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﹁岩波現代文庫﹁岩波現代文庫﹂

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Academic year: 2021

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ガイダイ ビブリオテカ No.198

本誌の表紙に使われた貴重書 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶    2 ライブラリー・スケッチ ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 西村 玲奈    3

研究者と図書館

学生時代と図書館 81 「―原爆マンガを読みふけったころ―」 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 中西久実子    4 佛蘭西書巡覧23 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 平山 弓月  5 世界をみつめて 3 「現代社会と難民問題」 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 荘中 孝之  6 中国のほんの話(58)「『中国を知るために』〜惻隠の情なしには正確な中国認識は得られない〜」 ̶ 蔭山 達弥  7

OFFICE INFORMATION

オフィス・インフォメーション ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶   8〜10 本学図書館のスペシャル・コレクションより  ニッポナリアと対外交渉史料の魅力(32)

  「烈女、畠山勇子を想うハーンとモラエスの話」 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 奥  正敬 11〜12 寄贈図書案内 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶  13 10月のピックアップコーナー「グリム童話」 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 照井菜穂子  14 社会に貢献した本学図書館の貴重書 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶  14 秋の図書館を詠む ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶  15

学外の皆様からのご支援

学生の通学手段(1) 広く愛される自転車 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 安藤 紳次  16

「知られざる世界への挑戦」−学校法人 京都外国語大学 創立65周年記念稀覯書展示会−を拝見して̶ 花田 謙一  17

第54回外大祭開催案内

第54回京都外国語大学外大祭「Re:member」と図書館の学園祭協賛行事 ̶̶̶̶̶̶̶18〜19 図書館運営委員からの寄稿

図書館の徹底活用術⑲

 学習主体形成と学力形成との関連に関する考察 梶田叡一の学力モデルとその構造になぞらえて ̶ 枝元 益祐  20 卒業生からの寄稿

スペイン語圏を知る本(その64) 『フランコと大日本帝国』 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 安田 圭史  21 学生と図書館(For your good memory !)

着物と私(12)「ドレスと私、時々着物」̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 木下 遥香  22 図書館ホームページの魅力 〈27〉〜秋から新しいスタート〜 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 周   燕  23 案内絵ハガキから見た貴重書展示会のイメージ(14)

  「鎖国期をはさんだポルトガル人の日本研究〜日本ポルトガル修好通商条約150周年記念稀覯書展示会〜」 ̶ 櫻井  僚  24 わたしの好きな昔話(14)『松山鏡』 (ちりめん本) ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 松岡  咲  25 図書館《私の使い方》 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 酒井麻耶子   26 図書館利用案内

図書館に関する素朴な疑問コーナー  ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶  27 おこしやす、図書館へ「言語学、はじめの一歩(13)」 ̶̶̶̶̶̶̶ 入学 直哉、藤井 達也  28 マガジンラック(42)「知っていますか? 図書館の雑誌」 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 栄  咲子  29 シリーズパソコン周辺機器  ○26 「レガシーデバイス」 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 宮杉  浩  30

図書館員の文献紹介

名作再読、拾い読み(21)『欲望という名の電車』("A streetcar named Desire") ̶̶ 小澤 文彦  31 日本の歴史 32 『日本語雑記帳』 ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 稲垣 宏行  32 中世文学を彩った人たち(8) 後深草院二条(続4)[扇の女編]〜日記文学『とはずがたり』の作者〜 ̶̶ 岡崎 嘉彦  33 Book Review Corner ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶ 34〜35 ライブラリー・カレンダー  2012(10月〜12月) ̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶̶  36

Contents Contents

Contents GAIDAI BIBLIOTHECA No.198

本誌の表紙に使われた貴重書

 本書は、フランス公使館員のジュール・アダンが咄家(落語家)と寄席について紹介した話を、オスマン・エドワーズ が英語に翻訳して、フランス語版と同年に刊行したものである。

 本書によれば、この本が書かれた明治32年頃には、東京に寄席は243軒あったという。扉絵に寄席の建物が描かれ ており、そこに掲げられた看板には三遊亭圓生、小圓遊といった名跡に混じり「英国人ブラック」とある。著者は本文 中で Mr.B... と紹介するブラックに並々ならぬ関心を抱き、なんとか会おうと奔走したことや、神戸で彼の寄席を聞 いたことなどを述べると共に、人気を博していたブラックを同じ欧米人として誇らしいと称賛しており、この「咄家の 名手」となった流暢な日本語を話すイギリス人の紹介にかなりの頁を割いている。

 他にも寄席には履き物を脱いで入場することや、観客席で入手出来る座布団、煙草盆、お茶、お寿司について、三味 線の音で始まる「中入り」の様子といった寄席の環境を紹介し、前座と真打ち、手妻遣い(手品師)などの出演者のこ とから、一席の観料や出演者の報酬についてまで記している。日本の独特の名詞(例えば下駄、火鉢、中売り、落とし 話など)はそのままローマ字イタリックで記し解説してある点も、著者の日本文化に対する見識の高さが窺える。

                    原寸 19.2×14.6cm   『文明開化期のちりめん本と浮世絵』(2007年本学図書館刊行)より抜粋

Japanese Story-Tellers

Tokyo, 1899

ジュール・アダン著、オスマン・エドワーズ訳『日本の咄家』

ライブラリー・スケッチライブラリー・スケッチ

﹁岩波現代文庫﹁岩波現代文庫﹂

Contents(前頁より続く)

ADAM, Jules

しょうか︒きっと新たな知識を得ることが出来るでしょう︒

西村  

玲奈︵ブラジルポルトガル語学4年次生

よ   せ はなしか

えんしょう こ   えんゆう

て   つまつか

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江口 文子 主な担当科目 現 職 消費者法 弁護士 現代人権論. 太田 健義