き
ベ
滋 賀
︒本
部 遺 跡
1 所在 地 滋賀 県野 洲 郡中 主 町大 字 木部 2 調査 期 間 一九 八九 年
︵平
︶1 月四 i 月七 3 発 掘機 関 中主 町教 育委 員会 4 調査 担 当者 徳網 克 己 5 遺跡
の種 類 集落 跡 6 遺跡
の年 代 弥 生時 代︱ 鎌 倉時 代 7 遺 跡 及び 木簡 出 土遺 構 の概 要 木 部遺 跡 は︑ 琵琶 湖 の東 南 部︑ 野洲 川下 流 の沖 積 平野 立に 地 し て るい
︒ 遺跡
の範 囲 は︑ 東 西 二O O m︑ 南 北 一h 余 り の微 高 地上 にあ り
︑ 標 高 八 七 m前 後 を 測 る
︒ 木 部 遺 跡 の調 査 は
︑ 県 道 野 洲 中 主 線 の敷 設 に 伴 う 事 前 調 査 と し て実 施 し た も の で あ る
︒ 調 査 の結 果
︑ 平 安 時 代 後 期 の遺 構 が 延 長 約 O二 O m に 亘 てっ 検 出 で き た
︒ 遺 構 は
︑ 掘 立 柱 建 物
︑ 溝
︑ 井 戸
1989年出上の木簡
な ど であ る︒ 木 簡 が出 土 たし のは
︑ 長径 四 m︑ 短径 三 m︑ 深 さ 一
・三 mの 楕 円 形 をし た素 掘 り の井 戸 から であ る︒ 井戸 内 から の遺 物 は︑ 黒色 土器 碗︑ 土師 器 皿︑ 灰 釉陶 器︑ 緑 釉陶 器︑ 土錘 等 コン テ ナに てし 二箱 分 であ る︒ 墨書 土器 二点 は︑ 黒色 土器 碗 の底 部 に
﹁虫 生
﹂宅 とあ り︑ 木 部遺 跡 の東 側 の地 名 虫﹁
﹂生 を記 たし も ので あ る︒ 木 簡 の年 代 は︑ 出 上 した 上 類器 の型 式 から
一一 世 後紀 半 のも のと 考 えら れ る︒ 8 木簡
の釈 文
・内 容
︹忌 己
︵∞ Φω
︶×
∞∞
× μo Oμ Φ
木簡 は︑ 下端 部 を く欠 長が 大 なも ので
︑ 板細 の頭 部を 圭 頭状 に作 り︑ 上 寄 りに 墨書 す る︒ 物 忌札 と てし 使 用さ れた 後 井︑ 戸 内 に投 棄 され たも のと 思わ れ る︒ 物 札忌 例の とし ては
︑
﹃木 簡 研究
﹄ 号八 に 平安 京 左京 六条
一坊 八 町 の報 告 など があ る︒
︵徳 網克 己︶
固 物
□
(近江八幡)
木簡上端部 107