2022年
就職状況調査(文部科学省・厚生労働省)2022年 大学生 の 就職率95.8%!
前年 より 0.2㌽ダウン
2年連続ダウンも落ち幅は小幅に。
理系は2.6㌽ダウンから一転、1.5㌽アップ!
旺文社 教育情報センター 2022年
5
月24
日5月20日、文部科学省と厚生労働省は、2022年4月に就職した大学生・短大生などの就職率を
公表した。4月1日現在、大学生の就職率は95.8%(前年同期比0.2ポイントダウン)、短大生は97.8%(同1.5ポイントアップ)だった。大学の文系・理系別では、文系が2年連続ダウンしたのに対
して、理系は1.5ポイントアップした。文科省・厚労省による本調査は、就職状況などの実態を把握 することで就職に関する問題に対処するため、1996年度から実施されている。◆大学生の就職率、コロナ禍2年目もダウンしたが落ち幅は0.2ポイントに留まる
2022年4月の大学生の就職率は95.8%だった。コロナ禍が突然襲った2021年は、調査開始
以降で過去最高だった前年2020年の98.0%から、落ち幅が過去2番目に大きい2.0ポイント ダウンを記録。今年は、2年連続のダウンとはなったが落ち幅は0.2ポイントに留まった。■大学生の就職率の推移
※文部科学省・厚生労働省「就職状況調査」より作成。
※各年4月1日現在の就職率。[例]2022年は、2021年度 卒業生の2022年4月1日現在の就職率。
※就職率=就職希望者に対する就職者の割合。
◎文部科学省・厚生労働省「大学等卒業者の就職状況調査」の概要
・調査依頼先=設置者・地域を考慮して抽出。
・調査方法=各校で調査対象学生を抽出。電話・面接などで性別、就職希望の有無、就職状況などを調査。
・調査時期=10月1日、12月1日、2月1日、4月1日。
・就職率=就職希望者に対する就職者の割合。
※2021年度(2022年就職者)の調査数
・国立大21校、公立大3校、私立大38校、短大20校、高等専門学校10校、専門学校(専修学校[専門課程])20校。
・対象者数=大学・短大・高専…計
5,690
人、専門学校…560人(短大は女子のみ、高専は男子のみを抽出)。過年度も同様の調査方法・規模で実施。
96.3 96.9 95.7
91.8 91.0
93.6 93.9 94.4 96.7 97.3 97.6 98.0 97.6 98.0 96.0 95.8
60.0 70.0 80.0 90.0 100.0
2007(年) 10 15 20 2022
(%)
(年)
(%)
大学生/就職率
前ページに示した大学生の就職率の推移では、2009年から2010年にかけてのダウンが目 を引く。2008年9月に起きたリーマン・ショックの影響だ。リーマン・ショックは、2009年 就職予定者の内定取り消し問題を引き起こす。景気の悪化は、翌年の就職状況にも強く影響 し、2010年就職率は3.9ポイントダウンし、調査開始以降で過去最大の落ち幅を記録した。
さらに翌年の2011年就職率は、0.8ポイントダウンの91.0%に。これまででもっとも低い就 職率となった。
こうして見ると、リーマン・ショックとコロナ禍では事情は異なるが、今年の就職率は小 幅なダウンに留まったと言えよう。末松文部科学大臣は5月20日の記者会見で、調査結果を 示すとともに、「昨年と概ね同水準ではあるものの、コロナ前の水準には回復していない。
未就職のまま卒業した方がひとりでも多く就職できるように、引き続き学校や自治体等に 取り組みを促していく」とコメントした。
コロナ禍をはじめ先行き不透明な世情ではあるが、来年に向けては、中断していた採用活 動を再開した企業も見られる。学生の卒業後の進路が安定することを願いたい。
なお、今年の就職率、男女別では男子94.6%、女子97.1%(男子=前年2.5ポイントダウン、今 年も0.4ポイントダウン。女子=前年1.3ポイントダウン、今年は0.1ポイントダウンに留まる)。
文系・理系別では文系95.4%、理系97.4%(文系=前年1.8ポイントダウン、今年も0.6ポイント ダウン。理系=前年2.6ポイントダウンから反転、今年は1.5ポイントアップ)。
同時に調査された短大生の就職率は前年より1.5ポイントアップの97.8%、高専生は0.9 ポイントダウンの99.1%、専門学校生は3.5ポイントアップの94.7%だった。
(2022.5 加納)
次ページ以降
・「大学生の就職希望率の推移」
・「大学生[男女別][文系・理系別][エリア別]の就職率の推移」
・「短大生、高専生、専門学校生の就職率の推移」 を掲載。
96.2 96.6 95.3 91.0 90.5
93.3 93.4 94.0
96.5 97.1 97.3 98.2
97.4 97.8
96.0 95.4 96.9 98.5 97.4
95.2
93.1 94.6 96.2 96.4 97.2 98.2 98.7 97.2
98.4 98.5
95.9 97.4
60.0 70.0 80.0 90.0 100.0
2007 10 15 20 2022
(%)
■文系 ●理系 大学生[文系・理系別]
(年)
■大学生[文系・理系別]の
■就職率の推移
96.6 96.6 95.9
92.0 91.1
94.5
93.2 93.8
96.5 96.7 96.9 97.5 97.3 97.5 95.0 94.6 96.0
97.3 95.4
91.5 90.9
92.6 94.7 95.2
96.9 98.0 98.4 98.6 97.8 98.5 97.2 97.1
60.0 70.0 80.0 90.0 100.0
2007 10 15 20 2022
(%)
(年)
■男子 ●女子 大学生[男女別]
■大学生[男女別]の
■就職率の推移
69.2 71.2 70.4 66.8 66.5
68.9 70.3 71.5 72.7 74.0 74.7 75.3 76.0 77.0 76.0 76.1
60.0 70.0 80.0 90.0 100.0
2007(年) 10 15 20 2022
(%)
大学生/就職希望率
■大学生の就職希望率の推移
◎本ページ以降、全グラフとも共通
※文部科学省・厚生労働省「就職状況調査」より作成。
※各年4月1日現在の就職率、就職希望率。例:2022年は、2021年度卒業生の2022年4月1日現在の就職率。
※就職率=就職希望者に対する就職者の割合。
95.4 94.4 91.3
89.3 89.2 90.0
91.4 92.8 95.3 96.8 96.5 97.0 97.2 97.5 97.0 93.4
60.0 70.0 80.0 90.0 100.0
2007(年) 10 15 20 2022
(%)
(年)
(%)
北海道・東北
■大学生[エリア別]の
■就職率の推移
97.8 97.7 96.7
90.6 92.7
95.1 95.8 96.4 96.9 97.9 98.8 98.5 98.1 98.2 95.8 96.7
60.0 70.0 80.0 90.0 100.0
2007(年) 10 15 20 2022
(%)
(年)
(%)
関東
■大学生[エリア別]の
■就職率の推移
(つづき)97.5 98.8 98.9
93.6 89.0
94.9 95.0 95.4 97.3
98.3 97.4 99.5
97.9 99.3 98.3
97.0
60.0 70.0 80.0 90.0 100.0
2007(年) 10 15 20 2022
(%)
(年)
(%)
中部
96.1 97.0 96.8 94.7
91.4
93.0 93.2 93.8
97.1 96.8 97.1 97.4 98.0 98.9 95.8 95.8
60.0 70.0 80.0 90.0 100.0
2007(年) 10 15 20 2022
(%)
(年)
(%)
近畿
93.4 98.1
93.7
91.8 91.5 91.7 93.8
92.8
97.3 96.7 95.5 97.4 97.1 95.5 94.5
92.2
60.0 70.0 80.0 90.0 100.0
2007(年) 10 15 20 2022
(%)
(年)
(%)
中国・四国
93.9 93.4 91.8
88.9 88.2 93.2
90.6 90.8
94.7 96.3 97.6 97.5
95.2 95.3 95.1 96.0
60.0 70.0 80.0 90.0 100.0
2007(年) 10 15 20 2022
(%)
(年)
(%)
九州
■大学生[エリア別]の
■就職率の推移
(つづき)94.3 94.6 94.5
88.4 84.1
89.5 94.7
94.2
95.6 97.4 97.0 99.1 98.6
97.0 96.3 97.8
60.0 70.0 80.0 90.0 100.0
2007(年) 10 15 20 2022
(%)
短大生[女子]
■短大生[女子]の
■就職率の推移
93.8 93.7 91.8 87.4
86.2 93.2 94.1
93.0 94.7 97.0 96.1 94.7 96.6 96.8 91.2
94.7
60.0 70.0 80.0 90.0 100.0
2007(年) 10 15 20 2022
(%)
専門学校生
(専修学校[専門課程])
■専門学校生の
■就職率の推移
98.8 99.6 100.0 99.5 98.7 100.0 99.6 99.1
60.0 70.0 80.0 90.0 100.0
2007(年) 10 15 20 2022
(%)
高等専門学校生
[男子]
※数値を表示していない2013年~2018年、2020年~2021年も100.0%
■高専生[男子]の