水路側水田側 PPO NNO NNO NNH
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(2) II-070. 土木学会西部支部研究発表会 (2009.3). 3.結果と考察 灌漑期(7 月、8 月、9 月)の COD 、 T N 、 T P の月平均値を図-4,5,6 に示す。 月ごとの値を見ると、 COD については、7 月はクリークの方が若干大きくなっているが、8 月、9 月は水 田の方がクリークよりも大きくなっている。それに対し、T N 、T P についてはクリークの方が水田の値 よりも大きくなっている。特に 8 月は、 T P でクリークの方が水田よりも大幅に大きくなっている。 以上より、灌漑期後半においては、有機物量はクリークよりも水田の方が高く、栄養塩類については 8 月を 中心として水田よりもクリークのほうが多い傾向にあることが分かる。 COD. T-N. 30. T-P. 2.5. 0.8 0.7. 25. 2.0 0.6. 15. 1.5. クリーク 水田. 1.0. 10. 0.5. クリーク 水田. 0.4 0.3 0.2. 0.5. 5. 濃度(mg/l). クリーク 水田. 濃度(mg/l). 濃度(mg/l). 20. 0.1. 0. 0.0 7月. 8月. 9月. 図-4 COD の月平均. 0.0 7月. 8月. 9月. 7月. 図-5 T-N の月平均. 8月. 9月. 図-6 T-P の月平均. 次に、 COD と雨量を比較したグラフを図-7に. 降水量とCOD(H20) 35. 示す。また、平成 19 年度に九州農政局北部管理事務. 降水量(mm). 30. COD(mg/l). 140 120. 20. 100 15. 80 60. 10. 40. 5 0 6月1日. 8,9,10 にそれぞれ示す。なお雨量は佐賀気象台のデ. 180 160. 25. T P の観測結果と同年の雨量のグラフを図-. 200. 降水量(mm). 所が実施した千代田線上流と下流の COD 、T N 、. COD. 20 0 7月1日. 8月1日. 9月1日. 10月1日. 11月1日. 12月1日. 1月1日. 図-7 降水量と COD(H20). ータを用いている。. 降水量とCOD(H19). ここに示す図の他に平成 16 年から平成 18 年まで. 35. 降水量(mm). 千代田上流. 千代田下流. 30. COD(mg/l). 水質項目との関係を見出すことはできなかった。し. 140 120. 20. 100 15. 80 60. 10. かし、過去の文献 3)から降水は水田からの排水量. 180 160. 25. 40. 5 0 6月1日. 降水量(mm). の同事務所のデータも参照したが、雨量とこれらの. 200. 20 0 7月1日. 8月1日. 9月1日. 10月1日. 11月1日. 12月1日. 1月1日. 図-8 降水量と COD(H19). に大きく影響を及ぼすことなどから降雨がクリーク の水質に影響を及ぼす可能性は高いと考えられる。. 降水量とT-N(H19) 降水量(mm). 5. よって、降雨からの影響を見るためには採水の間隔. 千代田上流. 千代田下流. 200 180. 4. 160. また、平成 19 年度の図を見ると、COD に関して. 120 100. 2. 80 60. 1. 40 20. 0 6月1日. は上流よりも下流の方が確実に値は増えているが、. 0 7月1日. 8月1日. 9月1日. 10月1日. 11月1日. 12月1日. 1月1日. 図-9 降水量と T-N(H19). T N 、 T P に関しては上流・下流の大小関係が. 降水量とT-P(H19). まちまちである。この傾向は、平成 16 年から平成. 1. 降水量(mm). 千代田上流. 千代田下流. 0.8. ることが分かる。このことから、 T N 、 T P の. 180 160. T-P(mg/l). 140 0.6. 120 100. 0.4. 80 60. 0.2. 増えていくが、栄養塩類は減ったり増えたりしてい. 200. 降水量(mm). 18 年までのデータを見ても同じであった。つまり、 上流から下流に行くにしたがって有機物量は確実に. 降水量(mm). T-N(mg/l). 140. を縮めて、降雨時に集中的に行うべきだと思われる。. 3. 40 20. 0 6月1日. 0 7月1日. 8月1日. 9月1日. 10月1日. 11月1日. 12月1日. 1月1日. 図-10 降水量と T-P(H19). 中の有機態の増加量に比して無機態の変動が大きいことが言える。 4.参考文献 1) 柚山義人:筑後川クリーク地帯の水質診断、農業土木学会誌、1994 年 2) 下水試験方法(上・下巻)、日本 下水道協会、1997 年 3)濱田康治:農地からの環境負荷~クリーク農業地帯の水環境~、振興調整費、2008 年 4)茶屋道祐輔:佐賀平野東部クリーク地帯における汚濁負荷について、卒業研究、2007 年 -312-.
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