と思 い ま す 。

TlMSSあ まり変 わ らな い

PISA数 学 理 科 は あまり変 わ らな い 。特 に理 科 は 。し か し総 合 的 読 解 力 は か な り下 が つた 。

勉 強 へ の意 欲 、勉 強 する ことの 動 機 付 けが 弱 い 。 自信 が な い。

理 科 わくわ くプ ランは 成 功 。理 科 好 きが 増 え て い る 。

■TIMSS

ま ずTIMSSで は 、1995、1999年 、 κ03年 と 、 ど う 変 化 し て い っ た の か 。PISA

と2:X)3と 比 べ て ど う変 化 し て い っ た か 、 こ う い う こ と に つ い て 見 ま す と 、 私 の 印 象 で はTIMSSは ほ と ん ど 変 わ っ て い ま せ ん 。TIMSSの 理 科 と 算 数 は 少 し は 有 意 に 下 が っ た と か 上 が っ た と い う話 が あ り ま す が 、 本 質 的 に は そ れ ほ ど変 わ っ て い ま せ ん 。

PISAも 理 科 の ほ う は 全 く 変 わ っ て い ま せ ん 。 数 学 も 前 と 同 じ 分 野 の 問 題 に 関 し て は 、 変 わ っ て い ま せ ん 。 た だ 少 し ば か り新 し い と こ ろ が 悪 か っ た と 、 こ う い う こ と で 、 や は りPISAの ほ う も 数 学 、 理 科 は 本 質 的 に 変 わ っ て な い と 言 っ て い い で し ょ う。 し か し総 合 的 な 読 解 力 は か な り 下 が っ て い ま す 。 総 合 的 読 解 力 が 下 が っ た 理 出 と い う の は 、 上 位 が 下 が っ た の で は な く 、 下 位 の 人 々 が 増 え て き た と い う こ と で あ る と 、PISAで 述 べ て い る わ け で す 。

し か し な が ら 、 日本 の 子 ど も た ち は 先 ほ ど も 申 し ま し た よ う に 、 理 科 好 き が 少 な い 、 あ る い は 数 学 好 き が 少 な い と い う 問 題 も あ る し 、 勉 強 が 嫌 い だ と 言 う子 ど も が 非 常 に 多 い と い う こ と が あ り ま す 。 こ う い うTIMSSと かPISAを 見 て も 、 全 体 に 勉 強 へ の 意 欲 が 弱 い と か 、 勉 強 す る こ と の 動 機 付 け が 非 常 に 弱 い 。 そ し て ま た 自信 が な い 。 こ の 辺 を 私 は 心 配 し て る の で す 。 も っ と 子 ど も た ち が わ く わ く と 未 来 に 対 し て 意 欲 を 持 っ て 、 勉 強 す る 。 勉 強 と い う の は つ ら い で す か ら 、 嫌 い な 人 は い て も 仕 方 が な い と 思 い ま す 。 し か し学 ぶ こ と が 意 味 が あ る ん だ と い う こ と を 、 も っ と 強 く 思 う よ う に な っ て ほ し い と 思 っ て ま す 。

そ う い う 点 で 、 私 は 理 科 わ く わ く プ ラ ン は 、 明 ら か に 成 功 し て い る と 思 うの で す 。 理 科 わ く わ く プ ラ ン の 成 功 点 は ど こ に あ る か と い う と 、 理 科 好 き が 増 え て ま

図13TIMSS2003の ポ イ ン ト

小学 校

年 調査結 果(25力 国)

前 回(19お 年)の 調 査 結 果(26力 国)

3位(晒 点)

1鰯 年 の 平 均 得 点 と同程 度

3位(567点) 3位(543点)

1995年 の 平 均 得 点 よ り有 意 に 低 下 [触 ・

中学 校

λC3年 調 査 結 果(25力 国) 前 回(1geg年)の 調 査 結 果(38力 国)

5位(570点)

1蜘 年 の 平 均 得 点 よ り有 意 に 低 下 5位(579点) 6位(5駿 点)

1㈱ 年 の 平 均 得 点 と 同 程 度 4位(550点)

す 。 この 点 、 非 常 に は っ き り して い ます 。 こ の 点 につ い て は 、 私 の 調 べ た 範 囲 で 後 ほ どデ ー タ を 紹 介 い た しま す 。

文 部 科 学 省 が 理 科 わ くわ く プ ラ ン をや っ て き た と い う こ と は 、 理 科 の 成 績 が 、 PISAに して もTIMSSに して も変 わ らな か っ た とい うこ とに も 現 れ て い ま す し、

理 科 好 き が 増 え て き て い る と い う こ とは 、 わ く わ く プ ラ ン が 成 功 した と い う証 拠 で あ る と思 い ま す し、今 後 、 も っ と そ れ を 広 げ て 、 「 勉 強 好 き わ くわ くプ ラ ン 」 と い うの を 、 ぜ ひ お 進 め くだ さ い と、 こ の 前 も 大 臣 に 申 し上 げ た 次 第 で す 。

も う細 か い 数 字 は 申 し上 げ ま せ ん けれ ど も 、1995年 の 小 学 校 の 算 数 の 実 力 が567 点 で3位 で あ っ た 。そ れ が 今 回 は565点 で3位 で ほ と ん ど変 わ っ て い ま せ ん 。理 科 は 小 学 校 は1995年 に553点 で2位 で した 。 今 回 は別3点 で3位 で す 。 や や 厳 し く見 る と 、 前 回 の 平 均 得 点 よ り も有 意 に 低 ドして い る か も しれ ま せ ん 。 そ れ で も2位 が3位 に な っ た 程 度 の 変 化 で しか あ りま せ ん 。 数 学 は 中 学 で は 、 前 回5位 、 今 回 も5位 で す 。 そ の 点 で は 変 わ らな い の で す が 、 点 数 は579か ら570、 厳 し く言 え ば 前 回 の 平 均 と比 べ て 有 意 に低 下 して い ま す 。 しか し5位 は5位 で あ る と も い え ま す 。

理 科 は4位 か ら6位 に 下 が りま した が 、 これ は 調 査 に新 しい 国 が 加 わ っ た こ と

も か か わ っ て ドが っ て い る の で あ っ て 、 点 数 は550点 が552点 と、 む し ろ上 が っ て

い ま す 。 これ は 変 わ っ た と は 統 計 的 に は 言 え ませ ん 。 上 に 上 が っ た と は 言 え ま せ

ん けれ ど も 、 全 く 同程 度 で あ っ た と言 っ て よ い と思 い ま す 。 こ うい う意 味 で 、 理

参照

関連したドキュメント

 平成30年度の全国公私立高等学校海外(国内)修

工学部の川西琢也助教授が「米 国におけるファカルティディベ ロップメントと遠隔地 学習の実 態」について,また医学系研究科

⑹外国の⼤学その他の外国の学校(その教育研究活動等の総合的な状況について、当該外国の政府又は関

(※2) SOGS (The South Oaks Gambling Screen)は、世界的に最も多く⽤いられているギャンブル依存の簡易スクリー

当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査の基準に

析の視角について付言しておくことが必要であろう︒各国の状況に対する比較法的視点からの分析は︑直ちに国際法

ダブルディグリー留学とは、関西学院大学国際学部(SIS)に在籍しながら、海外の大学に留学し、それぞれの大学で修得し

会におけるイノベーション創出環境を確立し,わが国産業の国際競争力の向