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特別支援教育における金融教育の取 り組み

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Academic year: 2021

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特別支援教育における金融教育の取 り組み

小金井俊夫 尾 高邦生 吉揮 洋人 小 島啓治 神谷 千恵子 池尻加奈 子 川井優 子 高橋 由佳 伊藤 友彦

Ⅰ は じめに

東京 学芸大学附属特別 支援 学校 は、東京 学芸大学 ・みず ほ フィナ ンシ ャル グル ー プ金融教 育共 同プ ロジェ ク トに昨年度 よ り参加 し、 「 特別 支援 教 育 にお け る金 融教 育」 とい うテーマ で研 究 ・実践 的検討 を行 って きた。特別支援 教育‑ の転換期 で あ るこの時期 に、金融教 育 を、

支援 を必要 としてい る子 どもた ちに ど うな げか けてい くか は、特別 支援 教 育 の内容 的検討 と い う意 味 において重要 な もので あ る と考 え る

それ は、 この子 どもた ちが、社 会 の 中で どの よ うに生 きてい くか を考 える契機 で あ り、そ のた めに どの よ うな学習 内容 を学校 として 与 え られ るか を考 え る機 会 で もあ る と思 うか らで あ る

今 回の報告 は、金 融教育 を、知 的障害 を 主 た る対 象 とす る特別 支援学校 高等部 の 中 ・軽度 の生徒‑ の 「くら しづ く り」 のた めの学習 の一環 として とらえ、 この 1 年 半 の間 に本校 で検討 して きた 内容 と授 業実践 につ いて報告す るもので あ る

1 .研 究 の課 題

研 究 の課題 を次 の よ うに設 定 した。

①金融教育 の指導 内容 の検討 : 高等部 の 中 ・軽度 生徒 を対象 とした金融教育 の指導 内 容 のモデル を作成す る

②テ キス ト、指導案集 の作成 : 上記指導 内容 を元 に したテ キス トや指導案集 を作成 す る

③授 業づ く り 指導 内容 の検討 のた めの授 業 を行 う事 を通 して、授 業 づ く りのポイ ン トを明 らか にす る

2.特 別 支 援教 育 に お ける金 融教 育 の指 導 内容

昨年度 の主 な検討 内容 のひ とつ は、特別 支援 学校 高等部 にお ける 「 金 融教育 の指導 内容 」 につ いてで あ る。「 特別 支援 教育 にお け る金 融教 育 」 を知 的障害 を主た る対象 とす る特別 支援 学校 高等部 にお け る中 ・軽度 生徒 ‑ の 「く らしづ く り」 た めの学習 とと らえた時、そ の内容 は大 き く二つ に分 け るこ とがで き る

そのひ とっ は、生徒 達 が卒業後 の生活 の 中で 出会 う具 体 的 な場 面 の 中で必要 とな る知識 や行 動 の学習 で あ る。例 えば旅行 な どの計画 の立て方や 予 算 につ いてで あ り、また、銀行 の利 用 の仕 方や 、金銭 管理 の方法 な どで あ る

も うひ とつ は、

よ り社会 的事象 に関心 を深 め、社 会 で起 こってい るこ とが理解 で きる よ うにな ってい くた め

の知識 で あ る

例 えば年金 についてで あ り、流通や物 の値 段 につ いて の知識 な どで あ る

研 究 で は、 これ らの学習 を 「 わた した ちの くらしとお金 」 とい う名称 で ま とめ、上記分類 の

前者を 「くらしとお金 」、後者 を 「 社会 と経 済 」 とい う名 称 でま とめた。資料 1 が 「 わた した

(2)

3. 生徒用 テキス トや指導 案 集の作成 につ いて

今 年度 の主 な検討 内容 のひ とつ が生徒用 テ キス トの作成 で あ る

テ キス ト 「くら しとお金 」 は、「 わた した ちの くら しとお金 」とい う名 称 で ま とめた 「 特別 支援 教 育 にお け る金 融教 育 の指 導 内容 」 ( 以 下 「 指 導 内容 」 )の 内 の前 半 「く ら しとお金 」 の部分 を生徒 用 のテ キス トと して ア レンジ した もので あ る 。 「 指導 内容 」が特別 支援 学校 高等部 の 中 ・軽 度 の生徒 を対象 と してい る よ うに、このテ キス トも同 じ生徒 達 を対象 と して構 成 してい る

テ キス トは、「 指導 内容 」の前 半 「く ら しとお金 」を構 成 してい る 5つ の内容 に 「は じめに」 と 「 お わ りに」 をつ けた全 7章 で構 成 され てい る

内容 と して は 、「くら しとお金 」 に盛 り込 まれ た 内容 の導入 の部分 で ま とめ た もの と捉 えてい ただ けれ ば と考 えてい る

また、 い くつ か の節 に 1 ペ ー ジの ワー クシー トを 配 してい る

各 学校 等 で使 用 され る場合 には、 これ らの点 を考慮 して頂 き、それ ぞれ の授 業 の 対象者 の状況 等 に応 じ、また 、必 要 な内容 に 関 して さ らに掘 り下 げて授 業 を行 って頂 きたい と 考 えてい る

ワー クシー トにつ い て もそ の ま ま使 って もか まわ ない し、ひ とつ の参考 と してL さ

らに生徒 た ちに合 わせ た工夫 を していただ け る と、 とも考 えて い る

ま た、指 導案集 につ い て は、現在検討 を重 ね てい る段 階 で、作成 には至 って いない。

4 ∴授業づ くり

授 業づ く りにつ い て は、高等 部 の 「く ら し 」 の時 間 に軽 ・中度 の生徒 を 中心 と した 1‑ 2 グ ル ー プで継 続 的 に行 って きた。 そ の 中で は、次 の よ うなテーマ での研 究授 業 も行 った。

2007 年 7 月 ′外 出の計 画 とお金 の使 用 につ い て :計画 的 なお金 の使 用 7 月 小 遣 い帳 をつ け よ う

10 月 ATM の利 用 の仕 方 10 月 印鑑 や 通 帳 の扱 い 2008 年 10 月 ATM の利 用 につ い て

:計 画 的 なお金 の使 用 :金 融機 関 の利 用

:安 心 な く ら し

:金 融機 関 の利 用 ( 資料 2‑ 5) これ らの授 業 づ く りの 中で、次 の こ とを授 業 づ く りの ポイ ン トと して あ げ る こ とがで きた。

◎授 業 を組 み立 て るに あた って のポイ ン ト

① 生徒 の主体性 を重視 す る

② 現 実 的 な場 面 を経 験す る と ともに、将 来 の 自分 の生活 を想 像 させ る

③ 生徒 に身近 な、 また具 体 的 な話題 か ら考 え させ 、具 体 的 な内容 や 教材 を準備 す る。

④ 現在 の生活 や将 来 の生活 ‑ の見通 しを持 たせ 、学 習 内容 を 自分 の もの (こ と) と して と らえ られ る よ うにす る

⑤必 ず 「 困 った とき 」 の対応 を教 え る

⑥ 1 つ の授 業 に 1 つ 以上 の ワー クシー トを準備 し、 時 間内 にま とめ させ る

⑦ 必 要 に応 じて生徒 の生活 状 況 な どの情 報を 保護 者 か ら得 てお く

⑧ ゲ ス トテ ィーチ ヤー な ども有効 に利 用 す る 。

5. 今後の課題

今 後 の課 題 と して は以 下の こ とが あげ られ る。

① 「 わ た した ちの く ら しとお金 」 の指導 内容 に関わ る授 業展 開例 の作成。

② 「 社 会 と経 済 」 の学習 内容 の検討 と授 業 づ く り。

(3)

資料 1 「 わた したちの くらしとお金」の指導内容

1.目標

①金銭 に関す る生活 に必要な知識 と技能 を身 につ け、今 の生活 にいかす とともに、将来の生活 について考 えることができる。

②将来の生活 の主体者 として、金銭管理 の方法 な ど生活 に必要な金銭 に関わ る事柄 を考 えるこ とができる。

③金銭 に関す る身近な事柄や 、将来必要 になるであろ う事柄 に関心 を持 ち、 自分 の癖来の生曙 を想 定す る中でその内容や必要性 について考 えることができる

2.内容

1 )身近 な金銭管理や生活設計 ( 分野 :くらしとお金)

・計画的な金銭 の使用

・金融機 関や社会資源 の利用

・金銭管理 ・生活設計

・消費者教育 ・危機 回避

・ ・支援機 関や支援者 の利用

2)社会や経済に関す る知識 と理解 ( 分野 :社会 と経済)

・収入 ・労働 と賃金

・税 の徴収 と国の支 出

・年金 とその問題

・流通 と経済 についての基礎知識

・貨幣の種類 と価値

・お金 に関す る犯罪 とその予防 3.具体的内容 と指導 の展 開

1 ) くらしとお金

内 容 ・ね ら い 学習の展開 ( 例) 学 習 内 容

上手 にお金 を使お う ・生活 に関わる金鉄的事象 ・買い物 を しよ う ・ . 生活 に必要なものは何

( 計画的な に関' して金銭の使用 に関 ・生活 に必要 なものが売ってい る

金銭 の使用) す る計画の立て方や上手 場所

なお金の使い方 を身 につ ・いろいろな買い物の仕方

ける ・買い物の際に気 をつ けること

・金銭 を計画的に使 うこと の大切 さを知 り、行動で きる ・か しこい買い物の仕方 . 「 、 外出を しよ う ・外 出の計画 を車て よ う. ・外 出に必要な衷用は ・楽 しく外 出す るために

・高い ものを ・高い ものを買いたい ときは どう

買いたい ときは ・お金 を計画的に貯 める ・相談 しなが ら考 えよ う す る

・こづかい帳 を ・こづかい帳 をつけてみ よ う つ けよ う ・費 目について ・こづかい帳の上手な使 い方 /

銀行や ・金融機 関の役割 について ・銀行や ・銀行や郵便局でできること 郵便局 に行 こ う 知 る 郵便局の役割 ・金融機 関に行 ってみ よ う ( 金融機 関や ・金融機 関の利用方法 を知 ・預金 や貯金 、預貯金 の 目的

社会資源 の利用) ・ 、 金融機蘭等の利用の際に ける 、 り、利 用の方法 を身 につ ・預金や ・給与振 り込み ・預金や貯金 の仕方

・ 気 を付 けなけれ ばな らな 貯金 について ・通帳 を作 ろ う

(4)

'金融機関の ・給与振 り込み

便利 な使い方 ・自動引き落 としの使い方 と注意 ・クレジ ッ トカー ド

」銀行や郵便局 を ・通帳や暗証番号の扱い方 使 うときの注意 ・キャッシュカー ドや 暗証番号の注意 卒業顔の くらし ・卒業後の生活 について考 ・将来の生活に ・卒業 した ら .. ( 将来 を考える)

( 生活設計 . えることができ、金銭面 ついて考えよ う ・どんな くらしが したい

・金銭管理) で必要な知識 を身につけ ( 将来の希望、

ることができる ・仕事 と給料 ・ぐらし方のいろいろ ‑ ・趣味を持 とう

(1

住 まいな どの くらし方の実際) 日、 ( 豊かな くらしのために)

1

週間、

1

ケ月、

1

年の生活)

・収入 と支出 , ・ひ とりぐらしに必要なお金 ・仕事 と給料 ・自分の ぐらす場所 ・収入 .支出つてなに ・支 出の費 目 ・年金について ・税金 にづいて

・生活費について ・生活費の内訳は . ・い くらくらいかかるかな 知 ろ う ・自分の生活について考えよ う

・家計簿をつけよう ・家計簿の費. ・自分にあった家計簿 1 ・家計簿をつけてみ よ う 冒

・自分にあった ・お金の管理 つて何

お金の管理 ・自分だった らどうしよ う . ・自分にあった金銭の管理 ′

・月分の したい ・自分の 目指す将乗の くらし

将来の ぐらし ・仕事 と収入 ・生活のためのお金 ・将来のためにがんばる■ こと .

安心なくらし ・プ リペイ ドカ」 ドや クレ ・便利なお金 と ・便利なお金のいろいろ ・クレジ ッ トカー ド ( 危機回避、 ジツ トカー ド、 ′その他の .その使い方 ・プ. リペイ ドカー ド

消費者教育) ̲新 しいお金についての知 ・電子マネー

・銀行や郵便局を ・通帳や暗証番号の扱い方

・キヤ, )チセールス等お金 ・キャッシュカー ドや に関す る危険についての

知識 を持 ち、危機回避の 使 うときの注意 暗証番号の注意

・お金の危険 ・どんな危険があるのだろ う

方法がわかる ・.悪徳商法 ・キャッチ セールス ・通信販売 の危険 ・イ= ・携帯電話 をか しこく使お う ・ ・印鑑の使用や暗証番号の扱い ̀危険の回避 ・被害者 になった ら ・加害者 にな らないために 個 人 情報 について ンダーネ ッ トの危険

(5)

困った ときには ・お金 に関 して どんな こと ・困った時つて ・困った時つて どんな とき

( 支援機 関や 支援者 の利用) 解 し、その対処方法かわ か る で困ることがあるかを理 ・支援機 関や どんな とき ・困った時は どうした らいい ・支援機 関って何だろ う

・支援機 関や支援者 の存在 支援者 の利用 ・支援機 関や支援者 の利用の仕方 がわか り、その利用方法 ・私が使 える支援機 関

2) 社会 と経済

ね ら い 学習の展 開 ( 例) 学 習 内 容

について

( 収入 .労働 ・と賃金) ・卒業後の生活 を考えなが 的知識 を身 につ ける ら、 自分仕事や給料の使 ・給与明細 の見方 ・ ・給料の中身 は何だろ う ‑ 働 くことと給料 い方 を考 えることができ る ・ 、 給料 明細 を見てみ よ う 税金 つて何だろ う ・税金やその使 われ方 につ ・税金の仕組み ・税金 つて何 ウ

( 税 の徴収 と いての基本的知識 を身 に ・どんな税金があるの ?

国の支 出) つ ける ・税金 の払い方、 .戻 し方

・税金の使 われ方 ・国の財政 と税金 ・税金 の使 われ方 ゝ 年金 について ・年金 についての基本的知 ・年金 つてなに ・年金 つて何 ?

( 年金 とその問題) . 識 を身 につ ける ・年金 の仕組み

・年金の支払い方や年金の 受 け取 り方がわかる ・障害基礎年金 について

・年金 の支払い方 ・年金 は どこで支払 う? ・年金 についての注意

・年傘 を受 けるには ・年金 をもらえるかな ? ・年金 の手続 きの仕方 値段の仕組み ・ものの流通や値段の決ま ・値段は ・物には値段があ8:

( 流通 と経済) ・ 知識 を身につ ける り方な どに関す る基本的 どうや って決まる ・値段 は どうやって決 まる ?

・流通の仕組み ・品物の動 き方 と値段 ・流通 つて何 のこと?

日本のお金、 ・貨幣の種類や価値 につい ・日本 のお金、 ・外国のお金 は どんな物 ?

外国のお金

( 貨幣の種類 と 価値) ・外 国の貨幣やその価値 に ての基本的知識 を身 につ ける ・外国に行 く時には 外 国のお金 ・日本のお金 と比べてみ よう ・外国に行 く時の注意

ついて理解 できる ・外国に行 った時の注意

お金 と犯罪 ・お金に関わる犯罪 につい ・犯罪 つて何 ・犯罪 つて何だろ う

( 犯罪 とその予防) ・被害者 にも加害者 にもな ての基本的知識 を身 につ ける ・お金 に関わ る犯罪 ・犯罪 を犯す とどうなるの ? ・お金 に関わる犯罪 つて

らないために どのよ うに どんなこと?

■す ることが必要かがわか ・お金の偽造

る ・被害者や加 害者 に な らないために

(6)

資料 2

授業展 開例 1

「 金融機関の利巧 二A TM を使おう①」

象 高等部全学年 l 時 間 い1 /2 )時間

目 標 ○給料の受け取 り方について知 る○

○ATM の操作手順についてマニュアル をみて確認す ることができる○

準備物 モニター、 AT′ M 操作マニュアル、模擬 ATM 、ワークシー ト、お金、練習用キヤツ シユカー ド

授業のポイン ト

指導内容のポイン ト 「 ATM を使お う」を全 2 回で計画○

第‑回 ATM を使お う①〜お引きだ し編〜一本時 第二回 ATM を使お う② 〜ATM の利用マナ一編〜

今後、生活の中で実際に利用す ることを想定 し必要な指導内容を抽出する

‑給与の銀行振 り込み ‑ATM の操作 :「 お引出 し 」 の操作のみ取 り扱 う

授 業展 開上 の ポ イ ン ト ・ 生活のなかでの銀行 について想像できるよ うに、給与袋 .給与明細表を みせ る

・ 実技の前に、操作方法、手順 を確認d

・. 実技体験前に操作方法、手順 をお さえ、次時の授業での体験に期待感 を もたせ る○

ゲス ト ティ ー チ ヤ ー .

の 利用 な し

ワ ー ク シー ト

の ポ イ ン ト . ・実際に銀行にい くとき、参考になるよう配慮 した○ ・ATM 操作マニュアルはラミネー トをし、今後必要な ときに活用できる

‑ように したo

(7)

虚 聞 例

学習活動 指導内容 留意点

挨拶をする○ ・号令にあわせてあいさつをすることができ る○

本 時の学習 内容 につい ・給料 の引き出 し方 について学ぶ ことを知 キ ャ ッシ ュカー ドにつ い て

て知 る○ る○ 質問を し、生徒の実態 をつか

給料 の受 け取 り方法 に ・卒業後、働 き給料 をもらうことを想像す ST: ワー ク. シー トにそ って板.

ついて知 る ATM キ ャ ッシュカー ドにつ ( 便利 さ、手順) について知 る○ ・A ・給料の受け取 り方法につい て知 る ・ 利便性、留意点について知 る○ ・ お金 をおろす際にはATM が便利☆であ ・ . 本 時では 「 ‑銀行ふr る〇 * 場所 :コンビニ、駅、銀行併設 * 時間 :窓 口との時間の違い\ T ることを知 るo と̲ M でお金 をお ろす ときには、キヤ̲ を知 る りこみ .直接手渡 し

お 引出 し」について学ぶ こ

O

ヅシ S 書す る 給与明細表 .給与袋の提示 考にす るO ・昨年度のワー クシニ トを参 T: ( 給料 板書す る

‑ 10 万円とす る)

レナ て知 る○ ユカー‑ を知 る

ドと暗証番 号 が必 要 で あ. る こ と

A TM の操作手順 を知 ・教員の例示 を注視す ることができるo ・操作マニチアル を配 る○

る○ ・、 A TM の操作手順 について操作マニユア M T :模擬 A T M で例示 1 ル をみなが ら確認す ることができるo S T: A T M 操作

て知 る○ ・キャ ッシュカー ドをみて期待感 をもっ こ とができるO とがわか る . 布‑ 回収

挨拶をす る ○ ・号令 る○ にあわせて あ いさつをすること ができ

挨拶をす る ○ ・号令 る○ にあわせて あ いさつをすること ができ

(8)

資料 3

授業 展開 例 2 「 金融機関の利用 =ATMを使おう②」

対 象 高等部全学年 7 時 間 l( 2/2) 時間

目 標 ○ATM 利用す る際の留意点 .注意点 を知 る

○キャ ッシュカー ド、暗証番号の管理 について知 る

準備物 黒板掲示用 ATM マナーカー ド、 ATM 操作マニュアル 、模擬 ATM 、 宿題 ワー クシー トキャ ッシュカー ド

授業のポイ ン ト

指導 内容のポイ ン ト 「 ATM を使お う」 を全 2 回で計画○

第一回 ATM を使お う①〜お 引きだ し編〜

第二回 ATM を使お う② 〜ATM の利用マナ一編〜一本時

第‑回授業での質問事項 とその回答 を 「 ATM マナーカー ド」 にま とめ、

利用 の注意点 を知 る とともに、実際に模擬 ATM の操作 を体験す る○

授 業 展 開 上 の ボ イ ン ・生徒 の質問か ら ※ 「 マナーカー ド 「 ATM 」 は専門家 ( マナーカー ド」 を作 り、注意点を しる○ 銀行員)の回答 に基づ く ト ・模擬 ATM と用い、す ぐに実地す ることで意識化す る○

・困った時の対応 について、 「 誰 に」頼 めるかを確認す る○

ゲス トテ ィーチ ヤー

の利用 前時の質問に対す る回答 をお願 いす る ( 文書 でのや り取 り)

ワー クシー ト ※ 「 ・「 マナーカー ド」は大 き く3 暗証番号 .キャッシュカー ドの扱い」 「 点か らま とめる ATMコーナーのマナー」「 困った時は

?」

のポイ ン ト ・ラ ミネー トした操作マニ ュアル (*昨年度 の もの .改良点があれ ば改 良 す る予定) をつかい、今後 も必要な ときに活用で きるよ うに した○

ワー クシー ト ( 例)

ATM rマ ナ ‑ ブ ッ ク J それでも.こまつたら. . i 膚 蛙醤毒 について +

… J J ' ' J ' ' J , . / , , . / , J J , 〜 , H 表 中慧慧M Oi L l = f g l 票 , ;: J 1 毒

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巨東 戯冊 臼抱明群 ′ 偶‑ 3 難現だ緑

(9)

展 開 例

学習活動 指導 内容 留意点

. 挨 拶 を する○ ・ 号令 にあわせ てあい さつをするこ と が で き る ○

本 時 の学 習 内容 につ ・前時の内容 す ことができる○ ( ATMの体験 と疑問点) を早い出 前時の ワー クシー ト 質 問事 項 をま とめた70リ ント いて知 る○ 、期待感 を持つ ことができる○ ・専門家 ( 銀行員) か ら返事 が来た ことを知 り. 掲示

・列 の並び方のマナー

・困った ときに どうす るか ? 1 .板書のカー ドで確認

2. 教 員 と. 師範 を見なが ら確認す る にま とめる( カ ー ド形式)

「 ATMマ ナー カー ド ・ 「 ATMマナーカー ド」 を見 なが ら、個別 に 宿題 ワー クシー トを生徒 に

を も とに、ATM を ・確認 .実践す ることができる.

使用す る○ ① 「暗証番 号 につ い で

宿題 で考 えた暗匪 番 号 が、 にな ってい ない か等各 自チ ェ ック .同 じ数 字 の連続

② 列 の並 び方 、機 械 を扱 う時 の留意 点 ‑ ュアル や メ亘 ) につ い て 、 実 際 に模 擬 を利 用 . る ATM

コーナ ー で のマ ナー につ い て しなが ら相 互 に確 認 す る こ とが ゼ き ( マ ニ ATM 配布す る 準備す るd 「 模擬AT M」までの導線 を .

ついて」ワ ーク シ ート にま と がで きるO.

める ① 「知 らない人 に助 けを求 める‑ × ② ③ 「イ ンター フォンで銀行 の人 に聞 く ④ 「一度家 に帰 り、家の人 に相談 ・ . わかった こ とを 「A とができる○ T Mコーナ二で携帯電話一 大

ワー クシー トにま とめるこ 一〇 フ○ .

次 回 の学 習 内容 につ

いて知 る o ∴ 次 回学習 す る こ とが わか る○ )

(10)

つ 力 \ 力 \ た ひ き だ へん

資料 4 ATM の使い方 【 お頭8 出 払】編

(11)

資料5

ATk ^ 7写 すJ ‑EJ . 下 しヽス > 卓 ノ

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