オフィスマネジメントの新しい傾向 : 経営事務論 に関する一考察 (2)
その他のタイトル The Changing Dimensions of Office Management
著者 中辻 卯一
雑誌名 關西大學商學論集
巻 6
号 2
ページ 165‑183
発行年 1961‑06‑30
URL http://hdl.handle.net/10112/00021696
オフイスマネジメットの新しい傾向
オフィス
‑ 1
研究ノート1 ‑
︵ 中
辻 ︶
1
経営事務論に関する一考察②'│ー
マネジメントの新しい傾向
経営者が事務を﹁必要悪
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﹂も
同様
に考
え︑
生産と分配ー工場と販売以外には第二次的な関心しか示さず
この領域にレンズの焦点を合わせようとしなかった時代から長
い道程を経て︑今日では事務の機能そのものも成熟し︑特に経
営活動の効果的な裏づけとして︑積極的な意味で︑経営になく
てはならぬ重要な役割を示すものとして︑認識され︑再検討さ
れるようになってきた︒すなわち︑今日の近代的な事務は︑販
売︑製造などの第一線の仕事の背後にあって︑それらの活動を 補助し︑促進し︑結合し︑調整し︑また経営管理の活動を効果的に実施するための便益を提供する立場にあるものである︒言い換えれば︑事務は︑高度の経営管理に十分に利用され︑.役立たせうるように︑適切なインホメーショソを供給し︑要請されたサービスを提供し︑経営内のその他の主要機能における業務の履行を支援することを︑妥当な期間と妥当な努力︑そして妥当な費用の支出で完遂することにその特色を見出す︒そしてこのような近代的な性格をもった経営事務を効果的︑能率的に処理するための経営内の事務組織として︑綜合的事務処理方式
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の研究の登場してく 中
辻
七 五
卯
166
たそれは今まで主として事務管理を専門とする部門の主管者で
オフィスマネジメントの新しい傾向 ① ることを前橋で指摘した︒
綜合的事務処理方式︑すなわち IDP の問題は近代経営事務
論の︱つの璽大な課題である︒ところが企業の目標に対する関 係において全体的な作業を演ずるための真の綜合的情報組織の 能力は︑組織の伝統的な概念に重大な影親を与えると共に︑ま
あったオフィス・マネジャー
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事務管理部長︶
の職能︑地位に重大な変化を与えるのではないかと考えられる︒
その変化がすでに生じつつあることは︑一九五九年頃よりすで
②
︑
︑
︑ に指摘されつつあることであるが︑その変化が質的にどの程度
まで進展するかという点に重要な問題が存在する︒
わが国の場合と異り︑アメリカに於ては︑四十年程以前より 最近まで︑オフィス・マネジャーという主として事務管理を専
門とする部門の主管者が存在して来た︒勿論︑その企業の業種︑
態様︑規模︑その他の諸条件によって︑必ずしもその性格は同
③
一ではないが︑前述の如き事務機能そのものの変化︑発展︑ま た事務機械化の促進は︑いままでわれわれが彼等についていだ いていたが如き伝統的なオフィス・マネジャーの概念を変行せ ねばならぬ如き影態を与えるだろうと考えられる︒しかし︑そ
︵ 中 辻 ︶
しい重要性をもった機能を附加しつつある背後に何らかの真の を与えることである︒そして従来のオフイス・マネジャーに新 は彼により多くの範囲︑より多くの機会︑そしてより重い職責 れはオフィス・マネジャーをなくすることではなくして︑事実
そして意義ある変化の存在を見出しうると思われる︒
更に︑この変革に拍車をかけるだろうと推測されるものに︑
電子計算機
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の最近の
急速度の発逹︑特に記憶容餓の拡大︑計算判断能力の高度化︑
プログラミングの自動化︑及びエレクトロニクスの光のように 速い速度の利用という環境のもとに︑より効果的に応用出来る
OR
等の新しい経営数学技術の発達がある︒
このように近時オフイス・マネジメントの面にあらわれた新
しい課題として︑ 特徴
( ID P
,
O f f i
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ED
PS
)
をわれわれは見出すことが出来るのである
が︑しかもこれら三つの問題が互に関連して発展すると予測さ
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︑ れるところ︑すなわち経営機械化の発展が進むところ︑綜合化 の傾向をより促進すると推察されるため︑これが従来の経営管 理組織︑特に分権管理との関連において如何なる変化を生ずる かという点を︑無視できない重大な問題として注目したいと考
三つの大きな傾向︑
七 六
④ ③
え る
︒
オフィスマネジメントの新しい傾向
︵ 中
辻 ︶
それらの重要な問題を解決することは︑非常に大きな努力と
時間を要すると考えられるのであるが︑ここでは主として
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A s s o c i a t i o n ) の レ ポ ー ト を 通
④ じて︑解決の糸口を把握する一橋頭堡でも設けたいと考える︒
① 拙 稲 ﹁ 経 営 事 務 論 に 関 す る 一 考 察 田 ﹂ ︵ 商 学 論 集 第 六 巻 第 一 号 ︶ ③米花稔稿﹁平井博士と経営機械化﹂︵国民経済雑誌第百二巻第
四 号
︶
同 右 稿 ﹁ 経 営 機 械 化 の 進 展 と 経 営 機 構 ﹂ ︵ 神 大 経 営 機 械 化 叢 書
第 四 冊 ︶
小野寛徳著﹁事務管理﹂︵同文館昭︑
3 1 ︶
一 ︱
‑ 七
︱ │
‑ ︱
︱ 七
八 頁
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19 58 .
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. 3
1 3
3 .
~~武訳「車工蹄溢口理の科学(上)」(日本事務能率
協会昭︑
3 4 )
= 四
︱ │ 四 四 頁 日 本 生 産 性 本 部 ﹁ 事 務 管 理 専 門 視 察 団 報 告 書
﹂ ︵ 昭 ︑
3 3 )
四 五
ー 四 六 頁
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な お そ の 他 次 の も の を 参 照 す る 点 が 多 い e
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. ,
19 60 .
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102112.
岸 本 英 八 郎 著 ﹁ 経 営 機 械 化 の 発 展 ﹂ ︵ 中 央 経 済 社 昭 ︑ 3 6 )
カ ル フ ォ ル ニ ア 大 学 倉 谷 好 郎 氏 ︵ ﹁ 経 営 計 画 と O R ﹂ 日 本 経 営 学 会 高 松 大 会 発 表 等 ︶ の 研 究
七 七
そもそも綜合的事務処理方式は本来事務合理化の方策の基底
として考えられる方式であり︑必ずしも事務機械化と結びつく
ものではなく︑R︑ W ︑フエアバソクス(Far
b a n k s ) も 定 義
する如く︑その原理は﹁オフイスに這入ってくる情報︵原始資
料︶が︑その這入って来た点で︑ただ一回だけ人手で記録され
た後は︑最小の人的努力と監督で︑再び人手をわずらわして複
写することなく︑それ以降のすべての作業を自動的に流れうる ① ような型で取扱われること﹂であり︑また﹁IDPの研究は︑
コソビュター導入以前の組織研究に本領を発揮し︑情報の流れ
を秩序よく設計し︑その最終利用目的に関連づける研究をする ② だけで驚くべき多大の利益を収めうるはずである﹂が︑しかし
現実の問題としては︑大量の事務を処理し︑しかもそれがかな
際に適用することはほとんど不可能であり︑また多くの実状と
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︑ P C S ( P u n c h e d
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S y s t e m ) に 切 換 え ら る れ
段階に達して︑飛躍的に大きい事務処理能力のある高価な電子
計算機に対処するため︑はじめて事務を綜合化して入力する I り複雑な場合には事務機械の助けなしでは︑IDPの原理を実
オフィスマネジメゾトの新しい傾向︵中辻︶ ③ D
P 方式の研究に着手することが多いのである︒それ故︑本来
は IDP と EDPS とは別個の概念であり︑前者は組織の側の
問題であり︑後者は事務処理の手段たる機械の側に重点のある
ものであるが︑現実の関係としては︑ IDP の原理の大規模の
適用を可能にするのは EDPS の発達の力であり︑逆に大型の
EDPS を採用するようになる程その大なる潜在能力を汲みだ ④ し効果を発揮させるのが IDP との結合によるのであって︑実
際には両者を別個に考えることはむしろ無意味であり︑最近の
見解ではほとんどが﹁綜合的事務方式﹂として相互関連のある
両者を包含したものを定義するようであり︑現在のその技術的
基本概念としては︑﹁企業の第一線である組織の尖端の発生の
地点に於て︑現湯における必要事務処理と同時的に︑原始資料
をクイプライクー︑卓上計算機︑記帳式会計機に連動された穿
孔機構で機械共通用語
(C
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に転換し︑それ
をデーク・トランシーバー︑テレクイプ︑電信回線等の進歩し
た迅速な通信手段の組織を媒介として︑そのまま計算中枢へ送
達し︑デーク・プロセシソグにおける判断と制御のフィードバ
ック・コントロールを可能にする巨大な濾過器としての電子的
事務処理装置によって︑結合され︑調整され︑分折され︑また
統合されることによって︑現在の活動と過去の活動及び将来の 計画を関連させ︑
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に再びそれらを経営のあらゆ
る階層に︑正確に︑そして便利なフォームでアソサー・バック ⑥ される有機的連続綜合機械化システム﹂と考えられている︒
しかしわれわれの関心は︑かかる技術的概念そのものを深く
追求することにあるのではなく︑これによって企業がその目的
を達成するのを助けることが出来る驚くべきツールとしての I
D
P と EDPS の相互発展により与えられるより経営学的に重
要な二つの問題にむけられねばならない︒すなわち︑一っは︑
経営全体を︱つのシステムと考えて全体活動のための情報要求
を詳細に分折考慮し︑これら諸要求条件に充分適合するように ︑︑︑︑︑︑︑︑︑ 綜合的事務処理の新しい組織を最も有効に設計するにはどうす
︑ ︑
︑ ︑
︑
ればよいかという組織工学的要素を多分に身につけた創造力に
富むシステム・エソジニャーによって実施される近代的システ ⑥ ム理論に関する重要な問題であり︑他の一っは︑これによって
もたらされる経営上の影響︑効果︑特に経営問題の解決に対し
て与えられる可能な貢献と経営組織構造に対する衝撃に関する
問 題 で あ る ︒
前者についても重要ではあるが︑別の機会にゆずり︑ここで
は分権管理との関連を検討するための素材として︑後者の問題
に焦点をあわせることが必要である︒
七八
オフィスマネジメントの新しい傾向︵中辻︶ に決定した︒われわれの会社は多くの種類の作業を行なってい ﹁われわれは計算機をただ資料処理機械としてのみ見ること は同社の経験を次の如く述べている︒ ︑ ︑ ︑ ︑ ︑ ︑ ︑
従 来
︑
IDP と分権管理の関連は︑両立し得るものとする見
解及び実例が多数存在した︒簡潔に言えば︑その骨子は経営の
分権組織をそのままにしておいて︑作業的な事務処理︵記録︑
分類︑記帳︑計算︑作表等︶のみを集中する
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で 4 3 る ︒
実際に経験をもつ二三の人々の意見を見てみると次の如くで
ゼネラル・エレクトリック社の
R.
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・ オ ス ボ ル ン
( O
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る︒特にルーイスヴィルでは五つの分離した製造部門において
分権管理のもとで作業が行なわれている︒部門の規模は小は七
百人の従業員のものから大は七千人の従業員のものまである︒
各部門には製造・販売・財務・技術のマネジャーとゼネラル・
マネジャーとがいる︒若し計算機の導入が効果的な結果をもた
らしたとすれば︑それはゼネラル・エレクトリック社の多種に
わたる作業活動を成功に導いた分権管理と抵触しなかったから
である︒われわれは部門の問題︑特に部門の機能間の通信の問
題を解決する必要を強調した︒そしてわれわれは通信設備の完 あ
る ︒
七 九 という質問をうけることがあま ﹃電子計算機はより一層 ローラーの L.C
・ ゲ ニ ス ト ( G u e
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は 備によってデーターがセンターに供給され︑そして処理される やいなや元の部門にかえされるように遂行できる資料処理セン ターを作るように努力した︒ここで重要な概念は︑集中化され た会計︑或は集中化された給料支払表であったのではなく︑む しろこれらの操作の各々にふくまれる常例的なありふれた作業 の集中化である︒この概念により︑短期間原始書類は資料処理 センクーで処理されるため部門外に出る以外は︑すべての資料 は部門内にとどまり︑かくして部門の経営は効果的に操作する ことが出来る︒例えば給料支払表の場合︑あらゆる質問は︑部 門の給料支払係の主任によって︑彼のために印刷された支払計 算の詳細︑彼にかえされた原始書類の参考材料にもとづいて答 えることが出来る︒このようにして従来の各人の持っている特 ⑦ 権は何ら侵害されることなく資料集中処理は行なわれた︒﹂と︒
また︑シルバニャ・エレクトリック・プロダクト社のコソト
﹁シルバニアにおける集中事務処理セソターの建設はわれわ
れの会社が実施している分散作業配置の原理と完全に一致して
いるということを再度繰返して言う︒
集中化をもたらすだろうか︒﹄
りにも多いので︑私はこの点念を押したい︒ツルバニアの確固
たる信念は︑集中的事務処理は分権化を更により一層効果的に
するものでさえあるということである︒﹂﹁これがわが社の D.
P ・セソクーを設立した基本方針である︒﹂﹁それ故︑
D . p ・
センターは作業部門から情報を集め︑その情報を出来るだけ早
く︑そして最も有効なフォームで︑この情報にもとづいて作業
サービス部門に徹すること﹂であり﹁
D .
P ・セソターのマネ
ジャーはいかなる場合にも製造部門のいかなる活動に関連して ⑧ も決定を下すようには要求されていない︒﹂と述べている︒
わが国でもこの分野のパイアニア
( p i o n e e r )
である小野田セ
メソトの南沢宣郎氏は︑中央デークー処理機構
1 1
本部頭脳室を︑
﹁一切の命令系統から独立し︑自らは何等の権限をもたない計 ⑨ 数的助言機関﹂と一応性格づけている︒
このように作業的事務処理面のみを集中化し︑機械化し︑そ
して管理活動︑業務活動︑責任権限の分散組織は︑そのまま変
化させることなく︑それによって企画︑管理機能はむしろより
高度化され︑業務機能もより合理性をもつ余裕が与えられるよ
うになると結論されるのが定石であった︒しかし︑ここにみる
経営機械化の進展は︑この問題に新たなる波紋を投ずる要因と
なるのではないか︑という点を更に進んで検討してみよう︒ 決定をしなくてはならない個々の人々に送ることを任務とする オフィスマネジメントの新しい傾向︵中辻︶
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1956•
p . 3 4
小倉栄一郎稿﹁総合的資料処理方式 IDP の 概 念 を 廻 っ て ﹂ ︵
産業経理
1 8 巻
6号 ︶
③、④同右稿「
I•D.P
の展開」(彦根論集第四十五号)中 村 義 勝 者 ﹁ 経 営 合 理 化 と 電 子 計 算 機 ﹂ ︵ 白 挑 書 房 ︑ 昭 ︑
3 6 )
三六ー七頁
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5 A .
日本能率協会訳﹁電子計算機と近代経
営 ﹂
︵ 昭
︑
3 2 )
︱ 二 八 ー 九 頁 G•Kozmetsky
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P r o c e s s i n g . ( A M A N o . 4 1
. )
p . 3 0 . H•Ellis;
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P r o c e s s i n g . ( A M A N o . 4 1
. )
p . 4 4 .
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( A M A N o . 4 6 . ) p p
7 1 .
3 . 7
ー
G . R . T e r r y ;
i b i d . p p . 2 9 0
2 9 6
.
邦 訳 上 三 九 五 ー 四 0
四 頁
︵ 岸 本 英 八 郎 著 前 掲 書 ︱ ︱ 四 ー 八 ︑ 一 三 八 ー 九 ︑ 二 三 二 ︑ 二 四 八 頁
同 右 著 ﹁ 経 営 と 技 術 革 新 ﹂
︵ 日 本 経 済 新 聞 社
︑ 昭
︑
3 4
) ‑
︱ ‑ ︑
一 四 六 ー 一 五 一 頁 三宅通夫著﹁経営コンビューター・プログラミソグ﹂︵白挑書
房 ︑
昭 ︑
3 5
) ‑
︱ I
︱ 二 頁
⑤ ② ① 八 〇
①
オフイスマネジメントの新しい傾向︵中辻︶ 日 本 マ ネ ジ メ ソ ト ス ク ー ル 編 ﹁ 経 営 機 械 化 の 革 新 ﹂ ︵ 中 央 経 済
社 ︑ 昭 ︑ 3 5 ) ‑ 六 0 頁
熊 田 享 稿 ﹁ 機 械 化 会 計 の 監 査 要 点 ﹂ ︵ 監 査 ︑ 一 巻 三 号 ︶
⑥
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n a d I n d u s t r y , 1 9 5 6 . 玉 井 串 巫 雄 印
i ﹁
経 営 の た め の
ニ レ ク ト ロ ニ ッ ク ・ シ ス テ ム ﹂ ︵ 産 業 図 書 株 式 会 社 ︑ 昭
3 3 )
R . G . C a n n
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9 5 1
7 .
$ : : 中
' 直 す ︽ 訳 ﹁ 雷 写 丁 乱
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笛K機
と 鎚
i帯 巳
官 理
﹂ ︵ 日
本 生 産 性 本 部 昭 ︑ 3 5 )
H•H.
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1 9 5 7 .
森 口 繁 一 他 訳 ﹁ シ ス テ ム 工 学 ﹂ ︵ 日 本 科 学 技 術 連 盟 ︑
昭 ︑
3 5
)
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i b i d . p p . 4 5 4
6 .
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C e n t r a l i z a t i o n . ( A M A N o . 4 1 . ) p p . 6 3 6
4 .
⑦
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6 .
⑧
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e r S i e s N o . 1 4 4 . ) p p 2 8 .
3 7 .
小倉栄一郎稿前掲論文 南 沢 宜 郎 著 ﹁ 経 営 の オ ー ト メ ー ツ ョ ン ﹂ ︵ 同 文 館 ︑ 昭 ︑
3 3 )
二 五
ー ︱
︱ ︱
︱ 頁
八
特殊な技術的計算
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とか︑それ自体
で単独で意味をもつ調査・計算など特殊なもの︵例えば公共企業
の 請 求 書 作 成 と 収 入 計 算 の 大 量 の か な り 複 雑 な 計 算 ︑ 或 は 大 き な 保 険
会社の保険料計算や保険統計研究の如き大量の作業︑証券業における
有 価 証 券 取 引 に 関 す る 事 務 処 理 等 ︶
以外の普通の企業における場
合には︑事務処理センクーは︑はいってくる資料を︑注文生産
の下請作業の如くただ機械的に計数の処理をして︑それぞれの
部課に送りかえすだけで有効な情報を与えることがはたして可
能であろうか︒
若し実際にそれがかつてはそうであったとしてもーオフィ
スは資料を記録し︑そして常規的な仕事を行なうことであると
いうだけではもはや十分ではない︒送り状や受領証を作ること
が第一の機能であった時代は去り︑現下の新しい経営の時代に
おいては︑はいってくる情報の流れを調整し︑結合し︑再設計
し︑そして改善しなければならない機能が︑オフィスの第一の
仕事として与えられる︒このことはオフイスが重要な新しい二
つの性格をそなえる必要を要求するものである︒すなわち︑一
つはオフィスが必ず迅速な︑そして正確なコミュニケーション
全体との関連において︑選択し︑分折し︑結合し︑調整し︑再 ゆる種類のところへその職務を遂行するに必要なものを︑企業 ことによって解決するのではなく︑企業のあらゆる段階とあら に分配することによって︑或はより多く委員会の会合を行なう 伝達することによって︑あらかじめ存在したデークをより広汎 を供給することによって︑普通のデークをより早く集めそして るということは︑関連するすべてのものにデークのより多い羅 ない︒蓋し︑近代企業を運営するに必要なよりよい情報を与え なるセンクーである以上の高度の性格を具備しておらねばなら しかし︑オフィスはその機能が最良にみたされるためには︑単 ・セソクーでなければならないという条件を持つことである︒
設計し︑そして改善する機能をもつ網目を通じて提供すること である故︑オフィス・センターは︑経営の諸資料処理とコミュ ニケーショソを綜合的に担当すると共に︑無駄のない利用価値 のある情報を作成するため︑事務処理を綜合的観点から計画的 に統一し︑その内容と方式を思考し︑判断し︑さらにその活動
︑︑︑︑︑︑︑︑︑︑︑
の進行ならびに結果を統制する事務の内容的判断機能をふくむ
①
企業全体のための熟練したセンターでなければならない︒
しかしこの段階において考えられることは︑事務作業自体を 能率化し︑事務管理の科学的方法を実施することが可能となっ
オブイスマネジメソトの新しい傾向︵中辻︶
て︑その結果適切な情報の処理と提供が迅速に各部署に与えら れ︑経営活動に貢献する度合を向上さし得ることが出来たとい うこと以上に質的変化はあらわれていないということである︒
言い換えれば︑それは︑事務機能はあくまで他の経営機能に奉 仕するためにあるという性格を変えていないということであ
②
る︒事務機能がこの性格を失わぬ限り︑それは他の管理機能︑
業務機能とは別個の概念に属するものであり︑他の範疇にはい り込むことなく︑ここに分業は明確に成立し︑いかに事務が集 中機械化されても︑他の組織に変化を及ぽす因は決して作らな いのであり︑またそのように分離していることがより効果的な 結果を生みだすことになり︑阻害するどころかむしろ分権管理 の質を向上させることになる︒事務処理七ンターは質的に向上 せねばならぬが︑事務機能そのものの質的変化は生ずることな く︑分権管理とは両立し得ると考えられる︒
しかしこの段階で考察をとどめることは︑
IDP
の発
展の
一 面のみをみただけであり︑他の側面︑特に電子計罪機の最近の 急激な発展と経営数学技術の進歩による分折と管理の新しい科 学的ツールの発達にもとづく大きな影轡を見落しておるわけで あり︑十分な検討を終ったとは言われない︒それ故︑次に電子 計算機による影響を理解するために︑若干の回り道ではあるが
ノ \
オフィスマネジメントの新しい傾向︵中辻︶
技術的な考察を注入しておこう︒
①
J . W .
c S
h n
a c
k e l ; h T e C
h a
n g
i n
g D
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s i
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s E n t e r p r i s
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R .
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n B
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i n
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s
E n t e r p r i s e . ( A M A
N o
.
41 .)
p p
5125.
.
拙 稿 前 掲 論 文 参 照 過去十数年間のアメリカ計算機産業における進歩は︑その一 部にたずさわる特権を与えられている人々でさえ全く印象的で
ある︒連続管理
( s e q u e n t
i a l
c o n t r o l )
の原理を採川した最初
の近代的な機械
( M
a r
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I A
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a t o r o f H
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U n i v e r s i t y )
が完成したのは︑やっ
と一九四四年であり︑ペンシルバニア大学の
J o
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P . E c k e r t ,
J r .
と
D r
.
J o
h n
W•Nauchly
とが内部操作を全部電子的に行
なう機械
( E
N I
A C
)
R
四
を 完 成 し た の は ︑ 一九四六年であり︑ま
た内部記憶システムを持つ計算機を作ることが出来るようにな
った基礎である
D r
.
J o
h n
v
o n
N e u m a n
の命令を記憶する
﹁ストアード・プログラム﹂方式の論文の発表されたのは︑
( 1 )
八
以 下 ニ ︱
︱ 一 の 点 に つ い て 考 察 し て み よ う ︒
九四五年のことである︒ところが︑最近のフォーチュン誌は︑
約 二
︑
000
の計算機がアメリカの企業や政府機関で今日使用 されていると概算している︒フォーチュン誌のいう﹁計算機﹂
とは︑月々の費用が一︑
00
0
ドル或はそれ以上の計算機を意
味する︒その中約四
00
は月々の費用が︱二︑
00
ドル或は
0それ以上の大型電子計算組織である︒贔的に急激に増加したば かりでなく︑電子工学と固体物理学
( S o l i d , S t a t e
P h
y s
i c
s )
の
発達は︑より新しいより進歩した能力をもつ計算機をうみだし
①
つ つ
あ る
入出力装置 ︒
計算機産業の研究所における現在の多くの努力は︑従来中央
処理装置に比して軽視されたため進歩のおくれていた入力/出
力装置をより効果的なものにするために向けられている︒穿孔
カード︑紙テープ︵特に前者︶は︑電子計算機の場合にも︑事
務計算用に関する限りは主力媒体であるが︑磁気テープの採用
によって︑電子計算機はその応用範囲が極めて広く開けたとい
える︒現在磁気テープ装置の技術的開発は︑非常に進み︑分類
操作に満足な結果を見出すため︑また非常に多種な原始デーク
を磁気テー︒フのソールに移す時に伴う遮延と高い費用の不利を
カ銀行ではすでに磁気イソキを使用した小切手を毎日二
00
︑ によって売出されており︑カリフォルニャのアメリ 解決するために多くの努力が払われつつある︒
また最近は︑磁気イソキによって記録された媒体を入力する
方法
( m
a g n e
t i
c
c h
a r
a c
t e
r s
e n
s i
n g
︑光学的に照らされた数
)
字を解読する方法
( o p t i c a l
c h
a r
a c
t e
r s e n s i n g )
︑書物に普通
に印刷された文字や手で書かれた文字を読みとって計算機に入
力する方法が研究開発されている︒第一のものは︑今日までの
ところ︑実際の作業としては︑商業銀行の小切手の処理問題の
みにかぎられている︒磁気イソキ印刷機・分類機はすでに主と
して
I B
M ,
B u
r r
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︑ s
N a
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C a
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R e g i s t e r , G
e n
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a l
E l
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t r
i c
000以上処理している︒他の銀行も一九六0年内に装置を発
注し︑使用を開始するだろう︒銀行以外の広範な利用の達成も
可能であるがなお数年を要するだろう︒第二のものは︑今日ま
でのところ︑その最も広い応用は︑ガソリソ・スクンド︑航空
機︑鉄道切符阪売所︑百貨店等で使用される浮き出し印刷の信
用カード等の分野においてみられる︒またこの技術の新しい適
応も若干の分野において試みられつつある︒これらの中には標
準型のクイプライクーで書かれた手紙の住所を読みとる郵便の
分類機もある︒第三のものは︑まだ非常に多くが研究段階であ オフィスマネジメソトの新しい傾向
︵ 中 辻 ︶
までにはなお数年の潜伏期を必要とするだろう︒
他方最終的なアウトプットの準備に関しては︑高速度な︑よ
り多能な印刷機の発達に力がそそがれている︒しかし電子頭脳
の大型化︑高速化に追いつくにはまだまだ速さが不足のようで
ある︒出力装置の全く違った分野としては︑図式表示装置も研
②
究されている︒演算制御装置
2
現在の電子計算機は︑真空管の時代を経過して︑大勢はトラ
ンジスターを主力とした半嘩体素子の時代にはいりつつある︒
トランジスクー︑ダイオード︑パラメトロン等の素子が使用さ
れており︑演算あるいは制御の速度は急速に増加しつつある︒
③ 記 憶 装 置
現在の電子計算機には︑真空管︑陰極線管︑水銀湿延管︑磁
気ドラム︑磁気コア等が使用されている︒また最近︑超高速の
呼び出し︑書き込みを可能ならしめるような磁気薄膜記憶装置
( T
h i
n ,
F i
l m
e M
m o
r y
)
や極めて小さな容稲の中に大容址の情
報の記憶を可能にするクライトロソ
( C
r y
t r
o n
等の研究が進め
)
られている︒特に事務処理の面に影孵を与える主要な技術的革
新は︑大量の容量をもったフニライト磁心記憶組織
( F e r r i t e
‑
り︑固有の技術的困難により︑実際的応用がかなり期待される
八四
︵ 注
︶ こ れ ら は 必 要 な デ ー タ を
︑ 大 き な d i s k
m e
m o
r y
I (
B M
3 0 5
RAMACではデイスクに最高英数字共五百万字を記億出来る︶や
m a
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( I
B M
3 0 5 で は プ ロ グ ラ ム 等 の 記 憶 に 使 用 ︑ R R で
は b
a s
i c
s t o r a g e ) の 大 容 蔑 記 憶 装 置 の 中 に 収 め て お き
︑ 修 正 が 必 要
ならば︑随時新しいデークを入力しておき︑記憶装置の中を常に最新
の状態に修正しておく︒また必要に応じて任意のデークを随時に取出
すことが出来る︒すなわち計算機の中に大きな元帳があり︑そのデー
クが最新の状態に書かれていて何時でも引き出せるというッステムで
あ る
︒ そ れ 故
︑ 従 来 の 連 続 シ ス テ ム ( s e r i a l s y s t e m ) で あ る 賃 金 計 算
と か ︑ 株 式 事 務 ︑ あ る い は 処 理 方 法 の 決 っ て い る 生 産 や 販 売 の 事 務 ︑ 人
f こ ︒
ま た
オフィスマネジメントの新しい傾向︵中辻︶
その有効性が立証され
c o
r e
S
t o
r a
g e
S y s t e m s ) の 使 用 で あ る ︒ こ の 重 要 な 付 属 品 は
中央計算機に︑正確性︑高速度︑その他能率を更にます大きな 目立った改良を加えると共に︑中央機械と磁気テープ取扱装置 との間に記憶緩衝物を置くことを可能にし︑磁気テー︒フを入出 力装置以外に大量の補助記憶装置として重点的に利用出来るよ うにする︒それと共にこれらの二つの新考案は複雑な大最の仕
③
事を取扱う事務処理組織の能力を著しく増大した︒
I B M 3 0 5
RAMAC
( R
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や
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F i l e C
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,
p u t e
r の
発 表 が あ っ て
︑ ラ ソ ダ ム ・ ア ク セ ス
・ シ ス テ ム ( R a
n d
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︵ 注 ︶
A c
c e
s s
S
y s t e m ) の 可 能 性 が わ か り
︑
八五 事や労務の統計などではなく︑条件が随時あるいは周期的に変るよう な も の ︑ フ ァ イ ル の 更 新 が し ば し ば 行 は れ る も の で も 必 要 な 時 期 に ︑ ④
必 要 な デ ー ク が 常 に 提 供 さ れ る
︒
以 上 は 大 型 ︑
中型電子計算機の機械そのものに関すること
︵ 通 常 こ れ を H a r d w a r e と 呼 ぶ ︶ で あ る が ︑ そ れ に 対 し 電 子 計 算
機 に 関 す る シ ス テ ム の 問 題 等 ( H a r d w a r e
J , l 対
し S
o f
t w
a r
e と
呼ぶ︶も重要である︒
自動的にプログラムを行なう手続の発達
等は注目すべきものである︒
また一方︑大型計算機の発達に対し︑小型計算機の開発も経 営上重要視すべき問題をふくんでいる︒この小型計算機は︑一 台の価格が一千ドルから五万ドルの間のものであり︑従来の
P
C
S
構成の計算穿孔機と異り︑小規模ではあるが︑ストアード
・プログラムをもち︑完全にシステム化した電子計算組織とし
ての機能を発揮しうるものである︒
以上のうち特にここで重大な影響を及ぼすと考えられるもの は︑超高速演算︑大容量記憶装置の研究と︑小型電子計算機の
開発である︒特に前者は︑
O
R 等の経営計算技術の利用という
要素が強度に加味されるとともに経営計画︑管理活動に重要な
効果を与える︒それは経営管理活動の向上︑計画性の促進︑綜
合性の限界の拡大等への貢献であるが︑経営組織構造に対して
五
も大きな衝撃を与える︒そしてそれは事務の概念すら再検討せ ざるをえない因をなすのではないかとさえいわれることがあ
る︒以下それらの点を姐上にのせて考察してみよう︒
①R⑧
M . B .
S m
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h ;
C o
m p
u t
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T e
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n a d A p p l i c a , t i o n
s :
A
P r
o g
r e
s s
R e p o r t . ( A M A N o . 4 1 ) p p . 3 2 3
7 .
s•N.
A l
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T
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c e
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g .
( A
M A
N o . 4 1 ) p p .
3 8 4
2 .
R•D.'.Pash;
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g r a t e d S y
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A ( M A N o . 4
1 )
p p
7 5
7
6 .
R . J . 0 ̀
K e
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M
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E f f e c t i v e M
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n s
o f C a
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g
B u
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n e
s s
D a
t a
.
( A M A N o . 4 6 . ) p p , 3 7 4
7 .
今村茂雄稿﹁電子計算機の最近の動向について﹂︵神大経営機
械化叢粛第四冊︶八九ー一〇七頁
岸本英八郎著前掲書(中央経済社)一―――—四、一―八
I
二 0 ︑ 二 四 四 ー 八 頁
中林義勝著前掲書一四四ー五︑一四九ー一五 0 頁
今村茂雄稿前掲論文一
0 1 ︱ ︱ 頁 中林義勝著前掲書一四四頁 E . A .
J
o h
n s
o n
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A c
c o
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S
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m s
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M o
d e
r n
B u s i n e s s 1 9 , 5 9 . p p . 3
7 6 3
7 9 . S . L .
O
p t
n e
r ;
i b
i d . p p . 1 3 2 1 3 6 .
④
オフィスマネジメソトの新しい傾向︵中辻︶
山﹁経営管理は経営組織に対応し︑経営過程に働く諸活動 間 に 於 け る 上 下 の 協 力 関 係 ( c o o p e r a t i o n
) と
左 右 の 協 調 関 係 ( c o o r d i n
a t
i o n ) を 華 四 即 し 助 成 す る こ と を 本 来 の 任 務 と し ︑ か かる任務を果すため︑経営計画︑経営統制及び経営批判の三要 素的作用が直線的ではなく円環的な過程即ち循環過程を示して
①
相互に関連する﹂のであるが︑その管理活動の質を向上させる ためには︑まづ計画の梢密性︑標準の客観性︑比較の迅速性︑
フィードバック・コソトロールの確実性︑批判にもとづく修正 の弾力性等が充実されておらねばならない︒これには充分な内 部統制組織と管理活動の技術的手段である事務活動の強力なう らづけなしには不可能である︒ところが従来理論的には充分こ の点が理解されながら︑完備した組織と有効な事務機能をとも ないえなかったが故︑不充分な︑或は部分的な管理にとどまる か︑または内容の空虚な︑管理の実態のともなわぬ抒き上った 制度となり︑むしろ混乱以外の実益をともなわぬものとなって
いた場合もあった︒しかし︑
EDPSそのものがフィードバッ
ク・コントロールの原理を前提としている点が管理原則と共通 の基盤をもつものである故︑機械化の高度化は︑管理活動をう らずける事務機能を機械化するだけでなく︑管理機能そのもの を機械にのせて迅速に実施することが︑その目的にむしろ合致
八六
オフイスマネジメントの新しい傾向
︵ 中
辻 ︶
するのであるから︑その場合管理活動の文字通りの効果的な実
施がゆるされ︑利益計画にもとづくコソトローラー制度のもと
における責任計算と予算統制の有効な運用がはじめて可能とな
る︒このことは機械で処理出来る程度の管理機能はすぺて機械
化し︑﹁例外原理による管理﹂の範囲を拡大し︑いままでそれら
に従事していた管理要員を減少させるか︑或は彼等の中の少数
のものを職務内容のより高度のものか︑又は逆に多数のものを
より低いものへ配置換えさせざるをえないことになり︑計画と
実行との境界線を組織体系の上方に動かし︑より高い層による
綜合化の可能性を高め︑ミドル・マネジメソト層に深刻な影響
を与えることになるだろう︒
いままでほとんどの会社に於て︑ミドル・マネジメソトの仕
事は政策決定のための訓練の場と考えられていた︒多分これら
の中間管理者層に対する最も重要な見方は︑将来の見込のある
若い人々に昇進の梯子を与えるものであった︒ところが近き将
来︑民間企業のミドル・マネジメソトの機能のほとんどは︑電
子計算機に投入される情報の誤りを監視したり︑プログラムに
のらない例外事項を処理するだけのものとなり︑主導権を発揮
したり︑判断を下したりする訓練をもつ機会が少くなり︑仕事は
挑戦的でもまたやりがいのあるものでもなく︑野心的な若人の
八 七
昇進を償う誇りももたないものとなってくるだろう︒
(S
ta
gn
a‑
③
t i o n
at
t he M
id
dl
e)
②ランダム・アクセス・メモリーをもつ装置の活用による
効果について取上げてみよう︒この計算機は非常に多方面に利
用出来るが︑例えば二三人の別々の事務員が同時に売上送り状
を準備することが出来︑そしてその上同じ時にまた他の人が受
入報告書をも作るというような作業を行なうことが出来る︒実
際のところ例えば賃金計算と原料管理の如き非常に異った操作 ⑧ を同時に行なうことが可能である︒また﹁現在アメリカの製造
工 業 に お い て は ︑ 3 0 5
R A
M A
C
を製品あるいは材料の在庫管
理等のために使用するよりもむしろマシン・ロード
(m
ac
hi
ne
l o a d
)
を記憶させることによって︑より高度の工程管理︑受注
管理を行なうことに重点をおく完全なイソ・ライソ
( I
N ,
L I
N E
方式の管理によって迅速な機能的な管理活動を遂行している﹂ ④ )
﹁納期を適切に確保するために常に と言われている︒例えば︑
能力と仕事の量である負荷量を工作工場であれば機械別或は機
械グループ別につかまえておき︑注文量や納期日の変動によっ
て︑すぐ計算を行なわせ︑若しォーバーの場合には残業や外注
や日程の変更などすぐ適切な手を打つ対策を講じうるように出 ⑥
来 る わ け で あ る ︒
﹂
またラソダム・アクセスの特長の発揮とし
な近代的方法に熟練した専門的スクッフにより︑経営システム て︑最近では︑後述の如き︑
t o t a l r e p o r t s y s t e m
のための
技術的手段としての活用が考えられている︒
これらのことは山で考察したと同じように︑電子計算機の︒フ ログラムの内蔵と記憶容最の増大による長行程の自動処理化︑
計算比較︑判断能力の飛躍的上昇によって︑装置内におけるフ イードバック・コントロールの能力を増大させ︑常規的なデッ な る の で
︑
﹁時間的ならびに空間的に経営の管理限界が拡大す るとともに︑その内実性ならびに棟準化と計画化を内容とする 管理性が増大し︑経営管理の総合化と機動性と充実性が高まり︐
したがってトップ・マネジメソトの管理限界の著しい拡大化が
⑥ 可能とせられるのである︒﹂
ここにもミドル層の減少と︑反対 にトップ層にふくまれるスクッフの増加の因があらわれる︒
矧