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再生排水性混合物に関する性状評価

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Academic year: 2022

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(1)V-020. 再生排水性混合物に関する性状評価 土木研究所. 正会員. ○寺田. 正会員. 剛. 新田弘之 吉田. 1.まえがき. 表−1. 近年、排水性舗装は施工量が増加しており、今後は打換えなどにより イクルされており、排水性舗装もリサイクルすることが必要である。し かし、排水性舗装はリサイクル方法がほとんど検討されておらず、リサ イクルが不可能となっている。 本報では、排水性舗装のリサイクル方法の一考察を報告するものであ り、排水性舗装の再生骨材を用いた排水性混合物へのリサイクル方法に ついて検討した。 2.試験方法 排水性舗装の再生骨材(排水性再生骨材)を用いた排水性混合 物(再生排水性混合物)の製造にあたっては、適切な配合設計方 法がないことから、最適アスファルト量の求め方を2種類とし、 混合物の性状評価を行った。. 排水性再生骨材の性状. ふるい目呼び寸法 (mm) 通 19.0 過 13.2 質 4.75 量 2.36 百 0.6 分 0.3 率 0.15 (%) 0.074 3 最大比重 (g/cm ) アスファルト含有量(%). 舗装廃材が発生されることが予想される。舗装廃材は、ほとんどがリサ. 武. 再生骨材 13-0 100.0 97.9 27.7 15.3 10.2 8.5 6.2 4.1 2.507 4.50. 表−2 骨材配合割合(旧アスファルト含む) 再生骨材混入率 (%) 0 30 50 骨 6号砕石 85.0 61.1 43.7 材 細目砂 10.0 5.2 3.5 種 石 粉 5.0 3.7 2.7 類 再生骨材 − 30.0 50.0. (1)配合設計:配合設計(最適アスファルト量の求め方)は次 表−3 試験条件 の2種類の方法で行った。 ・配合設計①:ダレ試験による配合 設計を行う方法 ・配合設計②:新材 100 %の配合設. 項. 目. 試 型. 式. 験 寸. 法. 型式・寸法等 ソリッドタイヤ 直径 200 ㎜×幅 50 ㎜. 輪 ゴム硬度. JIS 硬度 78( 60 ℃). 載荷荷重. 686N(接地圧 0.63MPa). 計で得られるアスファルト量とす. 載荷方式. 垂直式. る方法. 走行回転数. 10.5 回 /分. 走行半径. 10.0 ㎝. 試験温度. 60 ℃. 試験時間. 120 分. (2)排水性再生骨材:表−1に示す 排水性再生骨材を使用した。 (3)再生排水性混合物:再生骨材. 混入率を0、 30、 50 %とした再生排. 水性混合物( 13)を製造し試験に供した。骨材配合割合は表−2の通りと した 。アスファルトの再生は 、高粘度改質アスファルトのみを加えた 。 写真 -1 ねじれ抵抗性評価試験機 8. (4)混合物性状試験:. 7 ダレ率 (%). ①ホイールトラッキング試験 ②曲げ試験(− 10 ℃) ③カンタブロ試験( 20 ℃、− 20 ℃). 再生骨材混入量0%. 6. 再生骨材混入量30%. 5. 再生骨材混入量50%. 4 3 2 1. ④ねじれ抵抗性評価試験( 60 ℃ ):骨材の飛散抵抗性を評価す. 0 3.0. 3.5. 図−1. 条件で試験を行った。. 4.0. 4.5. 5.0. 5.5. 6.0. 6.5. アスファルト量(旧アスファルトを含む) (%). るため、 写真−1に示す試験機を用いて表−3に示す試験. ダレ試験結果(配合設計①). キーワード:排水性混合物、再生、再生骨材、再生排水性混合物、性状試験 連絡先:茨城県つくば市南原1番地6 TEL: 0298-79-6789 、 FAX: 0298-79-6738. -40-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).

(2) V-020. 3.1. 最適アスファルト量. 3.5. ダレ 試験の 結果 を図 −1 に示す。こ の結果、配合 設計①に 再生骨材混入率 50 %では 4.5 %となった。また、配合設計② によればアスファルト量は 4.9 %となった。 3.2. 3 2.5. ダレ率 (%). よれば最適アスファルト量は再生骨材混入率 30 %では 4.7 % 、. 2 1.5 1 0.5. ダレ試験結果. 0. 配合 設計② にお ける ダレ 試験の結果 を図−2に示 す。ダレ. 0. 30. 50. 再生骨材混入率 (%). 率 の望 ましい 値は 1〜 2% であり、2 %を超えると 運搬や施 図−2. 工性に影響を及ぼす。再生骨材混入率 30 %ではダレ率2%を. アスファルト量 4.9 %). (配合設計②. 超えており、ダレ率からは 30 %が再生骨材混入率の限界と考. 配合設計①. 10000. 混合物性状試験結果. 1)ホイールトラッキング試験結果 ホイ ールト ラッ キン グ試 験の結果を 図−3に示す 。配合設. 動的安定度. (回/mm). えられた。 3.3. 再生骨材混入率とダレ率. 配合設計②. 1000. 計 方法 および 再生 骨材 混入 率によらず 、いずれの動 的安定度. 0%. 30%. 再生骨材混入率. も 7,000 回 /mm 以上を示しており差はなかった。. 図−3. 2)曲げ試験結果. 等であった。. cm/cm). 5. 配合設計① 配合設計②. 4. −3. は 配合 設計方 法お よび 再生 骨材混入率 によらず、ほ とんど同. ホイールトラッキング試験結果. 3. 曲げひずみ(×10. 曲げひずみ(− 10 ℃)の結果を図−4に示す。曲げひずみ. 50%. (%). 2. 3)ねじれ抵抗性評価試験結果 骨材が飛散してタイヤが 10mm 沈下した時の破壊時間を図. 1 0. −5に示す 。 破壊時間が長い程飛散抵抗性が強いことを表す 。. 0%. 30%. 再生骨材混入率. 50%. (%). い ずれ の配合 設計 方法 でも 、再生骨材 が混入すると 新材のみ 図−4. の場合の 70 %以下に低下した。また、再生骨材混入率 30 %で は差がなかったが、 50 %では配合設計②より配合設計①の方. 140. 4)カンタブロ試験結果 カン タブロ 試験 (2 0℃ )の結果を 図−6に示す 。再生材 が 混入 するこ とに より カン タブロ損失 率は大きくな った。ま. 破壊時間. (分). が破壊時間が長くなった。. 曲げひずみ試験結果. 配合設計①. 120. 配合設計②. 100 80 60 40 20. た 、カ ンタブ ロ損 失率 は再 生骨材混入 率によらず、 配合設計. 0 0%. 30%. ①より配合設計②の方が良好な結果であった。. 再生骨材混入率. 図−5. 50%. (%). すえぎり試験結果. 再生排水性混合物の性状の配合設計方法による差は、ホイー ルトラッキング試験や曲げ試験では明確ではなかったが、カン タブロ試験では、通常のダレ試験による配合設計よりも、新材 100 %の配合設計方法で得られるアスファルト量とする方法の 方が良好な結果が得られた。ただし、運搬や施工時のダレの問 題や新材の性状までには回復していないことから、再生骨材の. カンタブロ損失率(%). 4.まとめ 35 30 25. 配合設計① 配合設計②. 20 15 10 5 0 0%. 30%. 再生骨材混入率. 混入率には制限が必要と考えられた。. 図−6. -41-. 50%. (%). カンタブロ試験結果. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).

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