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第25回(2019年度第2回)ピア・スーパービジョン(聖学院大学人間福祉スーパービジョンセンター主催SW-Net共催) 利用統計を見る

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Academic year: 2021

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1 .今回のテーマ

 2020年 2 月15日、聖学院大学にて、第25回ピア・

スーパービジョンが開催され、施設や病院等に勤 務するソーシャルワーカーや当事者が参加した。

 午前中の「ソーシャルワークにおける対等とは なにか?」という研究講演会のテーマを受けて、

現場での気づきや当事者として感じていることに ついて深めた。

2 .参加の動機

 現在私は、福祉施設のソーシャルワーカーとし て働いている。日々、クライエントと関わる中で、

疑問を抱えたまま業務に追われてしまい、整理す ることが少なかった。

 そこで、ピア・スーパービジョンの存在を知り、

数年前から参加するようになった。いざ参加して みると他の職場で働いている支援者も同じような 悩みを抱えていることを知り、その場で共感する ことができた。また、先生方から話を聞くことで、

ソーシャルワーカーとしての心構えを改めて考え させられる機会となっている。

3 .「対等」についてそれぞれの想いを発信

 今回のピア・スーパービジョンでは、柏木先生、

相川先生の講演を通して「対等」というテーマに ついて、ワーカー、当事者それぞれの立場から議 論を行った。ワーカーは、これまでの経験を踏ま えて、クライエントの限界を決めてしまい、操作 していることはないだろうか。まずは、クライエ ントが「やってみたい」という想いを受け止める ことが必要ではないかとの意見が出た。

 まず「やってみる」ことで、失敗やトラブルに 発展する可能性もある。しかし、当事者から「ワー カーが気持ちを受け止めてくれる」ことで、これ まで以上に信頼できるようになったとの声があった。

 ワーカーとクライエントが対等な関係をつくる 一歩として、クライエントの想いを受け止める大

切さを確認した。

 さらに、信頼関係を築いていくためには、支援 者自身がクライエントに対して自己開示を行い、

一緒に変化しようとすることが必要ではないか。

時にはワーカーもクライエントと同じ生活者とし て、弱さを伝えても良いのではないかとの意見が 出た。

 ワーカーといった立場だけで関わるのではなく、

支援する心は「常に普段着」の姿勢でクライエン トと関わることとで対等な関係性が生まれてくる のではないかと全員で共有することができた。

4 .これからの支援の糧に

 今回、ワーカー、当事者がまさに「対等」につ いて語り合い、双方の想いを共有することができた。

 支援は、片方からだけでは成立することなく、

双方の合意によって成立する。また、合意に至る までの過程もそれぞれの形があることを考えさせ られた。

 今後、支援困難な場面に遭遇した際は、クライ エントと解決方法を考え、必要なことは尋ねるこ とができるような関係性を築いていく。そのよう な関係性の上に、ソーシャルワーカーとしての専 門性をもって現場で実践していきたい。

(報告者:南里祐介[なんり・ゆうすけ]聖学院大 学人間福祉学部人間福祉学科卒業、SW−net)

聖学院大学人間福祉スーパービジョンセンター主催 SW−Net 共催

第 25 回(2019 年度第 2 回) ピア・スーパービジョン

報 告

会場の様子

17

聖学院大学総合研究所 NEWSLETTER vol.30, No.1・2, 2020

参照

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