心の教育総合プラン 教育相談係がつなぐ学校教育相談-定時制高等学校の実践をとおして-
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(2) 対象校:A高等学校. 一ムの時間にソーシャルスキルトレーニングや. 時期:X年5月∼1O月. 構成的グループ・エンカウンターなどを提案し. 場所:教育相談室、保健室、職員室、その他学. ていくことで、生徒と生徒がお互いに自己開示. 校内. し合うことによって親しくなり、理解し合うよ. 活動内容:上記の目的を達するため、筆者が対. うになるのではないだろうか。相手を親しく理. 象校の教育相談係として、相談活動、小グノレー. 解するにつれて、一層深い自己開示ができるよ. プの教員研修、クラスでの生徒援助を中心とし. うになっていくものと思われる。. た活動を行う。. 教育相談係が組織的に対応していくことで、. 3・3 まとめ. スクールカウンセラーも有効に活用していくこ. 教育相談体制が整うことで、研修会や事例研. とができるようになる。スクールカウンセラー. 究会を計画的に実施することができ、教員の資. と教員との間において、必要な情報の共有がな. 質の向上につなげていくことができる。教育相. されるようになる。援助方針の違いで教員とス. 談の視点を身につけた教員が増えることで、生. クールカウンセラーが対立することがないよう. 徒が自らの力で心の問題を乗り越えるのを援助. に教育相談係が間に入って対応していくことで、. する可能性が開かれる。研修を通して、教員自. 教育相談室が開店休業状態にならずにすみ、ス. 身が自己理解を深め、支え合う人間関係を体験. クールカウンセラーの外部性と専門性を有効に. することは、生徒との関係を信頼に基づいた人. 活用していけるものと考える。. 間関係に組み換え、自己理解と相互の信頼を深. 4今後の課題. める学級づくりにも効果があると期待できる。. 学校で起こっている問題は、家庭や社会の問. 生徒と接している教員自身が、自身の生徒観や. 題を複雑に反映して起こっているのであって、. 教育観などを改善していくことは教員としての. 学校外の関係専門機関とともに解決を探ってい. 資質を向上させることができるものと考えられ. くことが、抜本的な問題解決につながるのでは. る。. ないだろうか。学校が外部の関係専門機関の力. 教育相談係が行うカウンセリングは、外部の. を必要と考えた時は、コーディネーター役の教. 関係者よりは生徒の脅威感も少なく、自分の心. 育相談係が連携をすすめていくことが望ましい. を打ち明け、自己洞察ができるようになる。カ. と考える。教育相談係は、援助を必要としてい. ウンセリングの過程では、教育相談係が生徒の. る生徒の学級担任、学年主任、生徒指導主事、. ありのままを理解しようと努め、共感していく. 管理職などとの連携・調整を適切に行い、学校. ことが、生徒に自分のことを理解してもらえた. 内外のネットワークのカとなる必要があると考. という喜びや安心感を与えることができる。. えられる。. 教育相談係が、学級担任の教育相談活動を支 えることは、生徒の内面の動きや変化を敏感に 捉えられるようになり、問題の発生を未然に防. 主任指導教員 渡辺 満. ぐことができるようになるものと考えられる。. 指導教員 隈元みちる. 教育相談係が学級担任に、特別活動やホームル. 一77一.
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● 生徒のキリスト教に関する理解の向上を目的とした活動を今年度も引き続き
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