世界・日本の
長期エネルギー需給の見通し
平成21年9月3日
平成21年9月3日
第1回エネルギーベストミックス研究会
財団法人日本エネルギー経済研究所
計量分析ユニット 主任研究員
松尾 雄司
12
発表内容
1. 世界のエネルギー需給見通し
4
1. 世界のCO2排出量
京都議定書を批准した国のCO2排出量は、世界全体の約3割。 (京都議定書の温室効果 ガス目標削減率[1990年比] 日本:▲6%、EU:▲8%、ロシア±0%) 世界のCO2排出量は 削減義務のない中国 インド等のアジア途上国を中心に大幅に増 世界のCO2排出量は、削減義務のない中国、インド等のアジア途上国を中心に大幅に増 加(中国、インドの2カ国で2030年までの世界のCO2排出増加量の約4割を占める) 世界のエネルギー起源CO2排出量(2006年) アジアの二酸化炭素排出量の見通し 20000 CO2換算百万トン その他 サウジアラビア 1% その他 19% タ 英国 2% カナダ 2% ドイツ 3% 日本 4% ロシア 6% アジアの二酸化炭素排出量の見通し レファレンス 2005~2030年の増加量 43億トン減 (日本の約 15000 その他 アジア 日本 メキシコ 1% 南ア 1% 1% イラン イタリア 2% 豪州 1% フランス 1% 削減義務のある国 2473 1885 4328 中 国 ン ド 本 ジ ア 51% 22% ▲ 165 29% 年の増加量 (日本の約 3カ国分の 排出量相 当) 5000 10000 中国 インド 日本 技術進展 イラン 2% 韓国 2% インド 4% 1% その他削減義 務国 8%29
%71
% 削減義務のない国 中 イン 日 他ア ジ 現在の日本の 0 971 980 990 005 010 020 030 中国 4% 米国 20% 中国 20% 技術を移転 19 19 19 20 20 20 20 世界の総排出量(2006年): 280億CO2換算トン(出所)IEA, CO2 Emissions from Fuel Combustion, 2008
(出所)日本エネルギー経済研究所, 「アジア世界エネルギーアウ
アジア/世界エネルギーアウトルック2007
(更新版を作成中:2009年10月発表予定)z
予測期間: 2006年~2030年z
ケース設定:ケ ス設定 – レファレンスケース 現時点における経済・社会情勢、政策等を踏まえ、より現実性の高い将来のエネルギー需 給を予測 – 技術進展ケース 中国、インドを中心としたアジア各国が一層のエネルギー安定供給確保や地球温暖化抑制 に向けた省エネルギー・環境政策を採用した際のエネルギー需給へのインパクト 9.8 10 12 1980-2005 2005-2030 年平均伸び率(%) 中国 2005-2030年6.2% インド 6.1% アジア除日本 5.3% 先進国 2 4% 9.8 10 12 1980-2005 2005-2030 年平均伸び率(%) 中国 2005-2030年6.2% インド 6.1% アジア除日本 5.3% 先進国 2 4% 64 58 55 60 70 700 800 原油 $/bbl $/t 実績 ← → 予測 暦年での日本のCIF価格、将来値は2006年価格 6.8 6.5 5.3 3.1 2.2 2.7 6.7 2.9 6.2 6.1 1.5 3.5 3.4 4.7 2.8 2.4 4.8 5.3 3.1 5.9 2.4 3.9 2.2 2 4 6 8 先進国 2.4% 途上国 4.8% 世界計 3.1% 6.8 6.5 5.3 3.1 2.2 2.7 6.7 2.9 6.2 6.1 1.5 3.5 3.4 4.7 2.8 2.4 4.8 5.3 3.1 5.9 2.4 3.9 2.2 2 4 6 8 先進国 2.4% 途上国 4.8% 世界計 3.1% 52 55 368 371 472 411 30 40 50 300 400 500 600 LNG(右軸) 1.5 0 2 中国 イン ド 日本 韓国 台湾 アセ アン 北米 欧州 OE C D 先進 国 途上 国 アジア計 (除日本) 世界 計 1.5 0 2 中国 イン ド 日本 韓国 台湾 アセ アン 北米 欧州 OE C D 先進 国 途上 国 アジア計 (除日本) 世界 計 63 63 67 71 0 10 20 1970 1980 1990 2000 2010 2020 2030 0 100 200 一般炭 (右軸) 経済成長率の想定 エネルギー価格推移の想定モデルの構造
マクロ経済モデル
†
(主要前提)
GDP 原油価格 為替レ ト
GDP関連指標
物価指数・金融等
GDP、原油価格、為替レート
人口、電源計画、世界貿易など
†日本、中国、韓国、アセアン4カ国(インド産業活動指標
運輸関連指標等
ネシア、マレーシア、フィリピン、タイ)につい て、詳細なマクロ経済モデルを併用 †中国とインドについて さらに素材系生産エネルギー需給モデル
運輸関連指標等
原油・石油製品貿易モデル
中国とインドについて、さらに素材系生産 高や自動車普及を詳細に分析・予測。ネ ギ 需給 デ
エネルギー需要
(LP最適化型モデル)
原油・石油製品生産
エネルギー転換
エネルギー供給
原油 石油製品生産
原油・石油製品貿易
CO
2排出量
モデル利用により諸要因間の関係を客観的に捉えるとともに数量間の整合をとる地域区分
– 世界を31地域に区分、特にアジア地域を14地域に区分
– アジアのエネルギー需給構造を詳細に考慮
・イギリス
・ロシア、他旧ソ連諸国
欧州OECD
欧州非OECD
・アメリカ
・カナダ
イギリ
・ドイツ
・フランス
・イタリア
・他欧州非OECD
北米
アジア(14地域)
カナダ
・他欧州OECD
・中東
・日本・中国 ・インド
・台湾・韓国・香港
・インドネシア・マレーシア
アジア(14地域)
中東
・メキシコ
・アフリカ
中東
インドネシア マレ シア
・フィリピン・タイ・ベトナム
・シンガポール・ブルネイ
・他アジア
中南米
アフリカ
メキシコ
・ブラジル
・チリ
・他中南米
アフリカ
・オーストラリア
他
オセアニア
他中
・オ ストラリア
・ニュージーランド
世界の一次エネルギー消費(地域別)
7,000 石油換算百万トン 年平均伸び率 2005年103
億トン 世界 65億トン 5 000 6,000アジア
年平均伸 率 ’80-’05 ’05-’30 世界 1.9% 1.9% アジア 4 5 2 9 ↓ 2030年165
億トン(
1 6倍増)
4,000 5,000北米
アジア 4.5% 2.9% 北米 1.1% 1.0%(
1.6倍増)
アジア 2005年32
32億トン 3,000北米
欧州OECD
32
億トン ↓ 2030年65
億トン 32億トン 1,000 2,000欧州OECD
欧州非OECD
中南米 中東 億(
2.0倍増)
0 , 1971 1980 1990 2000 2005 2010 2020 2030 アフリカ オセアニア 1971 1980 1990 2000 2005 2010 2020 20302030年のアジアのエネルギー消費量は着実な経済成長の下、現在の約2倍へ拡大
(2005年32億トン→2030年65億トン)。
世界の一次エネルギー消費シェア(地域別)
100% OECD 9 11 12 15 15 17 17 100% その他70 63
57 54 50
46 42
60% 80% OECD 26 18 17 15 14 17 19 19 10 10 10 9 60% 80% 欧州 OECD 欧州非 OECD 40% 60% 27 25 23 22 21 26 23 21 40% 60% 北米 OECD 他30 37
43 46 50
54 58
20% 非OECD 17 18 19 4 4 5 7 7 8 10 13 13 13 14 35 31 27 2 1 20% 中国 他 アジア インド 0% 1971 1980 1990 2005 2010 2020 2030 非OECD 5 6 8 14 17 18 19 7 1 8 2 1 0% 1971 1980 1990 2005 2010 2020 2030 中国・途上国やアジアにおいてエネルギー消費が急速に拡大、アジア全体のシェアは
2030年に約4割に達する
2030年に約4割に達する。
・2030年には中国のシェアは19%、インドのシェアは7%へ拡大し、中国及びインドで
世界のエネルギー消費の26%を占める。
アジアの一次エネルギー消費
7000 石油換算百万トン2005
年 アジア 年平 均伸 び 率 中国 インド 日本 韓国 台湾 1980-2005 5.2% 5.8% 1.7% 6.8% 5.3% 3 0% 4 3% 0 0% 1 % 1 6% 5000 600032
億トン↓
2030
年 2005-2030 3.0% 4.3% 0.0% 1.5% 1.6% イ ンドネ シ ア マレーシア フィリピン タイ ベト ナム 6.5% 7.0% 3.8% 8.0% 7.7% 4000 中国 インド 本 8% 17%2030
年65
億トン(
2.0
倍増)
3.9% 3.1% 3.9% 4.1% 5.5% 2000 3000 日本台湾 韓国インドネシア マレーシア フィリピン タイ ベトナム シンガポ ル 香港 中国 日本 インド 17%2005
年15
3 8
中国、インド 1000 2000 シンガポール 香港 他アジア 中国 12% 47% 48%15
億トン3.8
億トン↓
2030
年 0 1971 1980 1990 2000 2005 2010 2020 2030 47% 中国は着実な経済成長に伴い アジアに占めるシ アは48%まで拡大し 中国 インド合わせて31
億トン11
億トン(
2.1倍増) (
2.9倍増)
・中国は着実な経済成長に伴い、アジアに占めるシェアは48%まで拡大し、中国・インド合わせて 65%まで増加。 ・日本は省エネの進展とともに、経済の成熟化・人口減少に伴いシェアが17%から8%まで減少。世界の一次エネルギー消費(エネルギー源別)
7,000 石油換算百万トン 年平均伸び率 シェア05→30年 5 000 6,000石油
37% 34%石炭
’80-’05 ’05-’30 合計 1.9% 1.9% 石炭 2.0% 1.7% 4,000 5,000 37%→34%石炭
28%→27% 石油 1.0% 1.6% 天然ガス 2.6% 2.5% 2 000 3,000天然ガス
23%→27% 1,000 2,000原子力
7.0%→6.0%再生可能他
2.5%→4.0%水力
0 1971 1980 1990 2000 2010 2020 2030水力
2.4%→2.3%・2030年まで依然として石油が主要エネルギー源として着実に増加。
・2030年頃に天然ガスのシェアが石炭と同水準に達する。
アジアの一次エネルギー消費(エネルギー源別)
3,000 石油換算百万トン 年平均伸び率 シェア05→30年 2,500 ’80-’05 ’05-’30 合計 4.5% 2.9%石炭
49%→42% 1,500 2,000 石炭 4.9% 2.2% 石油 3.2% 2.6% 天然ガス 7 4% 5 0%石油
1,000 1,500 天然ガス 7.4% 5.0% 34%→31%天然ガス
10%→16% 500 10% 16%原子力
4.6%→5.7% 再生可能他 0 1971 1980 1990 2000 2005 2010 2020 2030 0.9%→2.9%水力
1.9%→1.9%・2030年まで石炭、石油が主要エネルギー源として増加
・天然ガスは発電用途における利用増加に伴い、シェア16%まで拡大
世界、アジアの一次エネルギー消費シェア(エネルギー源別)
60 % 石炭 60 %世界
アジア
40 50 石炭 42% 40 50 石油 30 40 石油 31% 30 40 石炭 34% 27% 10 20 天然ガス 再生可能他 16% 20 天然ガス 原子力 再生可能他 27% 0 10 原子力 水力 5.7% 1.9% 0 10 原子力 水力 6.0% 2.3% 4.0% 2.9% 1971 1980 1990 2005 2010 2020 2030 1971 1980 1990 2005 2010 2020 2030・アジアでは発電部門での消費増加を背景に石炭が2030年においても最大
シェアを占める (石炭シェア 49%→42%)
を占 る (石炭
%
%)
・アジアでは中国、インド、日本、韓国での原子力の新規建設を背景に、原子力の
シェアが徐々に拡大
発電構成(世界)
16,000 TWh石炭火力
シェア05→30年 年平均伸び率 年平均伸び率 12 000 14,000石炭火力
40%→39% シェア05→30年 2.7% 3.2% 合計 ’05-’30 ’80-’05 年平均伸び率 2.7% 3.2% 合計 ’05-’30 ’80-’05 年平均伸び率 10,000 12,000天然ガス火力
20%→29% 1.2% -1.2% 石油 2.6% 3.5% 石炭 4.2% 5.3% 天然ガス 1.2% -1.2% 石油 2.6% 3.5% 石炭 4.2% 5.3% 天然ガス 6,000 8,000水力
16%→13% 4.2% 5.3% 天然ガス 5.3% 4.2% 天然ガス 2 000 4,000石油火力
原子力
15%→11% 16%→13% 0 2,000 1971 1980 1990 2000 2010 2020 2030石油火力
6.6%→4.6%再生可能他
2.2%→3.9% 1971 1980 1990 2000 2010 2020 2030天然ガス複合発電等の導入により、世界的に天然ガス利用が拡大し、化石
資源の中では最も高い伸び率で増加。
% %アジアの発電構成
7 000 8,000 TWh 年平均伸び率 シェア05→30年 6,000 7,000 ’80-’05 ’05-’30 合計 6.4% 3.7% 石炭 9 9% 3 4%石炭火力
57%→53% 4,000 5,000 石炭 9.9% 3.4% 石油 -0.8% 0.6% 天然ガス 8.7% 5.6% 2,000 3,000石油火力
6.9%→3.2%天然ガス火力
13%→20%再生可能他
12%水力
10% 1,000 ,原子力
10%→10%再生可能他
1.0%→3.7% 12%→10% 0 1971 1980 1990 2005 2010 2020 2030・
豊富な石炭資源の利用が今後も進み 石炭シェアは5割以上を維持・
豊富な石炭資源の利用が今後も進み、石炭シェアは5割以上を維持。 ・天然ガス利用も進展し、シェア20%まで拡大。 ・原子力のシェアも2005年から2030年までシェア10%で推移し、一定の役割を担う。発電構成シェア(世界、アジア)
60 %世界
60 %アジア
53
% 50 石炭火力39
50 石油火力 石炭火力53
% 30 40 石炭火力 天然ガス火力39
%29
% 30 40 20 30 天然ガス火力 水力29
%13
% 20 30 天然ガス火力 水力20
% 10 石油火力 原子力 再生可能他13
% 11% 4.6% 3.2% 10 原子力 再生可能他 10% 10% 0 1971 1980 1990 2005 2010 2020 2030 再生可能他 3.9% 0 1971 1980 1990 2005 2010 2020 2030 再生可能他 3.7%アジアでは、増大する電力需要に対して、石炭火力、天然ガス火力で対応。
CO
2排出量(世界)
14000炭素換算百万トン117
億トン2005
年世界
2005~2030年の増加量 10000 12000 17%42
億トン増117
億トン2005
年75
億トン↓
2030
年 865 2324 55% 8000 10000その他
20%75
億トン2030
年117
億トン(1.6
倍増)
431 865 571 アジア 北米 欧州 その他 14% 10% 55% 21% 6000欧州
北米
25% 15% 20%2005
年アジア
2000 4000アジア
43% 36% 24%27
↓
億トン2030
年 0 1971 1980 1990 2005 2010 2020 2030 36%50
億トン(1.9
倍増)
アジアがCO
2排出量増分の5割以上、北米、欧州合計で増分の約2割を占める。
CO
2排出量(アジア)
6000 炭素換算百万トン2005
年中国
2005~2030年の増加量 5000 25%23
億トン増50
億トン2005
年15
億トン↓
2030
年 2005 2030年の増加量 675 514 1180 51% 4000 その他アジア 25% 6%23
億トン増27
億トン2030
年26
億トン(1.8
倍増)
▲ 45 514 中国 インド 日本 他アジア 51% 22% 29% 2000 3000 インド 日本 21% 17% 13%2005
年インド
1000 2000 中国 53% 54% 12%3.3
億トン↓
2030
年 0 1971 1980 1990 2005 2010 2020 2030 54%8.4
億トン(2.6
倍増)
石炭消費の増加に伴い中国、インドのCO
2排出量は大きく増加し、2030年に
は中国、インドの排出量はアジア全体の7割を占める。
中国の一次エネルギー消費見通し
3,500 石油換算百万トン 実績 ← → 予測 再生可能等 4%2005
年 一次エネルギー 2005~2030年の増加量 628 2,500 3,000 天然ガス 11%16.3億トン増
原子力 水力 3% 4% 2%14.9
億トン↓
2030
年 315 440 628 38% 2,000 24% 石油2030
年31.3
億トン(
2.1
倍増)
42 131 77 27% 19% 5% 3% 8% 石炭 石油 ガス原子力水力再生他 1,000 1,500 21% 石油需要2005
年660
6.2 GDP 2005-2030 年平均 伸び率(%) 6.2 GDP 2005-2030 年平均 伸び率(%) 500 , 石炭 55% 73%660
↓
万B/D2030
年1580
3.0 一次消費 3.0 一次消費 0 1980 1990 2000 2010 2020 2030 高い経済成長率を背景に 次 ネルギ 消費は年率3 0%で増加 2030年に31 3億トンに1580
万B/D(2.4
倍増)
・高い経済成長率を背景に、一次エネルギー消費は年率3.0%で増加、2030年に31.3億トンに。 ・石炭は発電需要の増加で、石油はモータリゼーションの進展で消費量が大きく伸びる。 ・ガスは家庭と業務用、とりわけ都市部の需要を中心に、消費量とシェアがともに躍進。20
中国におけるエネルギー効率の改善
率
善
エネルギー消費効率実績
(1990年=100) 90 87 92 100 石炭火力発電所の効率 36% 40% 43% 38% 40% 50% 36% 40% 43% 38% 40% 50%効率改善の想定
79 71 87 72 76 62 60 80 ・規模の拡大 ・発電機の高温、高圧化 ・日常操業の改善 10% 20% 30% 日 中 中国 レ フ ァ レ ン 中国 省エ ネ 促 10% 20% 30% 日 中 中国 レ フ ァ レ ン 中国 省エ ネ 促 20 40 0% 現在 2030 日 本 中 国 ンス 促 進 0% 現在 2030 日 本 中 国 ンス 促 進 9.1 7 6 8 10l/100km 9.1 7 6 8 10l/100km 自動車の燃費 0 火力 粗鋼 セメント エチレン 1990年 2000年 2005年 6.11 5.8 7.6 4 6 8 中国 レ フ 中国 省 エ 6.11 5.8 7.6 4 6 8 中国 レ フ 中国 省 エ ・燃費改善技術の導入 ・燃費基準の強化 石油品質の向上 0 2 現在 2030 日本 中国 フ ァレ ン ス エ ネ促 進 0 2 現在 2030 日本 中国 フ ァレ ン ス エ ネ促 進 878 1000kgsc/t 878 1000kgsc/t ・石油品質の向上 ・火力発電、鉄鋼、セメント、化学など 各分野でエネルギー効率が向上している。 711 630 796 400 600 800 中国 中国 711 630 796 400 600 800 中国 中国 鉄鋼業のエネルギー効率 ・高炉の大規模化 各分野で ネルギ 効率が向上している。 ・今後、先進的技術の導入により エネルギー効率が大きく向上すると想定。 0 200 00 現在 2030 日本 中国 レフ ァ レ ン ス 省エ ネ 促 進 0 200 00 現在 2030 日本 中国 レフ ァ レ ン ス 省エ ネ 促 進 ・ CDQ、TRTの導入 ・副生ガスの回収中国における省エネ量の展望(全部門)
35 産業 レフ レンス31.3
億トン 一次エネルギー消費 25 30 算 億トン) 産業 民生 自動車 レファレンス6.4
億トン20%
20 量 (石油換 算 自動車 電力 技術進展24.9
億トン 10 15 ル ギー消費 量 5 エネ ル 0 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030中国における省エネ量は石油換算6.4億トンと推定される。省エネ率は約20%が見込まれる。
中国のCO2排出量の削減
【CO2排出量】 2,647 3,000炭素換算百万トン2030
年
27%削減
2,225 1,812 2,000 2,500 レファレンス 1,686 1,820 1,924 1,467 1,500 ,000 技術進展 671 420 500 1,000 0 1980 1990 2000 2010 2020 2030・レファレンスケースでは、CO2排出量は予測期間中炭素換算11.8億トン増加(81%増)。
・省エネケースでは、2030年にレファレンスケースに対して7.2億トン減少(27%)。
インドにおけるエネルギー消費・排出量削減
一次エネルギー消費
二酸化炭素排出量
炭素換算百万トン 石油換算百万トン 601 843 600 700 800 900 炭素換算百万トン レファレンス 3 8 レファレンス 6.1 GDP 2005-2030 年平均 伸び率(%) 3 8 レファレンス 6.1 GDP 2005-2030 年平均 伸び率(%) 876 753 1,096 800 1,000 1,200 石油換算百万トン レファレンス 4.3 レファレンス 6.1 GDP 2005-2030 年平均 伸び率(%) 4.3 レファレンス 6.1 GDP 2005-2030 年平均 伸び率(%) 617 513 395 167 329 409 300 400 500 600 技術進展 2.3億トン減 3.8 レファレンス 2.5 技術進展 3.8 レファレンス 2.5 技術進展 876 663 472 379 486 400 600 800 技術進展 2.2億トン減 4.3 レファレンス 3.4 技術進展 4.3 レファレンス 3.4 技術進展 82 167 0 100 200 1980 1990 2000 2010 2020 2030 (27%減) 472 92 186 0 200 1980 1990 2000 2010 2020 2030 億 減 (20%減) 1980 1990 2000 2010 2020 2030 1980 1990 2000 2010 2020 2030・2010年以降徐々に技術等の波及効果が現われ、2030年において、
年
降徐
技術等 波
効果 現
、
年
、
技術進展ケースではレファレンスに比較して、約20%、石油換算2.2億トンの省エネ。
・CO2排出量は、技術進展ケースで2030年に約27%(炭素換算2億3,000万トン)
のCO
2減となる。現在の排出量(3億3,000万トン)の7割に相当。
24
CO
2排出量(アジア)
5,028 6,000 炭素換算百万トンレファレンス
2005-年平均
2005-年平均
4,078 4,000 5,000ァ
11.8
億トン減(
24%
減)
2 5
レフ レンス
3.9
GDP
2030
伸び率
(%)
2 5
レフ レンス
3.9
GDP
2030
伸び率
(%)
3,064 3,464 3,846 2,704 3,233 3,000 ,技術進展
2.5
レファレンス
1.4
技術進展
2.5
レファレンス
1.4
技術進展
922 1,411 1 000 2,000技術進展
0 1,000 1980 1990 2000 2010 2020 2030 1980 1990 2000 2010 2020 2030・技術進展ケースでは2030年に約23%(炭素換算11億8,000万トン)のCO
2排出
削減となる。現在の日本の約3.5倍のCO
22排出量に相当。
・技術進展による中国における二酸化炭素排出削減ポテンシャルが圧倒的に大きく、
次いでインドの削減余地が大きい。(中国・インドで9.5億トンを占める。)
世界の二酸化炭素排出量の推移(2050年半減ケース)
35000 321億㌧321億㌧ CO2換算百万トン 先進国 130億㌧ 53億㌧ 2005年 2050年 25000 30000 267億㌧ 303億㌧ 億㌧ 億㌧290億㌧ 233億㌧ 途上国 2005 130億㌧ → 53億㌧ 67億㌧(60%)減 途上国 15000 20000 158億㌧ 209億㌧ 233億㌧ 47% 51% 54% 60% 61% 65% 途上国 CCS 100億㌧ 2005 年比 半減 途上国 137億㌧ → 180億㌧ 43億㌧(31%)増 2005年 2050年 10000 15000 37% 47% 65% 77% 5.4% 5.2% 4.7% 3.9% 3.4% 3.0% 2.5% 先進国(除日本) 日本 133億㌧ 中国 21%増 うち インド 53%増 0 5000 58% 48% 44% 42% 37% 36% 32% 21% 2.2% 先進国(除日本) 日本 13億㌧ → 5億㌧ 2005年 2050年 1975 1990 2005 2010 2020 2030 2040 2050 8億㌧(60%)減 ・ 2050年半減のためには、先進国で60%減、途上国で31%増(うち中国21%増、インド53%増)、 日本で60%減として世界で13%減の233億トンとし、更に37%相当(100億トン)のCCSを導入することが必要。 日本で60%減として世界で13%減の233億トンとし、更に37%相当(100億トン)のCCSを導入する とが必要。 ・ 2030年頃までに世界のCO2排出量がピークアウトを迎えることが必要。国際的公平性の検討(中期目標検討委員会)
目標達成のため の限界削減費用 $20 1990年比 2005年比 ±0% ※ 各選択肢の名称は、正式名称ではなく仮の略称。 ※ 森林吸収源、CDM等のクレジットは対象外 ②先進国全体▲25% ①「長期需給見通し」努力継続ケース (2005年比▲4%、1990年比+4%) 米・EU 目標 $20 $30 $40 $50 $60 ±0% +5% 1 1 -5% ①米・EU目標並み (限界削減費用同等) これまでの効率改善の延長線上で努力を継続 限界削減費用均等 -5% ③「長期需給見通し」最大導入ケース $100 ±0% 3 3 -10% 2 (フロー対策)・最先端の技術を設備更新時に最大限導入 ・誘導的規制措置の実施 -10% ④先進国全体▲25% GDP当たり対策費用均等 ③ 長 需給 最大導入 (2005年比▲14%、1990年比▲7%) $200 3 3 -15% -20% 4 (フロー・ストック対策)・物理的ポテンシャルまで技術を導入 ・法律による強制、義務化、大幅支援等を実施 -20% ⑤1990年比▲15%ケース (2005年比▲21%、1990年比▲15%) $300 55 -15% -20% -25% 経済 動を縮 仮定 ⑥1990年比▲25%ケース (2005年比▲30%、1990年比▲25%) -25% 6 6 -30% 経済活動を縮小させると仮定 (出所)内閣官房資料※ 6月10日、麻生首相は選択肢③に1%上乗せした
2005年比▲15%を日本の中期目標とする、と発表。
先進諸国の限界削減費用
(出所)RITE資料 (出所)RITE資料
※ 日本は産業部門・発電部門等において高効率化・省エネ対策が進んでいるため、 一定費用での削減可能量が小さい。
28
先進国全体で90年比▲25%削減を行う場合
(選択肢②:限界削減費用均等化ケース)
(出所)RITE資料 ※ 附属書 I 国でGHG 25%を達成する際 エネルギ 起源CO2は90年比16%の削減 (出所)RITE資料 ※ 附属書 I 国でGHG-25%を達成する際、エネルギー起源CO2は90年比16%の削減。 限界削減費用を均等化した際の日本の排出量は、90年比でCO2+3%、GHG+1%相当。 ※ 限界削減費用は88ドル/tCO2。29
先進国全体で90年比▲25%削減を行う場合
(選択肢④:GDP当りの限界削減費用均等化ケース)
(出所)RITE資料 ※ 日本の排出量は、90年比でCO2-3%、GHG-1%。 ※ 限界削減費用は116ドル/tCO2。今後の検討事項
※ 各国での技術導入・対策の効果を横並びで比較・検討することが必要。
→ 国際的な公平性の判断のための一つの指標となり得る。
① 各対策による省エネ・低炭素化のポテンシャル量
① 各対策 よる省 ネ 低炭素化 ポテ シャ 量
② 技術の導入時期(ロードマップ)
③ 対策のためのコスト(及びコスト・メリット)
※ 長期の削減目標(2050年に世界全体で半減?)を実現するためには
何が必要かを、定量的根拠をもって検討することが重要。
・ 2050年半減のためにはどのような技術の導入・普及が必要か。
・ 技術の普及のみで達成が可能であるのか 或いは生活水準等を落す
技術の普及のみで達成が可能であるのか、或いは生活水準等を落す
ことが必要となるのか?
[参考] 中期目標検討委員会での▲25%削減ケースの検討
○13%削減ケースで実施すること以上の個別対策は現状では想定不可能(高効率給湯器、太陽 光、風力は物理的制約一杯まで導入) 。 ○さらに10%を削減するためには我が国の活動量自体を縮小する必要があると考えられる。 ○ 慶応大学・KEOモデルの試算では、削減に必要な約9万円の炭素価格を導入し、さらに10% の削減を行う場合の経済への影響は以下の通り の削減を行う場合の経済への影響は以下の通り。 炭素価格導入による「90年比▲23%ケース」の影響(2020年) ▲13% ケース ▲23% ケース 変化率 合計(百万トン-CO2) 891 770 (90年GHG比) -13% -23% 産業 385 321 -17% エ ネ 起 実 質G D P 生 産指数 粗 鋼生産 セ メン ト 生 産 チレ ン 生 産 紙 板紙生産 業 務床面積 サ ー ビ ス 活動指数 旅 客輸送量 貨 物輸送量 産業 385 321 17% 家庭 98 87 -11% 業務 158 140 -12% 運輸 190 169 -11% 合計(原油換算百万KL) 541 482 -11% 石炭 103 87 -16% 一 起 C O 2 -6% -11% -1% -3% -7% -15% -10% -5% 0% 実 生 粗 セ エ 紙 業 サ 旅 貨 石炭 103 87 16% 石油 199 169 -15% 天然ガス 66 60 -10% 原子力 111 111 0% 水力 20 20 0% 合計(原油換算百万KL) 367 324 -12% 次 エ ネ -18% -25% -23% -29% -19% -35% -30% -25% -20% 合計(原油換算百万KL) 367 324 12% 産業 177 148 -17% 家庭 45 43 -5% 業務 69 64 -6% 運輸 76 68 -11% 最 終 エ ネ ※▲13%ケースからの変化率33
2050年までの日本の排出量削減パス(試算)
・ 最大導入ケースの想定を延長することにより、2050年の排出削減量は▲65%(2005年エネ起 CO2比)と試算される。これは日本の長期目標(60~80%削減)とも整合する。 2020年は 既に実用段階にある最先端の技術について リ ドタイム等を考慮した上での 百万トンCO ・ 2020年は、既に実用段階にある最先端の技術について、リードタイム等を考慮した上での 最大限の普及により排出量を削減。 ・ 2025年頃~2030年には多くの革新的技術が実用化し、2035年以降排出削減量が拡大する。 1200 1400 百万トンCO2 努力継続ケース (90年比+5%、05年比▲6%) 800 1000 最大導入ケース (90年比▲5%、05年比▲15%) 90年比▲13%ケ ス 最大限の努力を 継続することによ り削減量が拡大 600 90年比▲13%ケース (05年比▲23%) 2005 2020 2020 2035 2035 2050 (年平均排出減少量) り削減量 拡大 200 400 エネ起CO2 05年比▲65% -20 -15 -10 -5 0 -2020 -2035 -2050 0 1990 2000 2010 2020 2030 2040 2050 -25 -20 百万トンCO234
2050年のエネルギー需給の姿 (一次エネルギー供給の推移)
・ 一次エネルギー消費は2005年比約▲33%まで減少。 ・ 化石エネルギー消費は05年比で▲61%と大幅に減少し、構成比は82%から48%まで低下。 これに伴い、炭素集約度が▲48%低下する。 (原油換算百万KL) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 2050年 2020年 実績 2005年 努力継続 最大導入 2035年 600 700 新エネルギー 水力・地熱 原子力 天然ガス 原油換算百万KL 3% 3% 4% 5% 588 598 553 (%) (%) (%) (%) (%) 石炭 123 21 128 21 116 21 76 16 45 11 石油 273 46 232 39 209 38 161 34 101 26 天然ガス 88 15 95 16 83 15 67 14 43 11 原子力 69 12 99 17 99 18 115 24 123 31 300 400 500 天然ガス 石油 石炭 15% 16% 15% 12% 17% 18% 24% 3% 3% 4% 5% 6% 5% 7% 15% 475 393 炭化水素 水力・地熱 18 3 20 3 19 3 23 5 23 6 新エネルギー 17 3 23 4 27 5 34 7 59 15 一次エネ供給 588 100 598 100 553 100 475 100 393 100 CO2排出量 (CO2換算百万トン) 420 1120 1203 994 728 100 200 300 21% 21% 21% 16% 11% 14% 26% 31% 46% 39% 38% 34% 11% 48% 64% 74% 76% 82% 炭化水素 燃料比率 (CO2換算百万トン) (2005年度比) 100 93 83 61 35 0 努力 継続 最大 導入 2005年 2020年 2035年 2050年 16% 11%35
2050年のエネルギー需給の姿 (電源構成の推移)
・ 需要構造の電力化に伴い、2050年の発電量は2005年比▲13%の減少にとどまる。 ・ CO2削減には電源構成の非化石化が必須。 原子力のシェアは60%以上まで上昇 建設中 計画中の原子炉を着実に運転開始させた後 2030年以降は ・ 原子力のシェアは60%以上まで上昇。建設中・計画中の原子炉を着実に運転開始させた後、2030年以降は 廃炉に伴うリプレース(発電容量の増加を伴う)を続け、更に設備利用率を85%程度以上まで上昇すると想定。 ・ 蓄電能力の向上等、系統安定化のための技術の進歩により、原子力、新エネルギーによる発電が大幅に拡大。 (2050年までに太陽光が2005年比76倍、風力・地熱が35倍に増加。) 1200 10億kWh 986 1,074 2% 963 新エネルギー 800 1000 31% 986 1% 8% 41% 2% 8% 963 2% 8% 9% 914 10% 856 23% 新 ネルギ 水力 原子力 400 600 31% 11% 41% 6% 45% 4% 10% 51% 原子力 石油等火力 61% 太陽光 風力 原子力 設備容量(万kW) 12,000 3,600 7,100 2050年の設備容量・発電量想定 200 26% 24% 22% 22% 21% 19% % 13% 15% 3% 62% 1% LNG火力 石炭火力 4% 29% 44% 50% 火力 合計 稼動率(%) 12 20 85 発電電力量(億kWh) 1,300 630 5,300 0 努力 継続 最大 導入 2005年 2020年 2035年 2050年 13% 1% 3% 4%36
2050年電源構成の課題点
1. ゼロエミッション電源の導入可能性
・ 原子力7100万kWは、今後発電プラント規模の拡大を含む親切・リプレースを順次実施する ことにより達成可能な範囲内。但し、電気事業者は需要の縮小する中で大規模な設備投資 を行うことが求められる。 ・ 太陽光は全世帯の50%程度の普及率を想定。実現可能なぎりぎりのレベルか。 ・ 原子力・再生可能エネルギー双方を最大限に利用し、一方に偏らない配慮が必要。2. 火力発電比率の低さ
・ 二酸化炭素排出量65%削減を行うためには、火力発電をほぼゼロ(当所試算では4%)と することが必要。 系統安定性や需給調整 観点から 原子力 負荷追従運転を行うとともに ・ 系統安定性や需給調整の観点から、原子力で負荷追従運転を行うとともに、 蓄電能力の大幅な向上が必須。⇒ 2050年65%減の達成には、今後大きな技術的ブレークスルーが不可欠となる。
37
環境省 2050年80%削減ビジョン(平成21年8月14日)
ビジョンA(経済発展、技術志向)及びビジョンB(地域重視・自然志向)の
38
当所試算と環境省試算との比較 ・・・ 前提条件等
「環境省試算」値は、環境大臣資料をもとに当所で推算したもの。 環境省試算 エネ研試算 0.3%(B)~1.3%(A) 9500万人 1.2% 9500万人 GDP成長率 (2005-2050) 人口(2050) 2005 (MTOE) 9500万人 9500万人 一次エネルギー消費 人口(2050) 0 100 200 300 400 500 600 2050 石炭 石油 天然ガス 原子力 水力・地熱 新エネルギー 33%減 一次エネルギー消費 2050年/2005年 1000 1200 1400 運輸 その他 1000 1200 1400 運輸 その他 (百万トン CO2) エネルギー起源 二酸化炭素排出量 400 600 800 産業 民生 80%減 65%減 400 600 800 産業 民生 80%減 65%減 2050年/2005年 二酸化炭素排出量 0 200 2005 2050A 2050B 2050 環境省試算 エネ研試算 0 200 2005 2050A 2050B 2050 環境省試算 エネ研試算39
当所試算と環境省試算との比較 ・・・ 電源構成
エネ研試算 環境省試算 太陽光発電 発電容量:1億7000万~2億kW 発電容量:1億2000万kW 発電量:1300億kWh 風力発電等 発電容量:3600万kW 発電量:630億kWh 発電量:1000億~1200億kWh 発電量 億 原子力発電 発電容量:5500万kW 発電容量:7100万kW CCS (二酸化炭素 全ての石炭火力発電、もしくは (想定せず) (二酸化炭素 回収・貯留) (想定せず) 全ての火力発電に設置両者の想定は異なるが、発電のほぼ全てをゼロ・エミッションと
するという点では一致。
40
当所試算と環境省試算との比較 ・・・ 産業部門
456 400 500 単位:100万トンCO2 ¾ 環境省想定 ・ 粗鋼生産量・・・1億トン(A) 6300万トン(B) 216 190 286 100 200 300 ・ 粗鋼生産量・・・1億トン(A)、6300万トン(B) ・ セメント生産量・・・5000万トン? ・ ビジョンAでは、全ての高炉に水素還元製鉄 +CCSを導入 0 2005 2050A 2050B 2050 環境省試算 エネ研試算 +CCSを導入 ・ 他に、高効率ボイラ、高効率モータ、ガス転換 等による省エネ・低炭素化を想定。 ・ 粗鋼生産量・・・約7500万トン ¾ エネ研想定 ・ セメント生産量・・・約5000万トン ・ 過去のトレンドからエネルギー消費原単位の低減を 推計し、2050年までのエネルギー消費量を計算。 革新的製鉄プロセス COURSE50産業部門からの排出削減は 活動量や
革新的製鉄プロセス・COURSE50 (鉄鋼連盟:2030~2050にかけて実用 化)産業部門からの排出削減は、活動量や
革新的技術の導入の想定に大きく依存する。
41
当所試算と環境省試算との比較 ・・・ 民生部門
単位:100万トンCO2 412 400 450 ¾ 環境省想定 省エネ建築物 住宅 高効率給湯器 79 100 150 200 250 300 350 400 ・ 省エネ建築物・住宅、高効率給湯器、 HEMS/BEMS等をストックで100%導入 ・ 省エネルギー+電化+電力排出原単位の低減、 10 33 0 50 100 2005 2050A 2050B 2050 環境省試算 エネ研試算 太陽光・太陽熱やバイオマスの利用により、 家庭部門からの二酸化炭素排出はほぼゼロに。 ・ 省エネ建築物・住宅を100%(ストック) ¾ エネ研想定 ・ 住宅のオール電化率70% ・ 家庭での太陽熱・バイオマスの大量利用は想定 せず 既存の技術の活用により、かなりの削減が技術的には 可能(但し電力の低炭素化が前提)。それらの技術の 「100%近い普及」が可能となるかが 削減のための 「100%近い普及」が可能となるかが、削減のための 家庭のイメージ 鍵となる。42
当所試算と環境省試算との比較 ・・・ 運輸部門
¾ 環境省想定 257 250 300 ・ 自動車(ストック) 単位:100万トンCO2 11 11 62 50 100 150 200 100%が電気自動車、もしくはハイブリッド車+バイオ燃料 → 化石燃料の需要はほぼゼロ ・ 自動車(ストック) その他のエネルギ 効率の改善 0 2005 2050A 2050B 2050 環境省試算 エネ研試算 ・ その他のエネルギー効率の改善 鉄道:2倍、船舶:1.3倍、航空:1.5倍 ・ 自動車(ストック) ¾ エネ研想定 乗用車 ・・・ 電気自動車94%、その他次世代車(ハイブリッド車、燃料電池車等)6% トラック ・・・ ハイブリッド車:約50%、残りはディーゼル等(燃費の改善を想定) ・ 鉄道 船舶 航空 ・・・ CO2排出量 30百万トン(2005) → 17百万トン(2050) ・ 鉄道、船舶、航空 ・・・ CO2排出量 30百万トン(2005) → 17百万トン(2050) (電力排出原単位の低減、燃費向上等で排出量を削減) トラック等の見方が大きな差となっている43