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本田豊教授を送る

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Academic year: 2021

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本田豊教授を送る

立命館大学政策科学部 政策科学会会長

 小 幡 範 雄 

2017 年 3 月に本田豊教授が定年退職される。先生は神戸商科大学大学院経済学研究科博士 課程を終えられ、1981 年に本学の経済学部の助教授として赴任され、1993 年に同学部の教授 に昇任された。その後、1995 年に政策科学部の設立に伴い、教授として移籍された。政策科 学部では、学部主事、調査委員長、学部長、研究科長などを歴任され、学部カリキュラム改革、 FD 活動の実践と促進に努力されてきた。 2009 年には政策科学会と政策科学部と合同でランチョンセミナーが開始された。これは、 教授会開催日のお昼に、昼食をとりながらの気軽な研究で、1 時間ほどを予定して実施された。 ランチョンセミナーは、現在では、全学で博士課程の学生や研究員などで開催されている。政 策科学部のランチョンセミナーがその先駆けになったのかもしれない。 学部生の指導に当たっては、とにかく一人ひとりの問題意識はどこになるのかを一番大切に し、研究テーマと方法論の探求を支援されていた。この指導は、演習・実習系科目でも同様で あった。研究入門フォーラムという科目では、ニュージーランド、中国、韓国、デンマークな どに学生を引率され、現地実態調査の方法を指導された。 研究面では、計量経済モデルを分析のツールとして、高齢化社会、医療費適正化、東日本大 震災後の経済復興、そして日本経済などの政策テーマを横軸として多くの研究成果を残されて いる。また、舞鶴市や中国大連市との地域連携など調査研究・シンポジウムにも尽力された。 福祉、医療、震災復興などの人間として深い考察・洞察のうえで、計量モデルでの計算結果の 数値に命をあたえてきたと思われる。 このことは、知的障がい者の生活支援を目的とした社会福祉法人しが夢翔会の副理事長、さ らには、日本とニュージーランドとの国際交流を促進する日本ニュージーランドセンターの理 事長などの社会活動などにつながっている。 今後は、立命館大学名誉教授・政策科学部特任教授として、政策科学部の進路を見守り、ご 支援・ご助言をいただければと願うばかりである。 最後に改めて、先生のこれまでの多大なご業績やご貢献に感謝の意を表したい。 2017 年 3 月 - 1 -

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