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JAIST Repository: 坦持型チーグラー触媒を用いた非共役ジエンの重合

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Academic year: 2021

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(1)JAIST Repository https://dspace.jaist.ac.jp/. Title. 坦持型チーグラー触媒を用いた非共役ジエンの重合. Author(s). 山田, 英幸. Citation Issue Date. 1997-03. Type. Thesis or Dissertation. Text version. none. URL. http://hdl.handle.net/10119/2383. Rights Description. Supervisor:寺野 稔, 材料科学研究科, 修士. Japan Advanced Institute of Science and Technology.

(2) 坦持型チーグラー触媒を用いた非共役ジエンの重合 山田 英幸. 1. (寺野研究室). 緒言. 近年、ポリマーのミクロ構造解析や分別技術の進歩、さらに構造の決定された均一系触媒によ る立体規則性重合の発見などが、重合触媒の立体規制機構に関する研究に大きく寄与している。最 近、幾つかの均一系触媒を用いた共役ジエンの立体規則性重合が報告された。1,5 ーヘキサジエン はその重合過程において、両端の二重結合が2段階の挿入反応を経ることにより5員環を持つポリ マーを生成する (Scheme 1) 。1段階目の挿入では、 -オレフィンと同様のエナンチオ選択が、2 段階目の挿入では配位子の立体障害の影響により、生成する環状体の cis- 及び trans-構造形成の選 択が存在する。本研究では、この特徴的な重合挙動を活性点構造の明確でない担持型チーグラー 触媒に応用し、活性点の失活及び新たな形成が無視できる極短時間での重合を行った。さらにプ ロピレン重合に対する立体規性作用の異なる触媒においての比較、及びポリマーの結晶性の差を 利用した分別により、iso-及び ata-の各活性点における重合挙動についての知見を得た。. 2. 実験. 触媒調製:触媒は、塩化マグネシウムと安息香酸エチルを振動ミルで 30 時間共粉砕し、四塩 化チタンで湿式処理後、ヘプタンで洗浄することにより調製した。また、立体規則性の低い触媒 として、安息香酸エチルを加えない触媒を同様に 調製した。短時間重合法による重合:塩化マグネ P M P M シウム担持型触媒と助触媒としてトリエチルアル 1 ミニウムを用いて、トルエン中、重合温度 30 ℃ P でジエンモノマーの単独重合を行った。解析:生 M 成物は GPC 、NMR 等により解析した。また、昇 温結晶性分別( TREF )による、結晶性分布の分 P 2 M 析及び分取を行った。 Scheme 1. 3 結果と考察 30. 20 0.1 10. Mn • 10 -3. Yield ( g ). 0.2. 0. 0 0 0.1 0.2 Polymerization time ( s ) Fig.1. Relationship between yield ( ) and Mn ( ) of poly(1,5-hexadiene) against polymerization time. Conditions : [1,5-hexadiene] = 1.0 mol/L, [TEA]= 0.07mol/L, Al/Ti molar ratio = 30. keywords.   1,5-ヘキサジエンの単独重合の結果、この極短 時間の重合でも充分な活性を示し、且つ生成物の 収量、数平均分子量は重合時間に対しほぼ直線的 な増加を示すことがわかった( Fig.1 ) 。さらにこ の領域においては、重合時間、モノマー濃度によ らず環化率が一定であり、このことから活性点の 失活及び連鎖移動反応はこの重合系においてほぼ 無視でき、活性点が安定に存在していることが示 唆された。生成物の結晶性による分別の結果、主 に3種類の結晶性に分けられた。この様な結晶性 の違いは、各分画のミクロ構造の解析から、環状 体の cis-, 及び trans- の割合に関連していること が確認された。さらにプロピレン重合において立 体規制が低い触媒を用い、その生成物に対し同様 の解析を行ったところ、結晶性が高い分画の消失 が確認された。これらの結果は、結晶性の異なる 分画がそれぞれ環境の異なる活性点に由来してい ることを示唆しており、 -オレフィンの重合に対 し、より多くの規制要因を持つモノマーの重合が 触媒の立体規制機構の解明に対する新たな手法と して利用できることを示した。. チーグラー触媒, 1,5-ヘキサジエン, 立体規則性, 短時間重合. Copyright c 1997 by Hideyuki Yamada.

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参照

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