バスの営業譲渡を契機として
Author(s)
仲宗根, 京子
Citation
地域研究 = Regional Studies(16): 141-148
Issue Date
2015-09
URL
http://hdl.handle.net/20.500.12001/18864
1.はじめに 2002年は、1991年のバブル経済崩壊後、デフレを伴う構造不況と銀行の不良債権処理など によって、戦後最悪の水準の企業倒産が続いていた。2002年は全国の企業倒産件数は19,458 件でバブル崩壊後では前年を抜いて最悪の水準となり、1984年の20,841件に次ぐ戦後2番目 の件数を記録した。翌2003年は16,624件、2004年には13,837件、と2年連続で減少し全国的 には沈静化したが、本土における倒産の影響が数年遅れて現れるとされている沖縄の状況に 照らすと、旧琉球バスの一連の倒産劇は、正に、不況まっただ中に起ったといえるであろう。 その内訳は、破産が5,053件(前年比6.1%減)で依然として最も多い。民事再生は661件(前 年比22.5%減)と大幅に減少しており、3年連続して前年を下回っている。特別清算は276 件で前年から5.7%増加した。これに対して、任意整理は7,808件で前年比22.5%減、減少が 地域研究 №16 2015年9月 141-148頁
The Institute of Regional Studies, Okinawa University Regional Studies №16 September 2015 pp.141-148
経営破綻下における事業譲渡についての一考察
―旧琉球バスの営業譲渡を契機として―
仲宗根 京 子
*An Analysis on the Business Transfer under Bankruptcy with
an Opportunity of Case Study on Business Transfer of Ryukyu-bus
NAKASONE Kyoko 要 旨 本稿は、沖縄県内最大手のバス会社として沖縄本島に多くの路線を持っていた旧琉球バス株式会 社が、経営破綻から10年あまりの歳月をかけて再建を目指したが上手くいかず、最終的に事業譲渡 にこぎつけた事例を題材とした拙稿「琉球バスと営業譲渡」(後掲参考文献10)について、当時の 破産法制の背景を含めて、再検証するものである。 キーワード:事業再生、事業譲渡、会社法22条1項、商号続用責任 Business transfer, the Company Act§22-1
* 沖縄大学地域研究所特別研究員、沖縄大学法経学部非常勤講師、
中央大学大学院法学研究科 博士課程後期課程在籍
2.旧琉球バスの営業譲渡の事実の概要 経営破綻から10年あまりの歳月をかけて再建を目指したが上手くいかず、最終的に事業譲 渡にこぎつけた事例である。 ① 旧琉球バス株式会社(注2)は、沖縄県内最大手のバス会社として沖縄本島に多くの路線 を持っていたが、道路事情の悪さによる遅延やマイカーの普及で利用者が遠のき、不採算 路線の増加で慢性的な赤字体質(累積赤字110億~115億円)に陥っていた。 従業員986人は、沖縄県の総人口の約0.7%にあたるため、雇用の継続や賃金支払い確保、 及び退職金支払い確保は、県民経済に大きく関わった。 そのような中、旧琉球バスは、法的会社整理(注3)を申請した(1994年2月23日付、琉 球新報)。 ② 裁判所による整理決定がなされた(1995年2月22日付、球球新報)。それに伴い、経営 陣側が再建計画案を出したが、全債権者の同意(とりわけ従業員や退職者の合意)を得る ことは極めて困難であった。 ③ 那覇地裁が民事再生法(1999年制定)適用申請を正式に受理した(2005年5月19日付、 琉球新報)。 ④ 再建途上の2000年には1976年から請け負っていた米軍スクールバスの運行業務を失い、 業績がさらに悪化する。このため北部支線を中心とした不採算路線の廃止を行ったが、焼 け石に水の状態であった。 ⑤ 再び経営破綻し、2005年5月に民事再生法の適用を申請した。その後、2006年4月に起 きた元従業員による退職金問題で自主再建を断念、営業譲渡を決定した。 ⑥ 譲渡先としては、当初、県内の大手タクシー会社である「沖東交通グループ」や、県内 バス会社「沖縄バス」、すでに那覇バスを子会社としていた第一交通産業が名乗りを上げ ていた。営業譲渡先をめぐり、労組を交えた水面下で交渉を続けたが実らなかった。最終 的には、譲渡代金等の関係により「第一交通産業」に決まった。 ⑦ 元従業員による退職金回収を目的としたバスの差押えが起こり(2006年5月2日)、そ の後の競売が営業譲渡へ与える影響が懸念された(注4)。 ⑧ 会社による従業員への説明会が行われ、従業員全員解雇後に希望者を再雇用すること、 及び未払い賃金などについては、独立行政法人労働者健康福祉機構の未払い賃金立替払制 度を利用することが提示された(2006年5月30日付、琉球新報)。 ⑨ 那覇地裁は、民事再生手続において、第一交通産業の100%子会社であり、商号を「琉 球バス交通株式会社」とする琉球バス交通への営業譲渡を許可した(2006年5月25日付、 琉球新報、決定は22日)。 ⑩ 乗合と貸し切り事業の営業譲渡に関する正式契約を締結(2006年7月6日付、琉球新報)。
同社の最大労組も、譲渡を受け入れた上で労働条件面の協議を続ける方針を決定した。 ⑪ 琉球バス交通株式会社(新会社)は、譲り受けた営業を開始した(2006年9月1日付、 琉球新報)。 ⑫ 那覇地裁が民事再生手続の廃止を決定し、同時に、琉球バスは、会社清算手続きの1つ である破産手続を開始した(2006年9月7日付、琉球新報)。 3.企業再編法制と倒産法制の立法・改正(注5) 政府は、不良債権処理のため、産業再編・早期の事業再生を図る施策として、90年代後期 以降、次々と企業再編法制と倒産法制の立法・改正を実施してきた。いわば、倒産法制を産 業再生のための「道具」とする戦略(民事再生法の活用や会社更生法の改正など倒産法制の 改正)を強力に推進してきた。 ⑴ 会社更生法の改正 会社更生法は、企業倒産事件を迅速かつ円滑に処理することを目的として全面改正され、 改正法が2003年4月から施行された。事業継続を内容とする更生計画案が作成、可決、認可 される見込みがないとの棄却事由がない限り、原則として手続が開始される。労働組合の関 与についても大幅に拡充され、旧法では更生計画案の意見聴取しか規定されていなかったが、 改正法では手続の各段階で意見聴取や通知がなされるようになった。一方、労働債権の取り 扱いについては、社内預金は旧法においては全額共益債権と解されていたが、改正法では更 生手続開始前6ヶ月間の給与の総額に相当する額又はその預かり金の額の3分の1に相当す る額のいずれか多い額を共益債権とする旨規定された。 「企業」自体の「更生(存続型)」だけでなく、切り売りによる「事業」(の一部)の生き 残りを図る「更生(再編型)」も想定強化されている。民事再生法においては、再生計画認 可前の営業譲渡が制度化されていたが(同法42条・43条)(注6)、改正会社更生法も、更生計 画認可前の営業譲渡を制度化し(改正法46条2項~9項)、民事再生法と同様の仕組みとさ れたことになる。すなわち、本来は再建計画に基づいて行われるべき営業譲渡が、手続開始 後に再建計画によらずに、裁判所の許可のみで可能となったのである。その理由として、営 業価値の劣化を避け迅速に営業譲渡を実施する必要性があるとされている。会社更生や民事 再生など法的な再建手続開始前の段階でスポンサー(企業もあれば、再生ファンドもある) が選定され、債務者とそのスポンサーとの間で取り決めに基づき、手続開始後速やかに営業 譲渡がなされる事例が多い。 ⑵ 破産法の大改正 破産手続の全般的な迅速化・簡素化、個人破産・免責手続の見直し等大改正がなされた。 労働者・労働組合に影響のある改正事項としては、従来、租税債権が全面的に優先されてい た点が一部修正され、①破産手続開始前3ヶ月間の給料、②破産手続の終了前に退職した者 の退職手当の請求権のうち3 ヶ月間の給料に相当する額について、財団債権に格上げされた 仲宗根京子:経営破綻下における事業譲渡についての一考察
していないか又は納期限から1年を経過していないものに限定して財団債権とされる(148 条)(注7)。 また、配当を受けるまでには時間がかかるので、住宅ローンの支払い等による困窮に対応 するため、優先的破産債権である賃金、退職金について、届出をした労働者がその弁済を受 けなければ生活の維持を図るのに困難を生ずるおそれがあるときは、裁判所が随時弁済を許 可する制度(弁済許可制度)が設けられた(101条)。 改正法では、旧法ではなかった労働組合の破産手続きへの関与と意見聴取が規定された。 すなわち、破産手続開始決定の労働組合への通知(32条3項4号)、営業譲渡についての労 働組合の意見聴取(78条4項)、債権者集会期日の通知(136条3項)などである。また、破 産管財人は「給料の請求権や退職手当の請求権を有する者」に対して情報提供努力義務があ ることが規定された(86条)。労働者と労働組合は、この規定を根拠にして破産管財人に破 産情報の提供を求めることができる。 4.旧琉球バスの事例の再検討 ⑴ 営業譲渡(以降、平成17年制定会社法の規定に従い「事業譲渡」と称する)を、本件の ような債務超過場面において行うメリットは何であろうか? 債務者側からすると、債務は承継させずに、財産的価値のある営業財産のみを、企業価 値が目減りし費用もかさむ破産前に、より高額かつ機動的に換価できる点である。 またこのことは、実際に債権の引き当て財産が増すのであれば、債権者一般にとっても 朗報といえるであろう。 しかしながら、平常時であれば、譲渡対価が費消されやすい金銭となり、更なる営業継 続による価値は生まない点、あるいは譲渡対価が閉鎖的な譲受会社の非上場株式である場 合には、実質上金銭に換えることは困難である点、などが問題となる。 ⑵ 事業譲渡と吸収分割は、当事者間の合意により締結された契約(事業譲渡契約・吸収分 割契約)に基づき、ある会社(譲渡会社・分割会社)から他の会社(譲受会社・承継会社) に対して、一定の事業その他の権利義務を移転させる行為である点では共通している。 そこで、もし、旧琉球バスの案件において、事業譲渡ではなく、会社分割の手法が選択 されていたとすれば、どのような違いとなって顕れていたであろうか? 吸収分割は「事業に関して有する権利義務の全部又は一部」を承継させる行為である(会 社法2条29号)ため、事業に関する権利義務であれば、移転させる権利義務の範囲に制約 はないことになる。旧商法下では「営業」の移転が必要であると解されていたが、「営業」 という判定困難な概念が行為の効力を左右することになりかねないし、及び当事者の合意 を尊重すべきことから、改正法では「営業」概念は不要とされた(注8)。なお、税制上の適 格要件を満たすため、分割事業に係る資産・負債の移転が求められる場合がある。
他方、事業譲渡は、文字どおり「事業」を譲渡する行為である。旧商法下においては「営業」 (会社法では「事業」に変わったが、その概念に差異はないといわれている)を構成する 財産の概念として、「一定の営業目的のために組織化され、有機的一体として機能する財産」 とされている。 ただ、「事業」を構成する財産という概念は、客観的・一義的に定まるものではなく、 仮に移転させようとする権利義務だけでは「事業」を構成しない場合であっても、単に会 社法上「事業譲渡」に関する規律として規定されている株主総会の決議や株式買取請求権 に関する規制が適用されなくなるという効果が生じるにとどまり、当該権利義務の移転に 関する合意の効力が否定されるわけでもない。結局、会社法上の「事業譲渡」とはいえな い場合の株主総会の意義や株式買取請求権に応じた自己株式の取得の効力等が、両者の違 いになってくる。もっとも、当事者の意図が事業譲渡制度を利用してある種の規制を潜脱 しようとするような特殊な事情があれば、この限りではない。 以上から、譲渡会社・分割会社及び譲受会社・承継会社が一定の事業を移転させるため に移転させる権利義務を合理的な範囲で合意することができるという点で、事業譲渡と会 社分割との選択にかかわる実質的差異はないようである(注9)。 更に、本件のように、裁判所関与の手続き下では、総会特別決議などに代わる許可があっ た場合には、会社分割と事業譲渡との差異が、この点においても縮小するといえる。 5.おわりに 折しも、旧琉球バスの営業譲渡後、2005年6月29日に成立した新「会社法」は、会社法制 の現代化を図るという目的で会社法制全般にわたって広範かつ抜本的な大改正がなされてお り、会社組織再編行為にかかる規制の見直しも含まれ、会社実務と雇用関係に与える影響は 極めて大きいものとなっている。 日本本土、とりわけ首都圏では、大企業を中心とした再生が進みつつあるようである。し かし、沖縄では、公共工事の減少、談合問題への規制により、建設業界はまだまだ厳しい状 況下にあると聞く。観光は好調とはいえ、ホテル業などにおいては、設備投資や維持コスト の高さ、外資参入などによる競争激化で、生き残りのための取捨選択が益々、必要とされて くるであろう。そのような沖縄企業の実態を考えると、現金を用いない事業再編や部門ごと の事業再編、業務提携を機動的に行う余地が広がった今回の改正会社法は、より有用なもの となるであろう、と感ずる。例えば、不採算部門とはいえ、初期投資等でかなりの施設設備 が残っているのが通常なので、これらの資産を毀損せずにより高く売って対価を得たい場合 には、事業譲渡や会社分割の方法が考えられる。そのうち、権利義務を個別に選定して移転 させたければ特定承継である営業譲渡の方法を、逆にそれでは個別に債権者の同意を得る手 続などが煩わしい場合には、包括承継たる会社分割や合併の方法を選択することになる。 更に、他社との業務提携や合弁で市場競争力を強化したり、開発費などのコストを抑えた 仲宗根京子:経営破綻下における事業譲渡についての一考察
して、自社株のみを用い、他社を傘下に収めるといった再編も可能となった。 今後も、企業活動の存続発展、よりよい終結において、企業再編に関する法規律は、重要 であることは疑いない。 注 (注1)棗一郎「最近の解雇・退職などをめぐる労働問題」『季刊・労働者の権利261号』pp.24-27,(日 本労働弁護団、2005年) (注2)第二次世界大戦後の沖縄本島のバス路線事業は1950年4月1日に会社を設立した沖縄バス に始まり、1950年-1951年には14社(沖縄バス、共同バス、首里バス、三共バス、沖縄交 通(桜)、那覇交通(銀)、合同バス、昭和バス、あらかき平尾バス、協和バス、東陽バス、 第一交通、青バス、那覇陸運)が乱立していた。うち8社の合併や買収などで誕生した昭 和バス株式会社と青バス株式会社が合併し1964年7月に琉球バス交通の前身である琉球バ ス株式会社が発足した。 (注3)会社整理とは、破産と違い清算ではなく再建を目指すもので、担保権の行使が禁止される という強力な保護がある反面、全債権者の同意が必要である。また、会社更生法と違い管 財人は立てず経営者(但し管理人に管理権が移ることもある)が再建にあたる、という特 性を持っていた。 (注4)後掲資料参照。 (注5)前掲・棗(注1)に、全面的に依拠している。 (注6)本稿の旧琉球バスの事例の営業譲渡も、まさしくこの手法による事例である。 (注7)前掲・棗(注1)p.26 (注8)神田秀樹『会社法[第12版]』(弘文堂2011年)p.309によると、「個人商人は複数の営業を 有し営業毎に複数の商号を有することができるが会社は全体として1つの商号しか有する ことができない」からとされる。 (注9)武井一浩・郡谷大輔編著『会社法・金商法実務質疑応答』pp.57-82(商事法務2010年) 参考文献 1 神田秀樹『会社法[第12版]』(弘文堂2011年) 2 山下眞弘『営業譲渡・譲受の理論と実際』(信山出版,2001年) 3 江頭憲治郎編『会社法コンメンタール1』220-227頁[北村雅史] (商事法務,2008年) 4 江頭憲治郎 『会社法(第4版)』 (有斐閣,2012年) 5 山下眞弘『会社営業譲渡の法理』(信山社,1997年) 6 神作裕之「株式会社の営業譲渡等に係る規律の構造と展望」『落合誠一先生還暦記念・ 商事法への提言』125-172頁(商事法務,2004年)
7 後藤元「商法総則-商号・営業譲渡・商業使用人を中心に」(日本私法学会シンポジウ ム資料:商法改正)NBL935号,(2010年)22-23頁 8 宇田一明 『営業譲渡法の研究』(中央経済社,1993年) 9 棗一郎「最近の解雇・退職などをめぐる労働問題」『季刊・労働者の権利261号』24-27頁(日 本労働弁護団,2005年) 10 仲宗根「琉球バスと営業譲渡」、『法学:沖縄法律事情PART2』 新城ほか編 202-215 頁(琉球新報社,2008年)。 (資料1)退職従業員の試み 止まらぬ訴訟 琉球バスをめぐる訴訟では、退職した運転手が未払い分の退職金約2400万円の支払を求めた訴訟 を起こし、那覇地裁は12日、会社側に支払を命じた。判決では仮執行宣言が付かず、さらに会社側 も控訴するため、強制執行による会社側の財産差押えなどの事態は当面避けられた。会社側は「今 後の審理で解決策を模索したい」との考えだ。 しかし、別の退職者らが新たな退職金請求訴訟の動きを勧めているほか、18日には第2、第3規 模の県バス、琉球バスの両労組の組合員11人が未払い分賃金を求めて提訴した。 民事再生の申請による保全処分では、これら賃金や退職金の「労働債権」は優先的に弁済される。 今後、退職者らの請求が認められる判決が確定した場合、強制執行がなされる可能性も十分にあり、 会社側にとって不透明な情勢は続いている。 琉球新報 2006年4月18日 琉球バス(民事再生中)の退職者9人が17日同社管財人を相手に未払い退職金総計約9500万円の 支払などを求める訴えを、那覇地裁に起こした。会社側との調停が13日に不成立となったことを受 け、提訴に踏み切った。退職金をめぐる問題では、別の退職者が起こした同様の訴訟で、会社側の 支払が最高裁決定で確定しており、新たな退職金請求訴訟でも同様の結果が予想される。 今回提訴したのは、1999年から2004年の間に退職した元従業員ら。 琉球新報 2007年1月27日 第1交通への営業譲渡後、破産手続の開始決定を受けた琉球バス(破産管財人・宮里猛弁護士) の第1回債権者集会が26日、那覇市の青年会館であった。同社側によると、未払い退職金などに充 てる総原資が現時点で約11億円集まり、最終的には、約15億4千万円に上ることなどが説明された。 最終的な配当率は未定という。 説明では⑴独立行政法人労働者健康福祉機構が3月をめどに優先債権である未払い給与の一部を 立て替える ⑵その優先債権の残金部分を年内に支払う ⑶それ以外は、財産を全処分後に充てる、 などが報告された。 仲宗根京子:経営破綻下における事業譲渡についての一考察
円~42億円。支払い原資となる譲渡代金8億5千万円や財産処分後の計約15億4千万円から税金な どを差し引いた後、支払い率は10%程度になる見通し。 琉球新報 2005年1月27日 会社再建中の琉球バスを2001年に定年退職した2人が、合意していた退職金が未払いだとして、 会社を相手に合計で約2450万円の支払を求める訴訟の第1回口頭弁論が27日午前那覇地裁(窪木稔 裁判官)であった。会社側はこの日の弁論までに2人に各10万円を支払い、和解による解決を希望 した。訴状によると、二人は約35年間、同社に勤務。定年退職時に受け取るはずだった退職金と年 休換金分に関する合意が守られていないと主張。額はそれぞれ約1200万円以上あるが、1人が40万 円を受け取っただけで、残りは支払われていないという。