• 検索結果がありません。

2020年度活動報告 CJP授業 : レギュラー1A

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "2020年度活動報告 CJP授業 : レギュラー1A"

Copied!
3
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

2020年度活動報告 CJP授業 : レギュラー1A

著者

蔭山 拓, 手科 美保

雑誌名

関西学院大学日本語教育センター紀要

10

ページ

24-25

発行年

2021-03-31

URL

http://hdl.handle.net/10236/00029327

(2)

24

-2020 年度活動報告 CJP 授業:レギュラー1A

蔭山 拓(関西学院大学日本語教育センター) 手科 美保(関西学院大学日本語教育センター)

1.クラス概要

今学期は、開講前から続く新型コロナ感染症の拡大を受け、方針の決定ならびに準 備のために開講が約2週間遅れ(休講扱い)、実際の授業回数は例年より2回少ない通 算 12 回となった。また、全学・全期を通じてオンラインでの開講となり、シラバスお よびスケジュールについては一部変更し、実際の授業活動についても通信状況や学生 の理解などさまざまな変化に対応しながら実施した。本クラスは、日本語初級学習者 が対象1で、週2コマである。クラスの目標は、①基本的な表現を使って自分について 話したり相手について質問したりできるようになること、②ひらがなとカタカナが読 めるようになることである。主な教材は『NEJ』(くろしお出版)の VOL.1 で、副教材 としてナラティブ PPT カミシバイ2、ナラティブ QA シート、エッセイ準備シート等を 適宜作成・使用した。

2.授業内容

初回は、まず今学期はzoom を使った同時双方向型授業となる旨を説明し、授業のため の環境や通信状況の確認を行った。また、シラバスとスケジュールの変更3についても説明 した。授業は、基本的に2コマで1ユニット進むこととし、1コマ目でナラティブの理解 と朗唱練習を、2コマ目でナラティブの朗唱クイズとエッセイ準備活動を行った。そして、 さらに次の回にエッセイのフィードバックと読み聞かせ合い活動を行った。中間試験には 試験範囲のナラティブ朗唱とエッセイの発表(暗唱)を、期末試験には複数エッセイの合 併版の発表を課した。 オンライン化に伴う対応として、今学期は宿題の提出に LUNA を活用し、手書きを写 真に撮って事前提出とした。また、音読試験の際に以前は紙を見ながら実施していたと ころを、共有画面を見ながら実施に変更した。さらに、エッセイの読み聞かせ合い活動が 他の学生とできないため、教員との QA 活動に切り替えるなどの点を工夫した。 1 今期の受講学生数は1 名。 2 NEJ のナラティブに対応したイラストを使って、ナラティブの内容を象徴するように作成された一連PPT スライド。(西口光一, 2015,『対話原理と第二言語の習得と教育』p.110-111) 3 例年、ユニット10 まで学習するところを、今期はユニット 9 まで(ユニット 7 は省略)とした。

(3)

25

-3.成果と今後の課題

受講者数が少なかったため、学生のペースに合わせて練習時間を決めることができ た。エッセイの準備でも手とり足とり丁寧に指導でき、総じて学生の理解・技量に合 わせて授業を進めることができた。また、学生も必要なときに遠慮することなく質問 をできているように感じた。 一方で、オンライン授業で困難だった点としては、かな表記の指導においては、見 せるにしても書かせるにしても直すにしても手書きの指導ができないことが障害とな り、結果としてひらがなの習得にかなり時間がかかった4。また、受講学生が1名だっ たため、切磋琢磨できるクラスメイトがいればもっとよい結果になったのではないか と感じることもあった5 他方、今後の課題として、今期は受講学生が1名だったために上手く対応できたこ とも多かった点を考えると、受講学生が多くなった場合の対処方法も考えて置く必要 があると思われる。また、オンライン上での表記指導の方法6についても何らかの工夫 が求められる。一方で、学期末アンケートの結果は、学習者の満足度は概ね高かったが、 1回当たりの「授業内容の量」「宿題の量」では「やや多い」との回答となっていた。オン ライン授業の場合に、受講学生の人数に応じて、学習進度や課題をどのように調整しサポ ートしていけるか再検討が必要である。 4 この点については、学生が、他の授業もすべてオンラインで行われ、疲れていることを理由に挙げてい たので配慮が必要であるとの判断から、中間試験以降もしばらくPPT にローマ字を併記した。 5 例えば、中間試験の朗唱。 6 例えば、ペンなどの手書きツールを使った方法など。

参照

関連したドキュメント

1991 年 10 月  桃山学院大学経営学部専任講師 1997 年  4 月  桃山学院大学経営学部助教授 2003 年  4 月  桃山学院大学経営学部教授(〜現在) 2008 年  4

本人が作成してください。なお、記載内容は指定の枠内に必ず収めてください。ま

学識経験者 品川 明 (しながわ あきら) 学習院女子大学 環境教育センター 教授 学識経験者 柳井 重人 (やない しげと) 千葉大学大学院

一高 龍司 主な担当科目 現 職 税法.

関谷 直也 東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター准教授 小宮山 庄一 危機管理室⻑. 岩田 直子

司会 森本 郁代(関西学院大学法学部教授/手話言語研究センター副長). 第二部「手話言語に楽しく触れ合ってみましょう」

第4版 2019 年4月改訂 関西学院大学

本稿筆頭著者の市川が前年度に引き続き JATIS2014-15の担当教員となったのは、前年度日本