• 検索結果がありません。

第 Ⅳ 次は can can t という英語表現を用い やジェスチャー等を使って 人前で自己 紹介 ( ショー アンド テル ) をする 自分の思いや考えをみんなの前で わかりやすく伝 えることを苦手とする児童は多い しかし これまでに何度となく親しんできた英語表現を用い 発表のパターンを決めること

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "第 Ⅳ 次は can can t という英語表現を用い やジェスチャー等を使って 人前で自己 紹介 ( ショー アンド テル ) をする 自分の思いや考えをみんなの前で わかりやすく伝 えることを苦手とする児童は多い しかし これまでに何度となく親しんできた英語表現を用い 発表のパターンを決めること"

Copied!
8
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

4.指導にあたって

本単元は、“can”をテーマとする。一人一人はいろいろな面で違っている。人によってで

きることもあれば、できないこともある。また、人によって「できる・できない」を判断す

るのに、客観的・主観的の両面が考えられる。例えば、“Can you play baseball?”という質

問に対して、体育で尐しやったから「できる」と答える児童もいれば、あまりうまくできな いから、「できない」と答える児童もいる。このような感覚の違いを認め合うことができるよ うにしたい。 児童にとっては自分が得意としていることを友達から言ってもらうことは、自己肯定感を育 てるきっかけになる。また、いろいろなやりとりをする中で、クラスの友達の意外な一面を 知ったり、自分との違いや共通点に気付いたりすることがある。新たな視点で友達を見るこ とで、さらにコミュニケーションが深まると考える。 コミュニケーションの基本は、まず相手の話をしっかり聞くこと(聞こうとすること)であ る。外国語活動でも、聞き返し、あいづち、ジェスチャー、表情などを大切にしながら、単 に質問に答えるだけでなく、相手とのやりとりも楽しめるようにしたい。 第Ⅰ次では、“can”を使った英語表現に慣れ親しむ活動を行う。指導者が得意なことと苦 手なことをジェスチャーや表情で表現し、類推できるようにする。また、児童が得意として いること(スポーツ・遊び・楽器演奏等)の英語は、児童の実態に応じたものを選ぶように する。そして、聞き取りや発話のゲームを通じて、動作の英語に慣れ親しむようにする。さ

らに、“I can swim.”のチャンツを取り上げる。このチャンツは、“can”を使ったペンギン

と鳥のやりとりをジャズのリズムで表現してあり、何度も繰り返すことで自然に英語の発音 やリズムを身につけることができる。このように、変化のある繰り返しによって、楽しみな がら英語に慣れ親しむようにする。 第Ⅱ次では、前時で取り上げた英語表現の中で、どんなことができるか友達に尋ねたり、答 えたりする活動を行う。このような活動を通して、友達とのコミュニケーションを楽しみな がら、“can”を使った英語表現に慣れ親しむようにしたい。 第Ⅲ次(本時)は、友達が一番得意なことを推測して、お互い尋ねたり、答えたりする活動 を行う。まず前時に各自が自分の一番得意なことを絵カードに描いておく。本時のはじめに その絵カードを黒板に掲示し、クラスの友達の得意なことは何か、発音しながら確認してい く。ゲームでは、英語表現が多尐わからなくても、相手の意図する内容を理解しようとしっ かり聞いたり、自分の意図する内容を相手になんとかして伝えようとしたりする「伝え合う 力」を大切にしたい。また、相手に効果的に伝えるために、顔の表情、アイコンタクト、ジェ スチャー等も使いながら、声の大きさを考え、状況に応じたコミュニケーションが図れるよ うにしたい。

6年 外国語活動実践事例

1.単 元

できることを紹介しよう ~I can swim.~

(文部科学省 英語ノート2)

2.指導時期

6月

3.目 標

○ 「できること」を尋ねたり、「できること」や「できないこと」を話したり しながら、英語の音声やリズムに慣れ親しむ。 ○ どのようなことができるのか友達に尋ねたり、答えたりする活動を通して、 コミュニケーションを図る楽しさを体験する。

(2)

第Ⅳ次は、“can” “can’t”という英語表現を用い、絵やジェスチャー等を使って、人前で自己 紹介(ショー・アンド・テル)をする。自分の思いや考えをみんなの前で、わかりやすく伝 えることを苦手とする児童は多い。しかし、これまでに何度となく親しんできた英語表現を 用い、発表のパターンを決めることで、どの児童も楽しんで取り組めると考える。聞き手を 意識した自分らしい発表をすることは、他の教科の発表でも生かしていけると考える。

5.学習指導計画(全4時間)

次 時 学習活動(活動のねらい等) 指導上の留意点 Ⅰ 1 1.指導者のジェスチャーを見 て、can、can’t の意味を類 推する。

2.“I can swim.”チャンツをす る。 3.動作の英語を繰り返し発音 する。 4.キーワードゲームをする。 (動作の英語の習熟) ・児童が得意なことをジェス チャーで示し、他の児童が 英語で当てる。 ○ジェスチャーや表情をはっきり示して can、 can’t の意味を理解させる。 ○ゲームを通して動作の英語表現に慣れるように する。

この単元で重視した表現

I can ~. Can you ~? Yes, I can. / No, I can’t.

この単元での基本語彙

can, play, make, sing, ride, swim

この単元で重視した言語活動

○ どんなことができるか友達に尋ねたり、答えたりする活動 を通して、コミュニケーションを図る楽しさを体験する。 ○ 「できること」を尋ねたり、自分の「できること」や「で きないこと」を言ったりしながら、英語の音声やリズムに 慣れ親しむ。 ○ ショー・アンド・テルのやり方を知り、多様な発表のあり 方があることに気付く。 自分の得意なことを発表しよう。 ※動作の英語

dance /ski /sing /play baseball /play soccer /play dodge ball /play table tennis /do karate /play the piano /play the recorder /cook curry and rice /ride a unicycle /play kendama /jump rope

(3)

5.伝言ゲームをする。 (can を使った表現の習熟) ・グループの一人だけに一定 の言葉を伝え、その言葉を 順次、次の人(一人だけ) に伝えていき、最後の者が 伝えられた言葉を発表す る。 6.振り返りをする。 ○ゲームを通して can を使った英語表現に慣れる ようにする。 Ⅱ

2 1.“I can swim.”のチャンツを

する。 2.インタビューをする。 3.自分が一番得意なことを絵 カードに描く。 4.振り返りをする。 ○先に、ペアの相手のできることを推測してから、 質問させる。 ○英語表現を使って、友達とのコミュニケーション 活動を楽しむようにする。 ○次時にその絵カードを使ってゲームをするので 周りにわからないように描く。 Ⅲ 3 ) 本 時 (

1.“I can swim.”のチャンツを する。

*伝言ゲーム Can you swim? Yes, I can. 下線部の単語は、任意に入れ替えて行う。 【ワークシート③】 「ふり返りカード」 友達にインタビューをしよう。 【ワークシート①】 「友だちにたずねてみよう」 ・ワークシートに書いてある言葉を使って、友達に できるかどうか尋ねてみましょう。なるべく、相 手ができそうなことを選んで質問しましょう。 【ワークシート③】 「ふり返りカード」 *インタビュー Can you ~?

Yes, I can. /No, I can’t.

(4)

2.前時に描いた絵カードを掲 示し、発音を確認する。 3.ゲーム「友だちのことをもっ と知ろう!」 4.振り返りをする。 ○新しく出てきた動作の英語を知る。 ○友達が得意なことを推測して、お互い尋ねたり、 答えたりするようにする。 ○TT指導、または担任がPuppet を使って指導し てもよい。 Puppet:操り人形 指人形 ★今日頑張ったこと・発見したことを振り返らせ、 自分のこれからの課題を見付けさせる。 Ⅳ

4 1.“I can swim.”のチャンツを

する。 2.ショー・アンド・テルの手 法を知る。*話型参照 3.グループごとに発表会の練 習をする。 4.発表会をする。 5.振り返りをする。 ○絵カードを持ち、ジェスチャーをする。 ○自分ができることを発表したり、友達の発表を理 解したりできるようにする。 【ワークシート②】 「友だちのことをもっと知 ろう」 ※動作の英語

play basketball /play tennis /play badminton /draw fish /do gymnastic /play video games /do soroban /do calligraphy /etc.

*話型

Hello.(Hello.) My name is ~.

I can ~.I can ~.But I can’t ~(very well). Thank you. (拍手) 【ワークシート③】 「ふり返りカード」 できること、できないことを発表しよう! 【ワークシート③】 「ふり返りカード」

(5)

6.本時の展開(3/4)

使用するワークシート

【ワークシート③】

学習活動(活動のねらい等) 指導上の留意 1.はじめのあいさつをす る。 ○あいさつを英語ですることにより、活動への意欲 をもつことができるようにする。 ★自分の気持ち・天気・曜日・月日を英語で表現し ている。

2.“I can swim.”チャンツを 歌う。 ○児童を小鳥とペンギンのパートに分けたり、みん なで歌ったりしながら、リズムに合わせてチャン ツができるようにする。 ★英語の音声やリズムの特徴を感じ取り、楽しく 歌っている。 3.前時に描いた各自の絵 カード(名前抜き)を 掲示し、発音を確認す る。 ○友達の得意な動作の発音を確認していき、新しく 出てきた動作の英語を知る。 ○基本表現をリズムに合わせて確認する。

T:Stand up ,please. Good afternoon, everyone. P:Good afternoon.

T:How are you?

P:I’m good.(sleepy, happy, great…) And you? T:I’m (happy). How is the weather today? P:It’s sunny.

T:What day is it today? P:It’s Wednesday. T:What’s the date today? P:It’s June 11th.(例)

T:Sit down, please.

自分の気持ちを 英語で表現し、 相手のことも尋 ね る よ う に す る。 相手にわかりや すく伝えるため に、ジェスチャー や表情を入れな がらチャンツが できるように助 言する。

【“I can swim.”チャンツ】

Penguin. Penguin. Can you sing?

No, I can’t.

Can you fly?

No, I can’t.

What can you do?

I can swim. I can swim. I can swim very well.

swim / sing / play soccer / play baseball /

play basketball / play dodge ball / play badminton / jump rope / play video game / play the piano/ play the recorder / read / do soroban

Can you ~?

(6)

4.ゲーム「友達のことを もっと知ろう」をする。 ルール ①ペアを作り、黒板に貼っ てある絵カードを参考 にして、“Can you ? ” と質問する。 ②質問されたことができ る場合は、“Yes, I can.“と 答えて、自分の名前を書 いたシールを質問者の ワークシートに貼る。 ※あらかじめシールに 名前を書かせておく。 ④質問者は、ワークシート に相手の得意なことを 書く。 ⑤質問されたことができ ない場合は、“No, I can’t. Try again.“と言って質 問者を励ます。 ⑥質問者は、相手(解答者) の得意なことがわから な く て 困 っ た 場 合 、 “Hint,please.“と言って ジェスチャーのヒント をもらう。 5.本時の活動を振り返る。 6.終わりのあいさつをす る。 ○教師がデモンストレーションをして、ゲームをイ メージできるようにする。 ○担任が一人の場合は、他教師とTT指導にする か、Puppet を使って指導してもよい。 Puppet:操り人形、指人形 ○できるだけ多くの友達との会話を楽しむ。 ○みんなの得意なことを順に確認していく。自分が 得意としていることをみんなの前で言い、拍手を してお互いに認め合うことで、自己肯定感を育て るようにする。 ○振り返りカードを記入し、自分や友達の頑張りに ついて発見し合う。 ○児童の態度や英語活動についてよかったところ を具体的に挙げることで、児童の次時への意欲を 高める。 ★友達に対する新しい気付きや自分の成長につい て振り返りをしている。 ★大きな声で元気にあいさつしている。 相手の話が聞き 取りにくいとき は 、Pardon? と 言って、聞き返す ようにする。 T1/T2: Hello.

T1:Can you play table tennis ? T2:No, I can’t. Try again.

T1:OK! Can you cook curry and rice ? T2:Yes, I can. Here you are.

T1:Thank you. (Switch) T2:Can you play basketball? T1:No, I can’t. Try again. T2:Hint please ! T1:OK! (Gesture)

T2:OK! Can you play tennis? T1:Yes, I can. Here you are. T2:Thank you.

T1/T2:Good bye. See you!

相手にわかりや すく伝えるには、 言葉だけでなく、 ジェスチャーも 効果的であるこ とに気付かせる ようにする。

T:That’s all for today. See you. P:Thank you very much. See you.

相手に効果的に 伝えるために、 顔の表情、アイ コ ン タ ク ト 、 ジェスチャーな どを利用しなが ら、声の大きさ を考えて話すよ うにする。

(7)

板書例

【外-6年 ワークシート①】

友だちのことをもっと知ろう!

児童が自分の得意なことを描いた絵カードを 全て掲示する。 同じ事柄は、まとめて貼る。 インタビューゲームの やりとりを示す。 swim do karate 絵 絵 A/B:Hello.

A:Can you play table tennis ? B:No, I can’t. Try again. A:Hint please ! B:OK! (Gesture)

A:Can you play basketball? B:Yes, I can. Here you are. A:Thank you. (Switch)

A/B:Good bye. See you! play baseball 絵 絵 絵 play basketball

ワークシート活用のポイント

重視した言語活動

○“Can you ~? ”

“Yes, I can./No, I can’t.”

の英語表現を繰り返すだけでは、練習が 単調になりがちである。 このワークシートでは、それぞれの事柄 に対し、得意そうな相手に“Can you ~? ”と質問し、相手の答えを聞いて Yes・No を丸で囲む。 児童が自然に“Can you ~? ”を使いた くなるような工夫をしている。 このように、友達とのコミュニケーショ ンを楽しみながら、“can”を使った英語 表現に慣れ親しむようにする。 ○できる事柄は、児童の実態に応じて差し 替えてもよい。 絵 絵 絵 絵 絵 ★ 友だちが得意かどうか予想をしてから、実際にたずねてみよう。

swim cook ride a unicycle play the piano

答え Yes ・ No 答え Yes ・ No 答え Yes ・ No 答え Yes ・ No

play the recorder play basketball play kendama do karate

答え Yes ・ No 答え Yes ・ No 答え Yes ・ No 答え Yes ・ No 友だちにたずねてみよう ―I can swim.―

6年 組 Name( ) Name Name Name Name Name

Can you ~? Yes, I can. No, I can’t. Name Keiko Name 太郎 Name エリ

(8)

【外-6年 ワークシート②】

【外-6年 ワークシート③】

重視した言語活動

「楽しく活動できたかを評価し、その理由 を書く」 ○自分の思いや、そう思った理由を書き、 ワークシートを基に発表させる。 ○振り返りカードにより個人の実態を把 握し、次の指導に生かすことができる。 ○さらに、その単元または時間ごとに評価 の観点を変えていくことで児童にとっ ても評価のマンネリ化を防ぎ、単元の目 標が明確になる。

重視した言語活動

○このワークシートでは、友達の得意なこ とを推測して“Can you ~? ”を使う。推 測のヒントは、一人一人が描いた絵であ る。“Can you ~? ” “Yes, I can./No, I can’t.”の英語表現を変化のある繰り返 しで慣れ親しませるのがねらいである。 ○絵はあらかじめ児童に描かせておき、黒 板等に掲示して指導する。 シール 友だちの得意なこと シール 友だちの得意なこと シール 友だちの得意なこと シール 友だちの得意なこと シール 友だちの得意なこと シール 友だちの得意なこと 友だちのことをもっと知ろう ―I can swim.―

6年 組 Name( )

黒板の絵をヒントに、友だちが得意だと思うことを聞いてみよう。

Can you ~?

Yes, I can. No, I can’t. Try again.

当たったら、友だちの名前のシール をはってもらおう。 に友だちの得意なことを 書こう。 はずれたら、もう一度チャレンジ! わからなくてこまったら、ジェス チャーのヒントをもらおう。 Hint, please. できるだけたくさんの友だちに得意なことを聞いてみよう。 ゆき ベースボール Eiko テニス ★ 今日の学習をふり返りましょう。 ① 今日の活動は楽しかったですか。 はい まあまあ いいえ ② 友だちや先生の英語を聞き取ることができましたか。 はい まあまあ いいえ ③ 英語やジェスチャー等を使って、自分の思いや考えをうまく相手に 伝えることができましたか。 はい まあまあ いいえ ④ 友だちと協力して活動できましたか。 はい まあまあ いいえ 6 5 テーマ 友だちのことをもっと知ろう!

ふり返りカード ―I can swim.―

6年 組 Name( ) それは、なぜですか? 友だちの得意なことを当てることができたし、自分の得意な ことも当ててもらえたから。 今日がんばったこと・発見したこと・自分のこれからの課題など ・テレビゲームのことを、英語でビデオゲームというのをはじ めて知った。 ・ジェスチャーを使うと、自分の思いがよく伝わると思った。 ・○○さんの発音が、とても上手だった。

参照

関連したドキュメント

現実感のもてる問題場面からスタートし,問題 場面を自らの考えや表現を用いて表し,教師の

「課題を解決し,目標達成のために自分たちで考

これはつまり十進法ではなく、一進法を用いて自然数を表記するということである。とは いえ数が大きくなると見にくくなるので、.. 0, 1,

本番前日、師匠と今回で卒業するリーダーにみん なで手紙を書き、 自分の思いを伝えた。

つまり、p 型の語が p 型の語を修飾するという関係になっている。しかし、p 型の語同士の Merge

 次項では,コミュニティにダイナミズムを生み出すアートプロジェクトとは どういうものか,続いて Play Me, I’m

   遠くに住んでいる、家に入られることに抵抗感があるなどの 療養中の子どもへの直接支援の難しさを、 IT という手段を使えば

本事業を進める中で、