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水の入った円筒シェルの水平振動に関する実験的研究

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(1)

水の入った円筒シェルの水平振動に関する実験的研

著者

皆川 洋一, 岩本 茂美

雑誌名

鹿児島大学工学部研究報告

29

ページ

53-63

別言語のタイトル

An experimental study on lateral vibrations of

a cylindlical shell filled with water on a

shaking table

(2)

水の入った円筒シェルの水平振動に関する実験的研

著者

皆川 洋一, 岩本 茂美

雑誌名

鹿児島大学工学部研究報告

29

ページ

53-63

別言語のタイトル

An experimental study on lateral vibrations of

a cylindlical shell filled with water on a

shaking table

(3)

水の入った円筒シェルの水平振動に関する実験的研究

皆 川 洋 一 ・ 岩 本 茂 美

(受理昭和62年5月30日)

ANEXPERIMENTALSTUDYONLATERALVIBRATIONSOFACYLINDLICAL SHELLFILLEDWITHWATERONASHAKINGTABIm YouichiMINAKAWAandShigemilWAMOTO Experimentalresultsonacylindlicalshellfilledwithwaterarepresented,andsomevibration characteristicsarediscussedinthispaper・ Amodelshallwithaheightof200mm,adiameterof83、lmmandathicknessof0.25mmwasmade ofpolyesterfilm,andtestswereconductedonashakingtablewithaconstantpeakaccelerationand measuringrelativedisplacementsoftheshelltothetableandstrainsinacircumferentialdirectionof theshelL Inadditiontothelinearresponseswhichweretheoreticallypredicted,variousresponsesinclud-ingsuperandsub-harmonicresonanceswereobserve。.Thelatterresponsesmaynotbeunderstoodby linearvibrations. 1.序 内部に流体を貯える円筒シェルは,液体貯蔵タンク や原子炉の格納器などに数多く建設されている。円筒 シェルの設計に限らず,構造物を設計する場合,地震, 風圧力,設備機器等からの振動外力に対する耐震安全 性の十分な検討が必要となる。液体の入った円筒シェ ルの振動問題は,シェルの規格や作用する振動外力の 振動数に応じ考慮しなければならない現象') '')が異な る。 液体の入った円筒シェルに水平振動外力が作用する と,主に流体が動揺するスロッシング振動とシェルの 弾‘性振動に伴いシェル側壁の振動が流体の流れを促進 するバルジング振動が出現する。Hausnerl)は,円筒 シェルを剛体とし,内部液圧が円筒シェルに及ぼす圧 力分布の影響を評価する解析手法を示している。 一方,石油タンクのような内部流体の容量に比較し てタンク厚が薄い薄肉円筒容器は,水平方向の振動外 力を受けると,内部流体とシェル側壁の連成による振 動が無視できない現象が発生する。池田ら6)は,フレ キ シ ブ ル な 側 壁 を 持 つ 円 筒 シ ェ ル 容 器 の 実 験 を 行 な い,スロッシングの高次モードの共振領域において, 剛壁タンク理論の2倍程度の動水圧が側壁に作用する こと,外力の振動数が大きくなるほどタンク側壁の可 携性の影響は大きくなることを報告している。 Clough9),蓑輪11)らは,液体の入った円筒シェルの 振動実験を行い,周方向展開次数、='の加振により, n=0,2,3,…の周方向展開次数を有する振動モードが 生起することを報告している。 著者らは,バルジング振動の応答に焦点を合わせた 水の入った円筒シェルの水平振動実験を行った。その 結果,理論的に予測できる線形の応答ばかりでなく, 周方向展開数、=lの振動モードを持つ2倍及び3倍 の高調波振動の共振する現象や周方向展開次数、≧2 の高次振動モードの'/2の分数調波の振動等のシェル の変位応答を観測した。また,観測される振動の周方 向展開次数モードの構成を明らかにするため,シェル 周方向の歪を測定し,モードの分析を試みた。 それらの結果を報告する。

(4)

上部 54

L I

2 . 実 験 概 要 2.1水平振動台及び供試体 水平振動台は,厚さ20mm,一辺の大きさが200mm のアルミニウム板の両端をステンレスの薄板で支えた 振動台であり,可動方向と直角方向及び鉛直方向の動 きが抑えられている。この振動台の図面を図lに示す。 実 験 に 用 い た 供 試 体 は , 図 2 に 示 す よ う な 高 さ 200mm,直径83.1mm,厚さ0.25mmのポリエステルフィ ルム製の円筒シェルである。シェル面の接着は,のり しろ8mmの両面接着テープ(ニトムズプラ)を利用 した。シェル最上部に厚さ8mmのアクリル板のブタを 取り付け,ブタの中央部に水の注入に用いる直径5 11 一一 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 2 9 号 ( 1 9 8 7 ) 戸 一 一 一 一 一 一 一 一 一 図 l 水 平 振 動 台 表 l 材 料 定 数 −−

丙1場

岸 司

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Iシェル鞭ぎ目

P

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270. 90・ 00. 図2シェル供試体及び変位,歪測定位置

P 9

−ジ 中 部 、 P9 9 0 ・ 2 7 0 . PIQ 8 M

I

膿触型蹴小変位計 非 P2 貝 P 「‐1 1| | ’ 召 IPo

圧電型ピックアップ 材 料 比重 ヤング率(kg/cm2) ポ ア ソ ン 比

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1.30 E工 Ey 3.7XlO4 4.9XlO4 リエ y y 0.26(び=0.01) 0.29(び=001) アクリル 1.20 −− 一

一一

= − − 供試体

(5)

チャージアンブ (RionVH-27N) 55 ⑤ 磁式加振装置へ入力して水平振動台を振動させる。フ ア ン ク シ ョ ン ジ ェ ネ レ ー タ ー の 振 動 数 は フ リ ー ク エ ン シーカウンターで測定する。水平振動台の加速度は圧 電型ピックアップ及びチャージアンプを利用して調べ た。水平振動台及びシェルの3箇所の変位応答は非接 触型の変位計を用いてアナログ量に換算した。また, シェル周方向のモードを特定するためシェル中央部の 周方向に12枚の歪ケージを貼付し,動歪アンプを用い て歪応答をアナログ量に換算した。変位応答,歪応答 のアナログ量は,16チャンネルのAD変換機能をもつ パソコンを用いてデジタル量に換算した。AD変換器 の読み取り速度は,44.8ノαSEC/CHであり3.6〆SEC 間隔で任意に増加することができる。 ここでは,外力振動数に応じて変位及び歪の応答は, 外力周期の4∼6倍の時間を32等分した時間間隔によ mmの穴をあけた。シェル下部は,アルミニウム製基 盤に取り付けた。ポリエステルフイルムとアクリル板 及びアルミニウム製基盤との接合はエポキシ樹脂を用 いた。アルミニウム製基盤と水平振動台は,8本のボ ルト(8#)で接合した。 ポリエステルフイルムとアクリル板の材料試験の結 果を表lに示す。なお,ポリエステルフィルムは,荷 重速度1cm/minで引張試験した。 このとき異方性体であるポリエステルフィルムのポ アソン比は,シェル周方向の歪及びヤング率をE露,E宛,

母線方向の歪及びヤング率をEg,Egとして次式で定

義した。

ツー−Eェ/Egツー−E’/E垂

工 y (1) 2.2測定手法 実験装置関連図を図3に示す。ファンクションジェ ネレーターで発振された正弦波をアンプで増幅し,電 りAD変換した。

③ U ②

フ リ ー ク ェ ン シ ー カウンター (岩通FC-8841) フ ァ ン ク シ ョ ン ジェネレーター

(岩通FG-l21B)

アンプ

(

C

r

o

w

n

D

C

3

0

0

A

ミディメーター

(岩通ND−31U)

リニアライザー

(岩通LA-1)

(岩通ND−31U) (岩通

皆川・岩本:水の入った円筒シェルの水平振動に関する実験的研究 動 歪 ア ン プ ⑤ 電慰式

加振装置

②﹃体

供試体

供試体

パ ゾ コ ン

⑤圧電型ピックアップ(RionPV-90A)

(PC9801-E) (共和DPH-E SAN-EI6N41) (ホークスイ フーラウン社 VTSlOO)

① ② ③ ④ 非 接 触 型 微 小 変 位 計

図 3 実 験 装 置 関 連 図

(6)

一●●●万●

●●●●●

●●ワ●●

●●●●●

●●●● ● ●

●●●

●●●●●

●△ロ●●

●●●●●

●●●●●

●●●●●

●●●●●

●●︾●●●

●●●●●

56 160 ここで得られた周方向モードのフーリエ係数CO,…, C5,S5,S1,…,S6は,外力振動数の2∼6周期を 32等分した時間間隔の時間領域のデータである。この 時間領域のデータは,周期応答のスペクトル及び位相 角に分析できる。なお,次の章で示す実験結果は,外 力と同一の振動数を有する振動成分を基本振動成分, 外力振動数の2倍,3倍の振動数を有する振動成分を 2倍,3倍の高調波振動成分,外力振動数のl/2倍の 振動数を有する振動成分をl/2の分数調波振動成分と 表現する。 2 . 3 デ ー タ の 解 析 手 法 水平振動台及びシェル3点の変位及び歪の測定位置 を図2に示す。 a)変位固定した位置から測定したシェルの変位 をDs(t),水平振動台の変位応答をDb(t)とするとシェ ルの応答変位ds(t)は次式で表される。 。s(t)=Ds(t)−Db(t)(2) 。s(t)の応答は,スペクトル分析したDs(t),Db(t)を 用いて,(2)式よりフーリエスペクトル及び位相角に分 析できる。 b)周方向モード周方向の12点(8m)で測定され た周方向歪Pmを次式で仮定してモードに分解する。

=

P

.

(

,

.

)

=

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/

2

+

!

(

C

c

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n

,

+Sosinnan)+S6sin68m 8m=(m−l)*30.+15。(m=1,2,…,12)(3) ここにCo,S・は,周方向展開次数、のβに関する対 称モード,逆対称モードを表している。 (3)式をマトリクス表示して(4)式を得る。 | P } = [ A ] I C } ( 4 ) ここに,IPlT=lPl,P2,...,P121 1C}T=│CO,Sl,Cl,…,S5,C5,S61

(4)式の両辺に左から両辺に[A] 'を掛けて次式を得

る。

|Cl=[A]

llP}(5)

3.実験結果 3 . 1 固 有 振 動 数 水深が170mm及び130mmとした供試体の強制振動 から得られた周方向展開次数、=1,2,3,4,5のバルジ ング固有振動数を表2に示す。また,水深の変化に伴 う固有振動数の変遷を図4に示す。●印は,周方向展 開 次 数 、 = 1 の 振 動 モ ー ド に 対 応 す る 固 有 振 動 数 を 表 す。 表 2 バ ル ジ ン グ 固 有 振 動 数 140 固有振動数

<

、 = 4 n = 5

:

{O(00

, = 1 , = 2 、 二 3 (Hz) 200

● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 周 方 向 展 開 次 数 、

●●

●● ●● ●ロ 180 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 2 9 号 ( 1 9 8 7 ) 100 ● ● ● ● ● ●

/、

、_〆

120 0 2 0 4 0 6 0 8 0 1 0 0 1 2 0 1 4 0 図4水深の変化に伴う固有振動数の変遷 1 6 0 1 8 0 水の深さ(m、)

.

L

=

80 水 深 固 有 振 動 数 ( H z ) 、=1 、=2 、=3 、=4 、=5 170mm 109 128 104 86 95 130mm 145 133 115 91 98

(7)

〕 ・ 中 部 57 なお,ここで報告する実験結果は,室温5∼12°C, 日程3週間で行われた実験に基づくもので,温度変化 及 び 時 間 経 過 に よ る 固 有 振 動 数 の 変 化 は 認 め ら れ な かった。 1

,グ信昼倒自星利0アs54a21○

●●●●●●●

0・上部 。。 ◎。 事 部 叱溌 (mm》 3.2水平振動台の応答 水深を170mmとした供試体において,水平振動台 の加速度応答を0.5G(RMS値(実効値))としたとき の外力振動数の変化に伴う水平振動台の変位応答を○ 印を付けて図5に示す。実線は応答が正弦波であると 仮定して得られる変位応答の曲線である。バルジング 固有振動数と外力振動数とが一致する領域の近傍で水 平振動台の変位応答と正弦波を仮定した変位応答との 間に若干の差異が認められるものの,水平振動台は正 3 0 S O S O 1 2 0 1 5 0 1 e O 2 1 0 2 4 0 Z ア 0 、重 皆川・岩本:水の入った円筒シェルの水平振動に関する実験的研究 、1 3 0 S O S O 1 Z O 1 5 0 1 日 ◎ 2 1 0 Z 4 0 ヱ ア 0

アSs4az10

,●印■●●●

a O S O g O 1 三 0 1 5 0 1 B O Z 1 0 己 q O Z ア O 《H工》 図6‐l応答曲線(変位) 基本振動成分0.5G(RMS値) a O S O g O 1 2 0 1 5 0 1 B O 2 1 0 2 q O z ア O 《トヒ》 図5水平振動台の応答0.5G(RMS値) 3.3水深170mmの供試体の応答 3.3.1基本振動成分の振動 水平振動台の加速度をO5G(RMS値)とした時, 円筒シェル0.上部,0.中部及び90.中部で観測され た変位の応答曲線を図6-1に示す。周方向展開次数 、=lの振動モードのみ観測される0.上部での応答よ り,この振動モードに対応する固有振動数は109Hz であることが分かる。このほか,周方向展開次数、芦 lの振動モードの出現する0.中部,90.中部の変位応 答は,96Hz,127Hz付近に明確な極大値が観測される。 また,主共振領域において側壁と内部流体の自由表 面近傍の水の境界は激しく泡立ち,自由表面から水滴 が遊離し高さ22mm上にある上ブタまで達した。 次に,シェル中央部周方向の歪に基づいて換算され た(5)式の各成分の応答曲線を図6−2に示す。主共振 0 弦波で振動していると考えてよいものと思われる。水 深を130mmとした振動台についても同様であった。 領域(109Hz付近)でC'のモードが立ち上がっており, 変位応答と良く対応しているものの,95Hz付近にお けるC5,S5,126Hz付近におけるS6の応答は,主共振 領域での変位振動成分とC,の振動成分の対応と比較 すると明らかに振巾の大きさが誇張されていることが 分かる。また,これらの周方向モードの応答は,シェ ル中央部周方向12点の選点的な歪を基にして得られた 応答であるため,n=2,3等の応答が,、=5,6の応答と 評価される恐れもある。 3.3.2高調波振動の応答 前項で示した水平振動台の加速度を0.5Gとした応 答から2倍の高調波振動成分の変位応答曲線を図7− 1に示す。基本振動成分の、=lの振動モードが大振 巾となる主共振領域において極大値をもつ応答が出現 している。このほか外力振動数58Hz付近で、=lの振 動モードを有する2倍の高調波振動と判断される振動 成分が観測されている。 歪応答に基づいたCO∼C5の振動モードの応答を図

(8)

3 0 B O g O 1 2 0 1 s o 1 B O ヱ 1 0 Z q O Z ア 0 58

蛭0O

杢麺亜種極印0

mm函0

0O

麺函0

mm印麺印O

B S

a室11

調波の振動成分が出現するが,明確な極値を持つ応答 は得られなかった。 3.3.3分数調波振動の応答 水平振動台の加速度を2.OG(RMS値)とした時, 外力のl/2倍の振動数を有する振動成分で構成される シェル0.上部,0.中部及び90.中部の変位応答曲線 を図8‐lに示す。外力振動数186Hz付近で1/2の分数 調波の振動成分が出現している。この応答は,水平振 動台の加速度LOG(RMS値)においてはまったく出 現しない分岐型の振動である。外力振動数186Hz∼ 196Hzに不安定領域を形成しており,増分1Hzの範 囲では履歴は確認されなかった。 次に,水平振動台の加速度を3.OG(RMS値)とし た時の変位応答曲線を図8‐2に示す。前述の水平振 動台の加速度2.OGの実験で観測されたl/2の分数調波

:

a O B O g O 1 三 0 1 s o 1 e O ヱ 1 0 2 4 0 三 ア 0

函函麺函0

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B00、如麺如函○

釦函O

蛭1s○0

−11

ヨ211s

7‐2に示す。主共振領域において,軸対称モードCO 及びC4,C5の振動モードが出現していることが分か る。 次に,3倍の高調波振動成分の変位応答曲線を図7 −3に示す。主共振領域において極大値をもつ応答の ほか外力振動数38Hz付近で、=1の振動モードを有す る 3 倍 の 高 調 波 振 動 と 判 断 さ れ る 振 動 が 観 測 さ れ て い る。 次に,水平振動台の加速度をLOG(RMS値)とし た時,2倍及び3倍の高調波振動成分の振巾と振動数 の関係をそれぞれ図7−4及び図7−5に示す。、=lの 高調波共振は,3倍の振動成分が大きく成長しており, 2倍の振動成分は若干の極大値を持つ応答が観測され ているものの大きく成長しない。さらに,水平振動台 の加速度を2G,3Gと大きくしていくと、差lの高 図6‐2応答曲線(振動モード) 基本振動成分0.5G(RMS値) ● ●重● .&。 ●の●a●● .〆函 3 0 B O S O 1 全 0 1 5 . 1 e O 星 1 0 Z 4 0 2 ア 0 3 0 s o g o 1 量 0 1 s o 1 e O 2 1 0 Z 4 0 2 ア 0 ヨ O S O g O 1 重 0 1 s o 1 8 0 2 1 0 2 4 0 Z ア O 《Hエ) 3 0 S O S O 1 Z O 1 5 0 1 B O Z 1 0 量 4 0 Z ア 0 S 1 S4 ヨ O B O g O 1 Z O 1 5 0 1 B O Z 1 0 2 4 0 2 ア 0 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 2 9 号 ( 1 9 8 7 ) ●●●● ●●●●●● a D B O S O 1 Z O 1 5 0 1 B O Z 1 0 2 4 0 2 ア O

L , ‘ ‘

3 0 S O g O 1 Z O 1 5 0 1 e O 2 1 0 2 4 0 2 ア 0 3 0 B O g O 1 2 0 1 s o 1 e O 量 1 0 2 4 0 2 ア 0 a O B O g O 1 Z O 1 5 0 1 e O 垂 1 0 2 4 0 2 ア O 《Hエ》 a O B O g O 1 2 0 1 s o 1 e O Z 1 0 2 4 0 己 ア 0

(9)

a O e O g o 1 三 0 1 5 0 1 e O Z 1 O 2 4 0 Z ア O 《Hエ》 図7‐3応答曲線(変位) 3倍の高調波振動成分0.5G(RMS値) 59 皆川・岩本:水の入った円筒シェルの水平振動に関する実験的研究 《mm》

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1 …

3 0 S O S O 1 2 0 1 5 0 1 e O 量 1 0 三 4 0 2 ア 0 、OS 、OS 邸の 9 ,89FでW 0 .1 01 , 3 0 S O S O 1 Z O 1 5 0 1 B O 2 1 0 2 冬 O ヱ ア 0 a O B o g o 1 2 0 1 5 0 1 B O 2 1 0 z q O Z ア 0 ロ ◎ 90・中部 〕 0 画 中 部 .OS 。OS ◎ 臼 0 □ a o s o g o 1 z o 1 s o 1 e o 2 1 0 z 4 0 z ア o (Hヱ》 図7‐l応答曲線(変位) 2倍の高調振動成分0.5G(RMS値) a 。 B O S O 1 Z O 1 5 0 1 B O a l O Z 4 0 Z ア O 《Hエ》 図7−2応答曲線(振動モーード) 2倍の高調波振動成分0.5G(RMS値) 3 0 4 0 S O S O ア O B O 《Hヱ) 図7‐4応答曲線(変位) 2倍の高調波振動成分1.OG(RMS値) .1 90.中部 、OS 0.中部 、OS C5 C , a O S O g O 1 全 0 1 5 0 1 B O 垂 1 0 己 4 0 ヱ ア 0

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(10)

1 s 0 1 ア O 1 B O 1 g O 2 0 0 2 1 0 Z 三 O 垂 3 0 星 4 0 星 S 0 Z S O Z ア 0 60 ○1 ● (mm》 《mm〕 ・OS 1 s O ゼ ア O 1 e O 1 g O Z O O Z 1 0 Z 2 0 ヱ ヨ 0 2 4 0 三 S O Z S O ヱ ア O (Hヱ》 図8−1応答曲線(変位) 1/2の分数調波振動成分2.OG(RMS値) 3.4水深130mmの供試体の応答 3.4.1基本振動成分の振動 水平振動台の加速度を0.5G(RMS値)とした時, 円筒シェル0.上部,0.中部及び90.中部で観測され た変位の応答を図9に示す。周方向展開次数、=lの 0.上部 、1 0・上部 ◎

.OS 。 ◎ ◎ 01 ● 1 s 0 1 ア O 1 B O 1 g O Z O O Z 1 0 2 Z O 垂 a O Z q O 三 S O Z S O 2 ア 0 ヨ 0 4 0 S O S O ア O B O 90画ヰ]部 ■■ O1 D 3 0 4 0 S O G O ア O B O クタ。。や 0°中部 、OS 、OS 1 s 0 1 ア O 1 B O 1 g O 三 O O Z 1 0 Z Z O Z 3 O 茎 4 0 垂 S O Z S O 室 ア 0 0・中部 司qd 誤bd強P ?。強qo玲圃画図画壁==T==三回 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 2 9 号 ( 1 9 8 7 ) 。。・・・縁 01 ● 0.上部 0 − ‐

1 s o 1 ア o 1 e o 1 s o 2 0 0 z 1 0 2 2 0 ヱ ヨ o 2 4 0 z s o z s o ヱ ア o

・ ' 「 9 0 。 中 部

90。中部 、OS 、OS (m、) ・OS の応答は外力加速度の増加に伴い振巾が増大し,不安 定領域が180Hz∼198Hz(図8-2における応答(A))へ と広がっている。このほか,外力加速度2.OG(RMS値) まで出現しなかった振動として,外力振動数170Hz∼ 180Hz(応答(B)),250Hz∼256Hz(応答(C))に不 安 定 領 域 を 形 成 す る 振 動 が 出 現 し て い る 。 こ れ ら の 変 位応答に対応する歪による周方向モードの応答曲線を 図8‐3に示す。応答(A)はC4,(B)はC5,S5,(C) はS6のモードの振動成分が立ち上がっているものの, S5,C5,S6の成分は,変位の振動成分に比べて振巾が 誇張されて表現されているため,モードの構成を十分 に把握できない。応答(A)は,2段に重なってみえる。 この原因は,シェルの母線方向に継ぎ目があり,加振 方 向 と 加 振 方 向 と 直 交 す る 方 向 の 剛 性 が 若 干 異 な る た めと考えられる。 0 0 3 0 4 0 5 0 s o ア O B O 《Hエ》 図7‐5応答曲線(変位) 3倍の高調波振動成分1.OG(RMS値) 1 B O 1 ア O 1 e O 1 g O Z O O 2 1 0 Z 2 0 Z 3 O 2 4 0 量 S O Z B O Z ア O 《Hエ》 図8‐2応答曲線(変位) l/2の分数調波振動成分3.OG(RMS値)

(11)

1 B O 1 ア O 1 e O 1 g O 2 0 0 Z 1 0 Z Z O Z a O Z 4 0 2 S O Z S O Z ア O

[ ‘ $ ,

61 ヨ O S O g O 1 Z O 1 s o 1 e O a l O 垂 冬 0 ヱ ア O 図 1 0 - 1 応 答 曲 線 ( 変 位 ) ‘ H = 》 2倍の高調波振動成分0.5G(RMS値)

#1II

S0000000000○0○000000

004B2B4B2BGBGS

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* 、OS 、 、 ● ● ●。。 S 6 1 B O 1 ア o 1 e o 1 g o z O O 垂 1 0 つ つ n 重 a O z 4 0 窒 冒 0 . E n z ア o 《H工》

醒如叩麺印00000000O○O

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一茎11 E * 1BO1アD1BO1SO200210量ZO230240ZSO。Fa2ア0 90。中部 1 B O 1 ア O 1 B O 1 g O 垂 O O Z 1 0 Z 重 O Z 3 0 Z q O 星 s o 室 s o ヱ ア O 《Hヱ》 図8‐3応答曲線(振動モード) l/2分数調波振動成分3.OG(RMS値) 《mm》 夕︽。。。 j

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f 1 B O 1 ア O 1 B O 1 g O Z O O 2 1 0 毎 つ 、 Z 3 0 2 4 0 . 塵 D 2 S O 2 ア 0 1s01アO1BO1SOZOOZ10全ZO23OZ40ZSO亘屋□Zア0 ヨ O S O g O 1 2 0 1 s o 1 e D Z 1 0 2 4 0 ヱ ア 0 90・中部 へ● C4 1 B O 1 ア O 1 e O 1 S O Z O O 三 1 0 毎 つ 、 己 a 0 Z q O Z 崖 、 三 G o z ア ◎ 。・・品銀塊 重アO 《H室》 1 B O 1 ア O 1 B O 1 g O Z O O 2 1 0 三 Z O 2 ヨ O 2 4 0 Z 5 0 2 S O 2 ア O

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3 0 B O S O 1 Z O 1 5 0 1 e O Z 1 0 Z 4 0 図9応答曲線(変位) 基本振動成分0.5G(RMS値) 0 1 B O 1 ア O 1 B o 1 g O 2 0 0 2 1 0 Z 。 n 星 a O 2 q O 乙 写 O 三 G o z ア 0 ◎ の P 9 1 s 0 1 ア O 1 B O 1 g O 量 0 0 2 1 0 二 コ n Z 3 O 2 4 0 。 = □ Z S O 2 ア ◎ 0 1 ■ 皆川・岩本:水の入った円筒シェルの水平振動に関する実験的研究 ヨ ロ B O S O 1 Z O 1 s o 1 B O Z 1 0 Z 4 D ヱ ア 0 。? 0.上部 a O B O S O 1 2 0 1 9 0 1 B O 2 1 0 2 4 0 Z ア ロ O・上部 、OS o1 p 3 0 S O S O 1 2 0 1 5 0 1 日 0 2 1 0 2 4 0 Z ア 0 0・中部 0.中部 、OS 。◎。

(12)

、OS 62 。 【mm》 、OB .1 0.上部 (mm》 3.4.3分数調波振動の応答 水平振動台の加速度を2.OG(RMS値)とした時, l/2の分数調波の振動成分で構成される変位の応答曲 線を図11に示す。外力振動数186Hz付近でl/2の分数 調波の振動成分が出現している。外力振動数254Hz∼ 、1 O・上部 .OB .O雪 の 9皆 。◎ 01 ● 1 s 0 1 ア O 1 e O 1 S O Z O O Z 1 0 Z a O Z ヨ O Z 4 0 Z S O Z G D ヱ ア 0 01 ■ 5 . 結 び 水 の 入 っ た 円 筒 シ ェ ル の 周 方 向 展 開 次 数 、 = 1,2,3,4,5のバルジング固有振動数(供試体の水深 170mm∼130mm)を特定した。また,n=lの振動モー ドの基本振動成分の共振現象を観測し,水深の変化に 伴う固有振動数の変遷を明らかにした。 l)大振巾を有する、=1の振動モードの主共振領 域において軸対称モード、=0の振動モードや高次 モード(n≧2)の外力振動数の2倍の振動数を有する 振動モードの出現が観測された。 2)n=lの振動モードの2及び3倍の高調波振動 成分の共振する現象を観測し,2倍の振動成分より3 倍 の 振 動 成 分 の ほ う が 主 要 な 共 振 で あ る こ と が 分 か っ た。 3)高次の周方向の振動モードの1/2の分数調波の 分岐する現象を観測した。 以上,観測された明らかに非線形性に起因すると考 0・中部 o1 p a O S O g O 1 室 0 1 9 0 1 e O Z 1 0 Z 4 0 ヱ ア 0 265Hzに不安定領域を形成している振動成分は,周方 向展開次数、≧2の高次振動モードのl/2の分数調波と 判断される。 0・中部 ロ 夕◎ 鹿 児 島 大 学 工 学 部 研 究 報 告 第 2 9 号 ( 1 9 8 7 ) 振動モードのみ観測される0.上部での応答より,こ のモードの固有振動数は145Hzにあることが分かる。 周方向展開次数、≠lの振動モードの変位の応答が, 96Hz,127Hz付近に明確な極大値を持っている。 3.4.2高調波振動の応答 前項で示した水平振動台の加速度を0.5G(RMS値) とした応答から2倍の高調波の振動成分の変位応答曲 線を図10−1に示す。n=lの振動モードが大振巾となる 主共振領域において極大値をもつ応答が出現してい る。このほか外力振動数78Hz付近で、=lの2倍の高 調波と判断される振動が観測されている。 次に,3倍の高調波の振動成分の変位応答曲線を図 10−2に示す。主共振領域において極大値をもつ応答の ほか外力振動数52Hz付近で,n=1の振動モードの3 倍の高調波と判断される振動が観測されている。 1 B O 1 ア O 1 e O 1 g O Z O O 2 1 0 三 Z O 垂 a 0 Z 4 0 Z S O a G O Z ア O (Hz) 図11応答曲線(変位) l/2の分数調波振動成分2.OG(RMS値) 、 ◎ 90・中部 0 1 G O 1 ア O 1 B O 1 g O 豆 n n Z 1 0 Z Z O 2 a O z q O つ 廃 n Z B O ヱ ア 0 01 ● ヨ O B O S O 1 2 0 1 s o 1 e O Z 1 0 量 4 0 ヱ ア 0 3 0 s o ョ ◎ 1 a O 1 s o 1 B O Z 1 0 a 4 0 Z ア O 《Hエ》 図10−2応答曲線(変位) 3倍の高調波振動成分0.5G(RMS値) 90・中部 、OS 、OS 夕。◎ 。 恥。◎ 冠 凹

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皆川・岩本:水の入った円筒シェルの水平振動に関する実験的研究 63 えられる応答の振動モード構成は,今後さらに検討を 加えて明らかにしていく。 (参考文献) 1)G・WHousner“Dynamicpressuresonacceler‐ atedfluidContainers”BulletinSeism・SOC・Am・ Vol、47,No.1,1957 2)H・NAbramson,W、H、Chu,,.D・Kana“Some StudyNonlinearLateralSlosinginRigid Containers,,JournalofAppledMecanicsDec・ l966pp、777 3)大森“円筒型液体貯槽の非線形型液面動揺に関す る研究”構造工学論文集Vor、31B昭和60年 4)木村,大橋“軸対称容器におけるスロッシングの 非線形応答(第2報)” 日本機械学会論文集44巻386号昭和53年10月 5)橋本,須藤“縦振動する円筒容器内の液体自由界 面の挙動,,日本機械学会論文集B編49巻445号 昭和58年9月 6)池田,秋山,中村,白井',円筒タンク内の液体動 揺に関する研究”日本土木学会論文報告集第316 号昭和57年10月 7)堀,谷,田中“液体の入った円筒シェル動的解析', 日本建築学会論文報告集第282号昭和54年8月 8)谷,堀,緑川“液体の入った円筒シェルのロッキ ング振動解析”日本建築学会論文報告集第316号 昭和57年6月 9)R、W・Clough,F・Asce,A・Niwa,D・P、Clough “ExperimentalSeismicStudyofCylindrical Tanks,,Proc・ASCEVol・'05.noSTl2,pp、2565 10)奥村,柴田,重田“模型振動実験',原子炉容器及 び配管の耐震設計法に関する研究成果報告書,,日 本機械学会昭和44年3月 11)箕輪“円筒タンクの振動台実験”日本建築学会大 会学術梗概集昭和58年9月 12)皆川“液体の入った回転シェル非線形振動”日本 建築学会九州中国支部研突報告昭和57年 13)大崎「地震動のスペクトル解析入門」鹿島出版会

参照

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