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群馬大学の国際化にむけて

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Academic year: 2021

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群馬大学国際センター論集 第1号 1−24頁 2018 ■特集「群馬大学の国際化と国際交流」■

群馬大学の国際化にむけて

国際センター長

        

社会情報学部

末 松 美知子

 この

20

年近くの間に、群馬大学の国際化を担う組織は、留学生センター(平成

11

年)、国際教育・ 研究センター(平成

20

年)、国際センター(平成

28

年)と変遷を遂げてきた。留学生の受入れに力を 注いだ留学生センター時代、日本人学生の海外派遣と国際共同研究の推進という新たな業務に加え て、国際交流協定の増加を目指した国際教育・研究センター時代と、社会・経済のグローバル化と法 人化という大学を取り巻く状況の変化に合わせてその姿を変えてきたのである。そして今国際セン ターは、学生国際交流、研究国際交流という従来の2つの柱に加えて、大学全体の国際化戦略を企 画・立案する新たな重責を担うこととなった。新センターとして荒海に乗り出した今、改めて大学の 国際化とは何かを思う。  一つ確かなことは、国際化は多様であり、大学の「国際化」も一括りにはできないということであ る。平成

29

年度前半、国際センターは全ての学部等の組織を訪ね、それぞれが実践する国際交流・国 際化事業や組織が抱える課題について聞き取りを行った。各組織が目指す国際化は、研究交流、学生 交流のいずれにおいても様々であり、国際化の方針一つをとっても群馬大学全体のコンセンサスを取 ることの難しさを痛感した。  『国際センター論集』第1号を発行するにあたり、日頃から群馬大学の国際化・国際交流事業に積 極的に関わっていただいている国際センター国際戦略室と国際交流委員会の先生方にもご寄稿いただ くことになった。それぞれの学部等のお立場から、また、異なる専門分野の視点から、国際化や国際 交流事業の展望・課題等についてお書きいただくことで、群馬大学の国際化の千差万別な様相が明ら かになるだろう。  しかし、多様性は力である。その多様性に依拠してこそ、群馬大学は、民族・文化等の異なる者同 士が様々な違いを超えて共に行動する「国際協働」

*

 の視点から教育・研究を行い、グローバル化 の進展を見据えた「国際交流」をさらに進めて地域社会に貢献できるはずである。この目標達成を目 指し、国際センターは、次のビジョンを掲げて群馬大学国際化推進の中核組織として新たなスタート を切った。

*

「国際協働」の推進については「倉敷宣言」より

h t t p

/ / w w w . m e x t . g o . j p / c o m p o n e n t /

_ m e n u / o t h e r / d e t a i l / _ _ i c s F i l e s / a f i e l d f i

le/2016/06/17/1370953_1_1.pdf

1

(2)

末 松 美知子  群馬大学は、未来を見据えた教育・研究の取り組みにより大学の国際化を一層進め世界に存在 感を示すと同時に、ダイバーシティ社会の実現を目指す地域の国際化を牽引する。 ・様々な違いを超えて共に行動する「国際協働」の視野を持って社会において活躍し、地域に貢 献する人材を育成する ・群馬大学の知の強み・群馬という地域の強みを活かし、未来を切り拓く国際的な学術研究を推 進する (国際センター国際戦略室) 2

参照

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