2020年度活動報告 CJP授業 : レギュラー1A
著者
蔭山 拓, 手科 美保
雑誌名
関西学院大学日本語教育センター紀要
号
10
ページ
24-25
発行年
2021-03-31
URL
http://hdl.handle.net/10236/00029327
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-2020 年度活動報告 CJP 授業:レギュラー1A
蔭山 拓(関西学院大学日本語教育センター) 手科 美保(関西学院大学日本語教育センター)1.クラス概要
今学期は、開講前から続く新型コロナ感染症の拡大を受け、方針の決定ならびに準 備のために開講が約2週間遅れ(休講扱い)、実際の授業回数は例年より2回少ない通 算 12 回となった。また、全学・全期を通じてオンラインでの開講となり、シラバスお よびスケジュールについては一部変更し、実際の授業活動についても通信状況や学生 の理解などさまざまな変化に対応しながら実施した。本クラスは、日本語初級学習者 が対象1で、週2コマである。クラスの目標は、①基本的な表現を使って自分について 話したり相手について質問したりできるようになること、②ひらがなとカタカナが読 めるようになることである。主な教材は『NEJ』(くろしお出版)の VOL.1 で、副教材 としてナラティブ PPT カミシバイ2、ナラティブ QA シート、エッセイ準備シート等を 適宜作成・使用した。2.授業内容
初回は、まず今学期はzoom を使った同時双方向型授業となる旨を説明し、授業のため の環境や通信状況の確認を行った。また、シラバスとスケジュールの変更3についても説明 した。授業は、基本的に2コマで1ユニット進むこととし、1コマ目でナラティブの理解 と朗唱練習を、2コマ目でナラティブの朗唱クイズとエッセイ準備活動を行った。そして、 さらに次の回にエッセイのフィードバックと読み聞かせ合い活動を行った。中間試験には 試験範囲のナラティブ朗唱とエッセイの発表(暗唱)を、期末試験には複数エッセイの合 併版の発表を課した。 オンライン化に伴う対応として、今学期は宿題の提出に LUNA を活用し、手書きを写 真に撮って事前提出とした。また、音読試験の際に以前は紙を見ながら実施していたと ころを、共有画面を見ながら実施に変更した。さらに、エッセイの読み聞かせ合い活動が 他の学生とできないため、教員との QA 活動に切り替えるなどの点を工夫した。 1 今期の受講学生数は1 名。 2 NEJ のナラティブに対応したイラストを使って、ナラティブの内容を象徴するように作成された一連 のPPT スライド。(西口光一, 2015,『対話原理と第二言語の習得と教育』p.110-111) 3 例年、ユニット10 まで学習するところを、今期はユニット 9 まで(ユニット 7 は省略)とした。25