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教育実習生の教職意識の変容に関する研究

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Academic year: 2021

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(1)Title. 教育実習生の教職意識の変容に関する研究. Author(s). 川上, 幸三. Citation. 北海道教育大学紀要. 第一部. C, 教育科学編, 39(1): 103-120. Issue Date. 1988-10. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/5075. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 教育実習生の教職意識の変容に関する研究. 川. 1. 上. 幸. ニ. は じ め に. 本学は教員養成を主たる目的とする大学であり, 卒業要件の一つに 「教育実習」 の履習が義務づ けられている, 本分校としても, 学生たち が教員 になるために欠かすことのできない最も重要な教. 育活動であるとの認識の上 に, 教育実習の効果を上げる べく意欲的に取り組んでいる, 教員養成を目的とする大学・学部における教育実習の意義については,「教員養成のための教育実 )によると, 教育課程の全体構造からみれ ば,( 1 )「教育実習は, 一般教育の基 習のあり方について」1 礎の上に教科専門教育と教職専門教育とを有機的に結合させる実践的な中核である」 , また, そこに 「 2 ) 教育実習は, 大学における授業を通して得たこれまでの研究 学ぶ学生 の履修過程からみれ ば,{ 成果がそこに流れ込んで生かされる時期であり, .それと同時にこれから先の研究が流れ出す源とな る時期でもある」 と述 べており, 教職的経験の訓練としての意義はもちろんの こと, 実習生の人間. 形成そのものにも大きな影響を与える教育活動である, と教育実習の重要性を強調している, 本分校の一般教育実習 (小・中・幼) は, 毎年, 協力校の2学期開始日から6週間にわたっ て実. 施している が, この6週間の教育実習によっ て実習生の教職意識にも望ましい変容の跡がみられる 3 ) 吉良5 )らは 教育実習が教職意識の形成・変容に大きな役割を 〉 ) 佐藤4 ことは確かであるゞ 菊地2 , , , 果していることを報告しているが, 現在, 本分校で実施している教育実習が, 実習生の教職意識を. どのよう に変 容させるかは大変興味あるところである, 教職意識の変容を明らかにすることは, 教 育実習のもたらす教育 効果を評価する上で極めて重要なことであると考える,. そこで本研究は, 教育実習のもたらす教育効果を評価することの重要性にかんがみ, 本分校の実 習生が教育実習に入る前に どのような教職志望意識, 教職適性意識, 児童・生徒観, 教師・教職観 をもっているかを把握するとともに, これらの教職意識 が6週間の教育実習体験によ って どのよう. に変化する か, 即ち, 教育実習が実習生の教職意識の変 容 に どのような役割を果しているかを明ら か にす る こ と で あ る,. 1 1 研究方法 1, 調 査 対 象 2年度の教育実習において, 附属学校, 函館市内, 近郊3町公立 の幼稚園・小学校・中学校 昭和6. 3 6名)に対して, 実習前後とも質問紙調査票を 0 に配属した北海道教育大学函館分校の3年次学生(. 回収できた301名を対象とした, 対象者の実習校種別の課程別, 性別の人員は, 表1の通りである. 103.

(3) . 川. 上 幸 三. 表1 調 査 対 象 実習校. 課. 程. 別. 人. 数. (男子・女 子). 計. 小学校課程 養護学校課程. 194. (109・ 85) ( 6・ 11). 211. 中学校. 中学校課程 養護学校課程. 62. ( 35・ 27) 1・ 0). 63. 幼稚 園. 幼稚園課程. 27. 6・ 2 1). 27. 301. 157・144) (. 小学校. 計. 17. 調査対象者:教育実習生3 0 6名中3 0 1名である。 2, 調 査 期 日. 昭和6 2年8月2 0日……実習前調査 (第1回目) 昭和6 2年10月 1日・2日……実習後調査 (第2回目) 3. 調 査 方 法. 「教職に関する意識調査」 同一 の調査票 ( ) により, 実習前と後の2回実施した. 実習前 の調査は,教育実習の事前指導 の中で記名式の質問紙調査票により集合調査法 で実施した.. また, 実習後の調査 は, 実習終了時期に各実習校 に調査票を郵送し, 後 日 大学において回収した, , 実習前・後とも回収 できたのは, 実習生306名中301名であり, 98,4%の回収率であっ た, 調査票からの結果の集計 ・ 整理は, TANACCARD SELECTOR620型を使用した,. 4. 調 査 内 容 1) 教職志望意識 「どうしても教職に就きたい」 から 「教職に就く意思はない までを4段階で評定させる 」 , 2) 教職志望・未志望 の理由 選択肢法 による (複数で回答) 3) 教職適性意識 自分が教師という職業 に適していると思うか, の質問に対して, 「最適だと思う」 から「全 く適していない」 までを4段階で評定させる, 4) 教職適性・不適性 の理由 選択肢法による・(複数で回答) 5) 児童・生徒観 児童・生徒観 に関する12項目について,「非常に思う」 から 「全く思わない」 までを5段階. で 評 定 さ せ る,. 6) 教師・教職観 教師・教職観 に関する12項目について,「非常に思う」 から 「全く思わない」 までを5段階. で 評 定 さ せ る,. 104.

(4) . . 教育実習生の教職意識の変容に関する研究. 1 1 1 結果と考察 1, 教職志望意識. 1) 教職志望状況. 表2 は, 実習前後の教職志望状況について, 全体, 校種別, 性別に示したものである, 表2 教職志望度 どうしても教職 に就 き た い. できれば教職に. 就 き たい. 教職に就くこと を迷 っ て い ろ. ) 74(35.1 ) 1oo(47.4. 87(41,2) ) 74(35.1. 40(19.0) ). 30 (14.2. 16(25.4 ). 27 ( 42.9). 18(28.6). 9( 33,3) 7(25,9 ). 10 (37 0) , ・13( ) 48,1. ) 8( 29,6 ) 5(18,5. 前 1 99(32,9) ) 127(42.2 体 n=301 後. ) 124(41 ,2 ) 113(37,5. 66(21・9 ) ) 51(17.0. 実. 小学校. 前. n=211 後. 教職に就く意思 はない. 有意差検定 前. 後. 三 ニ ニ ニ ニ i 【 二 1 i 6 騒ご ! ; 書雷雲: : : : α の ) 6) 丘 別. 幼稚園. 前 ・. n=27. 後. s ヨ 罫 - i ≧ - 圭 一 蚕 昌 一 日 ー 養 三 二 十 書 全. 12(4・0) ) 10(3.3. ふ 」. 有意差検定 ***0.10%有意水準 **1%有意水準 *5%有意水準 NS有意差なし. 全体としてみると, 実習前では, 「どうしても教職に就きたい」 と答えた者は32,9%と約1/3し かみられなかっ たが, 「できれ ば」 を合わせると74 .1% は教職志望者である, 4人のうち3人は教職 3 ) ) 吉良5 )の調査と比較しても大きな違いはみられなかっ た, をめざしていること がわかっ た, 菊地2 , 教員養成を主たる目的としている本学である が, 最近, 必ずしもす べての学生が教職をめざして 入. 学してくるわけではない現状を考えると, 意外と高い数値であると考える, 実習後では, 「どうしても」と「できれ ば」と合わせた教職志望者は79.7%と実習前に比べて5.6% の増加を示した が, 実習前後間に有意差はみられなかっ た. しかし, 「どうしても」教職に就きたい 「 2%の有意な増加を示す一方, 「迷っ ている」 とする者 は,32,9%から42,2%と9, , 就く意思はない」 は25 .9%から20,3%に減少し, 実習後の教職志望度は明らかに好転したと言える, このことは, 多 「教育実習を終えて」 ) の中で教師志望の決意を述 べていることからも明 くの実習生が教育実習録 ( らかである, 校種別にみると, 教職に就きたいとする者は, 小学校の場合, 実習前後とも中・幼稚園より高い 比率を示したが, 有意差はみられなかった, 実習前後間に有意な違い がみられたのは 「小学校」 だ 2.3%の増加を示し, 小学校実習生 がより強 4%と1 5 けであり, 特に, 「どうしても」は3 .1%から47, く教職を志望する方向に意識 が変容したと言える, 5,0%とほ 男女別にみると, 実習前では, 教職に就きたいとする者の割合は, 男子73,3%, 女子7 とんど差異はみられなかった, しかし, 実習後では有意差はみられなかったものの, 男子82 ,8%, 女子76.4%とやふ男子に高い傾向を示した.. 105.

(5) . 川 上 幸 三. 2) 教職志望・未志望の理由 . 表3 は, 「どうしても」 と 「できれ ば」 教職に就きたいと思っ ている理由を2つまで選んで回答さ. せた結果を示している. 喪3. 教職志望の主な理由. やりがいある仕事 子どもが好き 経済的に安定 性格 に合 っ ている. 能力が発揮できる 自由な時間が多い 周囲の人の勧め. 計. どうしても教 できれば教職 職に就きたい に就きた い 前後 70(70,7 ) 101(79,5). 前 後前 42 (42.4). 84 ( 66,1 ) 15 (15.2). 後前後. 5(3.9 ) 26 (26.3) 前後 20 (15.7) 20( 20,2) 21 (16.5 ). 前後前. 後. 4 (4.0 ) 1(0.8). 2(2.0 ) 0( 0 ). 72 ( 58.1) 79 (69.9). 41(33.1) 60( 53.1). 40 (32,3) 22 (19,5) 19(15,3). 有意差 検 定 142(63.7) 180(75.0) 83( 37,2) 144( 60,0) 55(24.7) 27( 11.3) 45(20.2). 8 (7.1 ) 14 ( 11.3 ) 11(9.7 ) 18(14.5 ). 28 (11,7 ) 34 (15.2 ) 32 ( 13.3 ) 22 (9,9). 2(1 2 (1,8). 14(6.3) 2 (0.8). 4(3.5 ) 12 (9.7 ). 5(2,1). 前. 99. 124. 223. 後. 127. 113. 240. ** *** *** *. ***. **. 有意差検定 ***0.1%有意水準 **1%有意水準 *5%有意水準 複数回答 (2つまで). 表4 教職志望未定・未志望の主な理由 教職に就くこと 教職に就く意 を迷っている. 他 の 職業 に興味. 指導能力に欠ける 性格的に不向き 教師 らしいふるま. いを嫌う 子どもが好きでな し・. 前 1 月 」. 39(59,1) 22 ( 43,1) 前後前22 (33,3) 22 (43,1) 18(27.3 ). 後. 後 12 ( 23,5 ) 前後前 12 (18,2 ). 19 (37,3 ). 後前後5 前(7.6) 1(2.0 ) 4 (6.1 ). 勉強が好きでない 給料が安い. 計. 後. 1(2,0) 3(4.5) 2 (3.9). 有意差 検 定. 思 、はない. 6 6(50,0). 5(50.0) 4( 33.3 ). 4 (40.0) 6 (50.0) 8( 80,0 ) 0( 0) 2 (20,0). 1 (8.3 ) 0(. ) 0 1(8.3) 0 ( 0) 0(. 0). 0(. 0). 45 5( 57.7 ) 27(44,3 ) 26( 33.3 ) 26 (42.6 ) 24 (30.8). 20(32.8 ) 12 (15.4 ) 21 (34.4 ). *. 6(7.7) 1(1.6) 5(6.4) 1 (1,6) 3 (3.8). 2(3.3). 前. 66. 12. 78. 後. 51. 10. 61. 有意差検定 ***0.1%有意水準 **1%有意水準 *5%有意水準 複数回答 (2つまで) 106.

(6) . 教育実習生の教職意識の変容に関する研究. 2%, 実習前では, 「やり がいある仕事」 が63.7%と最も高率を示し, 次いで 「子どもが好き」 37, 「 「経済的に安定」 247% 「性格に合っ ている」20, 2%, 能力が発揮できる」1 5,2%の順となっ て . , 5, 0%に, 「子どもが いる. 実習後も同じ理由を挙げている が, 「やりがいある仕事」 は63,7%から7 「 「 好き」 は37 .2%から60,0%と顕著に増加し, 経済的に安定」 と 性格に合っ ている」 は減少を示し た. 実習前では教職志望理由に ばらつき がみられた が, 実習後は 「やり がいある仕事」 と 「子ども が好き」 の2つの理由に集中した, 一方, 教職に就くことに 「迷 っている」 と 「意思はない」 とする理由については, 表4に示すよ 7%と最も高率を示し, 次いで「指導能力の欠如」33 うに, 実習前では「他の職業に興味」が57, .3%, 「性格的に不向き」30 8% 「教師らしいふるまいを嫌う」154%の順となっ ている, 実習後も同じ . . , 5.4%から34.4%と有意な増加を示した. 理由を挙げているが,「教師らしいふるまいを嫌う」だけが1. 3) 教職志望状況の実習前後の変化 次に, 実習後の教職志望が実習前に比べて上昇したか, 下降したか, あるいは変らなかっ たかの 変容をみるために, 対象者1人1人の実習前と後の教職志望を関連 づけて示 したのが表5である, 喪5 教職志望度の実習前後の変化 後. 習. 実. 教職志望度. 計. 1) どうしても教職. 99 (32,9). に就 きたい. 実. 2) できれば教職に. 124 (41.2). 就きたい. 習 、 ′ . 3) 教職に就く こと を迷 っ てし・る. 66 ( ) 21.9. 4) 教職に就く意思. 12 (4.0). はない. 計. 127. 113. 51. 10. (42 .2). ) ( 37.5. ( 17,0 ). (3.3). 301. 教職志望度不変群:斜線部分、 上昇群;実線で囲まれた部分、 下降群 も点線で囲まれた部分. 1%, これによると,実習前と後で教職志望に変化がみられなかった者(不変群=斜線上の人数)は65, これに対して, プラス(十)の方向に変化した者 (上昇群=実線 で囲まれた人数) は24.6%, 逆 に,. マイナス(一)の方向に変化した者 (下降群= 点線で囲まれた人数) は10,3%であっ た, 実習生の約 2/3 は教職志望度 が変らなかったが, 実習前に 「迷っている」 と答えた者のうちの42.4%は, 「で 「 「 きれば」 , どうしても」 と教職を志望する方向に変化 がみられ, 就く意思はない」 はわずか9.1% であっ た. また, 「できれ ば」 と答えた者のうちの29,8%は, 「どうしても」 とより積極的教職志望 「 層に変 っており, 「迷っている」 , 就く意思はない」 という消極的志望層 に変っ たのは僅か7,3%で あ っ た,. 8%, 教職志望上昇群のうち,実習後に教職に就きたいと答えた者の理由は,「やりがいある仕事」81 , 「就く意思はない」 と 「子 どもが好き」 5 6,1%を, 逆に, 下降群のうち, 実習後に 「迷っ ている」 , 6%, 「指導能力の欠如」38,9%, 「教師らしいふるまいを 答えた者の理由は, 「性格的に不向き」55, 107.

(7) . 川. 上 幸 三. 嫌う」 38.9%を挙げている, 次に, 教職志望度3群 (上昇群・下降群・不変群) を, 性別, 校種別に分析してみると, 表6に 示すよう に, 性別では上昇群 は男子に, 下降群 は女 子に多い傾向がみられたが有意差は認められな かっ た, 校種別では, 幼稚園は小・中学校 に比べて志望度下降群が有意に高率を占めた, 幼稚園実 習生がなぜ教職志望度の下降する者が多いのか, について は明確な理由を見 い出すこと ばできず,. 今後の検討課題としたい,. 表6 教職志望度3群の性別、 校種別比較 性. 上昇群. 不変群 下降群. 別. 男子 男子. 女子. 44. 30. 実 習 校 種 別. 小学校 中学校 幼稚園 54. 14. 6. 計 74. (28,0) ( 20.8) (25,6 ) ‘22.2) (22.2 ) (24 .6) 101 95 140 43 13 196 (64,3) (66,0) ( 66.4) ( 68,3) ( 48,2) ( 65.1 ) 17 12 19 6 8 31. (7,7) (13,2) (8,0) (9.5) (29.6) (10,3) 計 有意差検定. 157. 144. 」N S一. 211. 63. 27. 1. **. 1. 」N S一 」*」. 301. 有意差検定 ***0 1%有意水準 **1%有意水準 *5%有意水準 . NS 有意差なし %は縦計. 総体的 に, 教育実習を体験すること によ っ て,rより積極的に教職志望意識を好転させるために大. きな役割を果 たしていると言える, これは受け入れ実習校指導教諭 の教師の後輩を育てようとする 熱意あふれる指導や実習生 が子 どもたちの触れ合いを通して教職の魅力を十分に感じとっ たためと 考えられる. 反面, 自分の指導能力や適性 に意欲と自信を失って教職を断念する者も僅かであるが ( 見られたが, その者への事後指導も必要となろう, 2. 教職適性意識 1) 教職適性感 表7 は, 自分 が教 職に適しているか, 「最適だと思う」 から 「全く適していない」・まで5段階評定. させ, 実習前後について示したものである. 全体としてみると, 実習前では,「最適」と答えた者 は僅か5.3%と非常に少ないが,「適」の57,5% を合わせると62,8% は教職に適性があると感じている,この教職適性感も実習後 では,「最適」( 5,3% 「 「 →5, 6%) 2,0%→3.7%)の比率には実習前に比べて差異はなかっ たものの, やふ不 , 全く不適」 ( 「 適」 ( 35,2%→26 6% ) は減少し 57 . .5%→64 , 適」 ( ,1%)の増加がみられた. 総体的に, 実習後に は教職適性意識の高揚がみられた が, 統計的に有意差を示すには至 らなかっ た. 校種別にみると, 実習前では 「最適」 と 「適」 を合わせた教職に適すると思っ ている者 は, 小学 校>中学校>幼稚園の順 に高い傾向を示 したが, 3者間に有意差はみられなかっ た, しかし, 実習 後● において は, 幼稚園は小・中学校 に比べて有意に低率を示し, 適性意識の低さが目立った, 実習 前後間の変化では, 小・中学校の場合は, 「や 不適」+ 「全く不適」 は減少し, 「最適」+ 「適」 の 増加がみられ, 教職適性意識 の高揚がみられたが, 幼稚園では全く逆 の現象がみられた. 即ち 「最 , 108.

(8) . . 教育実習生の教職意識の変容に関する研究 表7. 実. 小学校. 教職適性感. 前. n=211 後. 教職に最適だと 思う. 教職に適してい ると思う. 教職にあまり適. ) 10(4,7 2 13( 6 .). 128 ( 60.7). 68(32.2 ) 46(21,8 ). 146(69,2). --ー一…一 - - --一 冊 -- 雷 電雷 馨 ≧ g ≧ 宣撫 謂 言 ≦. :. してい ない. 無孝 三 ≧. :. 教職に全く適し て い ない. 有意差検定 前. 後. ; ;瀞 ≦. 種 --- - - - - - --------ー ー一 - - - - - --- - -…-”- --- - --- - --- - - - - ---… - … -MM-- ---…-- - - - --- - - -. 3 . 別曾警 凄 み g g琵 琶 三 ≧ 1 言 ≦ ¥ g ≧ さ 8 ≧ 1 : ) 11(7.0. 91 ( 58,0). ) 51(32.5. n=144 後. ) 6(4,1. 41 ( 28.5). 全. 前. 体. n=301 後. 16(5.3 ) ・(5 6 17 .). 90(62.5) , 173(57.5). 男. 子. 前. ; ≦ぶ弓. - - - -秤 キー - -警 告一 冊霊*- 193(64.1). 106(35,2) 80(26.2 ). 有意差検定 ***0 1 0%有意水準 **1%有意水準 *5%有意水準 NS有意差なし .. 「 適」+「適」 ( 51,8%→3 3.3%) 48 4.8%) .が減少し, 「やふ不適」 ( .2%→51,9%)と 不適」 (0%→1 の増加 がみられたことである. 教育実習を体験することによ って, 小・中学校実習生の適性意識は 高まるのに, なぜ, 幼稚園実習生は低下する のか が大きな疑問点である, おそらく幼稚園実習生は, 幼稚園教育 の難しさを身をもっ て体験し, 幼稚園教師の適性に対して評 価した結果と考えられる,. 2,6%, 女子は 男女別では, 教職 に適すると思っ ている者の実習前後の割合は, 男子は65.0%→7 60, 4%→66.6%であり, 実習前後とも男子は女子よりやふ高い傾向を示したが有意差 は認められな かっ た. また, 実習後の教職適性意識は男女ともやふ向上したが有意な変化はみられなかった, . ・. 2) 教職適性・不適性の理由 表8は, 教職に適していると思う理由を2つまで選んで回答させた結果を示している, 実習前では, 「子ども が好き」 が58.2%と最も高率を示し, 次いで 「教えることが得意」 15.3%, 「 「感情が安定」13 ,8%, ュ‐モアがある」13.2%の順となっ ている. 実習後では, 実習前に第一位 であっ た 「子 どもが好き」 は58,2%から74.8%と16.6%の顕著な増加を示し, 適性があると答えた. 者の3/4 はこの理由を挙げている, 実習生にとっ て, 子ども が好きであること が教職適性の第一条 件と考えているよう である, 以下, 「感情が安定」1 5,7%, 「公平に接しうる」15.7%, 「教えること が得意」9.5%の順となっている, 一方, 教職に適していないと思う理由について は, 表9に示すように, 実習前では, 比率の高い 順に 「人前で話すのが苦手」 2 9.5%, 「教師らしくふるまう社会的拘束を嫌う」 2 6.8%, 「教えるの 「 「 「 が苦手」 24 0%, 人に対する好き嫌い」 ,1%, 専門科目の学力不足」23.2%, 感情的な性格・ 17. 「 げているが 1 2 %を挙げている 実習後も同じ理由を挙 人前で話すのが苦手 5. 9,5%→14,3% 」が2 . , に有意な減少を示したほかは大きな差異はみられなかった. 教職適性の理由は, 「子 どもが好き」が 圧倒的に高率を示したのに対して, 不適性の理由は, 子どもに対する指導能力や自己の性格・感情 の欠如等多くの項目に分散しているのが特徴的である,. 109.

(9) . 上 幸 三. 川. 表8 教職適性の理由 最適だ と 思う ,子 ども が好き 教 えること が好き 感情 が安 定 ユーモア がある なんとなく 人と公平 に接する 教育理念 が合 う 勉 強が好き. 計. 適 していると 思う. 9 (56.3) 9 (52.9 ) 5( 31.2) 4( 23,5) 1(6.3) 0( 0) 4( 25.0) 4( 23.5) 1(6,3) 0( 0) 1(6,3) 2(11,8) 4 (25.0) 3 (17.6) 0 ( 0) 1(5.9). 別 後 別 後 前 後 別 後 前 後 別 後 前 後 前 後. 計. ) 101( 58.4 ) 148 ( 76.7 ) 24 (13.9 16 (8.3 ) 25( 14.5 ) 5( ) 33 (17.1 21(12.1 ) ) 14(7.3 12,7 ) 22 ( 12(6,2) 18(10.4) 31(16.1 ) 14 (8,1) 16 (8.3) 15 (8.7) 6 (3.1 ). 110 (58,2) 157 (74,8) 29 (15.3 ) ) 20 (9.5 ) 26 (13.8 ) 33 ( 15.7 ) 25(13.2 ) 18 (8,6 23(12.1) 12 (5,7) 19(10.1) 33(15.7) 18(9,5) 19(9,1) 15 (7.9) ) 7(3.3. 前. 16. 173. 189. 後. 17. 193. 210. 有意差検定 ***0,1%有意水準. 有意差 検 定. *. *. **1%有意水準 *5%有意水準 複数回答 (2つまで). 表9 教職不適性の理由 あま り適 して. し・な い. 人前で話すことが苦手 教職生活に抵抗がある 教 えること が苦手 専門科目の学力不足 感情的 な性格をも つ 人に対する好き嫌い 教育理念になじめない 勉強 が嫌 いである 子 ども が嫌 いである. 計. ない. 3(50.0) 2 (18.2) 0 ( 0) 18.2) 2( 2 (33,3) 45.5) 5( 1 (16.7) 3 (27,3) 16.7 ) 1( 2(18.2 ) 2( 33,3 ) ) 1 (9,1 0( 0 ) 18.2 ) 2( 1 (16.7) 0 ( 0) ) 0( 0 0 ( 0). 計. 有意差 検. 定. 33(29.5) 13(14,3) ) 30 (26.8 29 (31,9) 27 (24,1) 26 (28.6) 26 (23.2) 23 (25.3) 19(17,0 ) ) 13 (14.3 17 (15,2 ) ) 13 (14,3 ) 11 (9.8 ) 5 (5,5 8 (7,1 ) ) 3(3,3 ) 7(6.3 0( 0 ). 別 後 前 後. 30 ( 28,3) 11 ( 13.8) ・ 30 (28,3) 27 (33.8) 25 ( 23,6 ) ) 21 (26.3 25(23.6 ) 20 (25.0) 18 ( 20,0) 11 (13,8) 15 (14.2) 12 (15.0) 11 (10,4) 3 (3,8) .7(6.6 ) ) 3(3.8 7(6.6 ) ) 0( 0. 前. 106. 6. 112. 後. 80. 11. 91. 前 後 前 後 前 後 前 後 前 後 前 後 前 後. 有意差検定 ***0,1%有意水準. 110. 、. 全く 適 してい. **1%有意水準 *5%有意水準 複数回答 (2つまで).

(10) . 教育実習生の教職意識の変容に関する研究. 3) 教職適性感の実習前後の変化 次に, 実習後の適性意識 が実習前に比べて上昇したか, 下降したか, あるいは変らなかっ たか, の変 容をみるために, 対象者1人1人の実習前と後の教職適性感を関連づ けて示したの が表10であ る,. 0 教職適性感の実習前後の変化 表1 教 職 適 性 感 1) 最適だ と思う. 実 習 別. 2) していると思 夢 3) あまり適してい なし・と思う. - 計. 適. 6 8 … ) 37,5 (50.0) … (. も ” 1 (0,9) (. ) 0. 後 習 3)やや不適 4)不 2 ) (I2.5. (墨 “ &) 9 3. ( 36,8) o. o. 4) 全く適 していな いと思う. 実 ) 適 2. 1)最. (. 0). 選 ( め. 計. 適 0. :. ) 1 6(5 3 , ) 1 ( 0. &) 際 窃①. ” ム ー鰯 ◎). 4. 2. ) ( 66,7. ( 33,3). 17. 193. 80. 11. ) (5.6. ( ) 64,1. 26.6) (. ) (3,7. 6(2.o ) 301. 教職志望感不変群;斜線部分、 上昇群;実線で囲まれた部分、 下降群:点線で囲まれた部分. 4%, これに対し 実習前と後で適性感に変化 がみられなかっ た者 (不変群=斜線上の人数) は71, 」 逆に て, プラス(十)の方向に変化した者(上昇群=実線で囲ま れた人数)は17 , マイナス( ) .3%, 教職 の方向に変化した者 (下降群= 点線で囲まれた 人数) は11 ,3%であっ た, 実習生の約70%は, 「 「 適 」に 適性感に変化 が見られず, 「あまり適してい ない」 と答えた者のう ちの37 , .7% は, 最適」 高めるための 教職適性意識を 教育実習は た 変っ たほかは全体として顕著な変 化は見られなかっ , , 機能 はあまり果たしてい ないようである, これは, 教育活動に関与すれ ばするほど教育の難しさ, 奥の深さを感じとると同時に, 自分の能力の不足を知り, 教職適性に対してき びしい自己評価をし たためと 思われる,. 4) 教職適性感と教職志望度との関連. 教職適性意 識が高いほ ど教職志望度は高いのではないか, の仮説を検証するために, 教職適性感 1である, と教職志望度を関連 づけて示したのが表1 「 6% (実習後は91 「最適」 と 「適」 を合わせた教 職に適すると思っている者の92, ,4%) は, どう 「 反対に 「やふ不適」 と 「不適」 を合わせた教職に適 しても一 , できれ ば」 と教職を志望しており, 「 していないと思っている者の57,1% (実習後は47.3%) は, 「迷っ ている」 , 就く意思はない」 と答 えており, 教職適性意識 は低い, 実習前後とも教職適性感と教職 志望度の間には極めて有意な関連 が見られ, 教職適性感の高い者ほど教職志望度が高いことが明らかと なっ た.. 111.

(11) . 川 上 幸 三. 表1 1 教職適性感と教職志望度との関連 どう しても 最適だと思う. 教. 教. 前 13 (81.3 ) 後 15(88.2 ). 職 志 望 度 できれ ば 迷 っ ている 意思 はない. 3(18.7) 2( 11.8). 0( 0(. 0) 0). 0( 0(. 0) 0). 計 16 17. 適 していると. 前 75 ( 43.4) 84 2(1.1) 173 .(48,6) 12(6,9) 思う 後 97 (50.3) 78 (40.4) 17(8,8 ) 1 (0.5 ) 193 ---…------- ----…--- 適 --- - - - - - --- - - - - - - ---- - - - ---- - - - - - --- - - --- - --- -…-一一ー あま り適 して 前 11 (10.4) 37(34 9) 52 (49 0) 6 (5.7 ) 106 . . 性 いないと思う 後 14・ ( 17 37,5 ) 32( 40.0 ) 4(5,0 ) 80 .5) 30 ( 感 全く適 してい 前 0( 0) 0( 0) 2 (33.3 ) 4( ) 66.7 6 ないと思う 後 1(9.1) 3( 27.3 ) 3 (18,2) 5(45.4 ) 11 職. 有意差検定. 実習前 ×8=16 4.3 26 , dfご9, P<0,001 実習後 xg=1 29.7 91 1 , df=9, P<0 .00. 3. 児童・生徒観. 教育実習生は, 児童生徒をどのように捉えているか どのような児童・生徒観(以下 「子 ども観 , 」 , 表1 2 児童・生徒観 (全体) N=30 1. 項. 目. 1) かわ いい. 前 別 後. 2) 従. 順. 前. 3) 反 抗 的. 後 前 後. 4) むつか し い存在 5),うるさく 騒々 しい 6) 人なっ っ. 前 後 前 後 前. こい. 後. 7) 無限の可 能性. 後. 8) 勉強嫌い. 前. } , 9) 自 己中心 的 10) 純 真. 後. 11) 信用 でき る 12) 性質 は善. 前. 前 後 前 後 前 後 前 後. 通 , 蓬さり思わ 全く思わな 有意差. 非常に思う. やや思う. 103(34. ) ,2 177( 58. 8 .) 7(2,3). 138( 45.8) 99(32.9) 39(13分). 49 91 (16.3) 22(7.3) 131(435). 78(25.9) 84( 27.9 ) 64( 21 3 ) .. 107(35.5 ) 152(50,5 ) 132(43,8 ). 19(6,3) 4(1.3) 9(3.0) 55(18.3) 43( 14,3) 9(3,0 ). 23(7.7 ). 21(7.0 ). 103( 34 .2). 204( 67.8) 212(70.4). 19(6.3) ・ 12(・ 4.0) 14(4,7) 27(9.0 ) 111(36,9). 116(38,5) 99(32.9). 69(22,9 ) 85(28.2) 149( 49,5) 146(48.5). 普. い. 9 (3 0 ) ・ gぞ溺 3(1,0) 1 0 8 ( 3 5 9 ) { ・ ¥ ≦! 龍 : 86(28.6 ). 66( 21.9) 80( 26.6 ) 113( 37,5) 98( 32.6). 107( 35.6) 47(15.6). 73(24.3) 20(6.6) 63( 21.0)・ 21(7,0) ) 67(22,3 ) 138( 45.8. 58( 193 ). 78(25,9 ) 105(349) 119(39.5). 138(45,8 ) 107(35.6) ・ 45( 15.0) 97〔 32.2) 76(25.2) 94( 31.2) 103( 34,2) 85(28,2) 135(44.9) 82(27,2 ). 142(47.2) 139( 46.2) 117( 388) 51( 16.9). 50(16.6) 136(45,2). 113(37,6) 84(27,9 ) 68(22.6 ). 有意差検定 ***0.1%有意水準 **1%有意水準 *5%有意水準 112. 検. 57(19.0 ) 84( 27.9 ) 58(19.3) 66( 21,9) 86( 28:6) 69( 22.9). 20(6,6) 5(1.7) 3(1,0 ・ ) 4(1,3). 66(21.9 ). 73( 24.2) 62( 20.6) 40(13,3). 17(5.7) . 6(2,0) 19(6,3) 16(5.3 ) 20(6.7 ) 11(3.6 ). 4( 1.3) 12(4.0) 6(2,0) 13(4.3) 24(8.0). 州 榊 、* *. 26(8.6 ). 4(1,3 ) 。( 0 ) 1(0.3). 定. * ・. 山ふ山 不不不. 1(0.3) 11(3.7). 16(5.3). 8(2,6) 12(4.0) 3( i.0) 0( 0 ) 4(・ 1.3 ). 2(0.7 ) 9(3.0). 5(1.7). ** * * *.

(12) . 教育実習生の教職意識の変容に関する研究. 喪1 3 児童・生徒観 (性別、 実習校種別、 教職志望度別) 項. 目. 5 段 階男. 蕃 別 前後 意醍 後 差 = 甥軸 女… 子男. 検定. 検. 」*-. 欝. 1. 」*ー. 教職志 前 輯縄鎌. ** ー. 諸後別. 前 後 の定 有意 強差検 中 弱. 輯 鍛. 」〆. 検定. 定. 検. 中定 前 後 差の 実 習 校 種 別 有意 検 後中 前 幼 幼 小 中 幼 小. 」*」. 検定. 定. 」*ー. 」*ー. 」*」. 検 定. 」〆. 検定. 」ー. 検定 」***」. 」婦. ー じ= *. 〆 ”. } 」. 検 定. 検定. 一ご 騨 一. 」. ー. 検 定. 検定. 差検 階定定 有意段 云水準 1%有意水準 **1%有意水準 *5%有蕩 ***0. 評 5 . 2;あまり思わない 3:普通 4:やや思う こ思う 5:ラド常 み. 甲 } 一. 」. 」ー 数値は%. 全く思メ っない. 113.

(13) . 川. 上 幸 三. という)をもっ ているか, 子 ども観 を表現する12項目について 「非常に思う から「全く思わ ない 」 , 」 まで5段階評定させ, 実習前と後 について示した の が表12 表13である , , 全体としてみると, 「非常に思う」 と 「やふ思う」 を合わせた肯定回答率が75%以上を占めた項目 として, 実習前では, 1 ) 「かわいい存在」80.0%, 7 ) 「無限の可能性」92.1%, 10 ) 「純真」76 .4% の3項目であっ た, 実習後 では, 上記 の3項目 はさらに増率し 新た に 6 「 , , ) 甘えん坊で人 なつっ こい」 がこれ に加わっ た, 大部分の実習生 は 子 どもは無 限の可能性をも ており 甘えん坊で人 っ , , なつっ こく, 純真でかわいい存在であるという子 ども観 をもっ ている 「自己中心的 「勉強嫌い 」 , 」 , , 「うるさく騒々しい」 「反抗的 「従順 は 実習前・後とも 「普通 と答えた者が最も 」 多く 」 , , 」 , , 中 立的見解と言える. 実習前後間 で有意な変化が見 られたものは 1) 2 ) ) ) ) ) ) 2 ) の9項目 , , ) ,3 ,5 ,6 ,9 , 10 , 11 ,1 であっ た, この中 で肯定回答率が有意 な増加を示した のは 1 ) ) ) )であり, 実習後 , ) ,2 ,6 , 11 , 12 の子 ども観 は益々受容的な方向に強ま ってくる, 一方 5 「うるさく騒々しい」と9)「自己中心的 ) , 」 に同意する者も増え, 拒否的な子ども観 も強まり 実習生のもつ子ども観は 性善的側面と性悪的 , , 側面の両面を持っ ていると言える. 実習前後間で 「非常に思う」と答えた者 の割合に大きな変容が , 見られたものとして, 図1に示すように, 6 ) 「甘えん坊で人なつっこい」 ( 7.0%→34,2%) と1) 「かわいい存在」 ( 34,2%→58↓ 8%)の2項 目 が挙 げられる. 実習を体験して子 ども は甘えん坊で人 なつっ こく, かわいい存在である, と云う意識をさ らに深めたよう である , 非常に 思 う 5. や や 思 う. 普 通. 4. 3. あまり 全 く 思わない 思わない 2. 1. 1) かわいい存在 2) 従順で言うこ とをよく聞く 3) 生意気で反抗 的である 4) 扱いにくくむ つかしい存在 5) うるさく騒々 しい存在 6) 甘えん坊で人 なっっこい. 7) 無限の可能性 を持 つ 8) 勉強嫌いであ る 9」 自分勝手で目. \- ‐. 己中心的 10 ) 純真である IP 信用できる. 1 2 ) 生まれつきの 性質は善 実習前 ●……・. ‐÷‐ ‐O 実習後 0. 図1. 児童・生徒観の実習前後の変化. 総体的に, 実習生の抱く子 ども観は受容的肯定的であ ると言える , 校種別にみると, 実習前では, 小学校 に1) 「かわいい存在」に賛意を示す者が多いほかは差異は 114.

(14) . 教育実習生の教職意識の変容に関する研究 「 「 , み ら れ な か っ た, し か し, 実 習 後 で は, 小 学 校 の 場 合, 1) か わ い い」 , 5) う る さ く 騒 々 し い」. 0 ) 「純真」の5項目により賛意を示す 割合は, 中学校よ ) 「無限の可能性」 6 ) 「人なつっ こい」 ,1 ,7 ) 「勉強嫌い」 という子 ども観は, 実習前では校種間の差異はみら り有意に高率であっ た, また, 8 れなかっ たものの, 実習後には, 中学校にこれを肯 定する者 が有意に高率であった. これは, 中学 校実習生は小学校実習生に比べて, 授業についていかれず勉強嫌いの子 どもに直接接する機会 が多. いためと 思われる, 2 ) の7項目, ) ) ) 0 ) ) ) 実習前後間に有意差がみられたのは, 小学校では, 1 ,1 , 11 ,1 ,6 ,2 ,5 中・幼稚園 ) の3項目, 幼稚園では2) ) 中学校では1) , 6) の2項目であった, 小学校は, ,6 ,5. に比べて子 ども観に大きな変 容が見られた, ) ) 「勉強嫌い」 と5) 「うるさく騒々 しい」 に, 実習後では, 3 男女別にみると, 実習前では, 8 「反抗的」 にいずれも女子より男子の方が肯定回答率 が有意に高かっ た, 実習前後間の比較では, )「人なつっ こい」 )「従順」 )「かわいい」 男女とも有意差のみられたものは, 1 , 男子だけにみ ,6 ,2 「 「 2) 性質は善」 であっ ) 反抗的」 ) 「信用できる」 られたのは, 11 ,1 , 女子だけにみられたの は, 3 た, 実習前後の変容に は, 男女に大きな違いはみられなかった. ) 「かわ ) に, 1 教職志望度別にみると, 実習前では, 志望度強群 (「どうしても教職に就きたい」 いい存在」 と7) 「無限の可能 性」 に賛意を示す割合 が有意に高く, 他の項目について は志望度別の )「純真」 )「無限の可能性」 )「かわいい存在」 差異はみられなかっ た, しかし, 実習後では,1 , ,10 ,7 「迷って 「 「性質 は善」 の5項目が中群 ( できれ ば教職に就きたい」 )・弱群 ( 1 ) 2 ) 「信用できる」 11 , いる」+ 「就く意思はない」) に比べて有意に高率であっ た. 教職志望の強い者 は, より受容的な子 ) ども観をもっ ていると言える. また, 実習前後間に有意差がみられたの は,,志望度強群は1) ,2 , あり 6 ) 3 ) の3項目で ) 弱群は1 6 ) 3 ) の3項目 ) 中群は2 1 2 ) 1 1 ) の6項目 6 1 0 ) ) , , , , , , , , , , 変容がみられた ど好ま しい子ども観の 志望度の強い群ほ やはり, , 4. 教師・教職観 教育実習 生は, 教師や教職を どのように捉えているか, どのような教師・教職観をも っているか, 2項目について, 「非常に思う」 から 「全く思わない」 まで5段階評定させ, 教師・教職観を表現する1 実習前と後について示したの が, 表14 , 表15である, 「 全体としてみると, 非常に思う」 と 「やふ思う」 を合わせた肯定回答率 が75%以上を占めた項目 ) 「専門的 7%, 8 ) 「やり がいある仕事」 88. ) 「経済的に安 定」 81.1%, 5 としては, 実習前では, 1 ) 「豊かな人間性 が必要」90,0%の5項目で ) 「自己研修 が必要」86,7%, 11 知識が必要」77,4%, 9 ) は減少した が, 他の4項目はさらに増率し, 新たに2) 「勤務 はきつく重 あっ た, 実習後では, 1 ) 「一般労働者と異なる」 の2項目 がこれ に加わっ た, 労働」 , 12 0,0%→ ) 「豊かな人間性 が必要」 9 実習前後とも大部分の実習生が抱いている教師・教職観は, 11. 7%→93,0%である, ) 「やりがいある仕事」88, 7%→93,7%, 5 ) 「自己研修 が必要」86. 96, 0%, 9 ことによっ が 実習を体験する 1 ) と9) は実習前も肯 定回答率は高い , 特に, 図2に示すように, 1 てさらに高まる意識と言える, ) 「教師の社会的地位は高い」と3) 「教師 一方, 実習前後とも肯定回答率の低い項目と して は, 4 は社会的に尊敬されている」 の2つ が挙げられる, この項目の実習後の肯 定回答率は, 実習前に比 べてほとん ど変化はみられなかった, 教師の社会的地位や社会的尊敬度について は, それほ ど高く 評価しておらず, また, 実習体験によっ ても変容のみられない教師・教職意識 と言える, ) 「経済的に安 定」 を除いたす べての項目に, 小・中・幼の3者 校種別にみると, 実習前では, 1 115.

(15) . 川 上 幸 三. 表1 4 教師・教職観 (全体) 項. 目. 非常こ思う. N=3 01. やや思う. 普. 通. 1) 教職は経済的な安 前 119(39,5) 125(41.5). 40(13,3) 74(24.6) 130(43.2) 84(27.9) 2) 教師の勤務はきつ 前 71(23,6) 132(43.8) 71(23.6) 後 141(46.8) 114( く重労働 37,9) 36(12.0) 3) 教師は社会的に尊 前 21(7.0) 98(32.6) 127(42.2) 敬され て いる 後 21(7,o) 108(35.9 ) 122(40.5 ) 4) 教師の社会的地位 前 16(5.3) 57(19.0) 158(52.5) は高 い 後 12(4.0) 67( 22.3) 167(55.5) 5) 教師は人間育成の 前 188(62,5) 79(26,2) 29(9.6) やりがいあ る仕事 後 198(65.8) 82(27,2) 16(5 3) . 6) 教師 は子 どもの手 前 68(22.6) 140(46.5) 48(16 0) . 本と なるべ き 後 84(27.9 ) 129(42.9) 56(18.6) 定 した職業. 後. 7) 教師は学校の仕事 前. 47(15.6 ) 63(20.9 ) 8) 教師は高度な専門 前 90(29.9) 後 130(43.2 的知識が必要 ) 9) 教師は常に自己研 前 130(43.2) 修が必要 後 200( 66.5) 1 ) 教職は精神的満足 前 48(15.9) 0 の得 られる仕事 後 93(30.9) 第 一 に考 えるべき. 後. 1 1 ) 教師は豊かな人間 前 196(65.1) 性が要求さ れる. 1 2 ) 教職は一般労働者 と異な る職業. 後 225(74.8) 前 74( 24.6) 後 120(39.9 ). 125(41,5) 124(41.2) 143(47.5 ). 115(38,2 ) 131(43.5) 82(27.2 ). 91( 30.2) 94(31,2). 49(16.3) 37( 12,3 ) 33(11.0). 19(6.3 ) 102( 33.9) 102(33.9) 104( 34,6) 78(25.9 ) 75(24.9) 26(8.7) 64( 21.3) 8(2.6) 128(42.5 ) 50(16,6) 111(36.9) 43(14.3). 有意差検定 ***0,1%有意水準 **1%有意水準 *5%有意水準. 患 繋 ご 17(5.7 ) 11(0.7). 2 (8 ) 5 3 ・ 10(3.3) 50(16.6). 45( 15,0) 63(20,9). 48(15,9 ) 5(1.7 ). 3(1.0 ) 41(13.6 ) 28(9.3 ). 35(11.7 ) 15(5,0) 18(6,0 ) 17(5.6 ). ) 7 (2 3 ・ 0(. 0). 4 ( 1 ) 6 5 3 ・ 22(7.3 ). 4 (1 3 ) ‐. ) 4(1.3 39(13.0). 20(6.6). 全く思わ. 有意差. ない. 検. 0( 0) 2(0.7). 0 8 ≦ ・溺. 定. *. 榊. 5(1.6 ) 5(1.6) 7(2,3) , 7(2.3) 0( 0 ) 2(0.7 ) 4(1,3) 4(1.3). 3(1.0) 5(1.7) 1(0.3) 2(0,7 ). 8 ≦8 ≧. .. 滋鱒. * *. 織 榊. ≦8 8 ヨ ** 10(3 ) ・ .3 7(2.3). ュ **. 間に有意差はみられなかっ た. しかし, 実習後 では 小・中学校間 には差異はみられ なかったもの , ) 「やりがいある仕事」 「 の, 5 ) 「学校の仕事第一」 ,7 , 11) 豊かな人間性が必要」の3項目に, 小学 校 は幼稚園より賛意を示す率は有意 に高かった, . 次に, 実習前後 間に有意差がみられた項目は, 中 学校は2) と9) 幼稚園は 1 ) と2 ) であるが ) ) ) 0 ) ) )と , , 小学校では1) ,2 ,8 ,9 ,1 , 11 , 12 1 2項目中7項目を 占めたことから, 小学校実習生 は 幼・中学校 に比べて教師・教職観 に大きな変 , 容がみられたと言える. 男女別にみると, 実習前 では, 1 ) ) ) ) の4項目に, 女子の方が男子より肯定回答率が ,2 ,9 , 11 有意に高かっ た. しかし, 実習後で有意差がみられたのは 1 「 , )・ 経済的 に安定」 のみであった, 実 習前後とも, 教職は経済的 に安定した職業である という意識は女子の方が強いようである 次に , , , 実習前後間の変化で男女とも有意差 のみられたものは 1 ) 2 ) 9 ) 1 0 ) の4項目 男子だけにみ , , , , , られたものとして11 ) )であっ た, 実習前後間 の変容には男女に , 女子だけにみられたものとして12 大きな違いはみられなかった, 教職志望度別では, 実習前後とも, 志望度強群 に教師・教職観に賛意を示す割合が有意に高か っ たものとして, 5 ) 「やり がいある仕事」 と7 ) 「学校の仕事第一」 が挙げられる, やはり 志望度が ,. 116.

(16) . 教育実習生の教職意識の変容に関する研究. 表15 教師・教職観 (性別、 実習校種別、 教職志望度別) 口 質. 目. 〆. 性 5 段階 ” 女子 男. 検定. 別 轟. 子. 」**- 」**」. 54. 有 前後 意の 男 差検定 女 爪. 実 饗 校 種 “ 後 前中 幼 小 中. 前 右後 の 意差検定 幼 小 中 幼. 一*「. 掘志 望 度 後 別. 欄辞 強群 欝前 馬 m 灯 巽 2 7 81&. 3 21 検定. 」*-. 検 定 5 4 32. 跳 蹄継組起. 1 妬 2澄 2 4 6 3 5 れ 1 53 み 9 8 1 0 =. 蛸 師 。 一. 検定. 1. **. ー. 一 ー. 検 定. .*. 検定. =. 」」 」 ÷÷ 」***一L***J L***÷ 11 ÷*** I 1撚 * ** 強 姐 1 32 39 鉱9 64 2 34 2 12 6 韻 山5 0 1 嵐5 91 , 0 o9 0. 甲 } 州 叫 …- 」 .. m 瓶 乱蕊 m識 識娠 硯札 姐総 盟 6 且 且 m 2 . L & z. 5 4 3 2 1 … 検定. 」“ ー. 」*ー. 」ー. 検 定. 」*ー. 」ー. 検定 有意差検定 5段階評定. 解 距 銀 捌 砧 一. ー ≧「 *. ,. 5 4 3 2 1 検定. 検定. *コ. . 09 6 1 8 6 55 3 7 = 1 31. 5 2 1 4 6 2 33. 1 検定. 前 後 差の 中 有意 検定 弱. 樽 鮮強. に準 *5%有意水準 ***0.1%有意 、水準 **1%有意フ 2:あまり思わなし・ 3:普通 4;やや思う 5;非常に思う. 」 」” -. 鴻. }. 全く思わない. 数値は%. 117.

(17) . 川 上 幸 三. 非常に 思 う 5. I) 教 師 は経 済 的 に安 定. した職業 2) 教師の勤務はきつく 重労働 3) 教師は社会的に尊敬. 1. 1. 普 通. や や 思 う 4 1. 「十一一・. 1. 一. 3 1. あまり 宝 〈 思わない 恩オ っない 1. 2 f. ‘. 1 1. されている. 4) 教師の社会的地位は 局い. 5) 教師は人間育成のや りがいある仕事 6) 教師は子どもの手本 となるべき 7) 教師は学校の仕事を 第一に考えるべき 8) 教師は高度な専門的 知識が必要 9) 教師は常に自己研修 が必要 10) 教師は精神的満足が 得られる仕事 1 1) 教師は豊かな人間性 が要求される 1 2) 教師は一般労働者と 異なる職業 実習前 ←…“・ ‐ ‐ ‐÷◇ 実習後 0. 図2 教師・教職観の実習前後の変化 高い者 は, 教職をやりがいある仕事, 教師は学校 の仕事を第一優先 にすべ きである という意識を , 「 強く持っ ていると言える. 一方, 実習後の志望度 弱群は 3 , ) 社会的 に尊敬されている」と4) 「社 会的地位は高い」 の否定回答率 は, 強・中群に比べて有意 に高いことから 教職 に就く意思の弱い , 者 は, 教師の社会的地位 や社会的尊敬度も低く評価 していることがわ かる. 実習前後間の変化で3群とも有意差がみられたのは, 2 ) 「勤務はきつく重労働」 と9 ) 「常に自己 研修が必要」 であ っ た, 総体的に, 志望度が強い群ほど教 師・教職観 に肯定回答を示す者の割合が有意 に高い傾向にある ことがわかっ た, このことは, 教師・教職観をよ りポ ジティ ブの方向に変容させていくため には , 将来, どうしても教職に就きたいという強い意思をもっ て教育実習に入ることが最も大切であるこ とを示唆している,. IV. 要. 約. 本研究は, 教育実習に伴う教職意識の現状と変容を明 らかにするために 北海道教育大学函館分 , 校 の昭和6 2年度の一般教育実習生 (幼・小・中)301名を対象に 教職意識 教職適性意識 児童・ , , , 生徒観, 教師・教職観 について, 実習前と後 に同一の質問紙調査を実施した その結果は次のよう . に要約される,. 118.

(18) . 教育実習生の教職意識の変容に関する研究. 〈教職志望意識〉. 1) 「どうしても教職に就きたい」とする者は, 実習を体験することにより有意な増加を示 し, より 強く教職を志望する方向に意識の変容がみられた,. 校種別では小学校に, 性別では男子に好転傾向がみられた. 3%, 上 2) 実習前後の 教職志望状況の変化を3群に分けてみると, 志望不変群65,1%, 下降群10, 昇群24,6%であり, 約1/4は教職志望意識 が好転している, <教職志望・未志望の理由〉. 3) 教職志望の主な理由としては, 実習前後とも 「やり がいある仕事」 と 「子どもが好き」 を挙げ ており, 両者とも実習後は顕著な増加を示した, 「 4)教職志望未 定及び未志望の主な理由としては, 「他の職業に興味」 , 指導能力の欠如」 を挙 げて い る,. ・. <教職適性意識>. 5) 教職適性感に実習前後間の有意差はみられず, 教育実習 は, 教職適性意識を高め ることはあま り期待できないようである. 校種別では, 小・中学校に教職適性意識の高揚 がみられた が, 幼稚園は逆に低下傾向を示した. 性別では顕著な違いはみられなかっ た, 6)実習前後の教職適性意識の変化を3群に分 けてみると, 適性感不変群は71,4%, 下降群11,3%, 上昇群1 7.3%であり, 全体として教職適性感に大きな変化はみられなかっ た, 7) 教職適性感と教職志望度との間には実習前後とも有意な関連 がみられ, 教職適性感の高い者ほ ど教職志望度は高かった, <教職適性・不適性の理由〉. 8) 教職適性の主な理 由としては, 実習前後とも 「子どもが好き」 が最も高率を占め, 特に, 実習 後では3/4がこの理由を挙 げている, 実習生によっ て, 子 どもを好きになること が教職適性の第. 一条件と考えている. 「 9) 教職不適性の主な理由としては, 「他の職業に興味」 が実習前後とも最も多く, その他, 教師 「 「 らしく ふるまうことを嫌う」 , 性格的に不向き」 を挙げている. , 指導能力の欠如」 〈児童・生徒観〉. 「 「 1 ) 実習生の抱く児童・生徒観は, 「かわいい存在」 0 , , 無限の可能性」 , 甘えん坊で人なつっ こい」 「純真」 「性質は善」 など極めて受 容的である, しかも, これらは実習後にはより受容する方向 , に変化しており, 特に, 「かわいい存在」 と 「甘えん坊で人なつっ こい」 は顕著な変容を示してい る,. 一方, 「自分本位」 で 「うるさく 騒々 しい」 という児童生徒観も もっており, 実習生のもつ児童 生徒観は, 性善的側面と性悪的側面の両面 をもっ ている. 11 ) 校種別では小学校に, 教職志望度別では教職志望度が強い者ほ どより好ましい児童 生徒観の変 容がみられた, 男女間には大きな違いはみ られなかった,. 119.

(19) . 川. 上 幸 三. 〈教師・教職観〉. 「 「 1 2 )実習生は, 「豊かな人 間性が必要」 , 常に自己研修が必要」 , 人間育成のやりがいある仕事」 と いう教師・教職観をもっている, また, 教師の社会的地位や社会的尊敬度 については それほど , 高く評価しておらず, 実習を体験してもほとんど変化はみられなかっ た . 1 6)実習前後 で顕著な変化を示したのは, 「勤務はきつく重労働」 「精神的満足が得 られる」 「経済 , , 的 に安定」 であっ た, 14 ) 校種別では小学校 に, 教職志望度別 では教職志望度強群 に大きな変容がみられたが 男女間に , は大きな違 いはみられなかっ た,. 参考 (引用) 文献 1) 文部省教職員養成課: 教員養成のため の教育実習のあり方 について , 2) 菊地龍三郎, 中原弘之, 山田喜美子:教育実習が学生の教職意識 に及 ぼす効果につい て (第1 報) , 茨城大学教育学部教育研究所紀要, 第10号, 1977 3) 菊地龍三郎, 中原弘之, 安達喜美 子:教育実習が学生の教職意識に及ぼす効果 について (第2 報) 8 , 茨城大学教 育学部教育研究所 紀要, 第11号, 197 4) 佐藤正ほか6名:教育実地研究生の意識の実態と変容 に関する研究 東京学芸大学教育実習研 , 究指導センター紀要, 第1集, 1977 5) 吉良 僕, 佐藤静-, 篠原弘章:教育実 習体験に関する 研究-教師観及 び教職意 識の変化- 熊 , 本大学教育学部 紀要, 1974 付. 記. 稿を終えるに当り, 本研究のため調査 に協力してくれま した本分校 の教育実習生に対して感謝致 し ま す,. ・. (本 学 教 授. 120. 函 館 分 校).

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参照

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