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WEBを用いた教師支援プログラムの有効性の検討-行動上の問題を示す児童生徒を担当する教師を対象として-

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Academic year: 2021

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(1)        WEBを用いた教師支援プログラムの有効性の検討      一行動上の問題を示す児童生徒を担任する教師を対象として一                                      学校教育学専攻                                     臨床心理学コース.                                    M070721古谷奈央 1.  序                   2.結果 近年、特別支援教育についての動きが本格化   Tab1e1各質問項目の回答結果.                           とて はい ’しいい           全く する中で、新しい研修形態としてe‘1eamingに 質問1 0.5−  19.4−   54.3一. 総. 貫問2 19.9,  63.ハ   15.舳. よる研修が行われ始めている。.  21    8τ.5,        12.5“. はい. いい一. 資 3. 95.バ. 4.㎝. 4. 9丁.釧. 2.ハ. o−lo,m1n‘. はい. いいえ. 貫問6 電問1 資聞8 貫聞9 貫問10 貫聞11 量聞12. 42.2、. 5フ.醐. 19.5、. 80.眺. 4.o、. 96.㎝1. ■.  本研究ではe・1eaming研修についての基礎的 な情報を得ることと、e−1eaming研修の効果を. 実際に検証することを目的として、2つの研究 を行った。研究Iではe・1eamingを用いた研修. はい. いい・. 52.洲. 4一.9艘. パン=1:’スキル. はい. いいえ. 貫聞13 資聞15 資聞16. 64.㎜. 36.㎝. 貫聞5. 88.羽. 11.説. τ2.刊. 27.酬 15.伽. 29.バ. 10.釧. 資聞1フ. 84、脳. 乃.州. 24.眺. 98.州. 1.㎝. 93.1、. 6.舳. 84.5、. 15.5、. 27.仙. 12.6、. 貫問18 資問19 貫問20. η.舳. 22.挑. に関するアンケート調査を小・中学校及び特別.  Tab1e1に各質間項目の回答結果を示した。. 支援学校の教師に対して行い、実態を把握し、. 具体的な対応についてのe・1eamingを使った研. e・1eaming研修を行う上での留意点について検. 修に興味を持っている人が多いこと(質問21)、. 討する。研究nでは実際にe・1eami㎎を用いた. 多くの教師が授業場面において児童生徒の問題. 問題行動に対する研修を小・中学校及び特別支. 行動を経験し具体的な指導法について知りたい. 援学校の教師に実施し、その効果を検証する。. こと(質問3,4)、e・1eamingそのものに対す. n.研究I. る否定的な印象はあまり持たれておらず、参加. 1.方法. を希望する教師も多いこと(質問10,11)、ま. 1)調査目時. た教師の大半がe・1eami㎎研修に必要な環境お.  2008年1月から6月の期間。. よびパソコンスキルを持っていること(質問15. 2)被調査者. ∼20)がそれぞれ示された。加えて、50代の教.  関西及び関東地区の公立の現職教員444名. 師はeセarningおよびパソコンスキルに馴染み. (男性:131名,女性:301名,未記入:12名)。. がないこと、特別支援学校および特別支援学級. 3)調査用紙. を担当する教員は、関連知識を持っている傾向.  フェイスシートと21項目(2件法・4件法・. が強いことなどが示された。. 自由記述)の質問から構成された。内訳は、研. 3.考察. 修(3項目)、問題行動(3項目)、eラーニング.  実行可能性の側面から特別支援学校の教師に. (7項目)、パソコンスキル(8項目)であった。. e・1eaming研修が有効な手段となり得る事が示. 4)分析方法. 唆された。またe−1eam1㎎研修についても年齢.  被調査者全員の回答の比率を算出した。性別、. や性別を考慮に入れた条件整備が必須であると. 年齢及び校種ごとに回答が異なるか否かについ. 思われる。. て検討を行った(才2検定)。. 一158一.

(2)  本研究では、WEB上でのe・1eami㎎研修に. 噺一111−1. おける講義コンテンツの効果に着目した。.   ・一一     1■1    1ケ1 連. 皿.研究1I. 11ザ1…1店. 1.方法 1)期間.  2008年9月中旬から11月下旬の間。 2)対象者  担任する学級に障害があるかそれが疑われる.  Fig.2各群のコース概要. 児童生徒が在籍する、あるいは現在担任をして. 群、および一定の期間を置くことのみによるア. いないが週に1回1時間以上気になる行動をす. ンケートヘの影響を検討するための統制群を設. る子どもと関わる機会のある教員35名。これ. 定した。各群のコース概要をFig.2に示す。. に加え、研修には参加せずアンケートのみに参. 2.結果. 加した統制群11名。.  研修参加を希望した受講者のうち、介入1群. 3)研修プログラムの内容. では79%、介入2群では86%が研修を修了し.  オリジナルのHPを作成し、問題行動につい. た。これは先行研究と比べ、高い比率であった。. ての基本的な内容の講義(全8回)を配信した。.   事前・事後に行ったアンケートの結果、. 各回15分前後とし、プレゼンテーションに併. KBPAC、小学校教師版自己効力感尺度および. せてビデオ講義が見られるように編集した。各. CBCLの得点が、事後で変容していた。これら. 講義終了後には、ABAに関する知識を問う演習. は、講義の効果を示唆する結果であったが、同. 問題を行わせた。. 様の変容が統制群でも見られた指標があった。. 4)手続き. 3.考察.  WEB上で公開した受講申し込みから受講開.  修了者の比率が、先行研究と比べ高かったこ. 始までの手続きをFig1に示す。受講前および.  とは、研修の内容がコンサルテーションなどを. 受講後にKBPAC、小学校教師版自己効力感尺. 含まず講義のみで構成されていたことによって、. 度、CBCLおよび新版ST虹(状態不安)から. 受講者のコストが低減していた結果であると考. なるアンケートを実施し研修の効果を検討した。.  えられる。.  受講期間が最長2ヵ月半から最短1ヶ月半で.   介入群で見られたアンケートの変容は、本研. あった介入1群、実施者側がスケジュールを受. 究の研修での講義の効果を示唆するものであっ. 講者に提示し、受講期間が最長1ヵ月から最短. た。しかし、統制群の結果から期間による影響. 半月で、かつWEB掲示板が使用できた介入2.  も完全には否定できず、今後介入群において期 間を空けて再度アンケートを行うなどしての検.       臨    …2. 1⇒同11⇒断⇒11⇒圃. 討が必要であると考える。. 主任指導教員  藤田継道.       薯答. 指導教員 岡村寿代.  Fig.1中し込みから受講開始までの流れ. 一159一.

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